アナスタシアの著者であるメグレ氏はすでに杉の実オイルを知っていた㉑




メグレ氏が病床で調べ上げたシベリア杉についての様々な逸話効能ですが、ここにすでにアナスタシアの夢は始まっていたのでしょうね。

2人の老人の願いは叶えられることなく終わったかのように見えましたが、

その過程を踏まえたからこそ、メグレ氏が自分の意思と衝動によって、

それまでの人生で読んできたものを上回る量の書物を読破しながら、

信じられないような不思議なことも実際にあり得るのだ、ということを落とし込んでいったのだと思えますね。

やはり自分の中にわいてくる疑問や好奇心が大事なんだと教えてもらった気がします、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

もちろんその疑問や好奇心をただ受け流すだけでは何も得るものはなく、何も変わらない人生なのでしょうけれど、

ひとたびそのことを自分の納得いくまで探ろうと決めたら、そこからは意図すること以上の発見や変革が得られ、人生が急展開していくのかもしれませんね。

メグレ氏も、まさか自分が再びシベリアのタイガへ赴き、2人の老人のさらに上をいく奇妙さを持った女性に出会うとは、その時は全く考えてもいなかったでしょうね。

シベリア杉についての記述が、はるか昔の書物からも出てきて、さらにメグレ氏の疑問は深まっていくのです。

先祖たちがもっていたさまざまな知識の中の何が今日まで伝えられてきたのか?

何も受け継がれてこなかったのか?

そして、そんなふうに思いめぐらすうち、突然、何年も前のことが記憶の表面に浮かんできて、鳥肌が立ったというのです。

「杉の実」についての妙な取引を打診された

当時はそれほど深く考えていなかったことではあるけれど、今こうしてシベリア杉のことを知っていくうちに、実はあれはかなり核心に触れたところまでいっていたかもしれないと思えてくるのです。

西側大企業の著名な経営者

ペレストロイカ初期の頃、メグレ氏は『シベリア起業家協会』会長を勤めていました。

そのメグレ氏のところにある会議の要請が舞い込んでくるのです。

共産党ノヴォシビルスク地区委員会から、西側大企業の著名な経営者を迎えての会議があるので参加するように。

というものでした。

その人は、自国政府から推薦状を持参しているとのことで、参加者は起業家数人と地区委員会のスタッフでした。

西側の著名な経営者というその人は、

  • 頑強そうな
  • 見るからに東洋人的
  • 個性的で独特の雰囲気
  • 頭にターバンを巻き
  • 指には高価な指輪をいくつもはめている

といった風貌のいかにもな容姿だったのですが、会議はいつものようにさまざまな分野での協力関係を模索する話し合いが軸となっていました。

そんなとき、その人が発する言葉と態度にメグレ氏は違和感を覚えたのを思い出したのです。

「われわれはあなた方から杉の実を購入することを考えている」

この言葉自体は、経営者ならではの交渉というか提案のようなもので、特におかしなことでもないのですが、その人がこの言葉を言った瞬間、明らかに緊張を隠せない様子になったといいます。

そこにいた起業家たちに鋭い視線を走らせながら、反応を観察していた。

なぜそんなふうに態度が変わったのかがメグレ氏にとっては不思議だったので、その時のことをよく憶えていたのです。

杉の実を手配する内密な仕事

公式の会議が終わった時、その西側の客人はロシア人の通訳を連れてメグレ氏のところにやってきたのです。

話の内容は、

「新鮮な杉の実を自分のところに手配する仕事を内密に依頼したい」

ということでした。

具体的には、

  • 杉の実はトルコに送ってほしい
  • 彼らはそこで何かのオイルを製造している
  • 公の価格に加えてかなりのパーセンテージの金額をメグレ氏個人に支払う

というちょっと変わったものでした。

その時は「少し考えさせてほしい」と答えたメグレ氏でしたが、彼らが作っているというオイルが何なのか探ることにしたのです。

唯一無二の杉の実オイル

シベリアに住んでいるメグレ氏も知らなかった「杉の実のオイル」、その実態は意外にも容易に突きとめられたのです。

杉の実のオイルの価値

世界基準であるロンドン市場で、杉の実のオイルは1キログラムあたり500ドルもすることがわかったのです。

そして、メグレ氏が受けた取引の提案は、杉の実1キログラムに対して、2〜3ドルという対価であったのです。

これは商売人としては黙っているわけにはいきませんね。

杉の実のオイルの効能がどうというより、まずはそのオイルを自ら直接販売したくなるのが経営者というものですよね。

メグレ氏はワルシャワにいる知人の起業家にお願いをしました。

  • 杉の実オイルを直接顧客に販売する方法はないか
  • オイルを抽出する技術を見つけられないか

この点を調査してもらうことにしたのです。

1ヶ月後にきた回答は、思いがけないものでした。

「この問題については忘れた方がいい」

知人の起業家から来た回答はこういうものでした。

「解決策は見つからなかった。

抽出技術にもアクセスできない

それにこの問題については、西側諸国ですでに大きな関心を持った集団が動いているので、忘れた方がよさそうだ」

アクセスできないとは、完全に裏で大きな組織が操作していると思えますね。しかし、メグレ氏はあきらめません。この頑固さというか一途さが『アナスタシア』に通じたのかもしれません。

さらに、メグレ氏は、古くからの友人で、『ノヴォシビルスク消費者協同研究所』の研究者を訪ね、研究費を払って自ら購入した杉の実での研究を依頼したのです。

その結果、ついに、

研究室の実験室で、杉の実のオイル約100キログラムが抽出されたのです!

オイルが抽出されたこともすごいことなんですが、メグレ氏が雇った研究者たちはさらに新たな事実を突きとめるのです。

西側諸国の謎の集団

シベリア杉や、杉の実オイルについて書かれた記録文書を探っていく中で、それまで知り得なかった事実がいろいろと浮き彫りになってきたのです。

やはり杉の実のオイルは商売に利用されていた

今よりそう遠くない世紀、革命以前と革命後も少しの間『シベリア協同組合』と呼ばれる組織があったのです。

  • 杉の実のオイルを含めた種々のオイルの商売をしていた
  • ハルビン、ロンドン、ニューヨークなどに立派な事務所を持っていた
  • 西側の銀行に巨額の金を預けていた
  • 革命後、その組織は解体され、多くの会員が海外に移住した

これらのことが明らかになりました。

そして、これらから推測されることは、

  • 海外に移住した人間が、このオイルの秘密の製造法を西側の誰かに伝えた
  • その集団とやらが、並はずれた癒しの力を持つ産物をシベリアのタイガから持ち出している
  • 杉の実はシベリアで育ち、オイルの製造はトルコで行われている

という現実に至っているのではないかということです。

決して公には公表されず、秘密裏にそして国外の大きな集団へと伝わってしまった杉の実オイルですが、シベリアのタイガで何千年と守られてきた知恵を簡単に手放してしまった理由は何でしょうか?

先祖たちの知恵をぬぐい去り騙し続ける集団

記録文書に書かれていたことはそれだけではありません。

杉のオイルは、

  • シベリアのタイガにある多くの村で、木製の圧搾機で作られていた
  • 圧搾機は必ず木製でなければならない
  • 杉のオイルの品質は、その実が収穫され、加工される時期によって決まる

こうして当たり前のように作られていたのです。

それがいつしか商売の餌食となり、その貴重な財産を国内に所有していながら西側の医薬品に何百ドル、何十億ドルもの金を支払い、何も知らないでそれを飲み込んでいたのです。

得体の知れない大きな謎の集団が、シベリアのタイガから先祖代々伝わってきた驚異的な癒しの叡智をぬぐい去ろうとしているばかりか、それに気づいた人間がこの問題に鼻を突っ込むのを阻止しようとし、すべてを消し去ることに成功してきたのです。

メグレ氏に怒りがこみ上げてくるのも当然ですね。

まだ何か取り戻せるはずだ!

メグレ氏の怒りは、薬局で輸入品のパッケージで売られている杉オイルを見つけた時に頂点に達します。

30グラムの小瓶をひとつ買い、成分を調べてみると、なんとピュアなオイルはほんの2滴だったのです。

残りは薄めた化学物質だったと思われます。メグレ氏が雇った研究員が製造したものとはくらべものにならない、ひどいものでした。

このたった2滴のオイル5万ルーブルで売られていたというところに、さらに商売人としての血が騒いだのでしょうね。

これを海外から買わずに自国で販売したら?

このオイルだけでシベリアに住む人の暮らしが豊かなものになるはずだ!

そう考えたメグレ氏、不覚にも先祖の知恵を忘れ去り、自らその知恵にお金を払って貧困になっている現在の状況から何かを取り戻すために、

オビ川を北へ向かう遠征をもう一度やろうと決断するのです。

そして、オイルの製造を自ら手がけて自身の会社を大きくしようという目的で向かった2回目の遠征は、思いもよらない展開の嵐で、メグレ氏の人生はグワングワンと転換していくのです…。

まとめ

思い立って行動したメグレ氏でしたが、この遠征の際に新たに採用した従業員の中に、リンギング・シダーについて会話をしている「変わった人たち」がいたのです。

さらに警備員からの情報で、メグレ氏は彼らにつけられていると確信します。

杉の実のオイルごときで、とんでもなく大きな西側の謎の集団が動いているとはちょっと考えがたいことではないですか?

それでも、製薬の立場医療の立場からすれば、それが知れ渡ることで自分の存在意義が失われてしまうかもしれないくらいの驚異的な効能があるものだとわかっていれば、それは消し去るという選択になるのかもしれませんね。

杉の実のオイル、それは本当に人間にとって素晴らしく癒し効果があり、それがあればみんながなんの心配もなく生きていけるとしたら?

あなたは飲んでみたいですか?

一応、アナスタシアの思いに共感し設立された団体によって、木製の圧搾機で作られていますよ。

気になる方は調べて取り入れてみてはいかがでしょうか。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。





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