ー本記事は2019年3月30日に公開済みですー
ファッションに関する私の持論は、
「おしゃれな人はトレンドを気にしなくていい」
というものです。
誰も文句が言えないような確固たる独自のセンスを磨き上げた人は、もうなーんにも気にせず着たい服を着ればいいのです。
だって、センスって無敵ではないですか? スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
何を着てもサマになる
どんな色も着こなす
ジャージでさえかっこいい
そんな人は、もはやファションに限らず生き様ですよね、それが出ちゃってるんでしょう。
服に着られているのではなく、服を利用して自分を活かす、そんなところでしょうか。
そんな意識すらしていないのでしょうけれどね、本物のセンスの持ち主は…。
そんな風にトレンドに流されずに堂々と好きな服を着ていたいものです。
いや、実際そうしてますが、浮くよねー。
毎朝きちんとお化粧してこぎれいにしてらっしゃるママたちに囲まれていると、浮いてるよね。
浮いてる自分を意識した時点で負けよねー。
ならば、トレンドにきちんと乗っかってみようではありませんか!できるかな…。
トレンドってなに?
トレンディ、なつかしい響きですね。
その時代の潮流というか、今これがきてますよ〜という感じの意味だと解釈していますが、大丈夫でしょうか…。
ファッション界でいえば、業界側発信のトレンドと、消費者側発信の結果のトレンドの2パターンあると思うのです。
今年はこれを流行らせますよ〜
洋服を見ればその人がわかる?
うーん、そこまでは言い切れませんが、多少はあると思います。
だいたい、お店で服を買うという場合は、その時期にアパレル側が流行らせたいものの中から服を選ぶということだと思うのです。
業界は大きなうねりとなってみんな同じ方向に向かっていきます。
海外などのブランドのコレクションが発端となり、2シーズンも3シーズンも先の流行りを世間に披露し、それが徐々に日常に溶け込むかたちで私たちのもとへと降りてきます。
テレビ、雑誌、インターネット、口コミ、あらゆる媒体を通じて脳内にインプットされた「トレンド」
それが店頭に並び出すと、いかにも「今、これが旬」という感じがしてワクワクしますが、実際にはそれらはもう何ヶ月も何年も前から業界側が戦略を練ってつむぎ出したものなのです。
流行色なんかも、ほとんどがアパレル発信のアパレル都合ですよね。
私はこの事実を大学の授業で聞くまで全く知りませんでした。
流行ってユーザー側が作っている、それに人気が集まったから流行っているとばかり思っていました。
最新のファッションを着て最先端をいっているつもりが、実はただの後追いだったのか…。
全てはファッション業界の手のひらの上でコロコロだったのか…。
ストリートで生まれるトレンド
アパレル業界が提唱し、それを多くの人が取り入れ始めていよいよ本格的にそのアイテムなりカラーなりがその時季の「トレンド」となるわけですね。
しかし、もうひとつ、業界発信ではない消費者発信のトレンドというものもあります。
それが「ストリートファッション」ですね。
音楽やアート、サブカルチャーなどとの関連から生まれることが多いかもしれませんが、これぞ生きたファッショントレンドですよね。
若者という限定があるような気もしますが、何気ない生活、街、人との関わりの中から自然発生的に流行りだす、業界やデザイナーとのしがらみなどがないピュアなファッションです。
1990年代以降は、その草の根的な動きの方が逆にファッション業界に影響を与えるという流れもあり、デザイナーがコレクションのテーマに取り上げるということも珍しくなくなってきました。
ただ、ここで注意が必要なことは、ストリートファッションと普段着の違いではないでしょうか。
ストリート系というと、定番アイテムは、
- スウェット
- ロゴ入りTシャツ
- ジャージ
- ニット帽
- キャップ
- ハーフパンツ
- チェックシャツ
- スニーカー
などですが、これは・・・まさに・・・部屋着・・・。
なんの意図もセンスもなしにこれらのアイテムを着てしまうと、ただの部屋着に見えてしまうという危険もはらんでいますよ。
なので、全身ストリートでコーデするのではなくきちっと、
- メリハリ
- オールド&ナウ
- 抜き差し
- プチプラ&ゴージャス
のバランスを考慮してトータルコーディネートできると完璧ですね。
トレンドに乗っかる方が楽
毎年何回あるんでしょう、トレンドの波。
四季ごとだとしても4回はありますね。
その波に沿ったファッションを、そのシーズンごとに身に着ける、これがオシャレ??
確かに最大公約数的にウケます。
そして「今、旬」に見え、いかにも最先端をいっている人に見られるかもしれません。
でも、トレンドとはまったくかけ離れたファッションの人が、めっちゃオシャレ、ってときないですか?
全身今シーズン買い揃えたやろ、っていう人←今、旬
いつ?どこで?それ手に入るん?っていう人←個性爆発
トレンドアイテムはひとつもないのにものすごく決まっている人←センスの人
生き方からしても、そういうファッションを選ぶという点においてやはり「カッコイイ」と思えます。
しかし、そういう人は長い経験で染み付いた『センス』というものがあるので、一朝一夕にかなうわけではありませんよね。
オシャレに見えて周りの人たちとかけ離れない、さらに簡単に手に入るファッションを楽しみたいのであれば「トレンド」は外せません。
チェックしていきましょ♪
シーズンごとに常に先取りで、海外のファッション雑誌を読みあさり誰よりも早く「トレンド」を取り入れること、それもまた周囲からは1歩リードしたハイセンスファッションといえるでしょう。
2019年春、このコートを羽織りませんか?
うだうだと勝手なウンチクを語ってしまいましたが、私もファッションが好きですがいつも流行に乗り遅れている40オーバーです。乗ってもないやろって?
しかし、昔はいろいろチャレンジもしました。
そして、いきがって街を歩いてみたりしました。
20代30代は、ファッションこそが自分を表現するビッグテーマのひとつだった気がします。
今は?
ほどよくトレンド、ほどよく古着、ほどよく個性
こんな感じかなぁ。比率はあえて伏せておきましょ。
そんな私のトレンド情報なんて誰が見る?
いやいや、損はさせません!
流行に乗るだけのファッションにちょっと疲れているあなた、それでも服が好きで自分を表現することも大事だと思っているあなた、ちょっとお付き合いくだされば嬉しいです♪
春コートは王道のトレンチ?
2019年のトレンドを徹底的に調べたわけではないですが、やはり、今季も「トレンチコート」は不動のようですね。
ただし、オーソドックスなトラディショナルタイプではなく、
基本はロング丈
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すでに今季以前からロングが常識 のようになっていますよね。
そして、ビッグシルエットやオーバーサイズのファッションがトレンドというのもまだまだ続いていきそうです。
袖口がボリューミー
トラッドなトレンチコートでは、なかなか抜け感を出すのが難しいですよね。
しかし、今季本当にたくさん出ている袖口がブワッと膨らんだトレンチ。
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女性らしい雰囲気が一気に出ますよね。
若い女の子らしいコーデになります。
大人の女性もうまくコーディネートすればただの若作りではない、魅力的なトレンドファッションになると思います。
バックのデザインが切り替え
どうしてこうなってしまったんでしょう…、トレンチコートの後ろがまったくトレンチじゃない…。
でもね、いろいろ見ているとかわいいなと思えてくるから不思議ですね。
私は買わないですけど、ちょっと遊び感覚を演出できて新鮮な気分になれそうですね。
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ただ、飽きないかなぁと心配になります。
トレンチコートは王道の鉄板ですが、これだけ多彩なデザインが出回るようになったのはいいことなんじゃないかと思います。
しかし、逆にそこまでカスタムしてトレンチコートを羽織る意図は?
やはり、あの堂々たる軍服の面影と、ウエストで留めるベルトや肩のストラップなどのアクセサリーなどがファッション好きの女性を虜にするのかもしれませんね。
ノーカラーはどう?
トレンチコートにはあの襟があるからこそ、トレンチなのであって、あれがなくなったらそれはもう・・・スモッグちゃいます!?幼稚園児の!
というおばさんくさいことを思っていた私ですが、ここ数年トレンド続行中のノーカラーコートがやっと受け入れられるようになりました。
襟元がすっきりして、さらに超ロング丈、これがいい感じにバランスを取っている気がします。
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肩の落ち感もあいまってかなりラフになりますね。
トレンチほどカチッとしたくないけど普段着に見えないコートを羽織りたい、そんな時にはこの「ノーカラー」が活躍するのではないでしょうか。
この春のトレンドカラーは?
出てましたね、すでに。
コーラルカラーの『Living Coral』リゾート地の透き通った海にすむ珊瑚のような綺麗なピンクです。
出典:woman.excite
いかにも春らしくていいですね。着たい人は着ればいいし、趣味じゃない人は着なければいいだけの話で、流行色だからといってそれだけで取り入れるのはどうなんでしょう。
特に、この手の色は相当難しいですよね、合わせ方が。
これに合う色ってなんやろ?
海のイメージだったら、水色とか砂浜の色ならマッチするかもしれませんね。
苦手な方はメイクやネイルで取り入れてみるのもいいかもしれません。
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コートでこの色・・・好きならいんじゃないかな・・・。
私は、今年の春もアースカラーが着たいなぁ。
土や草の色、木や川の色、時々花のような色、空や雲の色。
結局そんな色が何にでも合うんですよね。
パープルやピンクもいいですけど、コートのように生地量の多い目立つアイテムにはアースカラーがおすすめです。
まとめ
ユニクロに勤めていた時は、お客さんが思いもよらないデザインや色の服を買っていくことに日々驚いていました。
普通の服、無難な服を求めているようで、実は個性を出したいという願望が強い人が多いのを目の当たりにしました。
ファストファッション業界もトレンドをうまく取り入れ、ブランド顔負けのアイテムをたくさん産み出してくれています。
そういったものをうまく利用しながら、くれぐれも全身トレンドにならないように自分のセンスを信じてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
2019年のスプリングコート、トレンドとセンスをうまく融合し、できるだけ応用が利いて長く着れるものを購入したい、そう思いました。
では丸2日かけてネットを漁った結果、私がポチったコートとは一体なんでしょう♪
次回の記事を見ればその答えが!?

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。