2019年3月、ブログ運営を開始して1年が経ちました。
無料ブログではなく、サーバー代、ドメイン代が有料だけどその分、きちんと自分の居場所を持つことを実感できるブログを開設しました。
そして、ありがたいことに予想以上の収益を得ることができているという、奇妙な展開になっております、スーです。
本日もお越しいただきありがとうございます。
といっても、まだまだ焦って確定申告をしないといけないわけではいので、今年1年をかけてゆっくりと調べていこうと思います。
今回の記事は、「開業届とは」「開業届の出し方」などを自分のために調べて、行動していく過程を記したいと思っています。
ですので、リアリティーはあるかもしれませんが、実際に同じように考えて悩まれている方が「知りたかったこと」を「解決」できるという保証はないです。
むしろ、「一緒に開業届出しちゃおうよ!?」 くらいの軽〜い感じの記事になると思いますので、その点ご理解いただければと思います。
では、レッツ開業!
専業主婦のブロガーが収益を上げた時
まず、ちょっとでも家計の助けになればと思って始めた「ブログ運営」ですが、きっかけは、パートなどに出るほどでもないし、かといって雇用される立場で内職などをするのもなんか煩わしいなと考えて、自分の勝手気ままに運営できるブログというものに魅力を感じたからです。
そして、いざ始めてみると、やはりひとりでいろいろとやっていくのは大変でした。IT偏差値低ーいですから…。
ところが、この勝手気ままブログ運営というものが、きちんと収益を生み始めたのです!
お金がきちんと口座に振り込まれるようになったのです。
ということは、2月3月に世間がそわそわし始める「確定申告」とやらに、自分も参戦しなければ!?
確定申告の前に
ど素人ですから、お金関係も役所関係も。
避けて生きてきたといっても過言ではありません。
そんな私が開業して確定申告しようとしているのですから、すごい進歩です。
ま、まだこれからですけど…。
「収益出てるし、誰かに雇われている立場でもないから、これは自分で確定申告しなければ!?」
と、ちょっとしたゾワゾワが発生しました。
ググりましょ。
誰でも彼でも自分でお金を稼いでいる人みんなが【確定申告】しなければいけないわけではないですね。
*所得=収入ー経費
こういう枠があるんですね。この枠内であれば確定申告は不要です。
1月から12月までの所得で計算するわけですから、1月の時点で3万円以上の収益があるブロガーの方は、おそらくそのまま収益はちょっとずつでも右肩上がりで伸びていくと思われますから、申告が必要になる覚悟をした方がいいですね。
で、私の状況もそういうことになります。
単純に計算するとおそらく年収38万円は超えます。
確定申告はするべきという結論ですね。では、サラリーマン旦那の配偶者控除の恩恵を受けている保険料などの支払いはどうなる?
つまり、
こういう枠があるということなので、自分はどこらへんの位置で稼いでいくかを年の始めに見通しておく必要がありますね。
- 確定申告をしなくていい位置
- 確定申告はするけど夫の扶養からは外れない位置
- 確定申告をして夫の扶養から外れてもいい位置
だいたい年収150万円超えを目指す、要は月収15万以上は稼ぐということを目標にするならば、思いっきりブログに力を注いで、やるべき手続きもきちんとこなすという感じでしょうね。
白色よりも青色を選択
さて、確定申告をするべきということは分かりました。
では、少し稼ぎが出だしたばっかりのペーペーの専業主婦が、まずどこからどう手をつけていいものやら…。
ググりましょ。
確定申告にもいろいろ種類があるんですね。
- 白色申告
- 青色申告(控除額10万円)
- 青色申告(控除額65万円)
この3つです。
それぞれにもちろん特徴があります。
白色申告
- 帳簿付けが簡単(単式簿記)
- 事前に税務署に申請しなくて良い
- 税の控除がない
青色申告(控除額10万円)
- 帳簿付けが簡単(単式簿記)
- 事前に税務署に申請しなければならない
- 10万円の控除が受けられる
- 赤字を3年間繰り越せる
青色申告(控除額65万円)
- 帳簿付けが複式簿記になり手間がかかる
- 事前に税務署に申請しなければならない
- 65万円の控除が受けられる
- 赤字を3年間繰り越せる
簡単にいうとこのような違いがあります。簿記の“ぼ”の字もわからない私なんかは、何も考えず【白色申告】にとびつきそうですが、「控除額」これは後々大きなメリットになるといえますね。
同じ年収を稼いで、控除額が55〜65万円も違うとなると、ちょっと手間がかかっても細かく帳簿をつける方を選びたいところです。しかし、帳簿・・・これは未知の世界…。
そんなよくわからないものを、さらにハードルをあげて複雑な方へ手を出して、果たして自分の手に負えるのか・・・。
ここだけ見たら、いっそのことちょっとくらい損しても楽な【白色申告】かちょっと頑張って単式簿記の【青色申告】でええやん、ってなります。
でもね、今はいろんな便利なものがあるそうですよ。
どうですか、この心強い一文。
しかも期限付きで無料とか、お試し無料とかいろいろあります。
どうせパソコン作業の日々です、おそらく今までの私だったら「ソフト?」「書類作成?」無理無理ーとなっていたと思いますが、今だったらちょっと挑戦してみようなかと思えますね。
いざとなればググッとやるか、参考図書を読み込めばなんとかなりそうですしね。
青色申告書の前に【開業届】と【青色申告承認申請】
ということで、私は【青色申告の複式簿記】に挑戦致します!
では、時は3月、すでに1月からのカウントは始まっています、というかすでに1/4が終わりました…。
ここでひとつ、残念なお知らせが・・・。
青色申告には事前に税務署に承認申請を提出しておかなければなりません。そして、そのためには「開業届」も必要になるのです。
申請書の提出期限が・・・申請をしたい年の3月15日まで・・・。
そうすれば1月からの売り上げが計上できます。
過ぎている…。
まぁ、開業すらまだしてないわけですから、焦ってもしょうがないです。厳密にいえば、
申請をしたい年の開業日から2ヶ月以内に【青色申告承認申請書】を提出すれば大丈夫です。
ブログ運営の開業日なんていうのは、自分で決められますから、今までは趣味でやっていたけど収益が上がってきたからという理由で「事業化」するということにすればいいでしょうね。
本当に思いつきのまま進んでいますよ、まずは【開業届】なんですって。
【開業届】を出すとどうなる?
確定申告の前に私は【開業届】を出してこなくてはいけません。
なるほど、いろいろ調べていくうちになんとなく理解できてきました。
青色申告の、しかも多額の控除を狙っているということは、きちんと経費などを計上していってそれなりのものを国に提示していく義務がありますよね。
こんな、個人も個人、孤独で超プライベートなパソコン作業による細々とした売上げでも、それなりの手続きを踏めば立派な事業になるのですね〜。
【開業届】は簡単に出せる?
意外ですが、開業届というのはいとも簡単に成立するらしいのです。
いつ?
提出期限は事業開始日から1ヶ月以内に
どこで
住んでいる地域の管轄の税務署で
いくらかかる?
手数料その他いっさい無料で
提出できるのです。
管轄の税務署さえわかれば今すぐにでも行動できますね。
ただし、マイナンバー提示の義務がある書類なので、直接窓口に行く時はマイナンバーカードまたはマイナンバー記載書類を忘れずに!あとは印鑑も必要ですね。
もちろん少々登録などに手間がかかりますが、ネットからのe−Taxも活用できますし、国税庁のホームページから書類をダウンロードして郵送で提出も可能です。
審査もなく、会社員でも主婦でも問題なく受理される【開業届】&【青色申告承認申請書】、そしてこれがないと【青色申告】もできませんので、まだの方はまずは『開業宣言&開業届』です。
特典!税理士さんによる無料相談!?
これは本当かどうか、全国的にどんなに小さな町でも実施されていることなのか、まだ実際に半信半疑ではありますが。
一応、国税庁のホームページには「記帳指導が無料で受けられます」とはっきり記載されています。
ただ、ネットにいくつか見た例では、開業届を出した年の5月以降にハガキで案内が来たというものがあり、そのサービスがあったことすら知らなくてビックリしたという方までいました。
もし案内が来なかったら…?こんな情報を知っておいてなんの案内もなかったら、不安に不安が重なっておかしくなりそうですね。そこまではないか…。
そんなときは素直に管轄の税務署に問い合わせましょう。1年目だけの特権のようですが、その年に4回も、自宅もしくは事務所に訪問して1回90分の指導をして下さるそうですよ。
その際、青色申告の複式簿記について指導たまわりたいのであれば、会計ソフトを導入しておきある程度さわってみておいた方がいいでしょうね。
また、聞きたいことを具体的にあげておくことも大事ですね。
まとめ
いや〜、確定申告ってもっともーっと複雑でわけわからんもんかと思っていましたが、今はブログで稼いでおられる専業主婦の方も多いおかげで、ピンポイントな良質コンテンツがたくさんあって驚きました。
同じ立場だからこそわかる、細かいところまで取り上げてまとめてくださっていて本当に助かります。
いざ、今年度は確定申告するぞっと思っていた私ですが、まずは早々に「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出しなければならないとわかりました。
あ、その前にマイナンバーですね。これも手元に用意しておかないと…。
具体的にどう動けばいいかがわかってくると、きっとあとはトントントンといけるのではないかと楽観視しています。
同じ境遇の方など、何かしらこの記事で「よし、私も!」と思っていただけたら嬉しいです♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。