ー本記事は2023年5月19日に公開済みですー
ナチュラルでオーガニックでヘルシー(でスピリチュアル〜)、そんな生活を日々心がけておられる皆さん、
その頭皮臭っていませんか?
その毛髪パサついていませんか?
スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
お金のかからない「あるもので健康法」を愛してやまない私ですが、それでも自作は無理、どうしても近所だけでは入手できない、そんなアイテムを知ってしまったら調べ抜いた後購入します。
今回ご紹介するお粉のシャンプーもそのひとつです。
あらゆるナチュラル系洗髪アイテムを調べたり実際に使ってみたりしましたが、湯シャンだけでは頭皮が臭うし髪がパサつく・・・そう感じたときに重宝するのがこの『ハーブシャンプー』なのです。
頭皮が臭いやすいのは冬だと思っている私ですが、これからの汗の時期に頭皮が気になるわ〜という方、一度このハーブシャンプーの心地よさを味わってみませんか?
ハーブシャンプーを使ったきっかけ
私がハーブシャンプーに手を出した経緯から、まずはお話ししたいと思います。
(必要ない方は次項に飛んでくださいね、思ったより長文です)
もともと石油由来のものはとっくに辞めていたのですが、基本湯シャンでたまに石鹸や重曹シャンプー、乳酸菌風呂の時は乳酸菌、というこだわりがあるのかないのかよく分からない習慣になっていました。
それで特に大きな問題はなかったのですが、昨年の夏あることがきっかけで
「このままいったら私の髪の毛は指が通らなくなるぞ…」
という恐怖体験をしまして、そのときにずっと気になっていたインドのアーユルヴェーダ由来のハーブシャンプーに、藁をもすがる思いで望みを掛けたのです。
2週間の北海道キャンプの旅で全日銭湯に通っていたら髪が・・・
昨年の夏は家族みんなで楽しく計画を立てて(行きたいところをピックアップしたらあとは旦那に丸投げという)、北の大地「北海道をキャンプしながら2週間まわろう」の旅を実行したのです。
旅の内容はもちろん割愛しますが、その旅で無理をしてでも辞めなかった行動、それが銭湯通いです。
北海道の夏ですから、そんなに毎日毎日汗だくでお風呂に入らないと気持ちが悪い、なんてことはなかったのですが、どんなにスケジュールが狂おうがなぜか旦那が銭湯だけは強引に入れ込んできたのです。
「もう今日はええんちゃう?」
そんな空気が何度流れたことか…。
あ、余計な話に。
そんなこんなで、とにかく毎晩結構泉質の良いお風呂に入れていました。
しかし、日ごとに私と娘たちの髪の毛がきしんでいったのもまた事実なのです。旦那はその心配もないくらい毛量が…。
なぜ?
う〜ん、考えられる要素としては
- 温泉のシャワーの塩素
- 上がったあと急いでドライヤーをしていた
- お風呂に備え付けの普通のシャンプーをリンスなしで使っていた
あたりですかね。
最後のやつが一番きしみに効果を発揮した気もしますが。
とにかくツヤもなくなり櫛の通りもすこぶる悪く、私なんてバッサバサになりました。
ただ、みんな長髪なので日中はひとつに縛ってしまえば気にならなくなるんですよね。
なので北海道から帰ってからも、我が家流をしばらく続けたら元に戻るかなと何の対策もしませんでした。
何をやっても戻らなかった髪が一回のハーブシャンプーでサラサラに!?
髪は女の命。
そんな言葉もありましたね。
命、アンテナ、血のあまり、などいろいろ言われる髪ですが、やはり長い髪にスルスルスル〜っと指がなめらかに通ってなんぼですよね。
うん、このままいったらあちこち通行止め、ヤバイ。
ついに重い腰を上げ対策案を練ることにしたのです。
- 美容院に行く?→ケミカルなトリートメントはちょっと・・・
- ここでヘナいってみる?→うーん、なんか飛びすぎな気もする・・・
- そういえばヘナ100%じゃないやつでもうちょっと手軽でめっちゃ効果あるっていう、ほらなんかあったやん、Twitterで教えてもらったやつ、アーユルヴェーダの、アレなんやったっけ?→あー!
ハーブシャンプー!!
人生はひらめきと選択でできている。
本当にそんな気がしますね。
てことで、めでたくこの時は私にハーブシャンプーというワードが降りてきてくれたのです。
もちろん、事前にその存在を知っていたことが前提ですが、ここで思い出せてラッキーでした。
だって、今のところこれ以上のサラサラ効果のある天然シャンプーとは出会えていませんから。今のところはね。
あんなに指という指がスルッと通らなかった私の髪、ちょっと嘘みたいですが、シャンプーを流した瞬間に「変わった」のです。
なんというか、これはシャンプーであるけれどリンスなのです。
リンスなのです。
しかもね、ここがまた衝撃なんですが、このハーブシャンプーは髪の毛に施すのではなく基本は
頭皮めがけて施すだけ
なのです。
毛髪活性の秘訣は頭皮の浄化と有効成分の経皮吸収?
毛根に直接効くということなんでしょうか?
いや、でも私たちの髪の毛があんなにバサバサしたのは、ただ単に北海道で銭湯に入りすぎたからではなかったですか?
頭皮、毛根、そんなところがやられていたのでしょうか?
いや待てよ、単純に髪の毛が塩素や市販シャンプーの影響を受けていたとすれば、それをやめて通常のナチュラルケアに戻したら良くなるはずでは?
それでは到底良くならなかった…ということは、やはり旅の中での安定しない食生活やストレスなどでいろいろ弱っていたのでしょうかね〜。
ハーブシャンプーという、毛髪ではなく頭皮を中心にケアするアイテムによって、頭皮はもとより毛髪こそが見違えるほどに復活するというのは一体どういうカラクリなのでしょうか?
そのあたりも含めて、いよいよハーブシャンプーの性質や使い方をまとめていきますよ!
ね、想像を超える長さでしょ。
粉のハーブシャンプーってどんなもの?
ヘナ、については以前調べてまとめたので自分でも理解しているつもりではいます。ただやったことはないんです。
赤っぽく染まっちゃうしな〜というのもあったし。
まだ必要ないかな、と思っていました。
でも気にはなっていて、染めの効果以上に解毒や美容の効果も高いということなので、一度やってみようかなとも思いました。
ヘナ染めとは、まず粉でペーストを作り、それを刷毛などで髪全体に塗り伸ばしていく作業、さらに塗った髪をナイロンなどでくるんで保温し、その状態で1時間以上待つ!?あー無理だ。
もしもハーブシャンプーもこの手順が必要であったなら、おそらく私が今この記事を書くという現実はなかったでしょうね。
はい、ハーブシャンプーはこのヘナ染めの10倍いや20倍以上楽ちんです。
さらに市販のシャンプーより楽ちんかもしれません。私はそう思います。
「ハーブシャンプー」その名の通り天然ハーブ100%のただの粉
販売店の説明には「洗髪用ハーブパウダー」と書かれているくらいですから、製品自体は
見た目ただの粉
です。
このただの粉がね、ただで終わるわけがない粉なんですよね。
私がTwitterで知ったものはアートビーイングさんのマハラニ『香る髪』です。
他にもいろんなメーカーさんのものがあるようですが、品質やわかりやすい解説、レビューの多さなどからこちらを購入しました。
結果、大満足です。
量に対して安くはないものですが、このシャンプーは1〜2週間に一回程度でも満足できるのでコスパは悪くないと思います。使ううちにさらに使用頻度は少なくなりますし。
しかも、よく吟味されたインドハーブだけを配合した天然成分100%の製品なので、肌が敏感な方でも安心して使えますね。
ハーブシャンプーのハーブは無農薬ですか?
野生のハーブを中心にハーブシャンプー香る髪を製造しています
マハラニヘナ質問集
「すべてのハーブについて、完全無農薬であるとは言い切れません。ただし、マハラニではできる限り、野生のハーブを使用し、あるいは、農薬が通常ほとんど使われていないハーブを中心に配合された製品作りをしております。ハーブシャンプーの主成分(シカカイ、アムラ)はインドの森より収拾された木の実の粉末です」
「マハラニヘナは化学薬品ゼロ宣言工場で生産しています」
“人々はヘナに安全性を求める。そのヘナに薬品を混ぜるのは本末転倒”
マハラニヘナ最新
このような情報を誰もが目にすることができるようにまとめて下さっている、そんな会社の製品ですから応援もしたくなりますね。
マハラニ「ハーブシャンプー香る髪」の有効成分は4つ
「ハーブシャンプー香る髪」の主要成分は4つの薬草ハーブ粉です。
シリーズとして何種類も製品化されていますが、ここでは20年以上愛されている定番の「ハーブシャンプー香る髪」についてまとめますね。
シカカイ・・・シカカイの実には天然の石鹸成分サポニンが豊富に含まれ、頭皮と髪を清潔に保ってくれる洗髪トリートメントハーブ。
アムラ・・・アムラは良質なビタミンCとポリフェノールが豊富に含まれる木の実。髪にハリとコシをつけ、頭皮と髪を清浄にする。
ヘナ・・・インドでは古来から薬草として親しまれアーユルヴェーダの代表的なハーブとされるヘナ。髪染めで有名だがシャンプーとしての使い方ではほぼ染まらない。髪のタンパク質を補修する効果と髪内部の保水力を高める作用がある。
カチュールスガンディ・・・生姜科の植物であるカチュールスガンディの根を乾燥させると、一種特有の芳香が漂い、その香りは西洋の香水にも使用。インドではヘアケア・スキンケアに活用されてきた。
洗浄や美容に特化したこれらのハーブを、丁寧に粉にして絶妙にブレンドされているのがハーブシャンプー香る髪ですね。
天然成分系のシャンプーというのは他にもたくさんありますが、こちらの商品開発者の方曰く、
「シャンプーは本来しなくてもよいもの。頭皮や毛髪に問題があるのはシャンプーをし過ぎたからではないか。シャンプーで皮脂を落としすぎると頭皮の常在菌が減り、雑菌が繁殖して臭くなる。ハーブシャンプーを使っていると有用菌が復活してきて雑菌が減るので健康な皮脂が蘇り、髪も生き生きしてくる。そして究極はシャンプーをしなくてよくなる」
こういう趣旨のお話をされていました。ちょっと長いですが(15分くらい)ぜひ見てみてください。
シャンプーを販売している人が、シャンプーの回数が減るとか使わなくてよくなるとか、言っちゃうんですから魂こもってますよね。
あ、でも油を補うのは大切ってことで、いろんなハーブオイルも販売されてまーす。
私も気になるものばかり。この商売上手!
シャンプーの前にオイル、これがとても理にかなっているんですよね。
うちの娘も風邪でお風呂に入ってなかった時の臭い頭皮が、たっぷりオイル→ハーブシャンプーで見事に甦ってましたよ♪
ハーブシャンプーの使い方とは?
では、このまったく泡立たない粉シャンプーの使い方にいきましょう。
まず、今現在普通の市販シャンプーを使用している方は、3つの高いハードルを越えなければいけません。
- 粉である→まず自分でシャンプーを作るところからね
- まったく泡は立ちません→泡でこそ洗うものだと思っていると撃沈
- 手指爪が色づく→意図せずほんのり茶色く染まることも…
いかがですか?
ポンプでピュッと出してシャカシャカっと泡で洗えて女性らしい芳香をふわ〜っと振りまけていた日常とさよならできますか?
では一つ一つ解説していきますね。
⒈ まずは自分でハーブシャンプーを作るよ
ハーブシャンプーとは便宜上の名称でしょうね。
実際はシンプルに粉です。
とてもキメの細かい粉を、まずは水で溶いてから使います。
なにで?
ドレッシングボトルで!
はい、手軽にシャッフルできて適量ずつピューッと出せる容器であればなんでもいいのですが、いくつか条件があります。(最初に別容器で混ぜてから入れ替える場合はスルーで)
- 粉を入れやすい広めの口
- でも少量ずつ出せる
- フリフリシャッフルできる
細めマヨネーズみたいに出てくるものがいいけどそれだと粉を入れるのが一苦労。
ペットボトルは?ドボっと出てくるよね…。
そこで、100円ショップで手に入るドレッシングボトルなんです。
蓋を開けると結構広めの口になっているので粉も入れやすいですし、蓋をしてしまえばシャッフルもでき、出てくる量も多過ぎず少な過ぎず。まあ若干勢いはありますが…。
ぜひご用意くださいね。
粉と水の量は、粉大さじ1に水100mlと言われています。
季節や体調によって感じる濃さは違ってくるので、自分で調整しながら使用するといいですね。
⒉ 洗髪という名の地肌モミモミ
私たちが欲しかった効果は髪サラサラ効果です。がしかし、それでも洗うのは頭皮なんです!
頭皮の常在菌バランスを整えるという意味と、毛根を洗浄することで髪に栄養を行き渡らせるという意味があるのでしょうかね。
このシャンプーはとろみもほとんどなくシャバシャバなので、頭頂にこのボトルを直で当ててピューッと出す時、出し過ぎる恐れと隣り合わせです。
ここはちょっと慎重に、ドレッシングをかけ過ぎないように、ピュ、ピュ、ピューくらいで、いきましょう。
あ、そして一番重要な点を忘れるところでした!
乾いた状態の頭皮に!!
ピューっです。
そう、濡らさないのです。
髪を濡らすと液が頭皮から顔などに垂れやすくなるので、必ず乾いた状態で始めてください。
頭頂の分け目にかけてモミモミ。
後頭部にかけてモミモミ。
側頭部にかけてモミモミ。
気になるところにかけてモミモミ。
液は垂れやすいので部位ごとに床と平行になるように頭をかしげてくださいね。
頭皮全体に液が行き渡ったら頭の上から少しお湯をかけて、さらにモミモミしながら髪全体に液を伸ばしていきます。
その後、髪が湯船につかないように軽くまとめるかキャップをかぶって、5〜10分間湯船に浸かってもOK。
最後にシャワーで洗い流して終わりです。
⒊ 洗髪中のキシミにちょっと不安がよぎるけど洗い流したらサラサラヘアに
モミモミしていると一抹の不安がよぎる、はい、それもわかります。
全然ぬめりがないし泡も立たないから、髪がきしむんですよね。
頭皮だけをマッサージしていくので髪が絡まって大変ということはないですが、果たしてこれで本当に髪が生き返るのか?ってなります。
元々脱色やストレートパーマなどでかなり傷んでしまっている場合は時間を要するかもしれませんが、私のように自然だからいいだろうと、湯シャンでズボラかましてたりするくらいだったら、大袈裟でもなんでもなく、
即日効果を実感!
できると思います。
洗い流している最中から指通りが違うのです。
指が通る!通行止めが開通ですよ。
おまけ. ハーブシャンプーの前にオイルマッサージをやるとさらに頭皮が快適に
さらに、先に述べたように頭皮の臭いが気になるとき、入浴前にお好みのマッサージオイルを使って頭皮をモミモミマッサージしてから洗髪するというのもおすすめです。
オイルでベタベタになって、臭いはより広範囲に広がっている気がするし、これほんまに大丈夫かいな?レベルの頭皮でも、上記の1、2、3の3ステップをきちんとやると、
あーら不思議、毛根から立ち上がって髪と頭皮が本当に生き生きしている感じがします。
ハーブシャンプーを使用することで、シャンプーの使用頻度が少なくなるというのは、大事な皮脂をうまく残しつつ健やかな髪を保つという視点があると納得ですね。
まとめ:ハーブシャンプーは使用してすぐ効果を感じられるから嬉しい!
良い、良いと聞いてはいたけど、実際に使ってみて本当にびっくりでした。
ハーブの力、偉大ですね。
そして、植物と微生物の相性の良さも再確認できました。
結局、頭皮が臭かったり髪が異常にきしんだりする原因というのは、外的なものばかりではなく体内の栄養状態やストレスと、それによる常在菌バランスの乱れも大きいと思います。
その緩和に、このハーブシャンプーは外からと中からで改善してくれるのではないでしょうか。
私たちのキシミヘアは無事になんとか元に戻りました。
ハーブシャンプーの効果を目の当たりにした娘たちが、想定外のシャンプーおねだりをしてくるというおまけ付きでね。
気になった方はぜひこのびっくりサラサラヘア体験をお試しくださいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。