ー本記事は2018年3月16日に公開済みですー
啓蟄(けいちつ)という言葉を知っていますか?
カレンダーにはたまに載っていますね。いやほとんど載っているのかな。
私が意識し始めたのが最近なだけで、結構メジャーな二十四節気のうちの一つですものね。
何年か前に友達のブログに登場したのを見て知って以来、いい言葉だな〜と思ってどこかで使いたかったんです。
本日、頭の片隅にずっとあったことが実現します!
啓蟄、はいこの日にブログ記事1発目投入!スー(@bacteria_suzu)です。
始まりました、私のブログ。
お越しくださいましてありがとうございます。
ブログを始めたアラフォー主婦
ブログを始めるなんて1年前には考えてもいませんでしたが、今こうして個人ブログを立ち上げて記事を書いている私・・・、40歳になっても新しいことってできるんですね。
ブログ開設は仏の提案!?
7歳5歳2歳の個性ギラギラ三姉妹(現時点)、
4年以上培養し続けている乳酸菌たち、
雪国の冬の引きこもり生活を利用して、何気に再開した自家製パン酵母さんたち、
ってね、声がしたんです、私の隣にいた旦那から・・・。
と、(仏様のようで仏様ではない)旦那に言われたんです。
スマホさえ持っていなかった専業主婦
いくら仏風情の優しい(と評判の)旦那に、上から目線でなくちゃんと私の気持ちを汲みながら、なかなかいいタイミングで言ってもらえたとしても、
「ブログ」はないわ〜。
と聞き流していたんです。
3人の娘たちはまだ手がかかるだ年だし、
第一パソコンに弱い!
他人のブログを見るのは嫌いじゃないし、私も有益な記事によって人生を変えるきっかけをもらったこともあります。
でも、
ブログは見るもので、自分が書くものではない
その思いは強かったですね。
気づけば【啓蟄の日】にブログ開設完了!
そんな私が、今、気づけば嬉しそうに啓蟄の日にブログ開設して記事投稿しているんです。
これはなぜでしょう?
気づけばと言いましたが、開設日は啓蟄の日に照準を合わせておりました。だって使いたかったんですもの。こういう風に。
その大きなきっかけはこの年のお正月にありました。
病気をきっかけにブログに目覚めたアラフォー主婦
2018年の年明けというか、年またぎに、思いも寄らない病気になったのです、私が。
そのとき、家族に多大な迷惑と心配をかけた経験が、自分の生き方を見直すきっかけとなりました。
何も変わらない、変えない平和な日々
何かを変えたい。
病気をきっかけに、なんとなくその思いが強くなっていったのです。
何かを生み出す事を生活のベースにおきたい。
でも、このゆるっと子供たちや旦那と過ごしていく日々は変えたくない。
そんなことは今までも何回、何百回、自問自答したかわかりません。
答えを出すべき期限もなければ、答えを教えてくれる人もいません。全ては自分の中にあるものですものね。
だから超簡単に流せるんです。
子供らも楽しそうにしてるし、まーえーか。
一応毎日美味しいもの食べたり、快適な場所で寝起きができてるし、なんか不満あったっけ?ないよね〜。
簡単に流せる日々って、結局平和なんですよね…。
その平和がガタッと崩れた時に、人は初めて流せないという覚悟を抱けるのかもしれません。
コントロールできないことを実感した病気
私は、病気という完全にコントロール不能といえる何日間を経験しました。しかも家族全員が「ハッピー」に過ごせるはずのお正月に・・・。
病気といっても、風邪で寝込んだり、頭痛や腹痛で苦しんだりというささいなことではなく、あわや手術か入院かというなかなかの重さのものだったので、余計に身にしみたのです。
私の性格上、これくらいのことがないと変革するというベクトルへ向かわないと、神様は知ってらっしゃったんですかね…。
のんき専業主婦、ついに始動!
そんなヘビーな体験の後、しみじみと実感した
「私ってなんなん」
という問い。
何のしがらみにも縛られず生活しながら、一応家を守っているという程はあります。でも、それだけの自分…、
「私ってなんなん」
このいつもの自問自答に、例の仏の声がかぶさったというタイミング、
ここでじわじわとですがギアチェンジしたんですね〜。
最初は「無理無理」という感じで受け入れられませんでしたが、いろんな可能性を想像して消去法で考えてみると、
「ブログってもしかしたらアリなんちゃう!?」
という結論に到達してしまうのです。
そうなると、動きます、私。
ギアを一気に入れたんでしょうね…。
できるかどうかよりやりたいかどうか
何かを生み出したいという思いは、「創造力」ですよね。
これはきっと誰にでもあるものだと思います。
でも、日々の生活のやらなければならないことに追われていると、自分が創り出したいものなんてあっさりと消えてしまいます。
子供のお世話や家のこともろもろ、やらないといけないと自分で思い込んでいる事ばかりが生活の中心になりがちな主婦。
そんな主婦の人たちが「創造力」を取り戻した時、その力は想像を超えて大きなものになると思うのです。
だって、
できるできない
じゃなく、
やりたいかどうか
で動くと思うから。
できるできないなんて考えていられないという事が、主婦の強みかもしれません。
もちろん、個人の性格や事情は大いに関係すると思いますが、自分の創造力にフタをしている期間があまりにも長く続く主婦業です。それを解禁した時、みずみずしい創造力が湧き出てくるってこと、あるのではないでしょうか。
これこそが、まさに「啓蟄」ですね。
こうして一人の専業主婦がブロガーに・・・
土の中からもごもごと顔を出してくる、植物や虫たち。
長い冬の間じーっと春を待っているもの、
蓄えておいたいろんな物をちまちまと費やして楽しい冬生活を送るもの、
長い引きこもりの時期だからこそ、身の回りのものを使って有益なものを作る作業に没頭するもの、
あなたはどのタイプですか?
私は全部あるなーと思いました。
家にこもっている期間が決して、何も生み出さない暗黒時代ではなく、
その期間があるからこその「春」なのではないでしょうか。
不思議体験ですよ。
私が毎日パソコンをいじっているなんて。
写真管理と年賀状作成でしかパソコンを使っていなかったこの私がブログ書いてますから。
これからも、人生いろんなことが予測不能で起こってくると思いますが、うちの日常の中に潜む他の人にとっては有益そうなことを、当ブログに綴っていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございます。