ー本記事は2018年8月1日に公開済みですー
人間、40年も生きているといろんなとこがこってきます。
まだまだ元気!とタカをくくっていた私ですが、ついにきました、膝痛…。
よく親世代が
「膝が痛くて、立ったり座ったりがきついわ〜」
「膝が痛いと思ったら、水が溜まってたわ〜」
と言っているのを聞いたことがある人も多いと思います。
そんなん、運動もしないでダラダラしてるからちゃいます?
とか他人を厳しく批判していた自分ですが、そんなまさかの事態が自分に起こってしまうと焦る焦る。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
この私の膝痛は何なんだろう?
いろんな骨格や筋肉の疲労・老化・歪み、
それとも子供達にやってもらっている、ポイント制で稼げる「ふみふみソロジー」が激しすぎて膝を痛めたのか…。
そもそも骨格と筋肉という、体の主軸組織についてはほとんど無知で興味もあまりなかったので、いろいろと調べてみることにしました。
私の膝痛に興味がありましたらこちらの記事↓↓↓もご一緒にどうぞ〜♪
コリとは筋肉の収縮による硬化ではない
肩や首、腰、背中、腕や足首手首など、普通に生活していてよくこる部分は、人によって様々と言えます。
その人の癖や感じ方、筋肉や骨格の形成仕様にもよりますね。
しかし、共通していえるのは、こった所があればついつい揉みほぐしたり、押したりという強い力で筋肉にアプローチしてしまうということではないでしょうか。
そうすれば、一時的には
「あー楽になったわ〜」
「あーよー効くわ〜、気持ちええわ〜」
といった感覚になり、改善されたと思い込んでしまいます。
でもちょっと待ってください!そのコリは、揉んでしまうと逆効果かもしれません!
コリは骨格のズレからくる筋肉の伸展
私が体のコリや歪みについて、目からウロコの情報を得たのは、こちらの書籍↓↓↓です。
こちらの本から私が実感を持って納得できた情報を含めて、コリへの対処法をまとめてみたいと思います。
主に、首筋から肩、背中などがこったと感じるのは、肩甲骨や背骨にくっついている筋肉であることがほとんどだそうです。
その肩甲骨や背骨が歪んでいたり、正しい位置に固定していなければ、その周辺の筋肉は不必要に伸ばされたり、引っ張られたりしてしまいます。
この筋肉の不必要な伸展がコリや痛みの原因といわれています。
筋肉が収縮して固くなってしまうことがコリの原因であると思われがちですが、実はその逆で、歪んだ骨にくっついて一緒に伸ばされた筋肉が原因であるということです。
筋肉の硬さではなく、中身が問題
肩こりとは、自覚するかしないかだけの違いだとも言えます。
これは有名な話ですが、「肩こり」という言葉があるのは日本くらいのもので、肩こり人口も圧倒的に日本人が多く、世界にはほとんど肩こりの人はいません。
「肩こり」という言葉が存在しない国に、「肩こり」が存在しない。
もちろん、それに似たような症状はあるのでしょうけれど、「肩こり」と一括りにされてしまっていないので、きちんと対処ができるのかもしれませんね。
また、不思議なことに、肩や背中がパンパンに張っていても、全く肩こりの自覚がない人もいれば、肩も背中もゆるゆるで、筋肉には何の問題もなさそうなのに、肩が重い・だるい・こった・張ると、口癖のように年中訴える人もいます。
その理由は、筋肉の中身に問題があるかもしれないのです。
表面上は硬くても、中で流れるものさえ流れていれば、こりやだるさは感じません。
しかし、中の流れが滞っていれば、表面上は柔らかくても本人は張りや痛みを感じます。
筋肉の中というのは、主に、
- 血管
- リンパ管
- 神経
の3つです。
この中の血管が、引き伸ばされた筋肉によって同じように伸ばされることによって、血流が滞り、老廃物がうまく排泄されなくなってしまいます。
その老廃物そのものによる症状、
老廃物から排泄される物質の刺激による、神経が感じる症状、
血流の悪化による筋肉内の酸素不足による症状、
これらが、痛みやだるさ、コリの真の正体であるかもしれないのです。
イタ気持ちいい「ほぐし」には効果がない!?
こんな困った、ありませんか?
- なぜかマッサージに通えば通うほど肩がこる
- デスクワークでは10分もしないうちに背中の真ん中が張ってくる
- 片方の肩や首ばかりがこる
- 寝るときにも肩がこっている
- いつも同じ側だけ下着やエプロンの肩紐、カバンが落ちる
- シャツやスー ツなど、どちらかの袖が短くなる
- いつも同じ側でカバンや買い物袋を持っている
この困りごとを解決しようと、整体やマッサージに通っても、「コリ」は取れません。
「イタ気持ちいい」感覚を求めて、グイグイ押されるマッサージを受けると、筋肉が「ほぐれて」柔らかくなると思いがちですが、それは完全に逆効果なんです。
グイグイ系で押されてマッサージされた筋繊維は一旦ほぐれます。
しかし、それが再生するときに、より強靭な繊維に変性していき、筋肉はかえって「硬く」なるのです。
「イタ気持ちいい」が癖になり、長年繰り返している人の肩や背中は、まるで鉄板のように硬く変性していることでしょう。
肩こりに効く唯一のスイッチは「手首」にあり!
これまでの説明で、肩こりの原因が、筋肉を引っ張る骨格の歪みにあるとわかりましたね。
では、その「歪み」の原因とはどこにあるのか?
「背骨」と「肩甲骨」というふたつの大きな骨格の位置を変えてしまうものが、実は「手首」にあったとしたら?
こちらの記事↓↓↓でも書きましたが、やはり手、腕、手首というよく動かす部位の筋肉というのは、いろんな影響を及ぼすのかもしれませんね。
あなたの手のひらはどっち向き?
先ほどご紹介した書籍の著者である整体家の方が統計をとってみたところ、ほとんどの肩こりの人の姿勢に共通することがありました。
それは、「自然に直立の姿勢をしたとき、手のひらが後ろに向いている」ことです。
つまり、「手の甲が正面に向いてしまう」ということです。
この症状は、現代の日常生活と大いに関係があります。
手の甲が正面を向いてしまうという状況は、デスクワークでパソコンを操作している時の姿勢そのものなのです。
(今まさに、私がそうなっていますね)
この動作が日常化することで、手の甲が正面に向くという癖がついてしまい、パソコンに向かっていなくてもそうなってしまう状況になり得ます。
手首の向きが【内巻き肩】を招く
手の甲が正面を向いている
↓
手首が内巻きに回転
↓
肘も内巻きに回転
↓
肩が内巻きになる
↓
肩こりになる
手首の方向が、ひいては肩の方向にまで影響を及ぼしているとは、思いもよりませんよね。
しかし、この常習的な姿勢が骨格を変えるほどの威力を持っているということです。
そう、逆に言えば、これと反対の姿勢をキープすることで骨格が改善されるということになりますね。
肩が内に巻けば巻くほど、肩甲骨が中心から離れていきます。
それによって背中側の筋肉が引き伸ばされ、筋肉内の血流悪化を招きます。これが「肩こり」の症状を生み出す原因だったのです。
今日から「手首」を外向きにスイッチオン!
肩甲骨が外側に向いてしまうと、背骨から離れていき、さらに肋骨の上を移動し始めます。
そうすると、肩甲骨が完全に横に向いてしまい、立派な「猫背」姿勢が出来上がるのです。
せっかく背骨には問題がないのに、肩が内に向いているだけで猫背に見られたり、毎日肩こりで苦しんでいるのは、なんだか損な気がしませんか?
それくらい「内巻き肩」はもったいないことなんです。
諸悪の根源である「内巻き肩」の黒幕は、「手首の向き」だということがわかった今、
その手首、くるっと回して外向きにスイッチオン!
たったこれだけで、あなたの「肩こり」が改善するかもしれないですよ。
まとめ
本を読んでこの事実を知った時は、まさに目からウロコでした。
筋肉をほぐし過ぎると、筋繊維が強化されすぎて余計硬くなるということは、言われてみればそうかもしれません。
我が家の恒例行事、寝る前の子供達による「ふみふみソロジー」、イタ気持ち良くてつい毎日のようにやってもらっていますが、20キロの体重を全部乗せてふみふみしているわけで、かなりの圧がかかっていますよね。
私はうつ伏せになって、その上を歩いたりグイグイ押したり、ってこれ、あかんやつでしたね。
ポイント制にしたら子供たちのやる気が半端なく上がってしまい、毎晩イタキモの嵐ですよ。
このせいかどうか定かではないですが、膝裏の筋が張った感覚がどうしても治りません。でも踏まれると気持ち良くてついやってもらってしまいます。
しかし、この原理でいくと、この痛みは足の骨格が歪み始めていることが原因で、それによって引き伸ばされた筋肉が痛んでいるのかもしれません。
この4ヶ月間を超える、パソコンに向かう日々、明らかに体に新たな癖が出てきたとしてもおかしくありません。
歩きましょ、もっと体を動かしましょ、
ということで、【コリとりウォーク】始めました。詳しくはこちら↓↓↓から覗いてみて下さいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。