ー本記事は2019年5月10日に公開済みですー
キャンパーのみなさん、『アルペンアウトドアーズ』にはもう行かれましたか?
2019年3月20日にオープンした京都宇治店、まったくの偶然により4月28日に行くことになりました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
オープン当初は相当な混雑で、周辺道路は何時間も渋滞しっぱなしだったとか。
そこまでして行きたい?
我が家は夕方にちょうど宇治に到着し、例のパン屋さんに寄り、あとは銭湯に行って寝るだけやな〜と車を走らせていました。
そんな夕暮れ時の京都の景色、ぼーっと眺めていた私の視界に入ってきたのが
かっこいい感じの「Alpen」の外観。
アルペンってあのアルペン?
最近どこにも見かけなくなった、あのアルペン?
冬のスポーツに特化している、ドラマ仕立てのCMがよく流れていたあれ?
「なんかアルペンアウトドアーズってあるけど」
軽く言った一言で、車が急に向きを変え、スムーズにアルペンアウトドアーズに入っていったのです・・・。
業績好調のアウトドア業界へシフト
アルペンといえば、スキーやゴルフの専門分野で多くのファンを持つ、名古屋本社の有名企業ですよね。
実は、旦那も昔アルペンでバイトをしていたという噂があります。
残念ながらスキーブームは終息してしまいましたね。
店舗数も激減、ヒット曲を多数生んだCMも流れなくなりました。
そんなアルペンが起死回生に乗り出したのが、このアウトドアーズなのでしょうか。
アウトドア専門店の楽しさがより身近になってきた
自分たちがキャンプを始めたから、という前提で注目してしまうのですが、今ほどアウトドア専門店が一般的に楽しめるところであったことはなかったのではないでしょうか。
かつては、一部のアウトドア実践者やプロが通う店というイメージがありませんでしたか?
なかなか素人がぷら〜っと入れる雰囲気がなかったように思うのです。
また素人がぷら〜っと入っても楽しめなかったですしね。
しかし、どこから始まったのか、昨今のキャンプやグランピングブーム。
それもプロやアマチュアだけにとどまらず、どんどん普通の人がハマっていっている感じ、ありますよね。
同時に、売る側もそういう人たちを取り込もうと、様々なアプローチを展開し始めたのでしょうか。
簡単にいうと、だいぶ敷居が低くなったと、普通の一般庶民の私でさえ感じます。
入りやすくなったなぁと。
子供連れでも意外と長居できる
大型ショッピングモールの中に入っている店舗ならまだしも、単独で独立した店舗展開も増えています。
家族の中でアウトドアグッズに興味があるのがパパだけ、もしくはママだけ、そんな場合連れは退屈してしまうでしょうか?
答えは意外と『NO』かもしれません。
キャンプギアの小難しいアイテムに夢中になるパパ、
アウトドアファッションやキッチン雑貨を厳選し始めるママ、
子供たちは退屈??
いえいえ、今はどこのアウトドアショップにも子供が退屈しない工夫がなされているのです。
- アニメのDVDを流してくれている
- ボルダリングのモデルがあり、体験できる
- 遊具やおもちゃがあるところも
- チェアに座ってみたり、テントに入ってみたり
- たまに催事で子供向けのものもある
などなど、そこへ行ったら「何か」があると、子供たちもすぐに認識できるほど充実しているのです。
完全に、大人の趣味に付き合わせると言ってもいいくらいのアウトドアショップ巡りも、意外と子供たちからのブーイングはないかなと感じます。
むしろ、もっと居たいー!なんて言うときもあるくらいですからね。
買わなくても見ているだけで得られる不思議な満足感
もともと買う気は20%くらいで行くことが多いアウトドアショップ。私だけ?
買い物に行くというよりは、物色しにいく、と言った方がいいかもしれません。私だけ?
物色って楽しいですよね〜。
特にキャンプギアは、いろんな想像をしながらあれこれ手に取ってみたり、実際展示してあるものでシュミレーションしたりして、大人のごっこ遊びみたいなことが出来てしまうのです。
メーカーによる違いを実物で確かめられるのもいいですね。
たまに掘り出し物なんかがあると、勢いで買ってしまい意外と使えなかったという失敗もつきものですが・・・。
とにかく、目的があるようなないような、行き当たりばったりの物色がリアルに楽しめるのがアウトドアショップなんです。
【アルペンアウトドアーズ】1回は行った方ががいいと思う
では、タイトルにある【アルペンアウトドアーズ】というでっかいショップはどうだったか?
軽〜いテンションで行った身でありながら、ちょっとまとめてみましょう♪
私たちが行った京都宇治店はこちら↓↓↓です。
子供が大胆に遊べる!
まずとてもオシャレです。
内観外観、どちらも今風のダークグレーです。
木の雰囲気をふんだんに活用するというより、アイテム自体を引き立たせるような雰囲気作りなのかなと思いました。
そして、1階駐車場から2階店舗へと上がり、店内に1歩足を踏み入れると、そこは子供がつい走り出してしまうほどの大きなキッズスペース!
今までのアウトドアショップにはないくらいの充実ぶりでした。
近くにテントもたくさん設営されていて、そこでプチキャンプごっこもできますね。
もちろん、おもちゃが用意してあるとか、そこまでの手厚さではなかったですが、子供たちも大いに遊んでいってね、という雰囲気が感じられて好感が持てます。
品揃えではダントツ!
日本最大級、って何が?
その品揃えですよね。
たしかに広い店内にズラズラズラーっと、インスタ映え映えな陳列が圧巻です。
スペースも十分なので、贅沢に並べられている感じです。
売り出しのアイテムなんかは、工夫してカッコよくディスプレイされているし、在庫がわかるような工夫もありました。
有名メーカーごとにブースが区切られていたり、アイテムごとにズラララーっと並んでいたり、とにかく、
「すごいな」「なんかすごいな」
という印象を受けない人はいないでしょう。
他のショップでは見かけないものがあったりもしましたし、キャンプのみならず普通に家でも使いたくなるような応用が効くアイテムも多数あり、実際アウトドアに興味がない人が行っても絶対楽しめると思います。
ただし、1回目はね・・・。
買うお店というより体験するお店
このアルペンアウトドアーズにもデメリット、というか弱点があります。
それは、
ほとんどの商品が定価である
ということ。
お店独自の割引やセールなどが、ほぼないように感じました。
オープン時などは違ったのでしょうけれどね。
「ここに来ると何かいいことがある」という付加価値という点において、多くの人はいいものをちょっとでも安く手に入れたい、という点に尽きるのではないでしょうか。
それがこちらではなかなか叶わないかもしれませんね。
でも、とにかく見たり買ったりするだけじゃない、身を以て体験できるという点ではとても特化していると思います。
テントは、スタッフさんに頼めば全てのテントを店内で設営可能。手取り足取り一通り見せてくれる・・・かどうかは知りませんが、きっと丁寧にレクチャーしていただけるでしょう。
張られているテントの数、チェアやテーブル、その他いろいろなアイテムの展示などは圧倒的に多いので、触れるし持てるし体感できます。
これからアイテムを揃えていく人や、欲しいものが決まっているという人は、購入前に実物を試してみることができるので、まさに体験型の店舗としてどんどん活用するといいかもしれませんね。
従来の、素人は気が引けるような鋭い目つきのプロ店員の視線なんかも感じませんし、屋内なのにどことなく野外フィールドにいるような開放感もありました。
考えるな、感じろ。
そんな感じで楽しむといいかもしれませんね。
まとめ
日本最大級のアルペンアウトドアーズに、ひょんなことから行くことになった我が家でしたが、特に欲しいものがなくても見て触ってそれなりに楽しいひとときを過ごせました。
なんやかんや言っても、最大級とか、新店舗とか、そういう新しい風に触れることは新鮮でいい刺激になります。
買う買わないは別として、自分の気分を鼓舞するためにこういうお店を物色するのはいいことだと思いました。
たまに、でっかいイオンショッピングモールにあてもなく行ってしまう休日、ないですか?
そんな感じです。
残念ながら、最終的にギアを買うのはWESTなんですよね、うちって。
だってお得感が素晴らしいですから〜。
このアルペンアウトドアーズの数日後に、新潟県長岡市にオープンした『WEST』に寄ってきたのは言うまでもありません・・・。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。