ー本記事は2019年7月26日に公開済みですー
“第3のミルク”ですか?そう言われているんですか?
へーまったく知りませんでした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
アーモンドは大好きですが、アーモンドミルクは飲みたいと思えません。
なぜでしょう?
なんとなく、あの白濁した液体の得体がどうも信用できないというか、何かしらの物質を濁りによって見えなくしているような、そんな偏見を持っているからでしょうか・・・。
しかし、いまや巷どころか、世界的にもアーモンドミルクのもてはやされ方が加熱していますね。
2017年には、5月31日がアーモンドミルクの日と制定されたのですね。
日本アーモンド協会さんによって。
そんなアーモンドミルクについて今日はマニアックに掘り下げていきたいと思っています。
なぜなら、こんなきっかけをもらったからです・・・。
「アーモンドミルクって牛乳の代わりになるかな?」
我が家には3人の子供がいます。
それぞれ、小3、小1、3歳児。
そのおかげで、いろんな子供たちやママさんパパさんと知り合うようになり、そのなかでの交流が密になっていくにつれ、次第に私の変態ぶりがバレていくわけです。
それでも中には、そんな私だからこそと、いろんなことを吸収しようとポジティブに付き合ってくれるママもいて、
おそらく変態の要素をちゃんと持っているんでしょうけれど・・・。
そんなママがちょっとした疑問をぶつけてくれたのです。それは、
「牛乳を飲みたがらない子供に、牛乳をどうやって説明すればいいか・・・」
というものでした。
変態どころか、本当にピュアで子供のことを考えることができるママですね。
その疑問には、こちらの記事↓↓↓を読み込んで自分なりに子供に伝わる言葉で話してくれているかなと思うことにして、
https://thee-suzukin.com/body/post-2069/
ここでは、さらに追加でもらった疑問、
「アーモンドミルクって牛乳の代わりになるのかな?」
というものに注目してみました。
ミルクだけどミルクじゃない
いきなり結論ですが、当然ながらアーモンドミルクはミルクじゃないです。
お乳ではないですよね。
アーモンドですから。
しかし、栄養素的にはとても優れていて、牛乳の比ではないでしょう。
ただ、その製造過程がちょっと複雑なので、物によっては自然な牛乳の方がマシ、ということも大いにありえます。
そして、臭みがない、というのも大きな違いではないでしょうか。
牛乳嫌いの人は、とにかくあの匂いが苦手ということが前提にあると思うのです。それはやはり生きた動物の体液ですから。そんな匂いを感じてしまうのも当然かもしれません。
その点、アーモンドミルクは種子から作られていますから、乳臭さもなければ生きた動物を感じる匂いもないといえますね。
アーモンドミルクの栄養素は?
牛乳を積極的に飲む必要は、私はないと思っているので、わざわざ代わりになるものを探して飲むことも、もちろんないと思います。
しかし、第3のミルクとまでいわれてしまうアーモンドミルクですから、動物性じゃないヘルシーで安心な植物性タンパク質が摂れる飲み物として、アレルギー持ちの方などは代替食品として認識されるかもしれませんね。
先ほども言いましたが、牛乳は牛乳、アーモンドミルクはアーモンドミルク、です。
同じコップ1杯(200mI)中の栄養素を見てみましょう。
牛乳 | 豆乳 (無調整) | アーモンド ミルク | |
カロリー (kcal) | 134 | 92 | 28 |
タンパク質 (g) | 6.6 | 7.2 | 1.2 |
脂質 (g) | 7.6 | 4.0 | 2.0 |
炭水化物 (g) | 9.6 | 6.2 | 1.6 |
カルシウム (mg) | 220 | 30 | 140 |
鉄 (mg) | 0.04 | 2.4 | 記載なし |
引用:食べるバレエレッスン
タンパク質は、ほぼ期待する量を摂れないとわかりますね。
その一方でここに記載はないですが、ビタミンやミネラルは群を抜いて豊富です。
なかでも【ビタミンE】についてはダントツの含有量と言われてますね。
アーモンドといったらビタミンE、と代名詞にもなるくらい効率よくたくさん摂取できる食品といえます。
そして、その効能である抗酸化作用こそが、アーモンドがアンチエイジングに効果があるとされる所以でしょう。
1日20粒のアーモンドは、もしかしたらあなたを美魔女に導く最短の近道なのかもしれません。
用途が牛乳そっくり!?
アーモンドミルクが牛乳と比較されてしまうのは、その見た目と用途が牛乳にそっくりだからではないでしょうか。
牛のお乳と木の実の汁、似て非なるもののはずなのに、見た目はそっくり。
そして、そのまま飲んでも風味が良くて美味しく、お菓子作りなどにも違和感なく使えるので、牛乳アレルギーの方や牛乳が苦手な人も、ミルク感を楽しめるという点ではとても重宝するといえます。
さらに、昨今のアーモンドミルクブームはそれだけにとどまりません。
なんと、
鍋!アーモンドミルク鍋!
ですって。
牛乳を使った石狩鍋や、豆乳を使ったごま豆乳鍋、そこへアーモンドミルクを使った美肌・ダイエット鍋。・・・
まぁ、ありか… 。
カロリーはダントツで少ないですから、摂取カロリーや糖質は抑えられるかもしれませんね。
ブームがここまでとは、本当に驚きです。
数年前にはアーモンドミルクなんてスーパーに並んでいなかったですよね!?
牛乳離れが加速したのか、よくある海外セレブ発信のスーパーフード便乗ビジネスのひとつなのかわかりませんが。
自分の軸がしっかりと確立している人は揺らぐことがない情報でも、新しいものについ目が奪われがちな人は「そうだったのか!」と、簡単に流されてしまうかもしれませんね。
結局アーモンドミルクを飲むことはどうなの?
私の見解としては、アーモンドミルクはとても体に有効で、むしろアーモンドそのままを食べるよりも、細胞壁が壊れた状態であるミルクは、栄養の吸収率がより高いというものです。
しかし、それには絶対的な条件があります。
アーモンドミルクの製造方法や品質、これを徹底的に調べて問題ないものを選べるのであればとても推奨できる優れた食品ではないかと。
有機栽培の無農薬アーモンド自体が稀な状況で、果たして信頼できるアーモンドミルクを購入することができるのでしょうか。
さらに、日常的に摂取するにはややコストもかかり、和食にも合うかどうか微妙なところです。
アーモンドミルクは、嗜好品としておやつの時間やお出かけしたときの特別な時などのみに控えておく、これくらいでいいのではないでしょうか。
つづきは・・・
今回はアーモンドミルクと牛乳との比較についてまとめてみました。
今のあなたの心の中はどんな感じですか?
アーモンドミルクのこと、気になりました?
それとも興味が薄れてしまいましたか?
もし、それでも飲んでみたいなぁ、と思われた方は、こちら↓↓↓の「アーモンドミルクの選び方」についても合わせて読んでみてください♪
私が見つけたとてもおすすめなアーモンドミルクの紹介もしていますよー♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。