ー本記事は2019年9月21日に公開済みですー
我が家の3歳児、3女のおませちゃんも、ついに七五三御祝いの時を迎えました。
2人の姉の七五三写真を見ていることもあり、この日が来るのを密かに楽しみにしていた様子。
3人目はついつい手抜きになることが多いといいますが、我が家もご多分に漏れず完全なる手抜き育児に・・・。
しかし、さすがに、本人の期待値が上がりまくっている「着物を着て写真を撮る」ことはスルーできませんでした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
長女のときも、次女のときも、3歳でのスタジオ撮影の難しさを痛感しました。
それでもやっぱりスタジオで撮ってもらった写真を家でみると、ほんわかあったかい気持ちになるんですよね。
さらにいろんな人に見せやすい点も、お金を使う価値があるところではないでしょうか。
世間一般の常識にのっとったベタベタなお金の使い方を嫌がる私たち夫婦ですが、今回もフォトスタジオで3女の七五三写真を撮ってきました。
果たして、いい笑顔の写真は撮れたのでしょうか??
タイトル見たら即答えは出ますけどね・・・。
老舗写真館でも王道アリスでもおしゃれシャレニーでも笑わない3歳児
よく宣伝ポスターなどに使われている3歳児の可憐な笑顔写真、あれはなんなんですか?
ほんまにあんな女優みたいな笑顔をする3歳児っているんですか?
いるんですねー。
友人の七五三写真を見せてもらったら、まさに女優がそこに写っていたりするんです。
我が家とよその家、何がどう違ってこうなっているんだろう・・・。
老舗写真館で一切笑わなかった長女
一人目の長女のときの七五三では、私たち夫婦だけじゃなく双方の両親が「七五三、七五三」言うてましたもので、ほぼ選択の余地なく「旦那が子供のときお参りした神社でのフルコース」で決まりでした。
なかなかのコースですよ、これ。
新潟市の由緒ある大きめの神社『護国神社』というところで、早めに予約してお参りの日取りを決めました。
よくわからないままに、とりあえず日取りを予約して、着物を選んで、せっかくやしって私まで着物着ることにして、とても仰々しいものとなったのです・・・。
また当日は、スケジュール調整があまりスムーズではなく、神社で式を挙げる人たちの撮影も担っている老舗写真館ならではの「待って、待たされ、待ちぼうけ」という展開になっていました。
子供もそうですが、遠方から来てくれていた両親もヘトヘトです。
いざ撮影ということでスタジオに入ってみると、そこで緊張気味の長女を待ち受けていたのが・・・、
男性カメラマンさんと、とても真面目そうなアシスタントの女性一人でした。
いや、これはなかなかのインパクトでしたよ。
勝手に想像していた私が悪いのですが、子供を盛り上げて盛り上げて写真を撮るというイメージが定着している七五三撮影で、このクラシカルな雰囲気・・・。
写真館ってそうですよね、たしかに…。
そんなこんなでまったく微動だにしない長女・・・。
引きつけ役のおもちゃもアンパンマンの一人舞台に近い状態・・・。
とにかく、総勢8人以上の大人が揃って「笑え、笑え」の大合唱ですよ。
これで天使の笑顔ができる子供がいたら、大女優間違いなしですね。
決して老舗写真館のことをディスっているつもりはありません。これ言うと余計マイナスになるか…。
しかし、次のタイトルを見ていただいたらそのことが良くわかると思うのです。
護国神社での七五三をご検討の方は、こちら↓↓↓で詳細を確認して下さいね。
王道の子供写真館アリスでも笑えなかった次女
長女のときの反省点を生かして、次女の七五三写真では、誰もが笑っちゃうという噂の王道子供写真館での撮影を決めました。
あの、子供を異様なテンションで盛り上げているお姉さんがたのパワーアクションを間近に見るのはちょっと抵抗があったのですが、私の友達が二人もこの会社で働いているという信頼性と安心感で、当初は大船に乗ったつもりでいました。
ところがどっこい、やっぱり笑わへんやーん!!
どないなっとる?我が子たちよ。
このときは、お姉さんがたも私たちもあまり「笑え、笑え」とは言ってなかったはずなのに…。
引きつけ役もあらゆるキャラが総動員でしたけどねぇ。
ただそこには、当時3歳の次女の中での「笑ってる顔」が、私たちが通常イメージするものとやや違っていたというズレがあったのです。
口元をミンっと引っ張って一文字にすることが、彼女の中のそれだったのです。
だって、姉と一緒に大好きなディズニーのシンデレラの衣装を着て撮ってもらった写真が、まさにそれだったんですよ。
これ、彼女の中でとびきりの「いいお顔」なんです。
大人の固定観念だけで判断してはいけませんね。
王道写真館ではいろんな衣装が着られて楽しいですよ。気になる方はこちらの公式ホームページ↓↓↓をご覧ください。
おしゃれでアットホームなフォトスタジオ【シャレニー】でも不自然な笑みしか出ない3女
過去2回の実績ゆえ、今回3女の七五三写真をどうしてもスタジオで撮影する気になれなくて、延ばし延ばしになっていました。
かといって、自分たちですべてを用意して写真まで撮れるのか、というと、仮にできたとしても姉2人のものとは雲泥の差の出来になることは明らかです。
どうしよっか〜、
やる?やらんとく?
そんな会話を夏の終わりまでやっていたら、案の定「そろそろやばない!?」ってなるんですよね。
そんなところへ、親しくさせてもらっている友人家族の、3女と同い年の女の子の七五三前撮り写真を見せてもう機会に恵まれたのです。
それを見て「いろんな特典も付いててお得だったよー」という有益情報と、そこに写っていた彼女のとても自然ないいお顔のダブル効果で、ほぼ決まったようなもんですね。
「うちもそこ行ってみよか」
あまり派手な宣伝も噂も見聞きしたことがなかったけれど、とにかく見せてもらった写真効果が絶大でした。
果たして我が家のおませ3女はいいお顔ができたのでしょうか!?
ははー、そうは問屋がおろしませんよね。
むしろ、想像通りで安心したような気もしました。詳しくは後述します。
私的には、撮影の雰囲気とかスタッフの方の程よい盛り上げ方に好感が持てましたし、姉たちも私も着物を着付けてもらって臨場感はバッチリでした。
不自然でもいいじゃない!
これが3歳児の自然な姿でしょ。
シャレニー↓↓↓とは、長野県に本社を置くちょっとおしゃれな写真を撮ってくれるフォトスタジオなんですね。
笑顔写真を求める大人の滑稽さよ
結局、笑いたいときしか笑わないのが幼い子供の姿です。
これ以外の笑いは、3歳児にとって拷問以外の何物でもないのではないでしょうか。
笑え笑えと言われて、笑えるわけないですよね。
これから幼いお子さんの写真撮影が控えているという大人の方達、「笑わせよう」とはしないことが鉄則ですよ。
それだけじゃなく、「笑うように仕向ける」ことすら滑稽なことだと思い知っておきましょう。
3人の3歳児を、スタジオのカメラの前に立たせる経験をしてようやく自覚できました。
笑わなくてもいいよ、と言えない親の小ささよ。
子供たちはそれなりに緊張しながらも特別感を味わって興奮しています。
ならばそこだけをフューチャーしてあげて、その空間と時間を最大限に楽しいものにした方がいいお顔を撮影できるのではないでしょうか。
もちろん、これは素人が素人目線でキャンキャン言うてるだけの話なんですが、どうしても「一生に一回だけの瞬間だから・・・」とつい力が入ってしまうのが現実だと思います。
おそらく、スタジオで一生懸命に盛り上げてくれているスタッフの方達はそのことを熟知しているのでしょう。ほぼ「笑って、笑って」と強要されることはないですよね。
ただ、親の意向も知ってしまっているという板挟みの立場では、「笑えるように仕向ける」ことが大事な仕事となっていることも事実だと思います。
だからこその、あの特別な言いようのないほどのテンションの維持なのかもしれませんね。
実はお支度も撮影もすべてを堪能しきっていた3歳児
自然な笑顔が一切撮れなかった我が子たちですが、長女の場合は別として、実は本人はとっても楽しんでいたようなのです。
圧倒される環境であることは間違いないのですが、優しいお姉さんに素敵なヘアメイクを施してもらい、着たことのないかわいい着物を着付けしてもらえるスタジオフォト。
これはちょっとだけ、テレビで見るようなアイドル気分になれるというものでしょう。
今回の3女も、1時間以上待たされた後の放心状態でのメイクと着付けでしたが、一度もぐずらずじっと大人しく(されるがまま)すべてのお支度を完璧にこなしたのです。
ここ、とても褒められましたよ〜。
3歳児って、まずは座ってじっとしていること、窮屈な着物を着せられることにとても抵抗する子が多いそうです。
まぁ、それが普通といえば普通かもしれませんが、そういう子たちを見てきたプロが驚かれていたほどに、まったく抵抗無しのお人形さん状態の我が子たちなんです。
このお支度からすでに、彼女たちのオンステージのスイッチは入っていたのかもしれませんね。
心から面白いと思うことがない限り「にっこり笑顔」は出ないようですが、いろんなポージングはなかなかよくやっていました。
終盤にはありったけの笑顔を作ろうとして「梅干しを食べたおばあちゃん」みたいな顔になっていた3女、これもまた記念すべき瞬間のカットなのだと気付かされた私たちは、迷わずこの写真もお買い上げとあいなりました。
本当に自然な笑顔写真を残したいなら【出張フォト】という手も
私たちは選択肢としてまったく頭になかったのですが、「子供の自然な表情を慣れない環境で撮影する難しさ」を再確認した今となっては、流行りの「出張フォト」というのはとても有効だと感じました。
全国どこにでも浸透しているというわけではないと思いますが、もしフリーのカメラマンさんと知り合えるきっかけがあれば頼んでみてもいいかもしれませんね。
2時間拘束して、衣装代メイク代込みでも案外スタジオフォトと変わらないか安いくらいで撮影してもらえるみたいです。
お参りの様子や、家族が自然に密着して子供から笑みがこぼれる瞬間など、スタジオという限られた空間ではなかなか表現できない写真が撮れるのではないでしょうか。
そして、きっと外にいるという開放感によって、大人も子供も「笑顔」だけにこだわる気持ちが薄らいでいくような気がします。
住んでいる地域から検索できるので、興味がある方は覗いてみてください♪
まとめ
この記事は、3歳児の七五三写真撮影で子供から笑顔を引き出すのが難しいと感じた方に向けて書いたつもりです。
なかには、衣装を着る段階から泣いて愚図って大変という方もおられるかもしれません。
でもそれがリアルな3歳の姿なのではないでしょうか。
せっかくスタジオ予約して、親も兄弟も気合い入れて仕上げているのに、肝心の本人の機嫌が最悪だったらどうしたらいいのでしょう・・・。そう思ってしまうのも当然です。
そういうときは、そういう写真を残してみてはどうでしょう。
逆にこんなチャンスはこの先ないかもしれませんしね。
我が家も、長女や次女の七五三写真を見るたびに、3歳のころの作り笑顔を知らないピュアな表情がとても彼女たちらしいなと胸が熱くなります。
撮影が終わって、着物を脱いではしゃいでいる3女を見て、「それそれー、その笑顔が欲しかったのよー」と言ってしまう、これまた小さき大人のリアルなんですね…。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。