ー本記事は2019年7月27日に公開済みですー
まったくノータッチだったアーモンドミルクの世界、ひょんなことからその世界を垣間見る機会に恵まれました。
試しに近くのコンビニで、唯一置いてあったアーモンドミルクを1つ購入してみました。
これは、正真正銘の甘くて美味しいジュースでした・・・。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
子供たちは争奪戦を繰り広げ、小さな200mlの紙パックやらコップに入ったのやらを我先にとあさましく取り合って飲む始末・・・。
砂糖が生きています。
アーモンドミルクの中身は?
アーモンドミルクの流行のおかげで、今やいろんな種類のアーモンドミルクを購入することができます。
スーパーやコンビニにも普通に置かれるようになりましたしね。
しかし、あの茶色い皮に包まれた固いナッツであるアーモンドが、どうやったらあんなに白くて乳な液体に生まれ変われるのでしょうか?
そう、実は、アーモンドは一皮剥けば真っ白なのです。
アーモンドミルクはアーモンドと水
アーモンドミルクの中身は、アーモンドと水です。
アーモンドを砕いて水で溶かし、それを濾し取った汁です。
なので、自宅でも作ろうと思えば作れますね。とても手間ですが…。
もちろん市販のアーモンドミルクはそんな単純な原材料で作られているわけはないでしょう。
私が選ぶ余地なく買ったコンビニのアーモンドミルクにも、
- アーモンドペースト
- 砂糖
- 食物繊維
- デキストリン
- 果糖ブドウ糖液糖
- ハチミツ
- 植物油脂
- 食塩
- アーモンドオイル加工品
- その他7つの添加物
という、単純とは程遠い原材料名が書かれていました。
ね、これはジュースでしょ。
アーモンドミルクのアーモンドの品質
アーモンドミルクは、アーモンドをそのまま食べるよりも消化吸収の面においては優れていると思います。
水で薄まっているという点は否めませんが、仮に吸収率が倍ほど違うとしたら、液状の方が効率はいいかもしれませんね。
そして、元来のアーモンドミルクとは生のアーモンドを浸水させたものを使って作る、酵素も生きたフレッシュなものなのです。
とういうことは?
そう、アーモンドの質が非常に重要だということなんです。
市販のものは、おそらくほとんど生ナッツなど使っていないと思われますが。
アーモンドミルクがとても栄養価が高く、そしてその栄養素を体が吸収しやすいベストな状態で摂取できるものだとしても、アーモンド自体の品質が不安定であれば、それはわざわざ習慣化して飲むものかどうか、ちょっと考えてみても良さそうですね。
では、自宅で良質の生アーモンドを使って水だけでアーモンドミルクを自作し、それを飲んでいれば健康になれるのかというと、それもまた諸々の問題があるわけです。
アーモンドは品質を追求していくと、それはもう超高級食材並みに高価なものに行き着いてしまいますから・・・。
結局、牛乳しかり、豆乳しかり、アーモンドミルクしかり、
その栄養価ばかりにとらわれていると、自分の体にとって本当に益となるものへの判断が曖昧になってしまうのではないでしょうか。
アーモンドミルク選びのこだわりの条件をご紹介
私、飲まないんですけどね…。
でも、身近な人がもし、アーモンドミルクのブームに踊らされてしまって、とても体に良いとはいえないアーモンドミルクを常飲していたら?
ちょっと待って!
と言いたくなりますよね。
アーモンドがスペイン産
豆乳などのパッケージにも、その豆の産地がわかるように記されていますよね。
そして、できるだけ国産のもの、無農薬のもの、有機栽培のもの、
この辺は意識して選びたいところです。
では、アーモンドミルクに関してはどうでしょう?
これも産地がわかるようになっていると思います。
パッケージに、すぐわかるように記されていない場合はネットなどでその情報を得ることはできるでしょう。
ただ、やはり自信を持ってパッケージに記されているものの方が信用できますよね。
また、原産国と原材料の生産地は別ですから、アメリカ産のアーモンドを使って日本の工場で製造したものを、『国産のアーモンドミルク』と言えるとしたら?
アメリカ産のアーモンドは特に注意が必要なのです。
詳しくは後述しますが、
私が推奨するのはスペイン産です。
マルコナという品種のアーモンドをご存知ですか?平たく丸みをおびた形で、豊かな風味と深い味わいは通常のアーモンドと比べても別格です。その名も“アーモンドの女王”と呼ばれています。
ー中略ー
中でもスペイン産のマルコナ・アーモンドは、豊かなミネラルを含んだ土で力強い味わいに育まれ、市場で最も高値で取引されています。
引用:ippin
情熱の太陽効果ですかね。
オーガニックかどうか
アーモンドは木の実で、実際に食す部分は硬い殻に覆われています。
なので、栽培の時点で農薬などを使っていたとしても、それほど神経質になる必要はない、と言われることもあります。
しかしやはりそのまま飲む形になるアーモンドミルクの、元となるアーモンドが農薬まみれだと体には負担の方が大きくないでしょうか?
ここで、先ほどのアメリカ産のアーモンドのお話を少し・・・。
アメリカはカリフォルニア産のアーモンドが有名ですよね。
しかし、アメリカ産のアーモンドは有機認定がされているもの以外は、とても強い薬を使って殺菌することを義務付けられているのです。
カナダでアーモンドにサルモネラ菌が発生したことにより、米国でアーモンド栽培が盛んなカリフォルニア州の保健局で安全性を高めるための措置がなされました。
引用:大道かほ莉Official Web Site
長時間の低温殺菌がなされたもの以外は、全て、シロアリを駆除するために使われる「酸化プロピレン」で燻蒸しなければ流通できないという法令があるのです。
もちろんアメリカだけとは言い切れませんが、法律として制定されているので間違いなく何かしらの処理をしているということです。
知っていると知らないでは、結果が大きく違ってくるのではないでしょうか。
無糖・無添加は当たり前!
こんなこといまさら?ですよね。
アーモンドの産地までこだわれといっておいて、砂糖や保存料・乳化剤などを無視するわけにはいきませんね。
これはパッケージですぐにわかることですから、最低でもクリアしていきましょう。
砂糖が入っていた方が飲みやすいという場合は、無糖のアーモンドミルクに自分でハチミツや砂糖を少し足してもいいかもしれません。
で?どのアーモンドミルクがいいの?
ここまでの条件が揃ったアーモンドミルクはなんでしょうか?
それは、こちら↓↓↓です。
最近ではこんなこだわり条件を満たすコアな食材も、ネットで簡単に手に入るんですね!
こちらのエコミルシリーズは他にもたくさんの種類があるので、栄養補助としておやつなどに活用してみるといいかもしれませんね。
まとめ
アーモンドやクルミなどのナッツ類は、とても体にいいイメージがあります。
しかし、それと同時に農薬の害やカビなどの危険性もよく指摘されていますよね。
何を隠そう、私もある時期に、体に良いからということだけを信じて、ナッツ類を食べまくっていたことがあります。
キロ単位でまとめ買いし、お菓子作りに使ったり、お米に混ぜて炊いたり、酵素が生きているといっては生のナッツを長時間浸水させて、ミルクまがいのものを作っていたのです。
そして、オーガニックのものを消費するとあまりにも高額になるので、普通のものを買っていました。
頭の片隅には常に「農薬・・・」という意識が消えずにありながら・・・。
こんな状態が長続きするわけないですよね。
今となってはいいネタですが、やってるときは本気ですから。
健康にいい、体にいい、美容にいい。
この言葉の魔力に負けない自分軸を備えておくことが一番大事ですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。