ー本記事は2019年8月22日に公開済みですー
現在、アトピー性皮膚炎がかなり身近な病気になっていることは確かです。
昔の、ひどすぎる間違った情報の広がりも随分と落ち着いてきたのではないでしょうか。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
しかし、今のアトピー患者の6割が成人だということはあまり知られていないのかもしれませんね。
私も、まだまだ幼い子供がたくさん苦しんでいるのかなと思っていました。
もちろん、大人アトピーの数が減っているとは思いませんが、今の時代の成人アトピーが多いということは、どういうことか…。
そうです、その大人が幼い頃に受けた皮膚炎の処方というのが、「ステロイド剤によるもの」だからなのです。
まずはステロイド剤と縁を切る
やっぱりこれか・・・。
そうなんです。
やっぱりこれなんです。
おそらく、成人になって突然発症する皮膚炎の原因は、過度のストレスによる自律神経の乱れが大きいと思うのですが、その根底にあるのがステロイド剤による免疫障害と腸内環境の乱れなのです。
同じようなものを食べていたり、自分よりひどい食生活をしている人でも、アトピー性皮膚炎にならない人がいますよね。
それは、ステロイド剤によって体内ホルモンを撹乱されているか否かが大きいと私は思うのです。
今では随分とこの正しい情報が拡散されつつありますが、それを逆手にとる元の木阿弥手法もたくさん出てきています。
ましてや、医者が潰れる世の中にはなりにくいので、あの手この手で「ステロイドも必要だし医者に診てもらうことも大切だよ」という、いかにもな情報が新たに確立されていくのです。
お医者さんはあなたです
自分の体のことを一番よく知るのは、あなたとあなたの一番身近な家族です。
医者には豊富な知識がありますが、アトピー体験はほぼありません。
今ではもう患者の顔も見ずにパソコンが相手の診療とさえ言われているので、そこに頼る意味って・・・ね。
自分のことってわかりづらい、それも一理あります。
それは、いろんなことが心配過ぎて体に起こっている事実を冷静に見られないからです。
だから「わからない」と結論づけて、まずはお医者様に駆け込んでしまうのです。
そうすると、もうわからないままアトピーと一生付き合わないといけなくなると思いませんか?
それでいいならそれでいいでしょう…。
でも、自分の体ほど多くの情報を発信しているものはないですよね。そのひとつひとつを素直に受け取ることができれば、病気なんて「わからない」ものではないはずなのです。
ステロイド剤の使用量によって調整していく
現在までにステロイド剤を使用していない人はラッキー?
それが一概には言えません。
皮膚に塗布する以外のステロイド剤、これが意外と身近な処方で体内に入っていると思います。
- 目薬
- 耳鼻科の処置
- 喘息治療
- 内服薬
- 外傷への薬
- 頭皮への処置(増毛・育毛剤)
これらはほとんど意識していない人も多いのではないでしょうか。
「内服しなければそこまで副作用の影響はない」という意見もありますが、ステロイド剤を塗ってあんなにきれいに炎症がおさまるのは、それが皮膚に作用しているからではなく直接腎臓や肝臓に作用しているからだということを忘れないでください。
ステロイドがどれくらい体内に入っているかは、正直わかりづらいところがあります。
強い薬を日常的に使っているとなると、急に全部やめたときのリバウンドが怖いですよね。
しかし、ステロイド剤を何も知らずに使ってしまっていた人は実はラッキーなんです。
大きな学びを無料で得ることができます。
そう考えてみると、どうでしょう?
なんだか自分の人生の意味とか、自己成長の大きなステップアップとか、そんなことがリアルに体感できそうですよね。
リバウンドを抑えるための腸ケア
ステロイド剤による副作用、リバウンドは怖いですね。
リバウンドを経験した人の体験談や、ひどい症状の画像などが簡単に見られる時代ですから、それだけで「自分に耐えられるのか?」と躊躇してしまうと思います。
リバウンドを避けるためには、ステロイド剤を完全に辞めないことも大事だという風潮もあります。
しかし、そういう負のイメージを抱えるだけでまたまた自律神経が乱れたり、腸内フローラのバランスが崩れたりするのです。
腸内に棲みつく数え切れないほどの細菌群が、そういう心の乱れを察知してしまうこともあると思うのです。
怖いリバウンドも、自分の精巧な体の機能が起こしていることですから、決して間違っているわけではありません。
怖い怖いと思う前に、一気にそういう症状を出さなくてはいけない体の負担を、軽くしてあげることにシフトしてみませんか?
腸内細菌をバランスのいい環境に整えること、薬によって保たれていた炎症の縮小を細胞のミネラル補充によって行なっていくこと、この2つは本当に有効なのです。
あ、その前に今の会社を辞められますか?
ここまではだいたい、今の世の中に流布している「アトピー改善への指南」と同じような内容になっていますが、これを実行するための一番大きな行動力については、あまり語られていないのではないでしょうか。
そこが本当に「ありき」なのですが・・・。
私は何回でも言いますよー。
あるものを手放すことがどうしても今の時代では困難なのは確かです。
【仕事イコールお金】そこにある欲と縁を切る
あなたの大人アトピーを完治させるための、大きな妨げになっているものの一つが「仕事」ではないでしょうか。
その仕事を前向きにスパッと辞めることができると、大人アトピーなんて怖くもなんともないのです。
それができないから大人は苦しむのです。
仕事で得られる、
- お金
- 人間関係
- 社会的地位
- 安定した生活リズム
これらをもう一度よく見直してみませんか?
もちろん、仕事を辞めなければアトピーが治らないということはありません。
しかし、なんらかの負担になっていてそこに苦しみが伴うのであれば、一度辞めてみる事は大きなプラスの選択といえると思います。
お金がないと日常生活も治療もできない、そういうことも一理ありますが、ただそのまま今の生活を続けていても改善は難しいでしょう。
仕事を辞めることが「社会からの離脱」「負け組」では決してありません。
人生80年とも100年ともいわれている現在の、ほんの数年間を自分の体と真っ向から対峙する期間に当てることがそんなに「負」となるでしょうか。
ならば、自分で「アゲアゲ」に持っていこうではないですか!!
【仕事イコール生きがい】から体の健康あっての生きがい
仕事といってもそれは多種多様で、「治療の妨げになる仕事」と簡単に一括りにはできません。
しかし、どんな仕事であっても、現状で健やかな生活習慣を取り戻すことに対して不都合が生じるのであれば、一旦休みましょう。
小さな子供の時のような、お日様と自然とともにあるような生活、それが体にとっても心にとっても一番であることを思い出して欲しいのです。
今の仕事でちょうど重要なポストを任されているから辞められない?
それが本当にあなたの心が喜ぶことでしょうか。
私が決めることでも、会社が決めることでも、家族が決めることでもありません。
いうまでもないですよね。
さあ、生きがいをシフトするチャンスですよ!!
これをきっかけに人生リセットができるというメリット♪
私も味わっていますが、アトピー症状で痒くて痒くて夜も眠れないとき、もうすべてが暗黒ですよね。
そんな状況でも「ハッピー♪」と言いながら明るく振る舞える人って、本来アトピーなんかにならないと思うのです。
やはり、辛いのです。
でも、そのすべてが辛い・・・、って、「すべてって何?」ではないですか?
友達、家族、恋人、仕事、学校・・・。
考えてみれば、結局そんなもんなんです。
そんなもんに縛られているからアトピーを憎んで、自分を憎んで、がんじがらめになるのです。
一旦“人生リセット”もありではないでしょうか。
あなたのアトピーが導いてくれた人生変換のときだと、
アトピーにならなければ気づけなかったのだと、
アトピーによって人生を幾通りも味わえるという特権だと、
人生の中のほんの一瞬の時間を、そういう思考にシフトしてそれに沿って実行してみることが、アトピーで得られるメリットではないかと私は思います。
まとめ
なかなか具体的な改善方法にたどり着けませんね…。
しかし、急がば回れです。
焦って「これが効く」というものに手を出しても、メンタルで克服できていないものがあれば、必ずつまずきます。
それがアトピー改善に時間がかかる要因なのです。
子供のアトピー完治が1年ほどで叶うのも、生活習慣の改善が簡単に実行できる点に尽きるのではないでしょうか。
気持ちを入れ替えて、どこにアプローチするかさえわかれば、そこからの道のりは案外苦しみではなく喜びであることが多いのです。
「これが効く」で改善を図るより、「アトピーを自力で治す」という意識リセットがもたらす効果はお金では買えない一生の財産になるでしょう。
せっかくアトピーになったのだから、そこを生かして残りの人生を生き切りましょう♪
具体的なアトピー症状へのアプローチをまとめましたので、ぜひのぞいてみて下さいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。