ー本記事は2019年7月24日に公開済みですー
「臭い」というデメリットを黙認しながらも、体に有効だろうと愚直に続けてきた我が家の納豆水ですが、ついに「臭いくない」新しいステージへと引き上げることができました。
めんどくさいというデメリットが新たに生まれましたが・・・、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
臭い納豆水も、それはそれで納豆菌の効果を得ることができる有効な液体だとは思います。
しかし、何事もすっきりとしない気持ちで取り組むのは良くありません。
解決の糸口がなかなか見つけられませんでしたが、その原因は私が本家納豆菌水のやり方を穿った目で眺めていたからだとわかったのです。
現況で行き詰まっているのならば、新しい扉を自ら開くことが解決の糸口になるのではないでしょうか。
何かしらの発見があるかもしれないのであれば、あのめんどくさい工程だらけの本家納豆菌水も、一度レシピ通りに作ってみようではありませんか!
とにかく希釈の嵐!納豆菌水のヌーベルバーグ!
まず、こちらの薄めて薄めて薄めて作る納豆菌水は、どのような効果をうたわれているのでしょうか。
納豆菌が最も体に吸収しやすい状態になるというわけですが、これは薄めても薄めなくても吸収はされるのでは?と思いますが・・・。
私自身は効果を求めてこの薄々納豆菌水を作るわけではなく、臭くない納豆水のヒントがあるかもしれないという点に望みをかけています。
しかし、効能、見ておきましょうね。
【納豆菌水】の効果・効能は?
納豆菌水を広めている方々が、納豆菌水と同じくらい、もしくはそれ以上に推奨されているのが「万能酵母液」でした。
まず「万能酵母液」が体の設計図であるDNAの修復をするといわれています。
なので、この酵母液を摂取すると体内浄化が激しく起こり、人によってはかなりきつい好転反応が出るといいます。
そこへ、双璧として「納豆菌水」を送り込むことによって、修復された設計図をもとに新しい細胞をどんどん作っていく働きをしてくれるので、修復速度は3倍にもなり、好転反応が少なくて済むのというのです。
ダブル使いが理想的な体内改革方法ですが、それでも好転反応がきついという人は「納豆菌水」のみの使用をおすすめされています。
日頃からいろんな毒素や活性酸素を溜め込みがちな現代人には、とても魅力的な液体ですね。
細胞レベルで浄化されるのであれば、どんな薬よりもやってみる価値はありそうです。
当然ながら、好転反応が終わった体はすっきりと軽くなり、肌や体内組織、骨や血液など、あらゆる部位が若返っているかもしれません。
すごそうですね〜。
体の機能って、こんな身近な材料で作られた液体でDNAの修復までやっちゃうんですね〜。
そら、限定的にしか広まらないですよね。
どれくらいめんどくさい?
乳酸菌液については、材料も工程も複雑ではないし、誰でも簡単に発酵具合が分かります。
なので、わりと先の2つの液体よりも世間的に浸透しやすかったのではないでしょうか。
私の周りでも「乳酸菌」と言うと、そんなに説明しなくても話が伝わります。
しかし、「万能酵母液」「納豆菌水」と言ったら?どうでしょう?
説明、かなり必要でしょうね・・・。
納豆には、すでにみなさん周知の「臭さ」というものが付きまといますし、それを液体にして飲むと言われても、なかなか素直に受け入れられるものではないのが普通です。
材料はなんとなく想像がつくと思いますが、それほど入手困難なものはありません。
しかし、その工程は、
『45℃キープの合計5段階希釈発酵』
というから、甘酒の5倍の大変さです。
いかがですか?
やりますか?やりませんか?
ただひとつ大きなメリットが!
めんどくさいし、臭いかもしれないし、これは正真正銘の『とんでも菌水』といえるかもしれませんね。
でも、私は納豆菌について知れば知るほど、それを取り入れたほうが体は健康で元気になるのではないかと思うようになっています。
さらに、この菌水には、それくらい手間暇かけて作るだけのメリットもあるんです。それは、
作った原液と希釈の際に出る残りの菌水は、冷蔵庫で半永久的に保存可能
ということです。
1回の工程は大変かもしれませんが、1回作ってしまえば、かなり長く使えるということですね。
いかがですか?
ちょっとやりたくなってきましたか?
では、実際に私が納豆菌水を作った工程をまとめてみましょう。
少しはあなたのやる気スイッチを動かすことができるかもしれません。
【納豆菌水】の作り方
本家のレシピは大変繊細ですが、市販のペットボトルで作りやすい分量でまとめられています。
本当だったら、まずはその本家のレシピに忠実に寸分違わず作るべきなのですが、私はややアレンジを加えて作りました。
というか、計量を厳密にしないで適当にやった、というだけです、はい、すみません・・・。
しかしそれには理由があって、500mlのペットボトルで作りやすいレシピが出回っているなか、それをどうやって45℃前後キープしようかというところでつまずいてしまう人が多いと思うのです。
多くの方は炊飯ジャーを利用しているようですが、我が家にはそれもありません。
しかし、もっと便利で使いやすい身近なものがあったのです!
それは後ほど登場しますので・・・。
では、新たな納豆水の世界へ、いざ!
納豆菌を覚醒させる
もうみなさんはご存知でしょう。納豆菌は常温でも腐らないどころか一番発酵が活発になるということを。
ただ、夏場の暑い時期などに長期間常温で保存するのは危険が伴いますので、できれば冷蔵庫で保管してくださいね。
0℃以下、または90℃以上という状況では、納豆菌は芽胞という状態になります。
簡単にいえば休眠状態ということです。この状態では新たな分裂などの活動はできずに、再び活動可能な状況になるまでじっと待っているのですね。
冷蔵庫で芽胞となっている納豆を目覚めさせるために、常温で3日以上放置します。
もしくは、60℃で30分キープだそうです。
この環境においた納豆が、ネバネバがしっかり残った芳しい納豆になるか、ツンとしたアンモニア臭のネバのない怪しい納豆になるか、それを見極めることがまずは求められます。
良い納豆を選んで下さいね。
原液を作る
活性化した納豆を使って、まずは原液を作ります。
これが私が常用していた「臭い」納豆水のことなんですね。
私は長時間かけて発酵させたりはしていませんでしたが、本家のやり方は、
この状態を作り、45℃前後で6〜8時間キープするのです。
ここでペットボトルが活きてくるんですね。
数学的思考でいきますよ。
上の公式の〈納豆〉を35gにして計算してみましょう。
ね、500mlという容量がほぼビンゴとわかるでしょう!
では、どうやって温度管理しましょうか?
保温機能があるキッチン家電のない我が家でやった方法とは、
というやり方です。
ステンレス製の簡単な水筒でも6時間くらいは保温できますよね、そして容量も500ml前後のものが多いですよね。
これに45℃前後の湯冷ましと納豆を入れ、フタをして放置ですよ!
これは我ながらなかなかいいアイデアだと思いました。
魔法瓶とはよく言ったものです。魔法瓶あっぱれです。
よかったら活用してみて下さいね♪
原液の発酵を確認する
原液がうまくできたかどうかの目安として、容器のフタを開けたときに「プシュ」っという発泡音がするかどうかが重要だそうです。
乳酸菌液と同じですね。
私は1回で発酵の確認が取れたくらい、難しくはないと思うこの確認ですが、ここでつまずく人も多いようです。レシピ通りにやったのに「プシュ」が聞こえないとか。
しかし、うまく密閉できていなくても発酵はするし、途中で多少温度が下がったとしても納豆菌は活動していることでしょう。この場合は「プシュ」は聞こえないかもしれませんが、この時点でそれが失敗であるとは判断しない方がいいと思います。
それでいいと思います。
その原液はほぼ永久保存できるそうなので、瓶などに入れて冷蔵庫で保管しましょう。
4連続の希釈発酵
やや臭いがきつい原液はできましたね。
では、ここから怒涛の希釈発酵ですよ!
⑴ 原液を小さじ1杯+70倍の水(350ml)
完了の際に「プシュ」音確認。
⑵ ⑴の液を大さじ1強+20倍の水(350ml)
⑶ ⑵の液を大さじ1強+20倍の水(350ml)
⑷ ⑶の液を大さじ1強+20倍の水(350ml)
これでめでたく本家納豆菌水とご対面です!
いかがですか、この透明感!
原液をじゃんじゃん使っていた身としては、少々物足りなさを感じますが、これなら確かにガブガブ飲めるなぁ。
まとめ
こうして出来上がった納豆水、この中にどれくらいの納豆菌がいるのでしょうね。
でも、たしかに、こんなに透明なのにかすかに納豆の匂いがするんですよ!
すごいですよね。
希釈の際にできる余った納豆菌水は、30℃を超えない限り常温で保管してもいいということでした。
これからの時期はすぐに冷蔵庫に入れた方が無難ですね。
そして、その都度その段階からまた希釈して仕込みに使っていきます。
要するに、作るたびに納豆菌水の途中の状態が溜まっていくというループなんですね…。
私はちょっと横着をして、原液以外の余った液は全て同じ容器に入れてしまいました。
あとは、これを好みで希釈して使おうかなと、なんともズボラな結末になったのです。
この納豆菌水、飲み方にちょっとしたコツがいるのです。それを実践すればより効果を得ることができます。では、次はこちら↓↓↓にゴー!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。