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宇津木式などの肌断食の中でも上級者レベル「何もしない肌」に簡単に取り組めている理由とは

脱保湿肌断食

ー本記事は2023年11月21日に公開済みですー

1ヶ月前には「乾燥するんだからしっかり保湿しよ」とほざいていたのに、
1ヶ月後に蓋を開けてみたら、

肌にはもう何もしない!

などと堂々とのたまっているブロガーのブログなんてもう読まへんよ、なんて言わないでもうしばらく付き合ってください。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。いやほんまに。

肌断食宇津木式

これほんまに同じ人物が書いてるの?しかも1ヶ月半しか間を空けずに!?

珍妙なことだなぁと我ながら呆れを通り越して無の境地に近いものがあります。

人はそれぞれ、日々いろんなことを感じて考えて失敗したりうまくいったりして生きていますから。

この、ブログという私にとっても癒しの場になっている公開場で、珍妙な自分の人体実験的な肌の行方をしばらくは連投していこうと思っています。

さて、今回は、

  • 肌に何もしないで不安にならない?
  • 具体的にどんなやり方で始めた?
  • 始めてからの肌トラブルはなかった?

という素朴な疑問に答えていこうかなと思います。誰にも聞かれてないけどね。

肌断食をやったことある方も現在進行形の方も全く興味がない方も、ぜひ読んでいってくださいね!

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実際に私が始めた「肌に何もしない」その具体的な内容とは

みなさんも一度は調べてみたり挑戦したりした事があるかもしれませんね。

「肌断食」「脱保湿」「何もしない肌」

そして、世の中にはこんなにもたくさん肌に何もしないことに関する情報があるって事に気づきますよね。

第一人者である宇津木医師という医者が提唱した宇津木式肌断食が有名ですが、それ以外にも結構たくさん出てきます。

そして、私も何年も前にいっろいろ調べて理論自体はだいたい把握しているつもりです。

それに加えて、最も見落としてはいけない

“人によって違う”

という点もしっかり認識しつつ、今回のリベンジ脱保湿はどんなやり方で進めているかをまとめてみますね。

何もしない前の肌の状況

まず、一般の成人女性としてはわりと何もしない肌に突入しやすい状況ではあると思います。

  • クレンジング剤不使用
  • 市販の化粧水や保湿剤不使用
  • 石鹸洗顔もほぼしてない
  • 石鹸オフできるパウダーファンデ使用
  • シャンプーも洗剤類もナチュラル系
  • 日常生活もわりと規則正しい
  • 食生活もわりと良い方

いや、書いててびっくりするくらい何にもしてませんやんね。

脱保湿や肌断食の最大の敵であるクレンジング剤を長年使っていないという点においては、すでに中級レベルかもしれません。

にもかかわらず意を決して「脱保湿やるぞー!」と息巻いているのは、やはり自分の肌の状態に納得していないんでしょうね。

それに、本当に何もしないでみて果たして肌がどんな反応をするのか、それは確認してみたい事ではないですか?

だって、その方がめっちゃええやんってなったら肌にもいいし生活も楽になりますもんね。

あとはこれが一番難問だと思うのですが、肌の反応が悪い方向へいってしまってしばらくそれが続くという状況になっても大丈夫かな、ということです。

これに関しては、もはや覚悟ができたというところでしょうか。

SNS上で創り上げたイメージを壊さないようにとか、ちょっとでも良い感じに思われたいとか、全くゼロにできているわけではないですが、随分とどうでも良くなりました。

はい、てことで

すでに肌断食をかじっている
自分の肌の変化への好奇心が高まっている
もし悪くなっても頑張れる覚悟が備わった


三拍子揃っちゃいましたね〜。

私が実践している脱保湿のやり方【やめたこと】

肌にいろんなものを施して一生懸命人工的な保護膜をつくっていた私の肌ですが、肌本来の保護膜を取り戻せるまでにどれくらいかかるか気になりますね。

では、まず何からやめていったかみていきましょう。

① お風呂上がりの保湿をやめた

一説によると、夜の肌は排泄のお仕事を始めるとか。睡眠によって代謝が高まるゴールデンタイムとも言われていますね。肌断食の理論でも最初のうちはその時間帯だけでも「何もつけない」を実施してみましょうと言われているのでここは外せません。化粧水とオイルの保湿をやめました。

② 朝の保湿をやめた

元々朝も化粧水とオイルを塗っていましたが、これをやめました。どうしても気になるところだけごく少量のワセリンかオイルをちょっとのせる程度に。

③ 顔全体のパウダーファンデをやめた

どうしてもメイクをしたい時はポイントメイクに絞ることに。眉や瞼や唇に限定して、その箇所に下地としてほんの少しのパウダーをのせたりワセリンを塗ったりに変更。

④ 頻繁に顔を触る、こするのをやめた

以前、乾燥した箇所をやさし〜くこする方法というのを“名案”と言わんばかりに記事にアップしていましたが、これはやはりタブーかもしれません。実践した方すみません…。いまだにカサカサ剥がれ落ちきらない肌の部分があると手がいってこすりそうになりますが、なんとか踏みとどまってこすらないようにしています。

脱保湿スタートを機に【取り入れたこと】

では、脱保湿をしながらも日々肌の状態を観察して、必要だと見極めた際に肌に施すようにしていることとは何でしょう。

① ごく少量のワセリン

肌断食や脱保湿の助っ人として必ず出てくるのが『ワセリン』ですよね。私も以前チャレンジした時からちょいちょい使っていましたが、すでにどこにしまっていたかを忘れるほどに無縁となっていました。刺激がほぼないという点においてはその成分云々を語るより安全性は高い気がします。バリア機能が低下している状態のところには我慢して何もしないより効果的かなと思います。それで少し見た目も落ち着くなら精神的にも大いなる助っ人になり得ますよね。

② 手で包む

なんのこっちゃ、ですかね。しかしそのまんま手で包むんです、顔全体を。何かしら保湿をしていた肌を一気にヌードにするわけですから最初はちょっと心許ない感覚が占めると思います。ワセリンを塗るにしても顔全体が乾燥している場合はごく少量では済まなくなります。しかもやはり依存が怖いなぁとも思ってしまいます。そこで私がやっているのは、普段使っていたココナッツオイルで作った松抽出オイルを両手に適量馴染ませて、しっとりした後にくる少しサラッとした両掌で顔を包み込みます。ほぼ何も顔につかないくらいなんですが、それでもなんだか荒れた土地が平らになるような感じに落ち着きます。

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案の定肌荒れが始まったけど私の肌断食に希望の光が!

上記のような、自分にとっての最適と思えるやり方で、現時点で約1ヶ月ほど「何もしない肌」を続けられています。

好奇心と勢いだけでスタートダッシュしていた以前のチャレンジよりはだいぶ冷静に継続できているのかなと、自分でも感心していますが、案の定肌荒れは起こっていますよ〜。

この肌荒れが脱保湿によるデトックス的なものなのか、元々の不安定な表皮の状態なのか・・・おそらく後者ではないかと思います。

脱保湿後1ヶ月の肌の状態は?

肌荒れというか、均一でない肌質という感じです。

  • ところどころが皮向けやガサガサやボツボツの発症(特に顎まわりと唇)
  • 髪の毛や衣服が当たると痒くなることも
  • 毛穴に関しては変化なし
  • 季節がら強烈な日焼けの心配もなし

今まではガサつく前にせっせと保湿していたため見逃していたんでしょうね。

でも取り立てて「脱保湿して肌が荒れたー!」という気持ちにもならず、今のリアルな肌チカラがわかってむしろ良かったそさえ思います。

この冷静さというのは、実は歳のせいやラッキーな環境(ほぼ在宅でいける)のせいだけではないんです。

脱保湿を始めてちょうど1週間目くらいの時にお会いしたある方の影響がとても大きいのです。

「もう10年近く保湿してません」という強者現る!?しかもめっちゃ美肌!

私が継続して行なっている松を知る会、通称「松の会」で知り合ったとても美しく知的なママさん。併せ持つってすごいですよね。

元々アトピー経験もおありの方で、お子さんのアトピーに関しても薬に頼らず自然に良くなる方法を模索して実践されています。

いや、アトピーだったと聞いた時も目が点になりましたが、さらに保湿してないと聞いた日にゃ点になった目が奥に吸い込まれて消えてしまうかと思いましたよ。

お会いする時はすっぴんではなくわりと普通にわかるくらいメイクをされていますが、普段の外出時はほぼノーメイクだったり子ども用の日焼け止めをパパッと塗るくらいだそうで、その時のお肌もおそらくきれいに整っているのだろうなと容易に想像できます。

ハリがあってほどよくツヤがあり、シミなども見当たりません。ご本人は「あるよー」とおっしゃってましたが、ないよー。

そんな美肌が保湿なしで簡単シンプルなケアだけで成立するのか・・・イエス。

そう、保湿なしでもアトピー経験者でも可能性はおおいにある!

脱保湿を始めてまだまだ不安が拭えない状況の時に、こんなにリアルな脱保湿のお手本を見せていただけたことは、私にとってこれ以上ない励みになりました。

彼女曰く、

ある時ふと、このまま保湿剤を使い続けていくことに疑問を感じた。やっぱり不自然だよなと思いやめてはみたけど、やはり途中は顔色がくすんで友達に「どうした?日焼け?」みたいな言葉をかけられた経験も…。で、元に戻った時に肌色のトーンが上がりはするんだけど、これこそが化粧品の恐ろしさだと痛感して、やっぱり保湿なしの方を選んだ。

だいたいそんな風なことをお話ししてくださいました。後日ちゃんと取材してアップしたいところ…。

とにかく、今現在のきれいなお顔で話されるからこそ、めちゃくちゃ説得力があるんです!

やっぱり脱保湿の道には難所がつきものなんですね。

でもそこで諦めてまた元の習慣に戻る、という選択をする前に、彼女のこのお話や10年に及ぶ脱保湿の結果である今の状態を思い出したら、そこはなんとか踏ん張れそうな気がします。

もちろん、前提にある『人によって違う』という視点は忘れないでおかないとですけどね。

お風呂上がりに「何もしない」の後にくる不思議なほんわり肌を実感

肌断食を段階的に進めるという方法はとてもいいと思います。

特に、今の今までスキンケアやメイクに市販の既製品をたくさん使用していた方にとっては、それくらいから始めるべきかもしれませんね。

まずはクレンジング剤をやめて、
その次に石油系のメイクを辞めて、
洗顔料を石鹸に変えて、
ちょっとずつ刺激の少ないものへとシフトしていくって感じですね。

私自身はもうその段階を終えているので、すぐに保湿剤一切をやめるという道を進んでおりますが、まず一番最初に感じたことは、

肌表面が起毛してきた!?

という感覚です。

毛穴が立ち上がるというのか、肌が直接の刺激に敏感になっていて逆立っているのか、どことなく起毛感が否めません。

しかし、これこそが、私が目標とする小2娘のベルベットのようなツヤのないサラ肌の序章なのでは!?とさえ思うくらいいい感じなのです。

保湿剤やメイクなどで毛穴を埋めて表面を均一的に塗り整える、のとは真逆のことをしているわけですから、今度は逆に毛穴がスッキリとクリアになり表面が押さえ付けられずに伸び伸びと呼吸をしているということなのでしょうか。

そうは言っても、カサつきもあるし皮向けや赤みも出てきています。

まだまだバリア機能はおぼつきませんね…。

しかし、希望の光として先述の美人ママさんのお話に加えてもう一つ。

お風呂上がりの「何もしない肌」が、1時間のツッパリタイムの後、どうやらほんわかタイムに突入することが判明してきました!

最初はツッパルツッパル。

入浴で暖まった体温のせいもあってか水分が湯気となってスースーと抜けていく感じです。

さらにその後は急にカサカサしてきて「これはちょっとワセリ…」と思い始めた頃、我が家ではちょうど夕飯タイムとなるので一旦意識が自分の肌状態から食卓に向かいます。

そして食事を終え、残っていた家事をパタパタとこなしているうちに、

おやおや、あのカサカサがほんわりに変わってる!?

となるのです。

今までなら、カサカサしたらもう取るものとりあえず保湿!となっていたと思います。

でも、立ち止まる、気を逸らす、この余裕が大切なんですね。これがなかったらこの後にくる“ほんわり肌”に出会えないわけですから。

布団に入る頃には何も気にならないくらいにまで落ち着きます。ほんとに不思議だなぁと思いますね。

肌断食を始めた方でこの感覚を共有できる方がいたらぜひ「それー!!」と言い合ってハイタッチしたい気持ちです。

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まとめ:脱保湿は自分らしいスタイルでやってみると案外続きそう

肌質が千差万別であるということは、脱保湿の進め方も当然千差万別であっていいということですよね。

有名になり過ぎたメソッドがあるだけに、つい「こうしなくちゃ、ああしなくちゃ、これはしちゃダメだ、これは辞めなきゃだ」と右往左往してしまうのもわかります。

でもその右往左往自体がしんどくなって「もうやーめた」と元の人工皮膜をこしらえる道に戻る前に、なんとかもう一度自分の元来の肌のチカラというものを信じてみませんか?自分にゆーてる感。

少しでもそのきっかけになるのであれば、私は今後もとことん脱保湿赤裸々記事を書き続けます。

写真も見せろ、という声が聞こえそうですが、まあ気が向いたら撮ります。

肌を脱ぐ、という一大チャレンジにおいてはいかに自分らしいスタイルを見つけ出して楽しく続けられるか、という事に尽きそうな気もしますね。すっぴん茶会とか開こうかな。

では、次回もお楽しみに〜♪今の時点でもう書くことが思い浮かばないけど…。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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