ー本記事は2018年4月5日に公開済みですー
日記をノートに書いている人ってどれくらいいるんでしょうか?
今やスマホアプリやインスタ、ツイッターがそのかわりを担っているかもしれないですね。
それらに全く無知なため、8年間ノートに日記をつけ続けてきました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
今回は、日記歴8年以上の私が考える日記の効果と継続のコツをまとめたいと思います。
ノートに書く日記も、なかなかいいもんですよ。
日記とSNSは全く別物
「日記」というと、最近ではブログで綴ったり、SNSで流したりする方法がパッと思い浮かぶかもしれないですね。
ノートにペンや鉛筆で書く日記は古臭いといいますか、面倒くさいといいますか、なんか地味な印象がありますよね。
しかし、そもそも、
だと思うのです。
日記は他人に見せるものではない
まず、ノートに書いた日記を他人に見せることはないですよね。
だから好き勝手に、何の規制も遠慮もなく書きたいことをぶっちゃけられます。
ただ、ものが残るというのが大きな特徴で、
自分が死んだ後、これがみんなに見られるかもしれない・・・というのが最大の悩みどころです。
見せる前提で書いていないので、とんでもなく恥ずかしい文章が山盛りです。
絶対見られたくないです!
逆にSNSで書く日記は、非公開にしていない限り他人に見られますよね。
そこを意識しながら書くという点においては、ノートの日記とSNSの日記の表現は全く異なるのです。
自分の字で書くから感情が浮き彫りになる
字には個性が表れます。
そしてスマホやパソコンで打つ文字とは違って、
その時の気分や体調、感情などがくっきりと浮き彫りになります。
後で見返すと本当によくわかるんですが、
この時イライラしているなとか、
この時は体調が悪くて寝込んでいたなとか、
この日は旦那と喧嘩してたんだとか…。
文章には書いていないことまで見えてしまうことがあるんです。
パソコンやスマホで打つ文字も、もちろんその人なりの人柄や感情は表れるでしょう。
しかし、同じ言葉を打った場合どうですか?
イライラや体調の良し悪しや実は旦那と喧嘩していた、なんてことはなかなか見えないのではないでしょうか。
日記を何年も書き続けるコツ
私は、日記を始めたきっかけが長女出産でした。
産婦人科で配られた母乳日誌というものがあったのですが、
それを何の疑問もなく、
母乳日誌は時間軸が表になっているもので、そこに書き込めばいいだけという簡単なものでした。
その母乳日誌は1年で終わるものだったのですが、そのあとも自分でノートに時間軸を円グラフにして書いていました。
これが何年も続けられた理由は、
初めての育児で、娘の授乳の間隔とペースを目で確認できることが苦ではなくあって安心するものだったからです。
その後、育児にも慣れて、授乳ペースも自分の感覚で調整できるようになりました。
さて、日記やめる?ってなりますよね。
私は、ここからさらに日記を書き続けることを選択して、今まで続いています。
日記を書くきっかけは「なんとなく」くらいがいい
「字を書くことは脳にいいらしいから」
「紙に書くという行為をした方がいいから」
などなど巷には「日記の効用」を謳った情報がたくさんあります。
メディアでも流れていることでしょう。
もちろんそんな理由で始めて、何年も続けられる人だっています。
だけど、
しんどくないですか?そのきっかけ。
ブログやSNSで記録していく場合、それなりの反応や収益も生まれることだってあります。
見ている人がいてくれれば、頑張って続けようという気が起こり続けやすいです。
でも、その記録は日記ではなく、日記風のよくできた文章ではないでしょうか?
これを続けるのは、
これくらいがいいと思います。
誰に宣言するわけでもなく、
目標を立てるわけでもなく、
効果を期待するわけでもない。
その方が気負いもなく、好きなようにやれます。
そうして実際私もこれで続いています。
日記に対する自分なりのこだわりを作る
何をするにしても、続けるには自分を盛り立てる要素が必要ですよね。
日記ほど地味で個人的なものにはなおさらあった方がいいです。
私の場合は3つあります。
⒈ 道具を統一する
もともと使用する道具はノートとペンくらいなものですが、この道具の選び方がとーっても重要なのです。
ノートは無印良品のこちら↓↓を使っています。
これこそ、“そこにこのノートがあったから!”なんですが、
この選択、ものすごくよかったーと思います。
ここまで書き続けるとは思っていなかったのですが、結果、
って、書く意欲にも繋がるんです。
もし1冊目のノートを書き終えて、新しいのを買いに行ってなかったら?
1冊目ならまだしも、5冊終わって廃盤になっていたら?
ショックじゃないですか?やる気ちょっと萎えませんか?
揃えなくていい人もいるかもしれませんが、
のがオススメです。
⒉ 日記を書く時間を決める
私は子育て真っ最中のなか日記を書き始めて、未だに状況があまり変わっていないので、時間の確保も重要だと思いました。
自分で習慣づけてしまえば、もうその時間は日記の時間と割り切って行動できます。
無理のないように、
これが一番です。
私は、寝起きです。
一日の終わりにその日のことを振り返って書く…というのもやっていましたが、
子供の寝かしつけまでに書くとなると、集中できなくて振り返れません(笑)
なので、そのタイミングはスッパリと諦めて、朝誰よりも早く起きてすぐ書いています。
⒊ 日記を書く量を大まかに決める
私は、前述したノートに毎日半ページずつ書いています。
まあまあな量かなと思います。
これも、気分次第で少しにしたり多く書いたりしてもいいとよくいわれますが、
私は、単なる習慣にすることが日記には必須だと思っているので、書く量も決めてしまえば楽かなと思います。
日記は毎日書く
日記を書き続ける秘訣としてよく紹介されていることに、
「毎日書かなくていい」
というものがあります。
確かに、毎日書かなきゃと気負ったり、今日は書けなかったと落ち込んだりするのは、続かなくなる原因にもなり得ます。
それでも私が毎日書くことをすすめるのは、
だと思うからです。
日記を書く行為自体は、それまでの日常生活を脅かすほど大変な作業ではないはずです。
だからこそ、
イチロー選手も言われています。
「僕は同じことをずっとできるんですよ。オフの間、4ヶ月間、ほぼ1で生活できた。 ー中略ー 狭い世界でもずっと見ていたらいろんなものが見えてくる。それははっきり言える。」
一度ルーティン化できてしまえばあとは極端な話、ほぼ何の感情もなく続けられます。
もちろん私も、旅行やキャンプなどに出かけたり、体調が悪くてどうしても書けない時がありました。
でも単なる習慣なので、あまり落ち込まないし、それはそれでしょうがないと見切りも早いです。
日記を書き続けてきて得た効果
自分でもよくここまで続けて来れたなー、
なんでここまで続けたんやろ、
これからどうするつもり?
続ける?辞める?
と、振り返ればいろんな思いが込み上げてきますが、
きっと、明日も書くだろうし、明後日もその次の日も、1ヶ月後も1年後も、同じノートに同じペンで同じ量を書いているんだろうなと思います。
書いてきてよかったと思えることがひとつでもあるはずだから…。
毎日1回リセットできる効果
私が書く日記は、本当に何も考えずただペンが手が動くに任せて書いているので、
といえるかもしれません。
そして、それを狙って書いています。
日々のことを少しでも自分の外に出す。
これは感情面においても、とても大切なことだと思います。
そうすることで何となくスイッチが切り替わってリセットできる気がします。
手を動かして脳を活性化する効果
手を使ってものを書くこと、減っていませんか?
やはり手を動かして細かい文字を文章にしていく行為は、
と思います。
少しづつでも毎日やるのとやらないのとでは、結構違いますよね。
自信がつくというメリット
タイトル写真のように、こうしてたまにノートを並べたりすると、私よくやってるなーと誇らしくなります。
地味ですが、毎日続けていることがひとつでもあれば自信につながりますよね。
それが意外なところで力を発揮することもあります。
私でいうところの、このブログのように!
毎日日記を書くことの今後の課題とまとめ
私の書き方は、あまりにも何も考えていないダラダラ書きがほとんどでした。
まとまらず中途半端で締まりのない文章だらけなのです。
それだからこそ続けてこれたのかもしれませんが、
ブログを始めたことによって日記を見返すことも多くなり、
あれはどうやっていたっけ、
あの時どうだったっけ、
誰がどうだったっけ、
など、小学生でも意識する作文の必須項目、
がなさすぎて、ネタを構想するのに苦労しています。
今後は、すこーしこの辺を意識して書けたらと思います。
そして、イチロー選手のように、狭い世界から多くのものが見れるようになれたらなと思います。
ちょっとでも日記を書いてみようかなと思っている人は、ぜひゆる〜い気持ちで始めてみてください。
10年後の自分をちょっと想像しながら・・・。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。