ー本記事は2018年12月19日に公開済みですー
ここ新潟の冬は、海風と雪で寒いです。
しかし、どこへ行っても屋内は暑いくらいに暖められていて快適なんですね。
学校にエアコンは当たり前、100リットル以上も入る灯油タンクを設置するお家も多いです。
まだまだ”雪国あるある”がたくさんあるんでしょうけれど、冬はできるだけ冬眠したい私にはその情報は旦那や家族からしか入ってきません、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
今季こそは冬キャン、雪キャンするぞー、と言っていたのはどこの誰でしょうね。
去年、シーズン終わりに半値近くになっていた石油ストーブを購入し、一度も野外で使わず、もっぱら家のメイン暖房器具と化させたのはどこの誰でしょうね。
今回は、雪国の家で灯油ストーブを使うとこんなに快適だったという話をしますね。
石油ストーブはいいことづくめ!
実は、旦那が石油ストーブを買ってきたとき、正直「マジか…」と否定的な気持ちになったんです。
あの灯油の燃える匂いと、灯油を補充する手間が嫌だったんです。
灯油タンクも邪魔になるし、
エアコンと電気ストーブで十分あったかかったし、
まだ1歳児がいるアパート内でストーブを焚くのは反対でした。
ところがどっこい、試しに一回使ってみよか〜からの、
「もうコレやな、うちの暖房器具はコレに決まりやな」
埃が舞うことのない静かなあたたかさ
灯油のめんどくささと匂いは好きになれないけど、それと同じくらいエアコンの「風」も実は苦手でした。
我が家のようなアパート住まいでは、いつ買われたかわからないようなエアコンを使うしかないですよね。
その中にどんなものが詰まっているかは謎に包まれています。
フィルターはしつこいくらいマメに掃除していますが、内部はね、謎ですよ。
そこを通過してビュービュー吹いてくる「風」、決して心地いいものではありません。
電源を入れてからすぐにゴーゴーといいながら温風を吐き出してくれるので、暖まりはいいですが、できるだけその「風」に直接当たりたくはないですね。
そして、「埃」がすごいです。
エアコンを使っているお家はみんなそうなのか、最新式のエアコンは埃が舞わないのか知りませんが、我が家はすぐに埃が集まってきます。
朝掃除して、夜には埃が目につく、
「は〜」
とため息も出ますよ。
石油ストーブを使い出してからは埃が舞うこともなく、とても静かで快適なリビングになりました。
ストーブにかけたヤカンに入れている「炭」がときおりカランカタン、コロコロって鳴る音、いいですよ。
加湿器いらずでお肌もしっとり
私の肌は12月に入ると途端にヒビ割れてくる、というホラー並の肌なんです。
11月まではそうでもないんですよ、12月です。暦に忠実です。
指先とすね、かかと、頭皮と顔。あ、腕は古い角質が自然に落ちにくくなっていて、10月にひたすら痒かったです。粉吹いてね。
12月には途端にヒビ割れ月間に突入です。
ただの老化による乾燥やね、枯渇しとるんです。
それが、エアコンにより助長されるという恐怖が、石油ストーブの登場によってかなり抑えられています。
精油や乳酸菌などでも対策はしていますが、それでも例年よりかなり肌がいい感じです。
加湿器がなくても、ストーブでお湯を沸かしているし、洗濯物も部屋干しです。
これはかなり合理的な生活の知恵ですよね。
調理ができる暖房器具
ストーブの上には常にヤカンが2つ(夜には湯たんぽも)乗っている我が家、いつでもあったかい飲み物が飲めますよ。
ストーブを消す際には、そのお湯を魔法瓶に入れておきます。これで外出先でもホットドリンクを楽しむことができますね。
おでんに、お鍋に、カレーにシチュー、冬のあったかおかずが、遠火でじわじわ加熱できる暖房器具は、この石油ストーブだけじゃないでしょうか。
無駄がない!
あったまりながら調理までできちゃうなんて、ありがたいですね。
電気いらずで停電時にもアウトドアでもあったかい
石油ストーブがなかった時は、常にエアコンをつけていたし、ちょっとの外出時には消さずにそのまま部屋をあっためるために「つけっぱなし」なんて時も多々ありました。
こんなことは本来贅沢なことですよね。
災害時には電気が使えないこともありますし、原発が立ち行かなくなることもあるという事実を、もう国民は痛いほど実感していることでしょう。
冬の災害時にも寒さをしのげ、あったかいものが調理できる石油ストーブはやはり1家に1台必要かもしれません。
もちろん、キャンプなどのアウトドアでも、灯油さえ持ち込めばあったかい空間がそこにできあがります。
焚き火もいいですが、換気がきちんとできる構造のテントなら、テント内でもストーブを焚くことが可能ですしね。
さすがに直火のストーブでは「つけっぱなし」は出来ませんが、何時間もつけていた部屋は、ちょっとやそっとじゃ冷めません。
夜遅く帰ってくる旦那は、その余熱だけで十分みたいで、電気ストーブだけで寝るまで過ごしていますよ。
炎の灯りがムーディー♪
燃えさかる火・・・ではないですが、部屋の中で火を見る時間があることは、子供の情緒の発達においてもいい効果をもたらしてくれそうですよね。
精神が安定するという心理効果もあるそうですが、電気では得られないその暖かみのある炎の色の効果なのでしょうか。
もちろん薪ストーブや囲炉裏なんかがあれば一番いいかもしれませんが、我が家のように賃貸住宅の自由が利かない住まいにおいても、アイデアや工夫次第で手っ取り早くその効果を得られることもあります。
ストーブのデザインを選べば、より「火」を実感できる毎日を送ることも可能ですよね。
おしゃれなストーブで一気に雰囲気がアップ!
需要があればもちろん供給がレベルアップしてきます。
石油ストーブも例外ではありません。
最近のアウトドアブームも手伝って、それは多彩なストーブが販売されています。
家の状況や構造、家族構成によって、また好みや使い勝手によって、結構自由に選べますよね。
特に、インテリアとして、むしろ使わなくても「置きたい」くらい素敵なデザインのものもあります。
お財布事情と相談しながら、ぜひ快適でお気に入りの「ひとつ」を見つけてみて下さいね。
子供がいる家庭におすすめな「反射式」ストーブ
では、我が家が使っていてとても満足しているストーブのタイプを始め、その他にもいろいろご紹介していきましょう♪
大まかには、石油ストーブには2種類あります。
「反射式」と「対流式」です。大まかにね。
反射式ストーブ
「反射式ストーブ」は、燃焼部分の奥に『輻射板』が設置されていて、その「輻射熱」で部屋を暖めます。
特に、ストーブ正面部分が集中的に暖まります。
小さい子供がいる家庭においては、この前面からのみの「熱」が適していると思います。
部屋の端っこにストーブを設置でき、遊びの妨げにもなりにくいです。
ガードも前にだけ施せば、後ろやサイドはそれほど熱を持たないので安全面ではかなりポイント高いですね。
その反面、空気の対流をあまり起こさないので、部屋全体が暖まるまでに時間がかかります。一度暖まればかなり快適ですけどね。
部屋の広さでは、だいたい10畳未満が妥当といわれています。
家の造りにもよると思いますが、我が家のLDKは14畳ありますが、これひとつでかなり快適です。
ホットカーペットやこたつもありませんよ。
他の部屋に通じるドアを開ける場合はさすがにエアコンを入れますが、それ以外は石油ストーブだけでも過ごせます。
ちょっと広い方が危なくないし、逆に6畳や9畳の部屋では近すぎて熱い気もしますね。
このあたりは実際に体感してみるしかないかもしれません。
対流式ストーブ
対流式ストーブは、昔ながらの「だるまストーブ」といわれるやつですね。
ストーブの中心で火が燃え、ストーブの周囲すべてに熱が伝わるようになっています。
部屋の真ん中に置くことによって、部屋全体を比較的早く、効率よく暖めることができるストーブなんです。
20畳近いお部屋にはこちらのタイプが良さそうですね。
学校や施設なんかにこのタイプのストーブが置かれるのも、そういう効果を期待してだと思います。
原始的な構造でシンプルな造りなんですが、その分メンテナンスも必要です。
- 芯
- 点火ヒーター
- 電池ボックス
などの定期的な点検は怠らないようにしましょう。
もちろん「反射式ストーブ」も芯は消耗しますが、点火ヒーターを使用しないタイプがほとんどなので、メンテナンスは比較的楽ですね。
まとめ
すでに今季初の積雪もあり、いよいよ本格的な冬に突入していきますね。
子供達は雪に興奮し、すぐに遊びに出ていきますが、大人は「寒い、寒い」が口癖になる時期です。
乾燥するこの時期に、できるだけお家の中をあったかい湿った空気で満たして、風邪とは無縁の冬にしたいものですね。
灯油の補充という、できれば旦那だけをそのタイミングに気付くように仕向けたい手間も、こんなアイテム↓↓↓があれば苦にならないかもしれませんね。
「石油ストーブ」で快適であったかいお部屋になったとしても、1時間毎の空気の入れ替えは必須ですよ!
それについてはこちらの記事↓↓↓を参考にして下さいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。