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よもぎで自家製乳酸菌を培養しよう!実践者が作り方を詳しく解説!

当ブログの読者の方はご存知だと思いますが、私がこのブログで一番言いたいことは、

「乳酸菌を自分で育てて培養しよう」

ということです。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

簡単で材料もすぐ用意でき、なんといっても体質改善までできちゃうものでした。

【玄米乳酸菌液の作り方は超簡単!元気な乳酸菌たっぷりの発酵生活はいかが?】

しかし、この玄米を原料に使って仕込む乳酸菌液は、発酵しやすい半面匂いが気になるという問題点もあるのです。

当ブログ宛に届くメールの中でも、玄米乳酸菌液の匂いに関する質問が大変多いのがその証拠ですね…。

しかし実は私、この匂いに関する問題を早々に解決しているのです。はい、すみませんね…。

なので、みなさんの気持ちがわかるようでわからない、というのが正直なところなのです。はい、すみませんね…。

そこで今回は、玄米で仕込む乳酸菌とは匂いの面において決定的に違う、

「よもぎを使って仕込む乳酸菌液」

をレクチャーしていきたいと思います!

玄米乳酸菌液からさらなる高みを目指したいあなたへ送る、よもぎ乳酸菌の世界

では早速みていきましょう!

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よもぎを使った乳酸菌液の作り方

よもぎの香りってどんなイメージですか?

よもぎ餅のような薬草のような感じを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

よもぎにはフラボノイドを始め、爽やかな香りを放つ成分がたくさん含まれています。

【よもぎは万能ハーブ!古代人を魅了した強い生命力の裏にある効果とは】

意外ではないですか?

よもぎの扱い方によっては、このメントールを彷彿とさせるとっても爽やかな香りを引き出すことができるのです。

それは、これからご紹介するよもぎの漬物を一度作ってみるとすぐにわかりますよ♪

よもぎを摘む

まずは肝心のよもぎを摘みましょう!

ただし、なんでもかんでもその辺に生えているよもぎを摘むのはNGなんです。

よもぎを摘むには守るべきお作法があるのです。

4月から5月のよもぎを摘むべし!
日の出前から日の出を挟んで、合計2時間のうちに摘むべし!
よもぎの新芽の先端から20センチを摘むべし!

この3点は厳守でお願いします。でもどうしても「そんなの無理…」という方、大丈夫です。適当に積んできた蓬でも発酵はします。ただし、それがどのような発酵でどんな菌が生まれているのか、そこには目をつむっておきましょうね。

理由は、この時期のこの時間帯のよもぎの新芽にこそ、最も多くの乳酸菌が存在しているからです。

日の出後の太陽の光をたっぷり浴びたよもぎは活発に光合成を始めるので、乳酸菌よりも光合成細菌が増えてしまうのです。

よもぎの旬の時期は香りもいいですし、何より新芽がどんどん出てきます。

根こそぎ採ってしまっては、新芽が出るチャンスを潰してしまうので、新しく出てきた新芽の先端だけを摘みましょう。

摘んだよもぎをすぐ漬ける

よもぎの漬物

摘んできたよもぎを新鮮なうちに漬けることも大事な要素です。

漬け方がちょっと複雑なので、ここで挫折してしまう方もいるかもしれませんが、

スースーと爽快な香りを放つよもぎ乳酸菌液はこの工程を踏まなければ手に入りません!頑張りましょ!

⒈ ポリ袋に、よもぎ:粗塩:純黒糖10:1:5を入れ、よく揉みます。

よもぎの漬物ポリ袋に入れた

⒉ タッパーか漬け容器に袋ごと入れ、重石をして袋をかぶせます。

よもぎの漬物重しをする

⒊ 数日後、漬け汁が上がってきたら完成

漬け上がったよもぎ

よもぎの漬物

漬け物はこれで一旦完成です。

この時点でもうメントールのような匂いになっていますよ。

今度はそれを洗い出します。

よもぎの漬け物を洗い出す

よもぎ乳酸菌の種菌

できた漬け物は袋のまま冷蔵保存もできますが、できるだけ早めに仕上げてしまいましょう。

  1. ボールにザルを置き、漬け物を汁ごと入れます。
  2. そこにミネラルウォーターを最初のよもぎの量と同じくらい加えます。
  3. ザル越しに漬け物をよく洗い出し、軽く絞ります。

こうして抽出した液を使って乳酸菌を培養するのです。

洗い出しの方法はこうじゃないといけないことはありません。

漬け汁を無駄にせず、なおかつよもぎについている液もこぼさずしっかり洗い出せればいいのです。

よもぎ乳酸菌の種菌

いかがですか?

ちょっと甘いミントのような香りしませんか?

スースーしますよね。これは玄米乳酸菌液にはない格別なものなんです。

ここから、日光を与えて乳酸菌液のもととなる種菌を作ります。

  1. 抽出した液体の総重量を計ります。
  2. その重さの3%の粗塩と10%の純黒糖を加えます。
  3. よく混ぜたら、撹拌できるフタつき容器(ペットボトルなど)に入れ替えます。
  4. 日光のよく当たる暖かいところに置いて毎日攪拌します。
  5. シュワシュワの発酵がおさまったら出来上がり♪
新鮮な空気を入れるため、毎日の攪拌後はフタを開けてプシューッといわせてくださいね。

これで、とっても濃密なよもぎ乳酸菌の種菌が出来上がったのです。

玄米乳酸菌液の時ほどプシューッが激しくないかもしれません。おとなしめの音ですね。

よもぎ乳酸菌の培養

できた種菌をそのまま薄めて使ってもいいのですが、これをもとに培養していくことでさらに乳酸菌が増えるし半永久的に作り続けられますね。

では培養していきましょう!

  1. できあがった種菌を2つに分けます。(ひとつは冷蔵保管)
  2. そこに種菌と同量の米のとぎ汁かミネラルウォーターを加えます。
  3. さらに、全体量の3%の粗塩と10%の純黒糖を加えます。

あとは、暖かいところに置いて毎日攪拌といういつものアレをやるだけです。

残ったもうひとつの種菌は、次回以降の培養の際に少しずつ足していくために取っておきましょう。
次回以降の培養も、同じように半分に減った時点で水と餌を与えるだけです。
餌の比率はだいぶ減り、加える水の量に対して粗塩1%・黒糖3%で大丈夫です。
そのときに保管している濃厚な種菌をちょっと足してあげることでまた発酵パワーも復活することでしょう。
くれぐれも3倍以上に薄める培養はしないで下さいね。

これで発酵完了したら、生活場面にどんどん活用させていくだけです。

使い方は玄米乳酸菌液と同じで大丈夫です。匂いが気にならないという大きな違いはありますが。

少しご紹介いたしますね。

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自家製よもぎ乳酸菌の活用方法

できあがった、いい香りのする乳酸菌液は、いろんなところで活用できます。

  • 化粧水に
  • お風呂に
  • 空気中に
  • 歯磨きに
  • 消毒に
  • 消臭に
  • 洗濯に

本当にこれだけじゃないし、使えないところはないんじゃないかと思えるくらい、美容にも体の不調にもペットや赤ちゃんにも、なんでもこいです!

詳しい解説はこちら↓↓↓をご覧いただけたらと思います!

乳酸菌をタンクで培養している我が家の乳酸菌活用術は8個もあった!
我が家では、至る所で、朝から晩まで、乳酸菌のお世話になっています。そんな生活も6年目を迎えました。それまでは菌との共生など頭のすみにもなく過ごしていましたが、こうして意識して生活してみると実にたくさんの場面で助けられてるなと驚かされます。
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まとめ:よもぎを摘んで爽快な香りの乳酸菌液を作ろう!

よもぎ乳酸菌の世界、いかがでしたでしょうか。

これだけの手間をかけて、しかもうまく発酵させることができたあなたは、もう乳酸菌培養資格保持者といってもいいのではないでしょうか。それはなんかいろいろあかんか・・・。

よもぎ、まだまだ秘めた効能があるかもしれません。

何といっても私たちのすぐそばに生息していて、古来より親しまれてきたものであるということが、私たちを安心させてくれますよね。

自家製乳酸菌をどれだけディスられても、手作りした乳酸菌はきっと私たちの味方です。

よもぎの時期が来たら、そんな乳酸菌活動をしたくなってそわそわしちゃう人がたくさん増えると嬉しいな。

自生したよもぎの採取が難しい方は、こんな乾燥よもぎを使った種菌↓↓↓はいかが?

乾燥よもぎ乳酸菌液の作り方と活用方法を公開!自己流でも強烈発酵!
生のよもぎが手に入りにくい場合、乾燥よもぎで乳酸菌液が作れるのか実験してみました。経験と感覚による作り方でも完全に酸っぱい乳酸菌液が出来上がりました。活用方法は、お肌にも付けても直接飲んでも調子がいいようなので、成功したと言えるでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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