ー本記事は2018年5月3日に公開済みですー
日本の家庭で、お母さんがせっせとスパイスを調合してインドカレーを作っている家はどれくらいあるでしょう。
おそらく私が子供の頃(バブル前後)またそれ以前には、ほぼ皆無ではなかったかと思います、スー(@bacteria_suzu)です。
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もし日本にカレールーがなかったら…、
もし日本にレトルトカレーがなかったら…、
日本人が家庭でカレーを食べることがあったのだろうか、
それくらいなくてはならないモノであるのは確かだと思います。
カレールーで作るカレーはインスタント味噌汁!?
やれ風味がない、やれ手抜きだ、やれ邪道だ、
などという議論ではなく、ルーカレーを作る工程を身近なお味噌汁に例えてみました。
例えば日本の味噌もアジアのスパイスも、体に様々な影響を及ぼす素材であり、
どちらも保存食として昔から産地の人々の工夫や知恵によって、その活用方法などが長く引き継がれたものです。
それを、その産地だけでなく、どこででも食べられるようにしたのがインスタント食品ですよね。
インスタント化するということは、それだけ需要が高いということでもありますね。
インスタント味噌汁とは
インスタント味噌汁は、あらかじめ調合された味噌に加え、本来なら野菜や具材を煮込むことによって生まれる旨みやコクを化学調味料などで補い、乾燥させた野菜や乾物と一緒にお湯をかけて出来上がり〜。
誰が、いつ、どこで作ってもほぼ安定した味になりますよね。
ルーカレーもインスタント?
カレールーには具材は入っていないですが、あの塊の中に油や化学調味料、スパイスなどがブレンドされて含まれています。
お湯で溶かせば、はい美味しいカレーの出来上がり〜。
カレールーはインスタント食品じゃない?
確かにレトルトカレーがインスタント食品だとしたら、カレールーで作るカレーは家庭料理の範疇だという意見もあるかもしれません。
でも、レトルトカレーはすでに完成している食品だと思うんです。
お湯をかけるわけでもなく、そのまま食べられる完成食品です。
カレールーはそのままは食べないけれど、具材が柔らかく煮てあれば何に溶かしても大丈夫ですよね。
その具材や下準備の仕方によっては味が変わるので「家庭の味」のように言われますが、
インド人からすればインスタント以外の何物でもない
と思います。
スパイスカレーは日本の味噌汁!?
先述の説でいかせていただくと、
こうなりますね。
インドの家庭に様々なスパイスが常備されているように、日本の家庭には自家製味噌が1年分確保されている。
今は主にスーパーにありますが…。
インドでのカレー習慣
インドは常夏の国です。
毎日摂取するスパイスの効果で、
という理にかなった習慣といえますね。
ほぼ毎日のようにスパイスを調合してカレーを作っているインドの習慣とは、日本に例えるとまさに「味噌汁」なのではないでしょうか。
日本の発酵文化
一方日本は、高温多湿でじめじめとした日も多いです。
味噌や醤油などの発酵調味料をうまく利用して、
と言えます。
昔から変わらず食卓に上ってきたものには、必ずそこに必要な効果効能があるんですね。
日本も夏にはカレーが美味しい!
日本でも、やはり夏のアウトドアやキャンプで食べるカレーは格別に美味しいですもんね。
暑い暑いと汗をかいているときこそ、スパイスたっぷりのカレーが体を冷やしてくれるのです。
これが、年がら年中ルーカレーを食べている状態では、やはり少しずつ冷えやすい体になっていくのかもしれません。
特に女性の場合、生理前後に刺激の強いカレーなどを食べて、月経が重たくなるという経験をしたことがありませんか?
その土地その気候で昔から食べられてきたものには、きちんと理由があるんですね。
まとめ:日本には味噌がありインドにはスパイスがある
世界中にこのような伝統の味があるのでしょうね。
それをどこででも誰でも食べられるようにすることは、否定できることではありません。
しかし、“そればっかり”にならないようにしたいのです。
特に日本人なら、まず味噌を仕込んで毎日自家製味噌汁を飲みたいところです。
でも、無性にスパイスの効いた刺激的なカレーも食べたくなりますよね。
ならば、自分で作ってみましょう♪
ルーとは違った効能がいっぱいのスパイスカレーの作り方は、こちらの記事↓↓↓を覗いてみてください。
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