ー本記事は2019年4月1日に公開済みですー
塩漬けされた冷凍イクラ、冷凍庫から出しておひな祭りに頂きましたが、たくさん余ったので冷蔵庫で保存しています。
納豆水に浸けてね。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
覚えていらっしゃいますか?この記事↓↓↓を。
あれからもずっと冷蔵庫に保存していましたよ。
納豆水に浸けたものは4週間、そのまま瓶に入れたものは3週間が経ちました。
さて、あのオレンジに輝く美味しいつぶつぶは一体どうなったでしょう!?
『納豆水いくら』の見た目は?
まずはわかりやすい見た目から、レポートしてみましょう。
おそるおそるフタを開けますよ。
そのまま保存した方
こんな感じです。
粒が潰れているものがありますね。これは2週間前にはなかったです。
さらに、もともと糸を引きやすい食品ではありますが、糸、引きまくってます…。
逆に納豆のような現象です…。
納豆水に浸けた方
こんな感じです。
つぶつぶがほぼまんま。
そのまんまきれいに粒が揃っています。
むしろプリッとハリが出ているようにも見えます。実際2週間前にちょっと食べたときはすごい弾力でした。
糸は、全然ないです。
4週間前と何が違うかちょっとわからないくらい、変化なしの様相です。
『納豆水いくら』の匂いは?
次に、腐敗と発酵を見極める第一段階である「匂い」ですね。
塩漬けということもあって、そこまで悪くはならないでしょうけれど、3〜4週間冷蔵で生物を保存している事実は事実ですからね。
そのまま保存した方
2週間前には臭くなかったイクラでしたが、・・・。
やや生臭い・・・。
腐ったような匂いまではいかないですが、確実にそっちへ向かっている匂いでした。
あの糸も・・・ね。
納豆水に浸けた方
そのままの方は納豆水に浸けたものより1週間短いのですが、それでも変化していましたね。
納豆水に浸けた方、どうかな・・・。
!!
全く匂いがない!!
いや、ないわけないか、全く変化していない!です。
これは歴然と差が出ました。自分でもびっくりしました。
1週間や2週間経過時点で納豆臭も生臭さもなかったですが、それをそのまま4週間にわたって保っているのですよ。
リアルに驚きました。
『納豆水いくら』の味は?
はい、きました。
実験ですから、実食しないとね。
死なないという保証はどこにもありませんが、逆に私の人間としての生命力のスペックを試されるところです。
「食べてもいい」とゴーサインを出すか否か!?
はい、出しますよ、ゴーゴー!
そのまま保存した方
この糸引きイクラ・・・、勇気を出して食べてみます!
全てがドロドロに溶けているわけではないので、まだいけるでしょう。
パクリ。
うーん。そこまでひどくはないですね。塩が効いている生臭いイクラという感じです。
臭みはしっかり残っています…。口に入れたらふわっと広がる臭み…。まるでくさや…。
そして口の中がベトっとします…。
美味しくはないですね。
納豆水に浸けた方
これは安心して口に運べそうですね。
プルプルです。
パクリ。
ん〜美味しい!
なんかフルーティーですよ!臭いものの後だからか、すっごくフレッシュな感じがします。
納豆水と混ざったためかやや塩気が弱くなっていましたが、十分あてになる旨さです。
ちょっと醤油をつけて、そしらぬ顔で食卓に出しました。
はい、即完売!
まとめ
生の魚介類、しかも一旦冷凍して解凍したものを1ヶ月冷蔵保存して、それを食べる。
なかなかハイレベルな実験でしたね。
しかし、やってよかったです。これでもう納豆菌を信じるしかなくなりました。
ここまではっきりと違いを見ることができて、本当に実感として「大丈夫」と太鼓判を押せます。
ちょっとそのまま冷蔵保存するのが不安なときは、ぜひ納豆水につけてみてください。
見た目も風味もキープしたまま予想以上に長期保存できることでしょう。
ただし、食材の状態や環境によって菌活の程度は違いますので、くれぐれも自己責任でよろしくお願いします。
そして、万が一のことを考えて、実食するときは前もって納豆を食べておくといいのではないでしょうか♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。