ー本記事は2018年12月30日に公開済みですー
自宅にペットを飼っていない私が、今興味を持って調べていることがペットフードの闇です。
一体どれくらいのペット愛好家の方がこの事実を知っているのでしょうか、本当に疑問です。
私の周りの飼い主たち(実家の家族)は、ペットフードについてそこまで熱く語っているのを聞いたことはありません、スー(@bacteria_suzu)です。。
本日もお越しいただきありがとうございます。
知らなかっただけなら、何かのきっかけで知って、それから勉強してかわいいペットの命を自分で守る努力をするでしょう。
しかし怖いのは、知っているけど目をつむるという飼い主です。
ペットフードが粗悪なのはなんとなくわかるけど、これを与える以外の方法を知らないし、ちゃんと食べているんだからいいんじゃない。
いやいや調べてください。
何も飼っていない私が調べている場合じゃないですから。
リサイクルドッグフード
【リサイクルドッグフード】と聞いてエコな香りがしますか?
しませんよね、全く。
リサイクルされた肉を使って、ペットの餌を作っているんです。
ドッグフードの原料は犬!?
ドッグフードメーカーには真逆の考え方を持つ2パターンがあると思うのです。
ひとつは、犬のことを愛をもって考えているメーカー。
もうひとつは、犬のことを全く考えないメーカー。
後者のメーカーで働いている人は、決して自分ちの犬に自社のドッグフードは与えないでしょう。
犬猫、家畜、屠殺・安楽死した動物の死骸処理をする「肉骨粉業者」とそのドッグフードメーカーがツーツーで、タダ同然でその原料を大量に仕入れることができるんですから、使いますよね。
もう鬼ですよね。
ここまで非人道的なことができる人間っていると思います?
それがいるんですね。
しかしそれは、「ペット」というとても特殊な対象物ありきなのですが。
人間が食べる加工食品製造において、その原材料に怪しいことがあれば徹底的に叩かれることがあります。ほんの一握りの例だけですが。
しかし、ペットフードについてはほとんど表に出ることはありません。
それは絶対やってはいけないことをやっているからではないでしょうか。
いつも隠されるのは、決して私たちが受け入れる事ができないことをやっている場合です。
ミスとか恨み辛みとか、どこかに情状酌量の余地が少しでもあることは、たとえその本人がズタボロになろうとも、公に出てくることがあります。
しかし、もうこれは絶対出したらあかんやろ、って自分たちでさえ思っていること、でもどうすることもできない組織がうごめいていることに関しては、出せませんね。
ものすごくドライに考えて、
- 死骸処理というキツイ仕事にも意義が生まれる
- 犬は肉食だし、共食いだってある
- 悪意だけでやっているわけではない
という意見もないとはいえないと思います。
でも、自分のかわいい飼い犬がそのようなものを食べているのは気分が良いことではないですよね。
実質100g5円の肉は【4Dミート】
ドッグフードって、一般的にどれくらいで売られているのでしょう。
毎日毎日食べさせている人にとっては、子供よりもお金がかかっているということもなきにしもあらずではないでしょうか。
人が食べる肉はだいたい100g150円ぐらいで、それに驚くような人はいないですよね。まーそれも安すぎるくらいですが…。
しかし、ドッグフードは、1kg100円くらいで売られていますか?そういうことにして、100g10円、そこに半分は原材料以外のコストがかかっているとして、100g5円!?
そんな肉ってどんな肉よ!
それが【4Dミート】です。
- DEAD
- DYING
- DISABLED
- DISEASED
DEAD・・・死んだ動物の肉
DYING・・・死にかけていた動物の肉
DISABLED・・・身体の一部に障害のある動物の肉
DISEASED・・・病気の動物の肉
捨てていましたよね、戦前には。
これ使って儲けようと考えたのでしょうかね、もしくはそこに少しでも善意があったのでしょうか。
なんでも書ける表示義務
「肉骨粉」は、牛、鶏、豚等の家畜の飼料として使用することは禁止されています。
それはその家畜の肉を人間が食べるから。
ではドッグフードには?
はいオッケーです。
入れて良いんです。法律がないですから。
そして「肉」って書けるんですって!
「肉副産物」と書くメーカーもありますが、それはやや良心的ですが内容はほぼ同じでしょう。
肉や肉副産物を使っているといわれて、私たちが食べているような肉を想像する人は幸せですね。
自分の愛犬に4Dミートを食べさせているなんて知ることもなく死んでいくのでしょう。
愛犬が食べているのは、動物たちの肺、肝臓、腎臓、胃、腸、血液、—ここまでは私たちもホルモンとして好んで食べることもあります—
しかし、粉になっている原料を使うのですからそれ以外にも、蹄紛、角紛、皮粉、羽毛紛、獣脂かす、糞尿、決して食べ物とはいえないものもたくさん入っているという事実を知ることなく…。
もはや中身が何なのかわからないドッグフード
ドッグフードなどに「表示義務がない」というのは、驚きというか、愛犬家にとっては開いた口が塞がらないくらいの衝撃があることかもしれません。
しかし、その理由は実に簡単なものなのです。
それによって多くの利益を得ている団体・組織があり、国民への洗脳に大成功をおさめたからではないでしょうか。
今でこそ「無添加」などという表示をしているドッグフードも多いですが、その「無添加」何を「無添加」?
だって表示義務がないんですから、なんでもありなんですよ、なんでも書けるんですよ。
とりあえずペットフードに入れとこか精神
その原料について訴えられて淘汰されるということがない世界、
対象者が声を上げて訴えることができない世界、
そんな世界でお金に目が眩んだ人がやることといったら、
タダ同然のものを高値で売ること。
捨てるんなら入れとこ。
それもこれも受け入れますよ。
実験動物たちの運命って何なんでしょう。
それを人間が購入し、自分の愛すべきペットに食べさせる。
狂った世界ですが、これも現実なんです。
枯葉剤も発ガン性物質も
ドッグフードの原料に、さすがにそんなこと書けません。
枯葉剤の成分である「エトキシキン」、
石油用の抗酸化剤である「BHT」、
ガソリン用の抗酸化剤である「BHA」、
どれも発ガン性の可能性があると指摘されているものです。
エトキシキンについては、農薬への使用も禁止されています。
とにかく少量でものすごい効き目があるので、賞味期限を何年も可能にしようとするならもってこいなのです。
死骸を使っているので、その匂いや色をごまかすためには、私たちが想像するはるかに多くの添加物を使っていることでしょう。
しかし、原材料になる前の段階で防腐剤を混入していれば、「無添加」えせナチュラルなドッグフードと書けるわけです。
そして、そうした文句と一緒に価格も添加され、割高で高級感のある餌に見立てることができます。
ペットフードは表示を見て選べるというレベルではないのです。
そんなドッグフードが売れるのは買う人がいるから
ここまで一般に浸透しているドッグフードが、1日や2日で売れなくなるということはないでしょうね。
しかし、確実に声を上げている人たちがいます。
ドッグフードをすっぱりやめて、自分で調べて作ったペットに優しいご飯を与えているんです。
子供みたいに手作りのご飯をあげて、散歩に連れていって、シモの世話もして、本来のペットとの共同生活は結構大変なのかもしれません。
若い人たちが可愛いペットを自宅で飼えているのは、逆にペットフードがあってこそなのかもしれませんね。
そして、本当に家族として扱い、寄り添って愛をもって接している方は、洗脳されることなく自分の頭で考えて向き合っておられると思います。
それこそが命を預かる者の責任なのではないでしょうか。
まとめ
こうなってくると、どうしても手作りが難しい人たちは何をペットに食べさせればいいのか、途方に暮れてしまいますね。
無添加もダメ、
防腐剤不使用もダメ、
肉入りもダメ、
ダメダメダメ…。
しかし、もちろん中には良心的な価格でヒューマングレードのペットフードを提供している企業もあるようです。
その真偽まではわかりかねますが、せめて自分で調べて考えて答えを出してほしいですね。
獣医界とペットフード業界でさえツーツーな世界、そんな世界に足を踏み入れているのは、ペットを飼うと決めたあなたです。
ここから、あなたの可愛いペットをその世界から抜け出させてあげられるのもあなたではないでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。