ー本記事は2018年7月13日に公開済みですー
家という大きな買い物、世間の人たちはどうやって決めているんだろう。
消費税増額が迫ってきているせいか、自分が色眼鏡で見ているせいか、
うちの周りでどんどん新居が建っている気がしてなりません、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
「家づくり」というカテゴリーを作ったはいいけど、ここ2ヶ月ほどは「家」というキーワードが我が家の会話でも出てきてなかったなーというくらい、停滞してしまっています。
よくある、決まらなすぎて夫婦で険悪になっているとか、触れないようにしているというわけではないですが、
物件が出るのを待っていたら、いつの間にか数ヶ月何もなく過ぎていたという感じです。
長期化する物件探しは何も珍しいことではないと思います。
しかし、
を、今一度確認する必要があると思うんです。
物件探しが長期化する原因とは
我が家の場合は、現在物件探しの第二次停滞期だと思うんです。
第一次は、土地が決まり本格的に動き出す手前で、予算オーバーという事実にビビって尻込みした2年前。
そして今、家族の中での物件の条件はほぼ決まり、場所と予算も明確になりました。
ところがその条件に見合った物件が出ないという壁。
どうしましょうか…。
回遊族かどうか
【回遊族】という言葉はご存知ですか?私も知らなかったのですが、
らしいです。
家の購入を決めて動き始めた時というのは、誰しも回遊族になり得ますよね。
- エリア
- 予算
- 物件の種類
- 同居か否か
そこまできっちり決めていなくても、とりあえず物件を見てみたりモデルハウスを見学してみることから、家づくりは始まりますから。
ただ、その状況をそのまま続けていては何も進歩がないです。
時間の無駄遣いになりかねません。
具体的な条件を決めていないと進まない
ことは家づくりにおける重要な過程ではないでしょうか。
そして、だんだんいろんな事が決まっていくうちに、今度は訪問するべきところも絞られてくるはずです。
闇雲に不動産会社や住宅会社を回っている状況からステップアップして、
- 希望エリアに強い不動産会社に的を絞る
- 予算に応じた家づくりができるハウスメーカーに的を絞る
- 自分たちの暮らしに合った家づくりができそうなハウスメーカーを当たってみる
というように、家づくりの柱が見えてくるにつれて、自分たちの動きが確実に変わってくるはずです。
今の自分たちはどうか?
何度も再確認しながら前向きに取り組んでいくことも必要ですよね。
差し迫った状況ではない
物件探しのきっかけが「なんとなく」ということもよくあることだと思います。
- 今住んでいる家からどうしても出なければいけないという状況
- 子供が小学校に入学する前に引っ越したい
- 親や家族との関係上、住居の見直しを迫られた
などの、差し迫った状況でない限り、そう簡単に物件は見つからないかもしれません。
我が家もどちらかというと、「なんとなく」みたいなもんです。
差し迫った状況にでもならないと、人ってなかなか本気で動きませんよね。
日々の生活に相当不便を感じていれば、とにかく早くこの家を出たいと思えますが、
決定打がないんです。
むしろ、すでに小学校に上がってしまった長女は、今の家の近所に親友が住んでいることもあって、
「ずっとこのアパートでいい」
とまで言い出していますから。
ここで流されたらきっと停滞どころか、白紙に戻ることは目に見えています。
物件が出てこない
こればっかりは自分たちの条件を変えない限り、自発的にはどうしようもないことと言えます。
この壁、どれくらい厚いのか、どれくらいの高さなのか、わからないですよね。
だからと言って、ただ何もせず待っているだけでは、自分たちのモチベーションを維持することも難しくなってきます。
家探しをしているというアピールも弱くなってくると、関わって頂いている不動産会社や住宅会社からのいい情報も回ってこなくなるかもしれません。
物件が出にくい場所、条件だったとしても、定期的に情報収集して、何かしらの行動を続けていく事がいい物件に出会えるコツではないでしょうか。
長期化したっていいじゃない?
家づくりを始めて、全てがスムーズにトントン拍子に進む方が、かえって不安になるということもなくはないですよね。
そうは言っても暗礁に乗り上げた船がいつまでたってもビクともしないとなると、
という不安に押しつぶされそうになります。
実際、ネットでちょこっと調べてみると、【長期化】って上には上がいるもんです。
もう天国のごとき幸せだそうです。こんな例も珍しくないのかな。
しかし、その幸福感は人と比べるものではないですよね。
費やした時間に対する価値観とその間の精神的影響なども、人によって全然違いますもんね。
絶対条件を満たす物件が出るまでは待つ
これだけは譲れないという「絶対条件」、それだけは妥協しないと決めてしまうのはどうでしょう?
気持ちに余裕が出て、あれこれと意にそぐわない点がある物件でも検討の余地が出てくるかもしれません。
ただし、この「絶対条件」を増やしすぎないという事が大切です。
先ほどの10年選手の方のように、何年も待てるというなら話は別ですが、
自分が決めた条件で自分の首を絞めることにもなりかねません。
「絶対条件」は条件の中でも上位のものだけに留めておきましょう。
不動産はご縁
家との出会いも「縁」であるとよく言われます。
やっと見つけた物件に、
とか、
とか、
目には見えない“不思議なご縁”で結ばれているのかもしれない、と思えるような事ないでしょうか?
いい物件が見つからない時の気休めかもしれませんが、
なんとなく気が乗らないけど探すのに疲れたからといって購入してしまうより、
いつかきっと良縁に巡り会えると信じて、焦らずひとつひとつ真摯に向き合っていれば、
全ての「ご縁」に感謝して前向きでありたいものですね。
その期間を楽しんで過ごす
特に、
- 子供が小学校に上がる前には決めたい
- 仕事復帰する前に決めたい
- 増税前に購入したい
など、期間に限度があるという場合はどうしても焦ってしまうものです。
お金に余裕があるならいいですが、そうでないと
- 期間も限られるわ
- 予算も限られるわ
- かといって条件が定まらない
なんてことになり、そのうち家庭内が殺伐とした空気になってしまうかもしれません。
もうこうなったら家づくりどころではなくなります。
これが家づくりにおける最も危険な盲点だと思うんです。
家は何十年も家族が暮らしていく、とても重要なものであると考えがちですが、
一番大切なのは「家」ではなく「人」ですから。
家族の様子を毎日観察していれば防げることでも、
家のことにいっぱいいっぱいになってしまって、見過ごしてはいけないことをスルーしてしまうかもしれません。
そうならないように、周りと比較して焦ったり、子供のためと親が躍起になりすぎたりしないように、
おかしいなと思ったら一旦「家」のことは置いといて、思いっきり自分が楽しいいと思うことに没頭してみてください。
そこから、「家」に対する考え方もいい方向に変換できることだってあると思います。
家づくりをやめるということではなく、煮詰まったまま動くより、全く違ったことに目を向けてみるという事が、
回り回っていい家づくりへと発展することもあるかもしれないですから。
【家づくりの長期化】まとめ
なんだか自分に言ってるのか、偉そうに家づくりを提案する立場で言っているのか、
よくわからなくなってますが、せっかく時間とお金をかけてする買い物ですから、楽しいほうがいいに決まっています。
そして、せっかくの「家」によって、本当に大切なものを見失わないようにしたいと強く思います。
まー我が家にとっての「家」が、今や「テント」に置き換えられつつあるという、
ちょっと怪しい雲行きになってきているのはたしかですね・・・。
小さな家=テント、夏用だそうですが、旦那様そちらを先に一軒お買い上げ〜♪
本当の家もこのノリで購入できたらなぁ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。