ー本記事は2019年8月19日に公開済ですー
今まで私がスルーしてきた「健康お役立ち情報」に、
というものがあります。
私は花粉症ではないし、
子供たちも当てはまらない、
さらに、すでに毎日ぬか漬け食べてるし、
ということでスルーしていました。
何を隠そう旦那は花粉症なんですけどね。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
旦那の花粉症も、ここ数年は薬と無縁になるほどに良くはなっています。
でも、明らかにまだ花粉症ですね…。
もし、ぬか漬け由来の酪酸菌が花粉による辛い症状を抑える効果があるのであれば、
もう少し治っても良さそうですが、なかなか完治しない・・・。
その理由がまさか、私と子供たちだけでぬか漬けを完食してしまうから・・・なんてことはないでしょう!?いや、それあるやろ…。
ということで、乳酸菌がフューチャーされている裏で、
という情報について詳しくまとめていきますね。
花粉症でお悩みの方は必見です!
戦前の日本人の腸内は酪酸菌天国
まず、冷静に見ていきましょう。
現代にはびこるアレルギーや免疫疾患ですが、そもそもそんな病気がなかった時代に大きなヒントが隠されていると思うのです。
地面がきちんと土のままで、
草木が生えたいように生え、
生きた水がいつでも身近にある、
そんな生活をしていた日本人の腸内は、果たしてどれほどに美しいフローラだったことか・・・。
酪酸菌を直接摂取できる食品は【ぬか漬け】くらい
酪酸菌は最強菌↓↓↓でしたね。
胃酸にまみれても死活する事なく腸まで届き、厳しい環境下でもしたたかに生き続ける菌でした。
そんな菌が十分に補充されていない現代人の腸内、それはなぜなのでしょう。
限られたものとは?
です。
私が調べたなかでも、この2つの食品しか確認できませんでした。
日本人で良かったとつくづく思いますね。
ぬか漬け、日常的な食事に取り入れられるじゃないですか!
おそらく、私たちが知らない世界中の発酵食品の中にも酪酸菌を含むものがあるのでしょう。
伝統ってすごいですね。
乳酸菌がフューチャーされがちなぬか漬けですが、これが現代にもなんとか文化として残っている所以は、実は唯一の酪酸菌含有食物だからではないかとさえ思ってしまいます。
酪酸菌のエサである食物繊維の摂取量が戦後激減!
戦後日本人の食物繊維摂取量の推移と日本人の年齢階級別食物繊維摂取量
平成29年 国民健康・栄養調査より
出典:酪酸菌大百科
酪酸菌を摂取する方法が限られているなら、もとからある酪酸菌をうまく育てればいいのです。
上の図からもわかりますが、戦後すぐでさえ30g近い食物繊維を摂取できていた日本人ですが、
2018年を見てください、半分ですよ!
摂取目標にも達していないのです。
そらお便も詰まります。
食物繊維をエサにしている酪酸菌の量も、おそらくこの表のごとく悲惨な結果になっていることが想像できますね。
【ぬか漬けと食物繊維】の最強コンビ
そういえば、私は小さい頃から祖母の作る漬物が大好きだったなぁ。
そのおかげでおそらく腸内の酪酸菌群は十分育っているのではないかと思います。
もちろん、それ以上に多くの毒も体内に流入していると思いますが…、
抗生物質にさえも耐性があるといわれる酪酸菌を小さい頃から摂取できていたことは、この上ないラッキーなことです。
戦前に生きた人々の多くは素晴らしい腸内環境を維持していたと思います。
しかし、その後の日本人骨抜き大作戦によって、
簡単・便利・即席・清潔
が横行し、そこにまったく当てはまらない「ぬか漬け」はどんどん忘れ去られていったのです。
さらに、食物繊維が豊富な硬いものやよく噛まないと消化できないものは、それほど重要視されなくなりました。
まとめ:酪酸菌をぬか漬けで摂ろう!
酪酸菌も善玉菌。
もちろん、乳酸菌や納豆菌、そのほかいろんな菌たちが私たちの体内で有益に働いてくれています。
どれかひとつに絞って取り入れるだけでは、残念ながら本当の健康を手に入れることはできないでしょう。
そして、腸内細菌ばかりに気を向けすぎてもダメでしょうね。
酪酸菌は運動によっても増えることがわかっているので、やはりいろんな角度から実践していくことが大事なのではないでしょうか。
ただ、もし花粉症などの症状がきつくて仕事にならないような場合は、おそらく酪酸菌の数が相当減少しているかもしれません。
ためしにサプリメントでそこを補充してみるというのも有効なのではないでしょうか。
ぬか床を仕込むのはその後でも♪
詳しくはこちらの記事↓↓↓にまとめていますので、覗いてみてくださいね。
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