ー本記事は2019年3月29日に公開済みですー
小学生になっても子供用の個室は必要ない、と我が家では常々言っています。
だから総二階建ての個室あり住居は我が家にとってはあまり魅力的ではないんです、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
それでもね、私は自分の部屋が欲しくて欲しくて仕方がない子供でしたし、いまはまだよくても子供は成長とともに自分の部屋が欲しいと思う時期は必ずくると思ってはいます。
そのときに、私たち親は子供たちにどう納得してもらうのか…、まだ明確な答えは見出せていません。
私たち親の希望というのは、ときにただのエゴであり押し付けであり、発展すると虐待にもなりかねません。
愛という仮面のエゴですからね。
現に、今年から小学生になる次女は「広いお家がいいな〜」と言い出してるし、自分の机で勉強したいとつぶやいています。
ランドセルラックでこんなこと↓↓↓やったりね。
2LDKのアパートの再構築をしている我が家、今回の大幅改造では子供たちの部屋を設けたいという思いもありました。
2LDKのどこを子供部屋に?
2LDKのどこにそんな部屋があるのでしょう。
- 2・・・寝室とテレビ部屋
- LDK・・・リビングとカウンターキッチン
ないなぁ・・・。
いや、待てよ、あそこはどう!?
小さな収納庫
ありました!リビングにつながる扉付きの収納庫が!
といっても畳2畳分くらいのウォークインクローゼット用のスペースです。
外階段のないアパートなので、お2階さんへと続く階段の下に小さなスペースができているんです。
ここはもともと物置にしていましたが、非常に乱暴で効率最悪な詰め方でした。
さすがにこれでは年に何回雪崩が起きるかわからん、ってなったのでその後衣装ケースを全部積み上げてまさにウォークインクローゼットに変貌させたのです。
これは大変良かったです。
お風呂場も近いし、一番長くいる場所の続きにあるので、服を着替えるのも服をしまうのもとてもスムーズでした。
ただ、たまに子供たちがここにこもってキャッキャと遊んではいたんです。
小さな簡易照明も設置しているので、薄暗いけどなんだかいい感じの雰囲気になるんでしょうね。かまくらみたいなね。
ここを手放すか…。
ギリギリまで私的には迷っていましたが、ここは子供の意向も取り入れよう、おもちゃやガラクタをそこに集約できるのであればそれはそれでスッキリするか〜。
2畳に子供3人・・・
この狭さよ・・・。
8歳、6歳、3歳の女子とはいえ、2畳に3人・・・。
親としてこれは大丈夫か?
押し込んでないか?
そんな心配をよそに、3人娘は自分たちだけの居場所を確保できることがとにかく嬉しいようで、もう狂喜乱舞ですよ。
早く衣装ケースを出せとばかりに、改造スタートと同時にそわそわしていました。
とにかく、ここをすっからかんにしないといけないのです。
いろんなもんが入ってますよー。
衣装ケースは何処へ・・・
その収納スペースには、衣装ケースだけではなく本当にいろんなもんを詰め込んでました。
- 家族5人分の服(衣装ケース)
- トイレットペーパー(ストック)
- 箱ティッシュ(ストック)
- 古紙
- 大量の紙袋
- 洗濯用の小物類
- なんだかわからんダンボール2箱
- 使うことがなくなった赤ちゃん用品
我が家の主な収納は、
- 寝室のクローゼット・・・ハンギングの洋服と来客用布団、季節家電、クリスマスやお雛祭りのお飾り、カバン類、アイロン、ミシン
- テレビ部屋押入れ・・・キャンプ用品、スノーボード用品
- 例の階段下
の3つです。
そして、階段下以外の収納もパンパンです。
じゃ、どこにやればいいのよー!
あ、おもちゃ置いてたとこ!
おもちゃが移動するから、おもちゃ置き場が空くやん!
ということで、結局テレビ部屋の一角が衣装ケースの塔になりました…。
子供にとっては自分専用のスペースってだけで大満足!
衣装ケースの大移動が始まると、子供たちのテンションが一気に最高潮に。
何をお願いしてもやってくれます。
動きの機敏さったら。
すべてを自分たちで
これはどうかと思いますが、旦那が全部自分たちでやるように促したのです。
まぁ、こっちはこっちで猫の手も借りたいくらいの状況でしたから構ってやれないのは確かですが、おもちゃや雑貨の量けっこうすごいですけど…。
旦 「まず設計図を書きな」
・・・。そんなん子供が本気でやるかなぁ…。
子ら「はーい!わかったー!」
・・・、やるんや…。
旦 「3人で考えてできたら、おもちゃを自分たちで運びな」
・・・、これ全部!?
子ら「はーい!全部ね!」
・・・、全部やで、これ全部入れるんやで、あの2畳に…。
とりあえず、私がしゃしゃり出る幕ではないと思いそのまま作業していました。
すると、いつの間にか子供たちの姿が見えなくなって、あたりが静まり返っていたのです。
シーン…。
え、もしかしてやっぱり出来なくてしょんぼりしてる!?
おとなしくなった子供たちは・・・?
2畳で赤ちゃんごっこに夢中でした…。早速…。てかやり切ったのね!
「これ、ママの帽子残ってたよ、ちゃんと向こうへやって!」と怒られる始末でした…。
衣装ケースの塔という副産物
これはちょっと多すぎるのか?
我が家の服の量はこの衣装ケースと、ハンギングの服、あとは雪用のかさばるウェアと、フォーマルくらいです。
これでも結構捨てましたが、女子が4人ですから、服への興味はつきません…。
もう少し減らしてこの危なっかしい塔を低くしないとですね。
今までは薄暗い中で服を選んだり、しまったり、着替えたりしていましたが、日当たりの良い部屋に移動したので気分も一新してとてもよかったと思えます。
小さな空間で、しかもリビングからは死角になっているところだとどうしても乱雑に収納したり、なんなら引き出しにも入れずにその辺に散らばっていたりもしました。
それが、このように日の目を見る場所ということになれば、たぶんきちんと片付けてくれるんじゃないかと期待しています。
これは・・・子供部屋というより・・・
一応、この2畳は、子供たちだけの空間ということにして任せてしまったので、口出しはしないようにしないとと思っています。
私から見てもなかなかよく配置しているし、動線なんかも考えているじゃありませんか!
ただ、ここ、赤ちゃんの部屋になってない??
子供たちが今はまっている「赤ちゃんごっこ」とは、
- 各々の相棒のぬいぐるみを自分の赤ちゃんに見立てている
- 着替えも洗濯も食事もちゃんとしている
- 3人の娘たちはママ友という設定
こういうもので、私が捨てようとした赤ちゃん用の下着や洋服を使って遊んでいるんです。
しかも、その赤ちゃんとは可愛い女の子の人形とかではなく、
- クマ
- グーフィー
- コリラックマ
なのです…。グーフィーって…。ミニーちゃんやミッフィーもいますけど、グーフィー…。
時には妊娠・出産もしています…。
まぁ、えっか。別に悪いことじゃないよね。
仲良く遊んでいて本人たちも楽しいのであれば、私からは何も言うことはないです。ってことにしとこ。
赤ちゃん部屋、そっとしとこ。
見かねた私たちが、ラブリコで壁面棚を作ったのは言うまでもありませんね。
棚板の奥行きがそんなに広くないので、圧迫感はないようです。
まとめ
子供たちに譲った貴重な収納庫ですが、赤ちゃんごっこの舞台になるとは…。
いや、いいんです。こういう遊びが一番感性を育ててくれそうですし。
女の子ならではの素敵な妄想ごっこじゃないですか。
・・・おもちゃ、いらんね…。
旦那はよく言います。
「個室を与えられてから寂しかった」
一人っ子ということもありますよね。
自分がそんな思いを経験しているだけに、子供が同じように感じることが耐えられないのでしょう。
3人娘、今のところ寂しさとは無縁かな。
かといって、心の寂しさが全くないということもないので、よく観察しておきたいところです。
我が家の大改造、着々と進んでいます!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。