ー本記事は2018年6月21日に公開済みですー
テレビは全くと言っていいほど見なくなり、たまにレンタルDVDのお世話になるくらいでした。
子供達もテレビを見たがらないし、いい傾向だなと思っていたのも束の間…。
我が家のデータ通信が無制限になり動画も見れるようになったのをきっかけに、どんどんメディア侵略が始まってきました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
そんなメディア侵略も悪いことばかりではありません。
キャンプ好きの我が家にとって、Amazonプライムビデオで「ゆるキャン△」を知ることができたのはラッキーです。
今回は、おやじやおばちゃん、子供や幼児までハマって観てしまうという「ゆるキャン△」のおすすめポイントを詳しく掘り下げていきます。
とてもいいアニメですので、キャンプ好きじゃない方もぜひ一読していってくださいね。
テレビを見なくなったらこんなにいいことがあるという話はこちら↓↓↓からどうぞ♪
【Amazonプライムビデオ】で【ゆるキャン△】を知る
通信データ量無制限もヤバイですが、
我が家が導入した【Amazonプライム】という禁断のサービスがもっとヤバイんです…。
その中のメディア侵略サービスといえる【Amazonプライム・ビデオ】
これをパソコンやタブレットでちまちま見ているだけならまだ良かったのかもしれません。
この↑↑↑悪魔のスティックを誰かさんが注文していた為に、
大きなテレビ画面でビデオが見放題という制御不能ゾーンへと突入していったんです。
子供達がどうしても見たいアニメをたまにタブレットで見ていた我が家ですが、
電磁波や眼への影響を考えると、テレビ画面で離れて見たほうがいいのかなというところはありました。
なので、悪魔のスティックも基本的に子供がアニメを見るくらいにしか使わない状況でした。
しかし、プライムビデオのオススメ番組の紹介に「ゆるキャン△」があったんですねー。
初めは、そこで見たタイトル画面のキャラクターの雰囲気などから、あまり見たいとは思いませんでした。
のちにハマる漫画って出だしはこんな感じが多いですよね。
【ゆるキャン△】とは?
「ゆるきゃ」と、ググり始めるや否や「ゆるキャン△」と出ますね。
この△マークまで出るんですからそこそこ浸透しているんでしょうね。
ちなみに△←これはテントを表しています。
実は、私はプライムビデオで見るよりも前に「ゆるキャン」の存在を知っていました。
初めて知ったのはキャンプ計画を立てているときです。
「キャンプ飯」で検索してキャンプに特化したサイトを見ていると、チラチラ「ゆるキャン」というキーワードが出てきていたのです。
そのときは、
と勝手に解釈していました。
で、その後また「ゆるキャン△」という言葉を何かで見聞きしたときに初めて、女子高生がソロキャンプをする話、だと認識したのです。
何気なく旦那に、
「ゆるキャン△て知ってる?女子高生がソロキャンプする漫画らしいで」
という話をした数日後、悪魔のスティックを使って私より先に「ゆるキャン△」を見てはまっていたのは、我が家のオヤジキャンパーでした…。
私も今どこまで人気があるのかよくわかっていませんが、とにかくこれは面白いアニメです。
なんの前情報もなく見始めた私たち、今ではすっかり「リンちゃん」のファンです♪
「ゆるキャン△」のおおまかなストーリー
主人公のひとりは、
もうひとりの主人公は、
おおまかにいうと、このふたりを取り巻く女子高生キャンパーたちの話です。
リンの影響でキャンプに興味を持ち、高校の「野外活動サークル」に入部するなでしこは、毎週のようにみんなとキャンプに出かけるようになり、夢中になっていく。
あくまでオフシーズンのソロキャンプにのみ的を絞って一人で楽しんでいたリンも、なでしこやサークルのメンバーと関わっていくうちに、SNSという手段でお互いのキャンプ状況をレポートし合ったりして、つながりを深めていく。
だいたい1話で1キャンプが完結するストーリーではあるんですが、ソロキャンをするリンと、サークルでのグループキャンをするなでしこたち、という二重構想になっているところもこのアニメの魅力のような気がします。
【ゆるキャン△】のここがいい!
久しぶりにアニメにはまった私たち夫婦ですが、キャンプ歴2年でいろいろ経験が蓄積されてきた今だからこそ、このキャンプアニメが面白いなーと感じたんでしょうね。
【ゆるキャン】を見てキャンプにハマったという20〜30代の男性が、聖地巡礼までしてしまうというこのアニメ、私が思う魅力をあげてみたいと思います。
登場人物のキャラがいい
どんなにストーリーがよくても、絵がきれいでも、漫画というのはキャラクターが命ですよね。
女子高生がソロキャンしちゃうって「なんかファッションとしての薄っぺら〜いキャンプなんちゃうん?」と思われがちですが、
リンちゃんは、本当に純粋に静かなオフシーズンのソロキャンプを堪能しているんです。
そして
- 明るく天然のなでしことの会話における冷静なツッコミ
- ズレてるんだけどお互いの距離が縮まっていく様子
- 今風の理解不能な女子高生ではなく自分の高校生の時を重ねて見てしまうような古風さ
これらによって安心して見られます。
その他、サークルのメンバーや家族など、みんな女子なんだけど、みんなそれぞれに個性があってわかりやすい性格の違いがあります。
大塚明夫さんのナレーションがいい
なんか聞いたことあるなぁ、というナレーションの声。
この声が毎回、キャンプについての豆知識やちょっとしたノウハウを劇中で説明してくれるという一幕も楽しみの一つです。
その声の主は、洋画の吹き替えやアニメの渋い声で定評のある「大塚明夫」さんだったんですね。
女子高生アニメに、ふっとこの特徴的な低い声が挿入されるというのがいいアクセントになっています。
テーマ曲・BGMがいい
うちの子供たち、2話くらいしか見ていない時点ですでにゆるキャン△のテーマ曲を口ずさんでいました。
それくらい印象的というか、優しいきれいな音楽です。
特にエンディングテーマの『ふゆびより』がいいんです。
佐々木恵梨さん素敵な声です。
ふゆびより [キャンプ盤] [DVD付初回限定盤][CD] / 佐々木恵梨
冬キャンは経験ないですが、冬の朝の透き通った空気感とどこかもの悲しいメロディラインがマッチしてものすごく切ないです。
でも、シャキッとするというか、よしっ!今日も頑張ろう!という気分にさせてくれます。
ちゃんとした飯アニメでもある
これも大きな魅力の一つです。
キャンプでのキャンプ飯!
リンちゃんが作る簡単で食べやすいひとり飯も詳しく説明されているし、使う道具もキャンプならではのもの。
また、天然おとぼけゆるキャラのように見えるなでしこが、実は料理が得意?のようで、
いきなり土鍋で餃子鍋を作ってしまったり、素揚げ野菜のカレーを作ったりと、見せてくれます。
食べっぷりもおっさん並で気持ちいいし、心と胃袋両方持っていかれますよ。
SNSの絡め方がいい
ここは女子高生ならではという感じが出ていますが、ラインのような会話のSNSが随所に出てきます。
リンとなでしこが違う場所でキャンプしている時、お互いが見た絶景を夜中にリアルタイムで送信しあうシーンなんて、遠距離恋愛のカップルみたいでドキドキしました。
また、道路標識に設置してある定点カメラの映像(動画)を使って自分の所在地を発信するリンの知恵とかも感心します。
今や高校生がスマホを持つなんて当たり前のことなんだなと、改めて実感しました。
これは3人の子を持つ親としての目線ですが、そういう使い方とかいいなーと思っちゃいますね。
実践に基づいたキャンプ描写がいい
作者が、ツーリングが趣味だということが根底にありますが、実際に実在のキャンプ場に下見に行き何度となく取材をしているのだとか。
また、アニメの監督をはじめとするスタッフたちも、モデルとなったキャンプ地を訪れ冬の寒空の下で実際にキャンプを一通り体験するそうです。
そんなこんなでロケハンを10回以上行う徹底ぶりだそうです。
その甲斐あって、キャンプ場の描写がきれいだし具体的で、景色なんかは圧巻です。
実際にいろんな角度から見ていないと描けないような風景が、ストーリーをまた盛り立てるんでしょうね。
キャンプの初日の出シーンはそれはそれはキレイで、太陽の描き方がリアルで感動します。
さらに夜景も圧巻で、そこに素敵なBGMが重なることにより生まれる相乗効果もさすがですね。
キャンプ地巡礼がブームになっているのも頷けますね。
【ゆるキャン△】のいいところまとめ
ちょっと見たくなりましたか?「ゆるキャン△」
残念ながら、アニメは1シーズンの12話までしか配信されていないようです。
12話見終わったら、100%ゆるキャン△ロスになるでしょう。
アニメという媒体で気軽にキャンプのノウハウを知ることができるし、作者がアウトドア体験者ということもあって、
本格的な知識から実戦での豆知識までを網羅できる素晴らしい作品だと思います。
次のキャンプではこれを作ろう、これを使ってみよう、とか自分の体験にも落とし込めるので真剣に見てしまいます。
なんか、敬遠していた冬キャンプもやってみたくなるくらい影響受けています。
キャンパーもそうでない人も、ぜひ一度見てみて下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。