知ってました?日本で一番神社が多い県、それが新潟県なんですって。
新潟に嫁いだ時にそんな話を旦那から聞いたことありましたが「へー」くらいでした。スー@bacteria_suzuです。
本日もお越しいただきありがとうございます。
ちなみに第2位は、わが故郷兵庫県でした!
しかし、なぜ新潟?と思いません?私は思います。
調べてみると、
- 明治後期に政府が出した神社の統廃合を要請する政策に県が消極的だったから
- 明治時代に新潟県の人口が最も多く集落ごとに神社ができたのではないか
- 1888年(明治21年)の人口調査で新潟県が166万人でトップ、東京は135万人、その翌年も171万人で再びトップという結果だった
というような理由が挙げられるそうです。
たしかに氏子が少数の小さな神社でも、ずっと昔から今まで祭りが続いているところが多い気がします。
そんな神社のなかで【弥彦神社】は県内で最も有名な神社のひとつかもしれませんね。
そして、最強のパワースポットとしても有名です。
今回は、何も知らずに行った私たちのように、おまぬけ参拝にならないために、
をまとめてみました。
ぜひこれを読んでから、お弥彦山ふもとの弥彦神社を訪れてみて下さい♪
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新潟【弥彦神社】とは
「おやひこさま」と呼ばれ、2400年以上にわたって人々から愛されてきた、由緒ある神社です。
【弥彦山】を神本体として祀る神社で、田畑が広がる越後平野にそびえる弥彦山麓に位置し、この山全体が神域となっています。
その山頂に御神廟である奥の宮があります。
弥彦神社はどこにあるの?
新潟市の隣、日本海にほど近い西蒲原郡というところにあります。
雄大な越後平野を望みながら車を走らせると、県道29号線上にでっかい【大鳥居】が見えます。
弥彦駅から1キロほどなので歩いても15分くらいで着きます。
出典:wikipedia
駐車場も付近にたくさん無料のものがあるので、正月などの特別混む時期でなければすんなり停められるのではないでしょうか。
ただし、県内有数、全国的にもよく知られている神社なので、混雑している時期には有料駐車場の利用になるかもしれません。
弥彦神社の御祭神は?
祀られている神様は【伊夜日子大神(いやひこのおおかみ)】
その名を【天香山命(あまのかぐやまのみこと)】といい、
皇祖天照大御神の曾孫とされています。
神武天皇御即位を後押しする活躍をしたと言われている大変優秀な神様で、その後、越の国平定の勅を奉じて日本海を渡り、弥彦山の背後に御上陸されました。
『万能の神様』とも言われ、当地では平民たちに漁業・製塩・酒造などの技術を授けられ、後には稲作・畑作・養蚕などの諸産業の礎を築かれました。
越後国開拓の祖神として弥彦山に祀られ、長きにわたって崇敬されています。
弥彦神社はパワースポットなの?
弥彦神社は”全国屈指のパワースポット”だそうです。
全く知りませんでした…。
あれだけ綺麗な山を御神体としているのだから、その山に集まる人々の思いみたいなものが寄り集まってパワーが出ているのかな、とは思いますけど。
いろんな伝説などもあり、その不思議な言い伝えからも霊的な力を信じている人が多いのかもしれません。
パワースポットね…。
あなたは信じますか?特定の場所にだけパワーが集まっているということを。
私は、なかなかそういうことを素直に信じられなくなっているので興味がないのですが、
やはりそこに祀られている「神様」がいて、その「神様」を慕って地域の方達が大事に守り続けている場所であるだろうから、たくさんの「愛」はあると思います。
ただ、この神社はとても冷たい空気が常に流れている気はします。
以前もここでそれを感じたし、今回も、季節がらもあるかも知れませんが、
空気が冷たいです。
寒いっていうのともまた違うかな。
ひんやりとしていて、陽か陰かで言ったら完全に「陰」です。
でも全然暗くて怖いという雰囲気ではなく、いい場所だなという印象です。
本当に山を愛でる人々の気持ちが優しいものであり、自然に敬意を払って大切に接してきたからかもしれません。
そういう意味では、
と言えそうですね。
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【弥彦神社】の見どころを4つご紹介
大きな神社ですし、全国的に有名なことから参拝者も少なくありません。
そしてパワースポットと言われていれば、それはたくさんの見どころがあるようです。
神社の近くにはお土産やさんやお食事処も豊富にあります。
まず駐車場の多さからいっても、本当に人がたくさん訪れる神社なんだろうということがうかがえます。
⒈ 6センチ浮いている【一の鳥居】
これもね、全く予備知識なく行った私たち、知りませんでした。
そして、今回はこの鳥居をくぐらず、なんだかよくわからない入り口(東参道)から入ったので、帰りにちらりとこの鳥居を見ただけでした…。
確かに大きい!
6メートルあるそうです。
そして、弥彦神社はかつて社殿が朱塗りだったと伝えられているから、その名残で朱塗りの鳥居となっているみたいです。
そして、この鳥居が“地面から6センチほど浮いて見える”のは有名らしいのですが、
その由来の伝説に、
昔、津軽藩主が船旅をしていて、佐渡沖合いで大嵐に見舞われました。
その時、かねてよりその御神威の広大さを聞いていた藩主は、弥彦の神様に向かって「助かったらこの船の帆柱を鳥居として奉納します」と願ったところ、たちまち海な静かになりました。
それからは毎年使いを遣わして礼参を続けていた藩主ですが、鳥居奉納の件はすっかり忘れてしまっていました。
すると、しばらくして不思議なことが起こったのです。毎夜のように城内を2つの火の玉が大きな唸り声を発しながらぐるぐる飛び回るのです。
よく調べてみると、2つの火の玉は人間の頭くらいの石である事がわかりました。
そして、藩主は思いを巡らし、自分の誓願を果たしていなかったことに気づきます。
さっそく工事にかかり、めでたく大鳥居を奉納し、同時に霊威を示した火の玉石も一緒に奉納しました。
という話があり、その唯一無二の柱であるために、雪や雨によって腐らせたりしないように地面から浮かせているということだそうです。
⒉ 重軽の石
先ほど出てきた、2つの火の玉石のことです。
これはねー、まぁもちろん知らなかったんですが、知っておけばよかったとちょっと後悔しました。
だって、
「何これ?」
で終わりましたもん。
重い石が2つあるけど、なんか人が並んでるから並んでみよか〜。
持ち上げるの?
で?
わからん!
で終わりましたもん。
なので、これは、
軽いと感じれば祈願は成就し、重いと感じたならば叶わないと言われている
という情報を携えて行くべきだったかもしれません。
みなさんはぜひそうして下さいね。
神様が渡る【玉の橋】
出典:plat by NAVITIME
こちらもね、帰り道で「へーきれいな橋だね」と言いながらススっと通り過ぎただけ…。
本当にきれいすぎるくらいのアーチの、ちょっと日本風ではないような小さな橋が、川の飾りのようにかけられています。
人が通る橋と橋の間にあって、そこに行くことはできません。
神様が渡る橋なんだそうです。
社殿焼失以前には拝殿前にあったそうです。
これはなかなか風情があって、私は好きな景色でした。
「一の鳥居」から入ると、石橋があってそこから左手に見えますので、ぜひご覧ください。
御神木
出典:日本歴史旅行協会
こんな木、あったっけ?
多分スルーしてますね。とてもパワーがありそうなエピソードがあるんですけど、感じなかったか…。
二の鳥居の手前に、左手には「手水舎」がありその向かいにこの「御神木」があります。
「木」は見ていて飽きませんよね。
それにこんな伝説を持った木、神様の杖が伸びた木、
明治45年の大火災後も再び芽吹いて復活したというパワーあふれる木、
今度行った時はゆっくりと眺めてその雄大さを肌で感じたいです。
【弥彦神社パワースポット説】まとめ
いかがでしたか?弥彦神社。
私たちは新潟に住んでいて、車で1時間も走れば着くからという理由で、思い付いたままちょちょっと出かけてきましたが、
実はそれには偶然ではない立派な理由があったのです。
そして、行ってみるとやはりあの美しい山にやられ、冷たい空気を感じ、
日常ではなかなか味わえない雰囲気を存分に味わうことができました。
新潟にお住いの方、遠方にお住いの方、行ったことがないけど行きたくなったと思っていただけたら幸いです。
ぜひ、ある程度の予備知識を携えてお越しくださいませ。
ちなみに、弥彦神社参拝の際の作法は、2礼4拍手1礼だそうです。私たちはおじぎとパンパンくらいしかしませんでした…。
では、私たちが11月に弥彦神社に行った本当の理由に興味を持たれた方は、こちらの記事↓↓↓をご覧ください♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。