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【ペパーミント】は歯磨き粉やガムだけじゃない万能精油!8つの効能とは

ー本記事は2018年6月14日に公開済みですー

数あるミントの中でも一番ミントっぽい香りのするミントが、ペパーミントではないでしょうか。

ミントはハーブとして育てるのも良いですね。

雑草よりも強いといわれるミントですが、香りといい葉っぱの形といい、見ていて飽きないのでたくさん増えてくれると私は嬉しいです。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

別名セイヨウハッカ、コショウハッカといわれるペパーミントは、そのメントールの奥に感じるピリッとした刺激胡椒の名に由来するのでしょうね。

歯磨き粉やミントガムのイメージが強い【ペパーミント】ですが、実は欧米で医薬品扱いされるほど効能がたくさんあるんです。

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ペパーミントとは

ペパーミント

出典:wikipedia

ペパーミントとは、ヨーロッパ大陸原産の、シソ科の多年草です。

スペアミントとウォーターミントの交雑種です。

ハーブとして

古代ギリシャやローマでは浴用香料としてや、食物や飲料の風味付けに使われていました。

当時、女性がお酒を飲むと殺されると信じられていたので、飲酒を知られたくない女性は、ミントとハチミツを飲んでお酒の匂いを隠したと言われています。

古代ローマでは宴会の時に、お酒で酔いが回っているときに良い効果をもたらすとしてペパーミントで編んだ冠をかぶっていたと言われています。

ローマ人がイギリスに持ち込んだハーブ類で、ミントは一番の人気を保ち、9世紀に修道院の庭で栽培されていました。

古代ヘブライの教会の床にはミントが敷かれたという記録があり、数百年経ったイタリアの教会でも同じ習慣が残っているそうです。

精油として

生のハーブもいろんな活用法がありますが、生のハーブと「精油」では効果が全く違う所があり、用途によって使い分けることで、より実感することができるようです。

イギリスでは、精油やそれに含まれるメントールが、消化不良気管支炎過敏性腸症候群治療薬としていくつかの医薬品に使われています。

また、局所麻酔筋肉痛時の反対刺激剤としても用いられています。

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ペパーミント精油の8つの効能

多くの人が親しみを感じる、スーッとした清涼感のあるペパーミントですが、よく知られた効能から意外な効能まで、実に多くの効能を持ち合わせている「万能精油」なんです。

数ある効能の中から8つをピックアップしていきたいと思います。

⒈ 脳の沈静化・精神安定作用

セイヨウハッカと言われる、その独特の強い清涼感のある香りを嗅ぐと、イライラしていた気分が落ち着き緊張やストレスが緩和されていきます。

乗り物酔いにも効果を発揮します。

ハンカチに数滴垂らして持ち歩いたり、携帯スプレー容器に希釈した液を入れて、いつでも香りを体感できるようにしておくと良いですね。

柑橘系の精油との相性がいいので、ブレンドしてお好みの香りを作るのも楽しいですね。

⒉ 歯痛・頭痛の鎮痛作用

実際、麻酔としての使用も確認されているくらい効果があります。

脳に直接作用することで、虫歯や親知らずなどの強烈な痛みを緩和してくれます。

「精油」は香り成分を凝縮したものなので、効果が早く実感できるという嬉しい側面もあります。

歯痛だけでなく、偏頭痛や生理痛、胃痛、筋肉痛など、あらゆる痛みにも効くので「万能鎮痛剤」と言えるでしょう。

⒊ 不眠解消・入眠効果

安眠効果がある精油といえば【ラベンダー】が有名ですが、

【ラベンダー】は直接塗布できる精油だからこそ本物を選んで効能を実感!
その効能の多さから「精油の万能薬」と言われているのは頷けますが、他の精油とのブレンドにもよく調和し、ラベンダーの香りが苦手な方は、柑橘系の精油とブレンドすると良いそうですよ。より爽やかで心地よい香りになるそうです。

ペパーミントにも入眠効果があります。

主成分であるメントール成分に、アレルギーの原因物質の一つとされているヒスタミンが出るのを抑制する「抗ヒスタミン」の働きがあり、これによって血管が拡張されるので眠気を誘引しやすくなります。

ただ、メントール成分がやや強めなため、逆に目が冴えてしまう人もいるかもしれません。

そんな場合は分量を加減したり、ラベンダーなどをブレンドして使用してみましょう。

⒋ アレルギーの緩和

先述の抗ヒスタミン作用により、アレルギー症状が緩和されます。

鼻水鼻づまり花粉症アトピーなどの症状を改善する効果が期待できます。

⒌ 皮膚の抗炎症作用・肌の引き締め効果

ペパーミントには肌の炎症を抑える作用冷却作用があります。かゆみやほてりを抑え、肌を引き締めてくれます。

希釈してスプレー容器に入れておけば、夏の日焼け後の肌の炎症にも効果を発揮します。

刺激が強く感じることもあるので、パッチテストをしてから使用してください。

⒍ 体を温めた後冷やしてくれる

ミント系はスーッとする「清涼感・爽快感」のイメージが強いので、体を温めるというのはピンとこないかもしれないですが、

お風呂や洗面器、足湯桶などに精油を数滴垂らし、立ち上る蒸気を吸い込む「吸引法」で体の中に取り込まれた成分は、血管を拡張し、体の隅々まで温めてくれます。

その後、肌に付着した成分が「清涼感と爽快感」を生み出します。

これが「温めた後冷やす」というメカニズムです。

お風呂でペパーミントの蒸気浴をすれば、湯冷めもしにくくなります。

⒎ 胃腸を整える効果

こちらは飲用についての効能です。

ドライミントやフレッシュミントにお湯を注いで抽出するペパーミントティーは、消化器系によく効きます。

ペパーミントの成分に「胆汁の分泌促進成分」が含まれているためです。

胆汁は、食べたものを消化するときに使う酵素を助ける分泌物の一つです。胆汁の分泌が少ない場合、うまく消化が進まず、胃もたれや胸焼けの原因になります。

また、消化器が活発に活動することによって基礎代謝が上がるので、冷え性を改善したり、ダイエットにも効果が期待できます。

⒏ 虫除け・ゴキブリ忌避効果

ゴキブリにはレモン精油もよく効きましたね。

レモン精油の【リモネン】が効果を発揮!ゴキブリをやっつける!?
レモン精油のリフレッシュ効果を調べる実際に行われた実験では、レモンの香りを室内に漂わせただけで、仕事のミス発生率が半分にまで低下するという結果が出ました。レモン精油の60〜70%を占める、【d-リモネン】成分がその主な効能を発揮しています。

ペパーミントの香りはゴキブリに限らず多くの虫が苦手とする香りなので、夏の虫除けに、ペパーミント精油で安心・安全な虫除けスプレーなどいかがですか?

精油は濃縮された成分なので、生のミントより即効性が期待できます。ただし、揮発が早いので持続時間は短いです。

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まとめ

私は「ハッカ油」を使って虫除けスプレーや洗濯物の香り効果に利用していました。

「ハッカ油」も「ペパーミント精油」も同じ精油製品ですが、メントール成分が「ハッカ油」の方が多く含まれているので、清涼感が違うかもしれません。

歯磨き粉のイメージか強かった「ペパーミント」の効能がいろいろとわかって、精油の楽しみが増えました。

それにしても脳に直接作用する「ペパーミント精油」に、体を温める効果があるというのは意外でしたね。早速蒸気浴で試してみたいと思います。

柑橘系の精油やラベンダーとブレンドして、オリジナルの精油アイテムも作ってみたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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