ー本記事は2019年3月8日に公開済みですー
昔はそうめんがあまり好きではありませんでした。
そうめん界のキングともいえる『揖保乃糸』の産地に住んでいたり、
過去に母親がそうめん工場で働いていたり、
相当身近にそうめんがありすぎて、そのありがたさにも本来の美味しさにも麻痺していたのかもしれません、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
夏休みになるとプールの後はそうめん、
冬にはそれがばち汁とにゅうめんに変わり、
結局そうめんから逃げられない少女時代でした。
そんなそうめんが、最近では懐かしくて恋しくて無性に食べたくなるのです。
そうめん、みなさんはどうやって食べますか?
私もこれまでいろんな食べ方をしてきました。
結局天ぷらと一緒にめんつゆで食べるのが最高やって?
いやいや、ちょっと待ってください!
今回ご紹介するグッチ様のこのレシピを食べないなんて、人生の1/10ほど損してますよ!
ぜひ一度作ってみませんか?
では、まずはそうめんのアレンジレシピの多様さからみていきましょう。
そうめんのアレンジレシピは無限
今や、巨大なモンスターレシピサイトのおかげで、いろんな料理のアレンジやアイデアが無限といってもいいくらいになりましたね。
昔は、
・テレビで流れるきれいな定番料理の作り方
・先祖代々受け継がれてきたその家の秘伝レシピ
・分厚い本に事細かく書かれているいろんなレシピ
そういったものを取り入れながら、お母さんの知恵と工夫で毎日の献立にしていたことでしょう。
現代のお母さんお父さんは、
↓
ピピピッと調べて
↓
それを観ながらもしくは動画を流しながら一緒に作る
そんな光景が当たり前になっているかもしれません。
我が家でもたまにやっています。
最近は子供たちが本格的に料理に参入してきたので、やっぱり定番料理を作りたがるんですよね。
オムレツ、ハンバーグ、ナポリタン、カレー、そんなんどうやって作るん?
そんな時はモンスターサイトにヘルプです。
では、そんなレシピ無限時代において、そうめんのアレンジレシピってどんなものが人気なのでしょうか?
そうめんレシピ:冷たいバージョン
夏にはひんやりつるつるのそうめんがいいですね〜。
その細さから繊細な喉越しを味わえます。
そう、そうめんは喉で味わうんです。
そして、冷たい麺類はシンプルに薬味で楽しむのがおすすめです。
ねばねば系
- 納豆
- 山芋
- オクラ
- なめ茸
- とろろ昆布
- めかぶ・もずく
すっぱい系
- 漬物
- 梅干し
- トマト
- レモン・すだち・ゆず
こてこて系
- 卵(生・ゆで・炒り)
- マヨネーズ
- ごまだれ
- 味噌だれ
- 明太子
- ツナ缶
- サバ缶
- 肉味噌
- オイル
- チーズ
- 天かす
刺激系
- 生姜
- 胡椒
- 山椒
- わさび
- からし
- ラー油
- にんにく
- タバスコ
- カレー粉
- 七味・一味唐辛子
麺つゆにこういったものを混ぜるだけでアレンジそうめんが出来上がりですよね。
そうめんレシピ:あったかいバージョン
うどんほどメジャーではないですが、細いそうめんをあったかくして食べると、胃腸にも優しくほっこりしませんか?
また、乾麺を茹でてそのまま温麺にする場合、塩加減さえ調整すればゆで汁ごといただけます。
にゅうめんはまさにそういう便利食ですね。
そうめんもうどんと同じように、どんな味や風味にも合うので、思いついたものは何でもやってみていいのではないでしょうか。
煮る
- ゆで汁のままの塩味
- エスニック味
- トマトスープ
- カレースープ
- 豆乳仕立て
- あんかけ
- 味噌汁
- 醤油味
炒める
- 焼きそば
- パスタ風
- ビーフン風
- そうめんチャンプルー
焼く(生地にして)
- お好み焼き
- おやき
- お菓子
- ピザ
揚げる
- 春巻き
- 揚げ菓子
- 揚げ物の衣
- 皿うどん風
- カリカリのトッピング
思いついたものや調べたもの、とにかく簡単に列挙するだけでもこれだけあります。
もう無限ですよ。
自分の好きな食べ物と合わせたり、冷たい・あったかい両方試してみたり、いろいろアレンジできる万能食材ですね!
グッチ裕三さんの「いりこそうめん」我が家風
いろいろアレンジできることがわかったそうめんですが、
私もなるべく飽きずに食べられるように、今まで自分なりにアレンジはしてきたつもりです。
しかし、そんなちょこまかアレンジなどではない、
その最強そうめんレシピは、ありそうでなかったところを抑えていて、見た途端速攻でやりたくなった一品なのです。
グッチ裕三氏、ただの陽気なお料理おじさんなんかではありません。ツワモノ、キレモノです。
そして、世代や性別を超えてグルメ心をくすぐり、いいところを突いてくるんです。
このレシピのすごさは、
・簡単に作れそう
・材料がシンプル
この3拍子がきっちり揃っているところです。
では、ご紹介したいと思います。
「いりこそうめん」の材料(5人分)
- そうめん・・・4〜5把
- いりこ・・・30g
- にら・・・1束
- ☆豆腐・・・1丁
- ごま油・・・大さじ5
- 唐辛子・・・1本
- すりごま・・・適量
- 黒胡椒・・・適量
- ↓↓↓
- ☆切り干し大根・・ひとつかみ以上
- ☆切り昆布・・適量
- ☆かつお節・・ひとつかみ以上
- ☆干しえび・・適量
- ☆塩・・小さじ1/2
- ☆醤油・・大さじ2
- ☆みりん・・大さじ4
- ☆水・・8カップ
- ★納豆水・・大さじ3
- ★乳酸菌液・・大さじ3
- ↑↑↑
我流にした点は、
- そうめんの量を控えめにして、乾物をプラス
- 白だしのみのスープを自己流の出汁に(☆と★)
- ゴマ油だけでなく、半分を菜種油やオリーブ油にしてあとがけにしてもOK
などです。その日の気分でいいとこ取りですね。
調味料などもお好みで変更してみるといいでしょう。
それにしても、グッチ裕三さんの発想力がうらやましい…。
こんなにオイルたっぷりで、こんなにいりこをニラと共にどっさり加えるとは。
冒頭の写真、これだけいりこ推しのレシピにも関わらず、いりこ、隠れ過ぎでしょ…。早く食べたい一心で写真が適当すぎました…。
「いりこそうめん」の手順
では、手順にいきましょう。
↑↑↑☆と★の材料
- ☆と★の材料を合わせておきます。もちろん★はなくても大丈夫ですよ。
- 深めの鍋やフライパンに油といりこを入れ弱火で温めます。
- 焦がさないようにいりこを揚げ焼きし、カリッとなったら唐辛子とニラを加えます。
- 全体に油が回ったら、⒈ を加え中火にします。
- 沸騰したらそうめんと豆腐を加えて1分煮ます。そうめんの塩加減も加わるのでここで味見をします。
濃ければ水を足し、薄ければ塩などを足しましょう。 - 器に盛り、胡椒とすりごまをかけて完成!
スープは先に別鍋で沸騰させておくとさらに早く出来上がりますが、洗い物が増えるので、どちらでも〜。
私は水からじっくりと煮ていきましたが、いりこやいろんなものの出汁とかがしっかり出て美味しかったですよ。もちろんそれらも捨てずに頂きます。
ここに卵を落としたり、挽肉を一緒に炒めるとさらにパンチが効いてスタミナもつきそうですね。
しかし、このいりこの旨味は一度それだけで味わっていただきたいなと思います。
「いりこそうめん」のお味は?
想像していたよりも、さらにもう一段美味かった!
という結果です。
想像を超えます。
それはやはりいりこの持っているポテンシャルでしょうね。
これだけ贅沢に使うのですから、スープの味付けは本当に薄めでちょうどいいです。
もしかしたら塩小さじ1/2も入れなくてもいいかもです。
あとはニラとゴマ油の相性は間違いないし、カリカリのいりこがいいアクセントになっていて、もう箸が止まりません!
我が家のいりこ嫌いの長女だけは渋い顔をしていましたが、旦那も子供たちも「めっちゃおいしい!」の連呼でした。
長女には申し訳ないですが、我が家の定番麺料理になることは確実ですね。
お友達やお客様に、簡単なお昼ご飯としてお出ししても喜ばれるのではないでしょうか。
まとめ:そうめんに飽きたらグッチさんのいりこそうめんを
グッチ裕三さん、ありがとう。
これは孫の代まで受け継いでいきたいくらいの、栄養&旨味たっぷりのレシピだと思います。
何より、簡単で誰でも思い立ったらすぐに作れるところがいいですね。
一人暮らしの高齢者の方などは、インスタントラーメンに頼りがちな食生活も珍しくありません。
そうめんなら1分で茹で上がります。ぜひこのような栄養と旨みが詰まった簡単レシピを活用してほしいなと思います。
本家のレシピはこちら↓↓↓からご覧くださいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。