ー本記事は2019年7月5日に公開済みですー
コーヒーをなんとなくやめてみたんです。
といっても、1日1杯挽きたてドリップコーヒーを飲んでいた程度ですが。
この1杯のおかげでパソコン作業がはかどったり、低かったテンションがグイッと上昇したりしていたと思います。
ちゃんとコーヒーの恩恵を受けていたと痛感しました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
なぜやめてみているかというと、
「やめてみたらどうなるやろ?」
と、単純に実験魂に火がついたからなんです。
あと、アラフォー以降のみなさん、白髪に効くらしいですよ。
果たして、離脱症状や脳の冴え具合といったものに影響はあったのでしょうか!?
今回は、
・コーヒー断ちによる変化と影響
について詳しくまとめていきます。
リアルな体験をもとに書いているので、コーヒー断ちをするかどうか迷っている方のヒントになるかと思います。
コーヒによるデメリットをコーヒー断ちのメリットで解消
コーヒーはアロマ効果も高く、リラックスできる飲み物であると思います。
実際にコーヒーにそういう成分が含まれていますし、様々なデータでも証明されています。
私自身もそういう見解でした。
→【コーヒーのアロマでリラックス効果!挽き立て淹れ立てで脳に効く】
では、コーヒーは今の私の体にいいのか悪いのか?
そんなことを自分なりにより深く確かめてみたくなったのです。
まずコーヒーを飲むことのデメリットを見てみましょう。
コーヒーで白髪が増える!?
“コーヒーの飲み過ぎが白髪の増加を加速させる”
という研究結果があるのです。
白髪が発生するメカニズムは、毛根でメラニン色素の生成が減少するからでした。
そして、メラニン色素の原料がチロシナーゼという酵素です。
→【白髪が増える原因は老化だけじゃない!抜く前にメカニズムを知ろう】
コーヒーをドリップした際に発生する「過酸化水素」という物質が、チロシナーゼ酵素の働きを弱くするのです。
チロシナーゼが活性しないとなるとメラニン色素を作る機能も低下しますよね。
その結果、白髪が増えるということです。
また、過酸化水素の水溶液は漂白剤やヘアカラー剤などにも使われており、色を脱色させる作用があります。
1日1杯程度なら影響ないですが、飲み過ぎは白髪を誘発するかもしれませんね。
脳のスイッチオンがコーヒー頼みに
コーヒーの香りやカフェイン成分の効果で脳の中枢神経が興奮します。
「朝1杯のコーヒーを飲まないと頭がシャキッとしない」
というような人はこの興奮作用によって頭を覚醒させているといえるでしょう。
逆に、コーヒーの香りが脳のα波を刺激すると、とても高いリラックス効果が得られるともいわれているのです。
とにかく、コーヒーを飲むとなんだか心地よい高揚感を得られることは間違いありませんね。
しかし、これって自力でシャキッとできなくなるという側面もありませんか?
朝ごはんをしっかり食べてからの一杯ならまだいいですが、目覚めにコーヒー、なんていう習慣がどっぷりの人は、
コーヒーを飲み続けなければうまく起動しない体
になっていないでしょうか?
利尿作用でミネラルまでデトックス?
コーヒーには利尿作用があります。
利尿が促進されるということは、基本的には体にとってメリットであるといえます。
体の中の老廃物が尿と一緒に排出されるわけですから、体液の循環が良くなりむくみも解消されるでしょう。
しかし、摂取量が適量を超えて度が過ぎた多飲習慣になっていると、不要物だけでなく体にとって必要なミネラルやビタミンまでが排出されるおそれがあるのです。
排出量が摂取量を上回ると脱水症状を引き起こすこともあります。
利尿作用というのはそういう面もあることを意識しておきたいですね。
肝臓には効くけど胃には刺激が強い
コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸には抗酸化作用があります。
クロロゲン酸は過酸化脂質や活性酸素の発生を抑えてくれるので、特にお酒をよく飲む人には肝臓に効果があるといわれています。
これとは正反対に、このクロロゲン酸は胃に優しくないのです。
心当たりはありませんか?
牛乳を多めに加えてカフェオレにして飲むと、胃に膜をはってそれを防いでくれるかもしれませんね。
血管収縮作用で頭痛が緩和?それって・・・
先ほど出てきた、カフェインによる交感神経刺激で起こる血管拡張作用は、腎臓への効果がありました。
それとは違って、交感神経が刺激されてよく起こる反応は、血管が収縮される作用です。
そのおかげで頭がシャキッとするのですが、体内リズムによって起こっているのではない刺激であるので、常習化してしまうと何かしらの弊害を生むことも考えられますね。
ということは・・・?
コーヒーを飲まなくなったら、抑えていた分激しい頭痛を感じてしまうのでは!?
はい、まさにそうでした・・・。
コーヒー断ちが頭痛をもたらす
なんとなく始めたコーヒー断ちでしたが、こんなにも体に変化があるとはびっくりです。
1日に何杯も飲んでいたのならまだわかりますが1日1杯ですよ!?
それでもこれだけ変化が現れるのですね。
では、ここからは私のコーヒー断ち実体験による体や心の変化を見ていきましょう。
コーヒーによる覚醒効果を思い知る
私がなぜコーヒーを飲んでいたかというと、1日のうちで気分をほぐす時間を作るためだった気がします。
コーヒーのアロマ効果ですね。
家事やデスクワークをこなす毎日の中で、ふっと息抜きをする時間はとても大切だと思うのです。
家事がひと段落ついた時、ブログ記事作成がひと段落ついた時、コーヒー豆をガリガリ挽いていると気分も体もほぐれる気がしていました。
しかし、気持ちのどこかで、
「なんか気分が上がらないなぁ、頭が働かないなぁ」
そういうマイナスマインドからの脱却にコーヒーを利用しているところもあったのです。
そして、それに1杯のコーヒーは良く応えてくれました。
コーヒーブレイクの後にガンガン記事が書き進められたり、気分が良くなって外に出たくなったり、何かしらのリフレッシュ効果がすごかったですね。
これが「水」ではそうはいかなかったかもしれません。
コーヒーをやめたらどうなったかって?
それはアクセス減少の時期と被っているのでなんともいえませんが、モチベーション上げるのに苦労してますよ〜。
コーヒーによる血管収縮作用を思い知る
身体的な変化で最も大きかったのが、頭痛です。
今までほぼ頭痛で悩んだことがなかったのですが、コーヒー断ちをしてからずーっと頭痛が続いています。
コーヒー断ちのせいだと気づいたのは最近ですが、パソコンをやり過ぎたわけでもないのになぜか毎日のように頭痛・・・。
運動不足や低気圧やその他もろもろも関係しているのでしょうけれど、ここまで続くのは不思議でしたね。
そして、コーヒーをたまに飲んでみたりしてね・・・。
コーヒーで血管を収縮させて脳を緊張させていたのと、香りやブレイクするという行為そのものによる気分転換もいい効果があったのでしょうね。
なので、全くゼロにはせずにたまに飲んでいます。
頭痛は困るけどなんかいい感じ
まだコーヒー断ちを始めて1ヶ月ほどですが、頭痛以外に困ったことは・・・特にないかな。
モチベーションを上げるためにはYouTubeですよ。
上がる動画をちょこっと観るとかね。
そして、運動です。要は基本が全てなんです。
頭痛が起こるということは、それだけコーヒーによって何かを抑えていたのです。
私はなんとなく始めてみましたが、コーヒーを毎日飲まないといけない癖がついている方、やめてみると体がちゃんと反応してくれて面白いですよ。
ただし、ヘビーな愛飲家の方は一気に断つことを避け、1日1杯に減らすところから始めてくださいね。
カフェインによって仕事や勉強がはかどっていたというならなおさら、離脱に時間がかかると思った方がいいでしょう。
朝からしっかりご飯を食べて、たまに美味しい淹れたてコーヒーを楽しむ、これが一番健康的なのではないでしょうか。
まとめ:コーヒー断ちのメリットは白髪改善と依存からの脱却
中毒性があるといわれているものに手を出してしまった人生、これをすべて断ち切る必要はありません。
しかし、そこにちょっとでも疑問を持っていたり、辞めたいという気持ちがあるのであれば少しずつ実行してみませんか?
特にお酒やタバコと違って、コーヒーは案外自分一人でスルッと断つことができると思います。
1日4杯以上という量を飲んでいる人にとってはちょっと苦痛かもしれませんが、コーヒーによる刺激以外のもので自分を高めることができる、そんな人生ってちょっと素敵ですよね。
コーヒーを飲みたくなったら、
「自分はコーヒーを使わないとシャキッとできないのか!」
と一喝してみては?
こちらの記事↓↓↓ではカフェイン断ちによる離脱症状についてまとめていますので、覗いてくださいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。