コンタクトレンズ洗浄保存液では殺菌もタンパク除去もできない!? | suzukinblog
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コンタクトレンズ洗浄保存液では殺菌もタンパク除去もできない!?

ー本記事は2018年5月26日に公開済みですー

コンタクトレンズを初めて着けた時は目の違和感がハンパなく、物質を目に直接着けることへの抵抗もありました。

しかし、眼鏡では顔の魅力が1/3にまで下がってしまうと聞いてしまった私は、それでもコンタクトレンズを常用したいと思ったものです。

あれから25年近く経った今、ケアをおろそかにしていたどころか、目に対してあまりにも無頓着すぎた気がします、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

実は最近までは、コンタクトレンズを自家製乳酸菌液でこすり洗いし、生理食塩水で保存していました。

つい先日から、また洗浄保存液を市販のものに戻したんですが、あまり変化がないような気がしています。

さて、審議のほどはいかに!

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コンタクトレンズのケアは本当にそれで大丈夫?

私の場合、最初はハードコンタクトレンズをつけていて、洗浄液と保存液をきちんと使い分け、装着時間も守って真面目に使用していました。

そのうち、ハードコンタクトレンズではよくズレたり、目のカーブにぴったりと合わなかったりしたこともあって、途中からソフトコンタクトレンズにしました。

水分保持率が違うので、ソフトレンズの着け心地の良さに感動したのを覚えています。

今、使い捨てで装着できるのがソフトコンタクトレンズということもあって、ハードよりソフトの方が主流と言えそうですね。

でも、冷静に考えてみると、水分を含んだ物質を直接目に装着するということは、それ相応のリスクも伴うことがわかりますよね。

一応、定期的に眼科医に診てもらって異常がないかどうかをチェックしてもらってはいますが、やはり日々のケアをおろそかにすると、いろんな危険な事態を引き起こすことになりかねません。

私は、コンタクトレンズの保存液や洗浄液に対する不信感がずっとありました。

どう考えても化学物質てんこ盛りですよね。

しかし、コンタクトレンズをつけている限りケアは必須です。

ワンデイタイプの場合は、規定通り1日で捨ててしまえば保管のケアなどは必要ないですが、使い始めは必ずケースに液体と一緒に入っていますよね。

その液体、目に入れて大丈夫なの?と疑問を持ったことがある方も多いと思うんです。

私も常に疑問を持ちながら使っていました・・・。

コンタクトレンズの保存液はまやかし!?

大抵の保存液はそのまま目に装着するものです。

1本で洗浄から保存、タンパク除去までやってくれる優れもの、と思っていますか?

昔のように煮沸消毒しなくても、

  • 常温保存でOK
  • 除菌されて目につけても大丈夫

そういうものじゃないと困りますよね。

ところが、この情報の信ぴょう性はいかほどでしょうか?

直接目につけるものだからこそ十分に注意して検討すべき事案だと思いませんか?

まず危険な成分はないか?

  • 界面活性剤・・・入ってますよー!洗浄成分やうるおい成分として使用されているのが合成界面活性剤。表記では「ポロキサミン」というなんだかゆるーい名称が書かれていました。
  • エデト酸塩・・・キレート剤(金属イオン封鎖剤)として、製品の酸化を抑える目的で使われていますが、生物体内で分解されない極めて毒性が強い成分です。

こんな成分を、たとえ微量であっても毎日のように目につけていると思うと怖いですよね。

本当にタンパク除去までできるの?

もし本当にタンパクを分解できて、細菌も寄せ付けないような液だとしたら…、

そんな液に浸しておいたレンズを直接目に装着?

目の細胞が死んでしまうんじゃないでしょうか。

実際には、保存液の成分は水とあまり変わらないようです。

誰も大きな声で訴えないから当たり前のように信用されている保存液ですが、

よく調べてみると、お金と自分の大事な体の一部を無駄遣いしているようなものだと気付かされます。

酸素透過性のあいまいさ

70%以上の酸素透過性などとよく聞きますが、その数値はその製品の工場出荷時点での値にすぎないそうです。

それが液体に浸かったまま時間を経過し、さらに使用し始めてからもタンパク質やカルシウムや油汚れが付着して、酸素透過性もどんどん悪くなります。

酸素が十分に黒目の角膜に行き渡らなくなると、角膜の表面の上皮という部分がまず傷み表面の細胞が死ぬと言われています。そうして細かい傷がたくさん出来てきて、目がゴロゴロしたり赤くなったりするんです。

「目に優しい酸素透過性80パーセントのコンタクトレンズ」なんて、市場に出回っている時点でナイと言えませんか?

少しでも目の負担を和らげるためには、装用時間をきちんと守ることが大切です。

8時間以上はつけないほうが良いという眼科医の意見もあります。

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現時点での最良のケアとは?

いかに世間の情報、販売する側の情報があいまいで偏ったものかわかりますね。

目に関することは、素人が簡単に介入できない専門性が高い分野であり、なおかつ目は細胞がむき出しになっているとてもデリケートなパーツということもあって、情報を鵜呑みにするしかない状況かもしれません。

しかし、調べてみて正しい情報をきちんとインプットできれば、コンタクトレンズのケアの仕方も自ずと変わってくると思います。

菌の繁殖を考えればワンデイタイプがおすすめ

1日8時間以内の使用で、1回1回捨てるということを守れば、ワンデイ使い捨てタイプのコンタクトレンズが最も目に負担が少ないと言えそうですね。

私はマンスリータイプ、1ヶ月使用可能の使い捨てタイプを使っていますが、途中で着けない日があったらそのまま保存液に浸けたままだし、1ヶ月がいつからいつまでかを把握しきれず、適当に交換していました。

保存液の中では時間が経つほど細菌やゴミが増えていき、2日や3日置いてしまったコンタクトレンズを着けるなんて、細菌を目に直接入れ込むような行為だと言えるかもしれません。

やや値は張りますが、1日ごとに変えるものはまだマシだと言えますね。

洗浄はこすり洗いが必須!

コンタクトケアで一番厄介なこすり洗い、しなくて済むならやりたくないというのが、利用者の本音かもしれません。

今は洗浄とすすぎ、保存が一体となったマルチパーパスソリューション(MPS)と言われる多目的溶剤が主流となっています。これが出た時はちょっと嬉しかったです。

でもやはりそれなりの成分が含まれていて、化学物質てんこ盛りだし、実際にこすり洗いなしでは汚れは落ちないというデータもあると言います。

それなら一体何で洗えば良いの?

化学物質が含まれていない除菌・タンパク除去できる液って?

そうです!乳酸菌液じゃないですか!

私もそう思って3年ほど乳酸菌液でこすり洗いをしてきました。ただ、それに関しての情報がなさすぎて、自分を信じてやるしかないんですよね。

3ヶ月に1回の眼科検診では「きちんとケアされてますね」と毎回褒められていたので、良しとしていましたが、ちょっと目の調子が悪いと不安になります。

今は一旦元の市販の液に戻しています。

でも今日の調査の結果、やはり乳酸菌液でいいんじゃない?と思えました。

ちなみに、ちゃんと発酵した乳酸菌液は目に直接点眼しても害はないそうですよ。むしろ目の殺菌・活性化に役立ちます。

保存液はコスパ最高の生理食塩水でいい?

私が独断でやっていた食塩水での保存、実はこれが最良で最強のコスパだったのです!

自分でも驚きです。もちろんこの判断も自己流で、明確なエビデンスはないと言えますが、不要なものを省いて、必要なものを取り入れた結果、ここに辿り着きませんか?

1本1500近くする一体型保存液、

1本200ほどで買える生理食塩水、

本当に大丈夫なの?と思いました?

コンタクト用と銘打った生理食塩水が売ってるほどですから、問題はないでしょう。

0.9%の塩化ナトリウムしか混ぜられていない、無菌製剤ということなので、ほぼ安全です。

しかも0.9%の塩水というのは涙と同じ浸透性なので、直接目につけても大丈夫だし、化学物質過敏症の人でも使えます。

ただし、除菌・消毒効果は期待できません。すすぎと保存には問題なく使用できても、洗浄には向いていません。

使用後のコンタクトレンズには常在菌タンパク汚れがついています。それを除去しないまま保存したら、保存中に菌が繁殖してしまいます。当然目にも悪い影響がありますね。

きちんと使い分けをして、ケースや手も清潔な状態で扱わないといけないですね。

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まとめ

目というのは、素人判断で何かを施すのはタブーという風潮がありませんか?

私も、実践していた乳酸菌液によるコンタクトレンズ洗浄方法を家族にも黙っていましたから…。

自分の判断でやるという事はそれなりの覚悟も伴います。

もちろん事前に調べたり事例がないか探したりしましたが、なかなか見つかりませんでした。

やっている人はいると思いたいですが、ちょっとキワドイ方法だったかもしれませんね。

最近やたら目が疲れるし、コンタクトレンズを着けると違和感があったりしたんですが、保存液が原因ではなく、単にパソコンのやり過ぎだったのかもしれません。

そうだとしても、やはり毎日きちんとケアして、装着しない日も洗ったりする事は必要だと確信しました。

乳酸菌液で洗浄して、生理食塩水で保存!

皆さんも世間で当たり前とされている情報に違和感を覚えたら、一度は調べてみることをオススメします。何かしら有益な情報が見つかるかもしれませんよ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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