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肩こり解消に効果的なのは正しい姿勢ではなく【歩き方を変える】だけ!

ー本記事は2018年8月2日に公開済みですー

日本人を常に悩ます「肩こり」という症状、もはや子供にまでその兆候が見られるようになった現代において、有効な解決策はないのでしょうか。

それがあったんです。

灯台下暗しでした。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

肩こりの主な原因が自分の手首にあったとは!

これについてまとめた記事はこちら↓↓↓です。よかったら合わせてお読み下さい♪

肩こりは揉んでも押しても根治しない!改善できる【スイッチ】とは?
不思議なことに、肩や背中がパンパンに張っていても全く肩こりの自覚がない人もいれば、肩も背中もゆるゆるで筋肉には何の問題もなさそうなのに、肩が重い・こった・張ると、口癖のように年中訴える人もいます。その理由は、筋肉の中身に問題がある?

この手首スイッチを切り替えることにより、内巻きになった肩を正常の位置に戻すことができ、慢性的な肩こりが改善されるのです。

今回は、実践編ということで、セルフチェックと合わせて、実際どうすれば肩こりが改善するのかをみていきたいと思います。

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あなたの肩こりはあなたにしか治せない

整体家の宮腰圭氏の著書『1日10分 歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本』

私はこの本に出会い、目からウロコな体の仕組みを色々と知ることが出来ました。

この方のすごいところは、ご自身が整体家として生計を立てておられるにも関わらず、この本で紹介する内容を実践すれば、

整体やマッサージに通うことなく自分で肩こりを治すことが出来ますよ

と言っちゃってるところです。

  • セルフメソッドの発明王
  • 整体師としては異端
  • 非常識な整体師

などと言われちゃっているこの方、「クライアントさんの不調がなくなる」ただそのことだけをゴールに設定して、セルフメソッドの開発と研究にたくさんの時間をエネルギーを注がれている、

本物の整体家

だと私は思いました。

そして、これを本当に実践してみようと強く思いました。

この本を読んで頂ければ一番いいのですが、今すぐに実践したい方向けに、本の内容を抜粋しながらまとめていきますね。

体は他人の言うことよりも主人(自分)の言うことを聞く

体が受け入れやすいのは、まず一番信用のできる疑いのない自分自身なのです。

これは、生涯にわたって絶対に裏切ることのない、

本当の自分の味方は自分自身である

という、細胞レベルでの認識でもあります。

治療家がいくら施術で体を良い方向に導いても、なぜかもとの自分に戻りたがります。それがたとえ悪い方向だとしても。

体は”そのままでいたい”のかもしれません。

しかし、人に変えられることに抵抗があっても、主人である自分自身が変わっていく分には納得が出来ます。

その習性をうまく利用して、自分の体の気持ちに寄り添って体をより良く変えようとするならば、頑固な肩こりや背中の張りも、頻繁に整体に通うより早く改善されることでしょう。

正しい姿勢の「強制」では肩こりは治らない

背筋を伸ばす、
胸を張る、
首を起こす、

これらは誰もが一度はしてみたことがあるはずの、一般的に「正しい」といわれる姿勢ですが、実際その姿勢のままで何分いられるでしょうか?

ほんの数十秒、長くても1〜2分だと思います。

ましてやその状態を1日何時間も、さらに何年も続けていくのは無理ですよね。

そんなに意識し続けられないし、姿勢だけのことを考えて1日を過ごす訳にもいきません。

なにより、無理に良い姿勢をキープしている状態ですから、今度はそのために使っている筋肉が不自然な緊張から疲れ切ってしまいます。

正しい姿勢を頑張り続けることなんて出来ない、と割り切りましょう!

そして、それはストレスを生み出すだけで肩こりを治してくれることはないでしょう・・・。

肩こりは動いている状態で治す

肩こりだけでなく、背中や足腰、ダイエットなどにおいて効果の高い運動メソッドはたくさん提案されています。

1日15分で出来る!
1日5分を3セット!
30分以上の運動でないと効果はない!

これらが続けられるのは、かなりの少数派ではないでしょうか。

今ある生活リズムに時間を設けて組み込まなければならないし、出来ない日があるとそれがかえってストレスにもなりかねません。

しかし、「〜しながら」であればどうでしょう。

実行前の「はー、またやらなきゃ・・・」というマイナスモードがなくなり、気軽に始められそうではないですか。

効果があるもの、続けられるものはそのまま続けていき、さらに、誰もが簡単に楽に続けていけるものを今から試してみてはいかがでしょうか?

それは、ただただシンプル、

「歩き方を変える」

これだけです。

日常生活の中で誰もが行なっていること、それは歩行です。

歩きながら姿勢を改善することができれば、意識して頑張らなくても効果的に肩こりは治せるのです。

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超シンプル!いつでもできる【コリとりウォーキング】

そうはいっても、”ウォーキング”と言われるとつい尻込みしてしまう気持ちも湧いてしまいますよね。

よく、30分は歩かないと効果がないとか、毎日続けないと意味がないとか、色々言われています。

実際外でウォーキングをしている人って、頑張ってるな〜と感心してしまう格好で黙々とストイックに取り組んでいて、正直何が楽しんやろ?と思ってしまうこともなきにしもあらずです。

しかし、先述の書籍の著者である宮腰氏が考案されたこの【コリとりウォーキング】は、普段の生活の中の歩くシーンで実践すればよく、しかも明らかに症状が軽くなるので、

むしろ辞められなくなる

という、もっぱらの評判らしいですよ!

まずはセルフチェックから

今のあなたの肩は、内巻き?外巻き?どっち?

では確かめてみましょう!

① 両腕をダランとさせた状態で、鏡の前に立ちます。

  • 正常:体の真横に腕があり、手のひらは太もも側を向き、親指が正面を向く
  • 内巻き:腕が体の真横ではなく少し前側にあり、手の甲が正面、手のひらが後ろを向く

② 壁にかかと・お尻・背中・頭をつけてみましょう。

  • 正常:壁に対して、手のひらが入るくらい両肩が浮いている
  • 内巻き:壁に対して、こぶし1個分くらい、明らかに両肩が浮いている

あなたの手のひらはどっち向きでしたか?

まずはそれを知ることから、快適な生活は始まります。

所要時間たった1秒!【手首スイッチ】オン!

これは本当に簡単すぎて腰抜かしレベルです。

肩こり改善に必要なことはただひとつ、

【手首スイッチオン!】

つまり、

「手のひらを正面、手の甲を後ろに向けて歩くだけ」

それだけです。

では実験をしてみましょう。

その場で、座っていても立っていてもいいですが、手のひらが後ろになるように手首の向きを変えてみてください。

どうですか?手首を回すと肘にも内巻きの回転が加わりませんか?

同時に肩にも、少し内巻きの動きが伝わっているのがわかるのではないでしょうか。

これが歩いている場合だと、より顕著に作用してきます。

肩が内巻きに回転する力に、腕を振る「振り子」の力学も加わり、静止しているよりも何倍もの力が働きます。

ちょっとしたことですが、これを何年、何十年と無意識に行っていたと思うとゾッとしませんか?

姿勢改善も含めて、肩や背中のコリを取るには、静止している状態よりも、

動いている状態で治した方が効果が出やすい

ことがわかります。

さらにレベルアップのウォーキング

この【コリとりウォーキング】は歩行全般において実践していきましょう。

通勤中、買い物しながら、会社や病院などの廊下、駅の構内、家の中、

どんなに短い距離でも、歩くときにはこの【コリとりウォーキング】で歩きます。

また、手に荷物を持っている状態でも、同じように手首の向きを変えるだけで効果が期待できます。

もちろん歩行以外でも、立っている、座っている、日常のどんな瞬間にでも、気付いたときにはなるべく

「手のひらは正面」

がお約束です。

さらにレベルアップメソッドとして、

  • 正しい重心で歩く・・・足の人差し指の縦のラインに意識を持って、そこに体重を乗せた状態が、人間が最も筋肉を使わずに骨だけで立てる状態になります。これで【コリとりウォーキング】の効果は倍増します。
  • 腕を「後ろ、後ろ」に振る・・・内巻き型の人は、後ろに腕を振ることが難しく、つい前に前に振ってしまいがちです。後ろに振ることを意識するくらいがちょうどよく、さらに肩が外巻きに開きやすく、胸部が前に突き出してくるので、猫背やストレートネックの改善にも効果があります。

なども取り入れてみると、その効果を何倍も早く大きく感じることができると思います。

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まとめ:手のひらを正面にして歩くだけで肩も一緒に回転する

いざウォーキングを始めようとすると、気分のムラに合わせてモチベーションを維持しなければならず、なかなか気が重くなります。

でも、この【コリとりウォーキング】なら、あえて時間を設けなくともすぐに始められます。

全く歩かないという人はまずいないですからね。

しかも無料で、自分都合で!

もちろんウォーキング時間を設けて本格的に取り組めば、より効果を実感しやすいかもしれませんが、今まで内巻き肩で生きてきた人というのは、なかなかアクティブな生活習慣とは縁遠い生活をしてきたのではないでしょうか。

それを方向転換するところから始めるのは、どうしてもハードルが高くなります。

何事も楽しく続けられることが一番です。

無理のない範囲で、まずは「手のひらを正面に」を合言葉に、ちょっとずつ変えていきましょう。

あなたの体は、あなた(主人)の想いにきっと応えてくれるはずです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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