ー本記事は2019年2月21日に公開済みですー
「グルテン」についてはすでにいろんな専門家が声をあげています。
タンパク質の一種で、アレルギーを引き起こしやすい物質であることが叫ばれ始めています。
グルテンフリーとか、グルテン断ち、グルテン代用などのキーワードも巷では普通に使われるようになりましたよね、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
では、そんなグルテンによる健康への害は、特別な体質の人だけが気をつけないといけないことなのでしょうか?
一般的にグルテン過剰な食生活になりがちな私たちは、たとえ健康に大した問題がなくても、もしかしたら体内にはすでに危険因子が潜んでいるかもしれませんよね。
しかし、いろんなことを言われていても、毎日の生活からグルテン含有食品を排除することは難しいです。
特に今現在さしあたって健康に問題もないですしね…。
人はなぜこんなにも食べるのか
私たちはなんのために食べるのでしょう。
太陽を凝視することで不食を成功させている超人もいれば、青汁だけで生きていける人もいます。
そういう仙人レベルの人は、食べるということに「快楽」や「興奮」を求めてはいないですよね。
自分のボディだけでなくメンタルのレベルも上げるために、必要なものを必要なだけ取り入れている、そんな感じでしょうか。
では、私たちはどうでしょう?
「お昼になったしごはん食べよ」
「あそこのパンケーキが美味しいらしいから食べに行こ」
「この頂いたケーキせっかくやから食べよう」
はい、気の向くまま、体の声も聞かず、ほぼ目先口先だけで食べ物をガンガン体内に送り込んでいますね。
これでは、残念ながら私たちの大事なボディはどんどんレベルを落としていき、知らないうちにこころの方も病んでいく可能性が高いといえます。
わたしたちの体は実はそんなに食べたくない
食べたものだけで体の臓器や血液などが生かされているとしたら、仙人レベルの人たちと私たちが同じ地球上に生きていることが不思議でなりません。
ということは、臓器を動かすのも脳や四肢を動かすのも、一般的にいわれている栄養素重視の食物ではないかもしれませんよね。
私たちが口にするものはほぼ全て
- 糖分子
- アミノ酸
- 脂質
で構成されています。
これらの小さな分子が鎖で複雑に繋がりあっているものを、消化の最終段階では酵素がハサミのように働き、切り刻んだ状態にします。
その中でも、糖やタンパク質は小腸で吸収された後一旦肝臓に送られ、解毒されてから各器官に巡っていきます。
しかし、脂肪に関しては、消化されたものがリンパ管に取り込まれ、肝臓を通らずそのまま心臓へと直接運ばれるのです。
この一連の働きをみても、現代人の食べる行為は内臓過労を引き起こしていると思えてなりません。
個人個人が勝手に選んで取り込んだ成分を、一応肝臓で解毒してくれたり汗や尿で排泄したりはしますが、これってかなり無駄ではないですか?
本当にそういった成分が体に必要なのでしょうか?
わたしたちは「食べる」概念を完全洗脳された
人間は、本来ならちゃんと本能で「今必要なもの」を判断して、それだけを身の回りで手に入る物の中から選んで食べ、それで十分生きていけるはずだと思うのです。
では、今の私たちの現状はいかがでしょうか?
朝から晩まで、食に関するあらゆる情報にさらされ、誘導され、洗脳されるという生活がもう半世紀以上続いています。
すでに本能なんて影も形もないでしょう・・・。
頭や口先が食べたがるものを食べたい時に食べて、気がついたらなんか慢性的に不調だわ…、
という具合ではないでしょうか。
最近ではそういう洗脳システムに気づいた人たちが、週末だけ断食したり、短期間の断食道場で体験したりと、積極的に体の仕組みに沿った生き方を模索しているのも確かです。
でも、そこにストレスや我慢が生じることもまた、健康から遠ざかることになるんですよね。
いや、もう、どうしたらいいかわからんわ〜。
そんなこと言わず、もっと楽しく体と向き合ってみませんか?
思い切って【グルテンフリー実験】はいかが?
仙人のように霞だけ食べて生きていく、というのも一つの実験ですが、そこに楽しさはないように思うので、もう少し現代に即した体への軽〜い実験をいろいろとやってみるのはいかがでしょうか?
グルテンをやめてみる
砂糖もしかりですが、現代人、特に日本人が今ほど小麦製品を常食していた時代はかつてなかったのではないでしょうか。
給食にパンが登場してから人々の常識が一変していったような気がします。
小麦には米にはないグルテンが含まれています。
人間の腸に入ったグルテンは、部分的に消化されないまま腸細胞の隙間に入り込み、細胞同士の結びつきをゆるめます。
そのため、小麦タンパクが本来入ってはいけない場所に入り込んでしまい、免疫系を刺激してしまうのです。
もはや、私たちの生活から小麦粉製品を根絶させることは無理かもしれませんが、輸入小麦をこれだけ蔓延させて、日本人の腸内をかき回した意図、それを考えるとなんかちょっと腹が立ってきませんか?
そのちょっとした怒りを原動力に変えて、レッツグルテンフリー!
グルテン断ちで「セリアック病」が判明するかも!?
グルテンによる刺激を過剰に受けてしまうのが、「セリアック病」という腸の病気です。
セリアック病の症状として、小麦を食べると以下のような症状が現れるといわれています。
- 腹痛や下痢
- 子供の発育の遅れ
- 冬には顔の血色がなくなる
- 貧血
ただし、この症状も不安定でなかなか気づきにくいものなので、隠れセリアック病である人もいるのです。
アレルギー反応のように目に見えて明らかな症状がないとなると、自分の体の不調の原因がまさか大好きなパンやラーメンだとは思いませんよね。
また、セリアック病よりもさらに判明しづらいものが「グルテン過敏症」です。
セリアック病よりも症状が軽いため、約99%の人が気づいていないといわれています。
しかし、腸内を傷つけていることに変わりはありません。
塵が積もって、大きな免疫系の病気にならないとも限りませんよね。
グルテンフリーのやり方
セリアック病やグルテン過敏症が簡単にわかる方法としては、
ということがかなり有効です。
簡単ですよね。
その結果、今までなんとなくだるい、しんどい、頭が痛い、お腹が痛い、疲れやすい、集中できないなどの症状があった人が劇的に改善する可能性があるのです。
そして、それがわかったなら、以後小麦の摂取を控えるか徐々にやめていくことが、ボディレベルの向上につながるのではないでしょうか。
まとめ
自分が今まで信じてきたものを、そう簡単に覆すことはできないかもしれません。
しかし、私たちは知らないところでいとも簡単に操作され洗脳され、案外スムーズに民族としての誇りやプライドを捨ててきたのです。
日本人が米を食べてストレスもなく生きていた時代、体も小さく平均寿命だって50歳ほどだったことでしょう。
それが「弱」なのでしょうか?
高身長化により、心臓からどんどん離れたところまで血管を伸ばして、血流の悪化に苦しんでいたり、
薬や延命治療によって、植物と化してまで生かされている高齢者が増加したり、
そんな現代で、あなたが今後何をどう食べるかによって、あなたの生き様(死に様)が決まるといっても過言ではないかもしれませんね。
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