ー本記事は2019年9月4日に公開済みですー
見事に3女を産んだあとから左手薬指の炎症がひどくなりました。
それまでも何度か手指に湿疹ができたことがありましたが、
ここまで集中して一部だけが痒くて痒くてどうしようもない、ということは久しくありませんでした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
とはいえ、全身が痒みに襲われるような経験をしている身にとって、たかが左手薬指の痒みなんてへでもありません。
乳酸菌をちょちょいとつけて、ひまし油でも塗っておけばそのうちおさまるやろ、と思っていました。
おそらく自分の感覚として、搔きむしらず、かさぶたが出来たところで完全に無視を決め込み、そのかさぶたがきれいに剥がれ落ちさえすれば治ると思うのです。
しかし、このかさぶた、私の気を引くのがうまいんです。痒いしね。
痒みとは本当に独特なサインですよね。
今回は、私の左手薬指に一体何がおきているのかを
- 汗疱
- 金属アレルギー
この2つの疑惑から探っていきます。
3年越しに決着を迎えることができるのでしょうか!?
なぜか左手薬指だけが痒い!その症状とは
「なぞの湿疹」を放置したまま3年が過ぎました。
そろそろ謎解きでもしようかな。
なんで左手薬指だけなん?
という謎・・・。
汗を掻く時期になると痒くなる
それはなぜか夏場だけの期間限定炎症なのです。
だから余計放置していたのです。
この期間だけちょっと我慢しとけば治るんでね。
しかも、炎症がひどくて血が出たり膿が出たりしても、絆創膏を1枚か2枚ぺぺっと貼っておけば、見た目になんの支障もないのです。
はいここでも出ますね、見た目。フタしてますよー、しっかりと。
いやいや、見た目だけの問題でもないんですけどね。
フタをしておかないといろんなとこに血やら膿やらが付きますからね。そして皮が剥がれた状態の表皮は空気に触れていても痛いですからね。
夏場、我が家の絆創膏はとても消費が激しいのです…。
指の内側の筋に沿ってできる水泡
アトピーの頃をちょっとだけ思い出すような、体の中からゾワゾワと刺激してくる「ヒー」とか声が出てしまいそうな、そんな痒みが特徴です。
そして、指の内側の柔らかい部分が筋状に痒くて、その筋を爪で何往復もしながら掻いていると、だんだん内側から凸凹ができてくるんです。
その凸凹が弾力のあるプツプツになって、よく見ると中に透明の液をたたえているように見えるのです。
もう、その時点では掻きむしることで起こる刺激により「ええい、どうにでもなれぃ」という精神状態となっているので、その粒をあえて潰しにかかるのです、全部ね。
そうして透明な液がプチッと出て、破れた皮がブザマな有様になっているのを見てから後悔です、毎回ね。
かさぶたができても水仕事ですぐダメになる
いいときは、そのまま破れた箇所にかさぶたができてくれるのですが、その皮が安定しないうちに、また水やら摩擦やら汗やらの刺激と接触してしまい、
「あれ?なんかまた痒いなぁ。皮がめくれてきてるし。これ剥がしたらどうなるやろ」
ペリ・・・、ペリ・・・、ペリペリリ、ベリベリベリー!
やっちゃうんです…。
かさぶた剥ぐの大好物なんです…。
水仕事から解放されることはもちろんないし、汗もかく、もう永遠のサマーループですね。
そういえば左手薬指にだけ結婚指輪が・・・
そろそろこんなアホなループやめたいな。というか、今まではこのかさぶたを剥ぐ楽しみをちょーっとだけ優先させていたような気がしないでもないのですが…。
そろそろ本格的に謎解きです。
なぜここだけにカユカユが出るのか?しかも夏にだけ。
そして、左手薬指といえば結婚指輪ですよね・・・。
3女妊娠前にサイズダウンした指輪・・・
私が3女を妊娠する半年ほど前に、実は結婚指輪のサイズダウンをしたのです。
結婚して子供を2人産んでからどんどん指輪がゆるゆるになっていきました。
もちろん指が干からびていったのでしょうけれど、冬場にさらに干からびた指から何度も指輪が抜け落ちていたのです。
もうこれは「ヒヤヒヤ」ですよ。気がついたら「あれ!?ない!?」ということがしばしばなんです。
さらに洗濯物を扱うときや布団を敷いたりするときに、パタパタと勢いよくやると指から指輪がピューンと飛んでいく始末・・・。
挙げ句の果てに、ここでは書きませんがもう行くとこまで行ってしまった指輪なのです…。
この恐怖に怯えてしばらくは指輪をはめずに過ごしていましたが、私、この結婚指輪大好きなんです。
できればずっとはめていたいなぁ。
ということで、思い切ってサイズダウンしてもらいました。おそらくこれ以上指にハリと潤いが出ることはないだろうと…。
と思った矢先に、3女を授かり指がむくむという・・・。
かなり思い切ってキチッとサイズを詰めたので、もうこれ、簡単には抜けないのです。
指輪の締め付けによる血流障害?
このピタッとはまった結婚指輪が、大事な血流やリンパの流れを阻害しているのでは?
と思いますよね、普通。
でも、現在は指輪はスルスルと動くのです、第二関節までは。第二関節の骨に当たると止まってしまうのですが、要はそれが狙いなのでね。大事なストッパーです。
妊娠中はさすがにむくみましたが、産後はまたスルッとしたもんです。
よくある、結婚指輪の周りにはみ出たお肉・・・というものはありません。
これで血流を止めるほどの締め付けはないんちゃうかな〜という感じですね。
しかし、左手薬指のカユカユは止まらない・・・。
実は単純な金属アレルギーだった!?
灯台下暗し、とはこのことか!?
私、この指輪という金属に負けているのではないかと、つい今しがた思い至ったのであります…。
遅いって?
それは言わないでくださいな。
まさか自分がそんなに繊細だとは思ってもみませんでしたしね。
今まで別にそんな症状なかったですしね。
ネットで出てきた【汗疱】というキーワードでやっとたどりついたのが、『金属アレルギー』でした。
【汗疱】とは・・・手掌・足底に痒みを伴う小水疱が出現する湿疹性の皮膚疾患。汗疱と略すことがある。それを放置すると乾燥してがさがさになる。手だけでなく足にも現れることもあるため、水虫と一緒にされがちだが、菌は存在しないため感染は心配しなくて良い。また、水疱が出現する初期に強い掻痒や不快感をともなう。小水疱は融合して大きな水疱になることもある。春・夏に悪化し秋になると軽快することが多い。
引用:wikipedia
当てはまりまくってますね。さらに、原因として、
- 金属アレルギー
- 慢性の副鼻腔炎・扁桃炎
- 喫煙
- ストレス
- 自律神経失調症
とあるので、左手薬指だけにという点を考えれば、金属が怪しいですね…。
結論:左手薬指のかゆ〜い炎症は金属アレルギーが原因の汗疱だった
ということで、自分はこのお気に入りの結婚指輪という金属に、3女を産んだ後から過敏になってしまった、ということではないかと思うのです。
産後というのはいろいろと抜本改革されますからね。
それがこういう形になるとはね…。
そうとわかれば、一刻も早くこの指輪を外してみたいのですが、そうは問屋が卸さないのですね…。
一応今のところ、掻いてしまって血だらけになった箇所に乳酸菌納豆水をシュッシュとやり、ひまし油で潤いを与えています。
水仕事には布手袋とビニール手袋が必須でね。
私の場合はこの奇妙なカユカユと3年以上も仲良くできましたが、これ、もしなんの知識もなく皮膚科にひょっこりしていたら、
おそらくかなりの確率でステロイド剤を出されていたでしょう。
みなさん、ここですよ!
今や、ネットと本でいくらでも自己診断できます。もちろん根本医学を学んでいないという怖さはありますが、自分の体が出す反応を朝から晩まで見続けているのは、ほかでもない自分です。
そこに答えは必ずあるはずです。
それを見過ごすことが、本当の怖さかもしれませんね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
本当にたくさんの手袋を試した私イチオシの手袋が、下記の「ジョーブネ」シリーズの薄手です!
100円ショップにもありますが、どこにでもあるわけではないので、ぜひストックを多めに用意しておきたいですね。