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【梅酒をラム酒で漬けよう】コックリ美味しい本格的な味のレシピをご紹介

ー本記事は2018年5月16日に公開済みですー

梅酒は自宅で簡単に作れて、ほぼ失敗なしで美味しく仕上がりますよね。

青梅と砂糖とお酒があれば作れます。

今回は、このシンプルな材料を大胆にアレンジして作る

「簡単本格コックリ梅酒」

のレシピをご紹介していきます。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

このレシピに欠かせないのがラム酒なんです。

そして、ポイントはこれだけなんです。

せっかくなので、今回は、

  • 梅酒のあれこれ
  • ラム酒で漬ける梅酒

という2項目に分けてまとめていきますね!

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梅酒を漬ける時期と梅の種類

『梅酒を漬けることも立派な酒類製造となり、条件を満たさない場合は酒税法違反となります。』

ちょっとドキドキする一文から入りましたが、大切なことなので知っておきましょう。

家庭内での消費の域を超えなければ、無免許で酒類と水以外のものを混ぜても違法にはなりません。

ただし、【すでに酒税が納められた、アルコール分20度以上のものを使用することが条件】です。
アルコール分が20度未満の日本酒やワインやみりんなどを使って、果実酒を作ったりすれば、その時点で違法とみなされます。

まず、このことに気をつけて、美味しい梅酒を仕込みましょう♪

梅酒を漬けるのは5月6月

梅酒は基本的に青梅で漬けますよね。

少し熟しかけの黄緑色の梅でも作れますが、長期間お酒に浸け込むので、なるべく硬くてエキスが放出されていない若い梅がいいと思います。

その青梅が出回りだすのが5月終わりから6月にかけてでしょうか。

梅酒はその時期にしか仕込めないんです。

今ではネットでも簡単に購入できて便利ですよね。

梅はあしがはやく、収穫してからじわじわと追熟していくものなので、店頭に並ぶ前の産地直送のものが手に入るのであれば、そちらを是非利用したいですね。

梅酒は漬け込むほどに旨味が熟成されるので、最低でも半年は寝かせましょう。

3ヶ月後から飲める、とほとんどの情報では言われていますが、せっかく仕込んだ梅酒、私なら1年は寝かせたいです。

そして、幾らかは長期熟成用に置いておき『何年もの』をたくさんストックしたいです。

梅酒に向いている品種は?

梅にも様々な種類があり、それぞれ向き不向きの用途があります。

梅酒に向いてる条件は、

* 実が固いもの
* 傷がなく新鮮なもの
* 実が大きくて種が小さいもの、2Lサイズ以上が望ましい

何ヶ月もかけてエキスを放出していくので、フレッシュで硬く実の部分が多いものが理想ですね。

漬け込んだ後、梅の実を食べることを楽しみに仕込む場合は、意外と小粒な梅がいいようです。

これらの条件を兼ね備えている品種は、

  • 竜峡小粒
  • 南高梅
  • 白加賀
  • 藤五郎
  • 古城
  • 養老
  • 豊後
  • 鴬宿
  • 玉英

などがあるそうです。

住んでいる地域によって購入しやすいもの、手に入らないものあると思います。

できれば地産地消で選びたいですね。

私が住んでいる新潟市のやや南の方は、近くに藤五郎梅発祥の梅林があり毎年梅が綺麗に咲き誇り花見客で賑わっています。

今年も藤五郎梅を使って仕込めればいいな〜と思っています。

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【ラム酒漬け梅酒】は広口瓶と材料3つで簡単にすぐできる

梅酒を作る材料は、先ほども言いましたが

  • 青梅
  • 氷砂糖
  • お酒

の3つです。

しかし、これらの漬け材料の前に、侮ってはいけない漬け容器について少しご注意を。

プラ混合の容器は危険!

私は去年初めて梅酒を作りました。

たまたま実家にあった広口瓶を譲り受けたので、なんの疑問もなくそれを使ったのです。

でもこれ、見た目は広口ガラス瓶なんですが、叩いた時の響きがどうも怪しいのです。

でも見た目はガラスですから、特になんの対策もしませんでした。

漬け込んで1ヶ月くらい経った時、友人に「梅酒は浸けたら時々瓶ごと揺すったらいいよ、糖が底にたまるから」と教えてもらって、久しぶりにガラス容器を引っ張り出したのです。

その途端、

「きゃーー!!漏れとる漏れとる!!」

そうなんです、やはりガラスじゃなかった怪しい容器の側面に亀裂が入り、

チョロチョロ梅酒が漏れてきたんです!

梅2キロ分がーーーー!!

なので、

たかが容器と侮ることなかれ!です。少々値は張りますが、この先何年も使用すると思って、果実酒用のちゃんとした広口瓶をご用意くださいね。

ちなみに、このときの梅酒は、漏れている瓶ごと大きな樽に受けることができたので、ほぼ救出できました。

【ラム酒漬け梅酒】材料3つ

⒈ 青梅・・・1キロ
⒉ 氷砂糖・・・500g
ラム酒・・・1.8L

以上です!

* 青梅については前述の通り、お好みのものをお選びください。
* 糖類に関しては、体にとても負担になるイメージがありますが、まずは美味しい梅酒を楽しむことを優先にして、ゆっくり溶ける方がいいということから、氷砂糖を選びました。

【ゆっくり溶ける】・・糖が溶け出す前に浸透圧差によって酒を吸った梅が、糖が溶けた後の酒にその成分を放出するため。要は、先に糖を吸収してしまうと梅の成分がうまく放出されず、水分ばかりが抜けて水臭くなるのです。

ブロックの黒糖や蜂蜜でも良さそうですね。それぞれの風味によって仕上がりにも違いが出てくるでしょう。

ラム酒がおすすめな理由

梅酒はホワイトリカーで漬けるのが一般的です。

それにも理由があります。

* アルコール度数も適度にあり(25度前後)、無味無臭なので梅の風味が出やすい。
* 味わいもすっきりとしていて、飽きずに楽しめる。

私は、このすっきりとした味わいがどうもツンとくる気がして、ホワイトリカーオンリーで作りたくないなと思っていました。

そこで、風味が好きで、自家製のバニラエクストラクトにも使用しているラム酒を使ってみることにしたんです。

サトウキビが原料のラム酒、なんとなく梅と相性が良さそうじゃないですか?

ラム酒は熟成度合いで3種類に分類されています。

⒈ ホワイトラム
⒉ ゴールドラム
⒊ ダークラム

この順で樽での熟成期間が長くなっていきます。

私は使用量の1/4くらいをダークラム酒にしましたが、このへんはお好みで。

今年、10ヶ月経ってから解禁しましたよ。

まだ1年も経っていないのにこのコク!!梅の風味も強すぎず、実に旨い!!

自分好みに仕上がっていてびっくりしました。

おそらく、通常の寝かせ期間より半分の期間でコクや旨味が出ると思います。

5月6月に仕込んで、その年の夏に飲みたいという方にはオススメです。

作り方

こんなに美味しいのに、あまりにも簡単に作れるラム酒漬け梅酒。

覚悟して読んでくださいね♪

  1. 瓶に熱湯を入れよく振って捨てる。そのあとの拭いたり乾かしたりはしない。乳酸菌液があればシュッシュとしておく。
  2. 梅のヘタを楊枝でとる。梅は洗わず、目についたゴミだけ取り除く。
  3. 梅と氷砂糖を3等分ずつにしておいて、底から、梅→氷砂糖→梅→氷砂糖の順で入れていく。
  4. お酒を注ぎ入れる。
  5. 蓋をして冷暗所で寝かせる
  6. たまに瓶を揺すって底に溜まった糖をよく混ぜる。

以上です。

私は家庭内の雑菌に対して全然神経質じゃないんです。

なので「殺菌・消毒はあまりしません。

でもだからいいということではなく、気持ちの問題かなと思います。

拭き取る布巾だって無菌じゃないし、その辺いたるところに菌さんはいますのでね。

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まとめ:梅酒仕込むならラム酒でコックリと

これからですね、梅仕事に忙しくなる時期は。

まずは青梅が出回ります。

梅酒に梅シロップ、子供達も楽しみにしています。

その後で完熟梅を使った梅干し作り、今からワクワクしてきますね。

時間の経過とともに変化する仕込みものは、目にも楽しい良い刺激ですよね。

毎年仕込まれている方も、初めての方も、是非一度ラム酒漬け梅酒をお試しください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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