乳酸菌風呂を発酵から腐敗にしてしまうのは【こじらせ丁寧な暮らし】? | suzukinblog
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乳酸菌風呂を発酵から腐敗にしてしまうのは【こじらせ丁寧な暮らし】?

ー本記事は2018年7月5日に公開済みですー

何年も続けている我が家の【乳酸菌風呂】ですが、

過去に1、2度、腐敗か?発酵か?いや腐敗やな、と自分の感覚を頼りに見切りをつけなければならなかった事がありました、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

お風呂の湯を張ったままにして置いておく、

これは一歩間違えれば危険な行為です。

我が家はマイナスに捉えず、かなり前向きな姿勢でこの【乳酸菌風呂】を続けてきました。

乳酸菌風呂は自宅で簡単にできる温泉にも負けない美肌の湯!
生活の場面、あらゆるところで大活躍の自家製乳酸菌ですが、お風呂で使ってこそ、体の中からも外からも、全身効果があると思います。素晴らしい恩恵の数々を、しっかりと自分の中にイメージできたら、やらざるを得ない衝動にかられると思うんですよね。

今回も、「もしかしたら悪くなるかな…」という不安がありましたが、まだお湯を入れ替えて10日ほどしか経っていなかったのでそのまま様子を見ていました。

通常、毎日追い炊きをし新しい乳酸菌液を継ぎ足していくことで、発酵状態が3週間から1ヶ月近くは保たれるはずです。

が、途中で一泊キャンプで家を空けたんです。

この時期は乳酸菌以外の菌や酵母の働きも活発になってきます。

嫌気性の乳酸菌が湯船の底の方に逃げた状態が長く続くと、そのほかの好気性の菌や酵母たちが活性化していろんな反応を起こすんでしょうね。

家を空けた2日後くらいからにおいが明らかにおかしくなってきました…。

そしてついに、娘たち、

「お風呂、〇〇〇のにおいがするー」

と言いながら、普通の顔して入ってました。

やはり、我が家の常識がぶっ飛んでいることにまだ気づいていないのでしょうか…。

さすがの私も、これはあかん!違うもんになってる、と即入れ替えました。

言ってはいけない空気があったけどそれをぶち破って一回「クサイ」を認めてしまったせいか、その娘たちの発言以降、家族みんなの「クッサイ」連呼が止まらなくなってました。

丁寧でナチュラルな暮らし…をしているようで、それは常にこじらせ丁寧な暮らしと背中合わせかもしれませんよ。

この記事を読んで、今一度あなたの暮らしはどっちか確認してみませんか?

あ、あの臭かった娘たちの髪の毛はいろんな効果のおかげで、すっかり正常に戻りましたよ!

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【こじらせていねいな暮らし】

ブログに記事を書くことに付随して、ネットや雑誌でいろんな情報を得る機会が増えました。

すでに知っていることでもいろんな角度から見てみると今までとは違う解釈を得られたり、

全く知らないことでも、巡り巡って自分の中にあったものに返ってくることもしばしばあります。

そして、ついにぶつかった概念、

ナチュラル志向の人たちが発酵もの無農薬オーガニック断捨離自然療法などに傾倒していく

【こじらせていねいな暮らし】

というキーワード。

なんだか一人で胸がざわついています・・・。

『意識高い系』か『意識が高い人』か?

雑誌やいろんなサイトを見ていると、本当に素敵(に見える)な生活を披露している人が多くてびっくりします。

モデルや芸能人は、宣伝効果がなければ使う意味がないので盛られてなんぼですが、

一般人の一主婦がものすごい現実離れした生活をされている記事なんかには、正直しらけてしまいます。

自分と違い過ぎていて物語のようにしか思えません。

でも、そういうカリスマ的主婦の生活を見て憧れ、そこに目標を定めて自分を鼓舞していく人もいるんでしょうね。

おそらくそういう気概を持って、良いと言われたもの、良さそうに思えるものを自分の生活に取り入れていく人たちが、

『意識高い系』

なのではないでしょうか?

自分がイメージする「素敵なナチュラル丁寧な暮らしを謳歌する主婦像」そこに向かっているので、目標がシンプルだしあまり迷ったり悩んだりしないタイプが多いかもしれません。

一方、

『意識が高い人』

は、雑誌やネットから情報を得ようとはしないかもしれません。

自分が必要だと思うことに意識を向け、そのために色々試した結果、偶然ナチュラルな生活になっていた、という感じでしょうか。

そして、自分が「ナチュラル丁寧オーガニック的暮らし」をしている、という自負がこれっぽっちもないと思います。

ただただ、淡々と日々と向き合っている、自分の心がウキウキすることに集中していく生活を重ねているだけではないでしょうか。

問題は『意識高い系』の人たちが、自分の限界を超えて時間やお金に糸目をつけずに暴走し始めた時、それが「ていねいな暮らし」こじらせていくということです。

決定的に違うこと

『意識高い系』『意識が高い人』

もちろん、似ています。

でもきっと決定的に違うことがあると思うんです。

私が思う、知っている限りでの両者を比べてみると・・・、

ずっと同じポテンシャルで継続できているかどうか

がポイントのような気がします。

何十年続けているからいいとか、すぐやめるからダメとか、そういう単純なことではなく、

本当にいいと思って自分の意思で続けている、さらにはそのことについてもっと良くしていこうとか、こうしたらどうかなどと向上していく態度で挑んでいることが大きな鍵だと思います。

そういう事をひとつでも持っていればそこには高い意識が生まれるはずですよね。

周りの人たちと比較して自分てどうなんやろ、とナルシストになったりすることがないと思うんですよね。

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【こじらせた暮らし】

何かにハマることは誰にでもあります。

それがたまたま「ていねいな暮らし」だったとしてもなんの問題もありません。

何かに熱狂的になりすぎてトンデモ扱い

ナチュラル志向でオーガニック的暮らしをしている人がその暮らしぶりを公開し、行きすぎた医療批判ケミカル批判をし始めるとこじらせちゃいますよね。

発酵、発酵と、まるで良い言葉の代名詞みたいに、「発酵」さえしていれば大丈夫という発酵神話が確立されつつある傾向もありますよね。

そのことが、一部の医療や科学の世界の人たちを「黙ってはおけない」と奮い立たせてしまい「トンデモ」扱いされてしまうという事態になっています。

乳酸菌しかり、酵素しかり、一気に火が付きちょっとした宗教のように広まっていくことって、どうしてもトンデモチックな話題になりかねません。

最終的に、その実態からかけ離れたところで「これが体にいい」「病気が治った」という、体(てい)のいい情報が一人歩きしてしまうことも少なくありません。

え!これって誰のこと!?ザワザワ……。

我が家はこじらせていないだろうか

今回の我が家の発酵が腐敗に一転した状況も、見る人が見たら「トンデモ」に見えるよなーとしみじみ自覚した次第です。

こういう事を公開してますから、私だって蚊帳の外ではありません。

発酵、発酵言うてますし。

家族や自分のために今できる事をしているだけなのですが、それを公開している時点で、そこは高い意識を持って臨まなければいけません。

楽しいか楽しくないか、
惰性で続けていないか、

常に自問自答してリフレッシュしていかないとなと再確認した次第です。

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まとめ

今回たまたまぶつかったキーワード「こじらせていねいな暮らし」

これを見て、ドキッとしました。

うちはどうだろう?

判断が難しいなと思いました。

自分が良かれと思ってしている事で、自分や家族の生活をジワジワと締め付けていないだろうか。

無きにしも非ずだと思います。

ていねいな暮らしとは少し違いますが、ウチがやっている事が必然的に医療批判、科学的無根拠な事である事は否めません。

ネット上に公開しているわけですから、私の記事を見て嫌気が差す人や気分を害する人もいると思います。

それでも私がそうだったように、たった一人の人でもいいから何か良い方向へ導く事ができるかもしれない、暗闇から抜け出すきっかけになるかもしれない、そう思って公開しているという強い意志は変わらず持ち続けていきたいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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