ー本記事は2018年6月23日に公開済みですー
あられ・せんべい王国の新潟、ありとあらゆる種類のあられやせんべいが売られています。
スーパーの米菓コーナーがやたら広いな、と思っていたら、意外にも地元兵庫県のスーパーの米菓コーナーも負けていなくて、なんやと思いました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
新潟と兵庫の共通点といえば、「日本酒」ですが、酒米を作っているという事が何かしら米菓に影響しているのでしょうか?
そうは言っても、兵庫県でも新潟の米菓企業が圧勝のスペースを誇っていましたが…。
私も帰省の際のお土産には大変お世話になっています。
なかでも【サラダホープ】は、
- おつまみにも
- 子供のおやつにも
- 主婦層のお茶菓子にも
いいという、万能選手。
しかもお値段が嬉しい低価格!大量買いもできちゃうという、まさに新潟土産のホープといえます。
また、飽きさせない工夫にも頭が下がります。
季節や地方によっていろんなフレーバーが出ているんですが、どれも奇をてらった一発屋的なものじゃなく、誰もが味の想像が半分はできるという安心感。
だからこそ思いっきり大人買いできるし、リピーターも増える要因になっていると思います。
新潟限定サラダホープとは
それは空気のような存在。
そこにある事が当たり前すぎて、誰も声高に宣伝しないけど、明らかに長年売れ続けている商品だと思います。
誕生したのは昭和36年(1961年)で、すでに半世紀を超えて愛され続けているのです。
サラダホープの『サラダ』ってなに?
サラダホープ の「サラダ」は、野菜の「サラダ」の意味ではなく、味付けの種類のことです。
おせんべいにも「サラダ味」というのがよくありますね。
それは味付けをする際、塩をかけるだけではあられやせんべいからすぐに塩が落ちてしまうため、塩にサラダ油を混ぜたものを吹きかける製法からきています。
要は、塩味なんだけどサラダ油も入っているからそういう呼び名になったということですね。
この「サラダ油」こそが洋風あられの味わいの秘密と言えるかもしれません。
サラダホープの歴史
サラダホープがここまで安定した成果をあげるようになるには、実は2回のブレイクがあったといわれています。
何を隠そう、私、サラダホープが新潟限定とは知りませんでした。
意外とそんな人が多いかもしれませんし、それは当然のことであるともいえます。
それにはこんな歴史があったのです。
サラダホープ第1次ブレイク
現在サラダホープが、ほぼ新潟だけの販売となっているのは、パッケージなどからわかります。
でも、私の印象としては、小さい頃地元(兵庫県)にもあったような気がするんです。
それもそのはず、
実は発売当初は新潟限定ではなかったのです。
全国販売を視野に開発、販売されました。
ところが、予想を上回る売れ行きで製造が追いつかず、一旦県外出荷を停止にしたという流れがありました。
これがまさに第1次ブレイクですね。
しかし、ちょっとしたこぼれ話があって、
そして、この鮮烈なデビューが、会社設立4年目の【亀田製菓】の基礎を築くことになったのはいうまでもありません。
こうしたてんやわんやがあり、結果として、新潟県内だけの販売になっていった【サラダホープ】でした。
サラダホープ第2次ブレイク
テレビの影響ってすごかったんですね。
ネット販売を行なっている亀田製菓のホームページにもアクセスが殺到し、放送週の「サラダホープ」の売り上げは、前週のなんと100倍だったといいます。
デビュー以来の、この第2次ブレイクには社員の皆さんも「予想外」とびっくりだったそうです。
目立たない風貌の【サラダホープ】、新潟の隠れたスターであり、ホープであるということに異議はないですよね。
【サラダホープ】は枝豆味
【ハッピーターン】
【ばかうけ】
【ぱりんこ】
【ふわっと】
いろいろ出ますよね、新潟の初夏の風物詩。
お菓子界の枝豆旋風。
早生品種の枝豆が産直に並び出した頃、鮮やかなグリーンのパッケージがたくさんお菓子コーナーに並びます。
これがどれも美味しいんです!
茹で上げたたっぷりの枝豆の山が思い起こされる、香ばしいお豆の香り。
ほのかに甘く、しっかり塩味。これは止まらない…。
実は、先に【ハッピーターン】の枝豆味を食べていたんですが、私は断然【サラダホープ】派です。
自然な味という感じがしました。個人的な意見ですけどね。
「新潟にはこんなに美味しい枝豆があるのに、枝豆味のお菓子を食べるなんて邪道だ!」
なんて言わないで、この時期にしか味わえないジャンクな枝豆、楽しみましょうよ♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。