秋葉温泉【花水】に行ってきた!広くて立派だけれどアウェイ感が・・ | suzukinblog
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秋葉温泉【花水】に行ってきた!広くて立派だけれどアウェイ感が・・

ー本記事は2018年10月12日に公開済みですー

新潟市の端っこにあるリラクゼーションをコンセプトとした温泉施設【秋葉温泉 花水】に行って来ました。

日帰り温泉施設としては新潟市内でもちょっと高級な印象です。

女性をターゲットに美容や癒しに特化した設備も充実していて、一人で1 日かけてゆっくりと日々の疲れやストレスを解放できる場所となっているみたいです。

気になってはいましたが、きっとそのような場所には我が家の3姉妹は不向きだろうと、訪れるのは諦めていました、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

ところが、ひょんな事からこちらの「無料券」をゲットしたんです。

期限付きだったので、即旦那に相談してみたら案の定快諾!

3姉妹は旦那に預けて朝から優雅にお一人様で行って来ました!

温泉は、キャンプをするようになってからかなり頻繁に行っています。

いろんな県のいろんな日帰り温泉を体験済みです。

それを踏まえてこの【秋葉温泉 花水】のレポートを書きますが、良いところもちょっと残念なところも正直に書いてみますね。

あくまでも私個人の感想です。

この場所がお気に入りの空間である方もたくさんおられることでしょう。

感じ方は人それぞれ、と寛大な心で読んで頂けたらと思います。

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【秋葉温泉 花水】が他の温泉とどう違うのか

【花水】は新潟市のベッドタウンとも言える新津という町にあります。

すぐ近くに東新潟駅があり駐車場も充実しているので、車でも行きやすいし、 新潟駅からのアクセスもバッチリです。

片田舎にありながらセレブな客層もガチッとつかんでいると思われますね。

そして、価格設定も市場価格よりやや高め

大人一人:950円
子供一人:550円(3歳〜小学生まで)

幼稚園児もしっかり取られます。

なので、このへんから、出来るだけ大人の方にゆっくり過ごしてもらいたいのだろうなぁとうかがえます。

ただ、バスタオルとフェイスタオルが無料で貸してもらえるので、そこはありがたいですね。

泉質は最高なのに・・・

ここ新津は、新潟市が区分けされるまで「新津市」というひとつの「市」でした。

その繁栄の大本は「石油」です。

旧新津市は古くから石油が産出されており、特に「新津油田」日本一の産油量を誇ったと言われています。1996年には石油採掘を終えましたが、秋葉区のあちこちに石油採掘で栄えていたという面影が色濃く残っています。

そんな「石油の里」新津では、石油採掘の際に温泉が一緒に湧出することも珍しくなかったと言います。

石油臭がするというマニアが集う温泉もあるほど。

そんなマニアが集う温泉のほど近くにこの【花水】はあります。

【花水】自体は石油と関係あるかどうか定かではないです。

泉質は、

  • 弱アルカリ性・ナトリウム・塩化物温泉
  • 地下1000〜1200mから湧出する、およそ450万年前の化石海水が主成分
  • 各種天然ミネラルを豊富に含有するお湯
  • 豊富な炭酸水素イオン成分が特徴

といった感じのいわゆる海水の炭酸割りのような温泉?と言えるのか、言えないのか…。

肌にまとわりつく浴感があり、舐めると塩味がしました。

加水されているそうで、そこまで熱くはなかったですが、程よく気持ちよく入れる湯温ですね。

ただひとつ気になったことは、匂いです。

もちろんどこの銭湯に行っても大衆が入るわけですから匂いはあります。

でも、これだけ「癒し」や「ラグジュアリー」さをウリにしているわりに、【メディテーションの湯】というちょっとトンネルみたいなとこに入って行くお風呂の塩素臭すごかったです。

あと、スチームサウナカビ臭がありました。そらあるか。

駐車場と巨大観音像が気になる

まずこの建物は欧風で植物も豊富に植えられていて、かなり雰囲気はありましたが、看板を頼りに道を進んで行き、ここかなってとこまで来たら、

巨大観音像

ででーん

巨大観音像が・・・。

まさかここじゃないよね?って二の足を踏ませるほどの威力がありそうですが。

特に何かの信仰があるわけではなく、新潟市内の仏壇店のモニュメントとして飾られていたお像を処分する際、引き取り先を募集したそうで、この【花水】が引き受けたそうです。

なんの意図があるのか・・・。

欧風にこだわっていたのでは?

そんな観音様が立座され、素敵なこだわりの外観とは裏腹に、こちらの駐車場はかなり荒々しく錆びたり凸凹したりしていました。

雪のせいか、石油のせいか、管理不行き届きのせいか・・・、いや、ちょっと気になっただけです。他県の人とかどう思うんだろうなとかね。

ここで丸一日過ごせる癒しどころ

とにかく、運営者のコンセプトもそうですが、ここが他の温泉施設と一線を画するところはその高い志にあるんではないでしょうか。

私たちは、この地にウェルネスのあるべき姿を求めて、日帰り温泉やスパという枠を超えた、新しいコンセプトに辿り着きました。それは、人間の本源的な疲れを癒し「Healing」活力を涵養「Activation」する、そのパワーとなれる施設であること。

高いですね〜。

確かに、温泉あり、休憩どころあり、マッサージやアカスリあり、レストランあり、個室あり、のありあり施設です。朝から来て丸一日過ごそうと思えばそれも可能です。そこに、本源的な疲れを癒せるという強みがあるのかもしれませんね。

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【花水】で味わう「アウェイ感」

【花水】って、多分リピーターの方が多いのではないでしょうか。しかもややセレブな。

そしてそういった方への対応はすこぶる良いのではないでしょうか。

まず、初めに感じた感想です。

ここでものすごく「アウェイ感」感じてしまうのは私だけでしょうか?

施設の顔である受付が・・・

いや、ほんとに、受付の対応でその店の全てが決まりますね。

顔や容姿なんかどーでもいいんです。

ですよね。これは、本当に伝わります。

私自身、接客業を何年も経験してきて痛いほど感じました。接客は簡単なようでとても難しいです。

ただ、お客としてはそんなに難しいことを要求するわけではないんですよね。

ただただ「笑顔」「まごころ」それだけです。

しかも、「店の顔」である、お客さんを一番最初に迎える「受付」です。こんなに志が高いスパであるならば、そこはもっと力を入れませんか?

この入り口でそんな思いを抱いてしまった私でした…。

とにかく広い施設内、いろんな設備も豊富で方々に配置されています。もちろん案内図はありますよ。でもお初の私に、何一つ説明がなく、女湯の位置すら教えて頂けませんでした。

ただロッカーの鍵を渡されただけ。本当にそれだけなんです。

【花水】の口コミではかなり接客がいい高級ホテル並み、といったものも少なくないのですが、割と古い時期のものがあるので、最近はややマンネリ化しているのでしょうか。

このような素晴らしい外観で、口コミもそこそこ良いと行ってみたいという人が多いことでしょう。そして私のように一人で来てドキドキしながらその高級感溢れる敷居をまたぎ、最初に受ける対応がイマイチだとそれだけでもう「アウト」なんですよ。他のどれが良かったとしても。

空いているのにこのロッカーの位置を指定?

いや、だから、そんなことを感じながら、頭に「?」マーク付けながら奥の温泉へと向かって行ったもんだから、もういろんな事を色眼鏡越しに見てしまうところはあるんです。

ホイと渡された脱衣所のロッカーの鍵、またその位置がねー、朝のオープン間もないいい空き加減の時間帯、ロッカーもいっぱいありますよ。

そこで、この入り口のすぐ脇のロッカーって・・・。

人が入って来るたびに完全に視界に入るよね。

そして、この入り口付近からお風呂のドアまで歩くねー。遠いねー。

被害妄想が過ぎるんでしょうか。みなさんならどう感じますか?

自分の偏見による「アウェイ感」かもしれない

百歩譲って、私が持っていた「無料券」を見て、常連かなと判断したのかもしれません。

でもね、私、入店とともにかなりのぎこちなさを出していたと思いますよ。靴を入れるロッカーの仕組みとかもよく分からずあたふたしてましたし。

そして、それ、見てましたよね?

誰かに「無料券」をもらってドキドキしながらやって来たビギナーズ、だという想像はたやすく出来そうですが…。

そこまで要求するのは筋違いでしょうか?

確かに、こっちも「してもらって当たり前」なんていうくだらない下心があったのかもしれません。癒されに来てるんだぜ〜みたいなね。

”嫌悪感を抱く事には自分の本心が映し出されている”という見方もありますから。

もう一歩引いた目でもう一度見直したら、また全然違った印象だったのかもしれませんね。

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まとめ:日帰り温泉施設【花水】のぶっちゃけ正直レポ

これ、もし子連れで行っていたらどうなっていたんでしょうね。

女湯にはお一人様や女子二人組ばかりで、本当に仕事の休みを使ってしっかり癒されに来てるんだろうな〜という感じの方ばかりでした。

マッサージなども暇そうではなかったし、ヒーリングルームもたくさんの人が利用されていました。

そこへドタバタとチビさんを3人も連れて入ったら、この穏やかな空気はぶち壊されそうやなぁと、つくづく一人で良かったと思いました。

誰にとっても心地いい場所であるということはなかなかに困難を要することかもしれませんね。

でも、きっとこの【花水】さんはその高みを目指しておられるのではないでしょうか。

ならばなおさら、私はあえてこれを書かずにはいられないんです。

ここまで正直にぶちまけなくても良いのかもしれませんが、「癒し」「アウェイ感」混在にはちょっと違和感を覚えました。

志を持たれているからこそ、もっともっといろんな視点でお客さんをもてなして頂きたいと思います。

次回があるかどうかわかりませんが、もしあれば私も色眼鏡をちゃんと外して対面しないといけませんね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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