ー本記事は2019年4月2日に公開済みですー
3月19日に次女の卒園式がありました。
その日の夕方ポストに届いたのは【VIVIAN KILLERS】でした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
卒園式には保護者代表としての大役があり、この日までちょっとそわそわしていたんです。
でもとても良い式となり、子供も清々しい顔で無事卒園でき何より最高の一日となりました。
その締めとして、ご褒美に最高のものが届いたのです!
みなさんはもう聴きましたか?
聴いてますよね〜毎日。
もはやただの音楽CDではない
私は音楽が好きでCDを聴いているんではない。
と、子育てをしてきた数年を経てはっきりと自覚したんです。
音楽好きがCDを聴いているのではなく、チバ好きがthe Birthdayの曲を聴いているんです。
だって、そのほかのCDなんて聴かないですし、たまに通信媒体で聴くのもヒーリングミュージックとか、マイケルジャクソン系のダンスミュージックくらいです。
昔は、自分が『音楽好き』だと錯覚していろんな音楽を聴きあさっていましたが、どれもこれも身体に響くものはなかったです。それも偏っていましたけどね。
ときどき妄想することがあるのです。
もし当時二十歳そこそこの私が、岡山のタワレコでミッシェルガンエレファントのCDを手に取らず視聴もせずに通り過ぎていたら…、
何かほかのアーティストに傾倒していたのか、
単純にいろんな音楽を聴いて楽しんでいたのか、
音楽と距離を置いて生きていったのか、
今となってはわかりませんね。
育児期間には音楽なしでも平気だった
CDってね、古い?
でも私がthe Birthdayの曲を聴くのはCDと、たまにYouTubeくらいです。
常にイヤホンつけて聴いていた頃が懐かしいなぁ。
あの頃は曲を全部覚えるくらい聴いていたし、歌詞カードを見ながら真剣に歌詞を覚えたりしていました。
そうすると、ライブでの一体感は格別なのです。
ほかのアーティストのようなお決まりのコール&レスポンスなんてそんなもんないですけど、踊りながらも歌える方が楽しいですもんね。
しかし、出産が大きな転機となり、そこから私とチバ氏との距離はぐんぐん広がっていきました。
CDを聴く気にもならない、
当然ライブに行くことは事実上不可能、
チバ氏やthe Birthdayに対する興味がスーッと引いていき、
子供を育てていくことに神経が集中していったのです。
そして、その裏には、
「the Birthdayもそろそろ潮時かな」
という気持ちが少なからずありました。
その間も新譜アルバムだけは購入していたのですが、楽曲にがっかりしたことはないとはいえ、夢中になるほどのものも正直なく、惰性と情に近い感情で聴いていた気がします。
またちょうど一人目出産前にマイケル・ジャクソン氏が亡くなったこともあり、しばらくはチバ氏よりマイケルさんに夢中でした。
チバに会ったら最後
子供ができたことで、今までの人生とはまるで違った景色がぐんぐん広がっていきました。
一人だけの価値観で生きるのとは比べ物にならないほどの、いろんな関わりや社会のルールを目の当たりにしたのです。
とんがっていた部分がどんどんまるく研がれていき、自分のためではなく誰かのために自分を奮い立たせるという経験、これは相当大変ですね。
特に私は、実家から遠く離れた土地で友人が一人もいない状況での出産・育児だったので、何もかもが新鮮でキラキラしていました。
チバ氏やthe Birthdayよりも…。
そんなママ1年生の私でしたが、ひそかに、新潟のライブハウスといえばここという場所までチャリンコで行けるところに住んでいたんです。
そして、子供が1歳を過ぎた頃、2年越しのthe Birthdayライブが新潟にやってきたんです。
近いし、いってみよかな。
はい、ここ。ここで何かが弾けましたかね。
楽曲がどうとか、
外見がどうとか、
MCがどうとか、
人気がどうとか、
そんなこと関係なく、一点の曇りもないチバ氏がそこにいました。
まぎれもなくカッコイイのです。
「やっぱりチバやな」
子供も旦那もすごい存在だけど、やっぱりチバユウスケ氏圧巻です。もちろん比較するもんでもないですけどね。
全身がすっかり大雨のあと状態になった私が自転車で家に帰ると、旦那と小さい長女が二人で楽しげにお風呂に入っていました。これもまたしびれるね。
そうして、私の余韻は一気に冷め、爽快感とともに心がじわーっとあったまったのです。
我が娘がシャウトするのは・・・
私が好きなアーティストだからなのか、家や車でかかってるからなのか、我が家の3人娘もチバちゃんが好き(なよう)です。
今回は本気でライブを堪能すべく『VIVIAN KILLERS』が流れっぱなしなんでね。
最近は娘たちの鼻歌が『OH BABY!』ですし、3歳児も「いっかのサマーナイッ(いつかのサマーナイト)♪」とロックならしてます。
『24時』のことを、冒頭のフレーズの「『老いた街』聴きたい!」と言ったり、3歳児がいきなり「レモン割りっ♪」とか叫ぶので、英才教育バッチリですね。
どのアーティストだって、きっと愛を込めて楽曲を作っているのだと思いますよ。
しかし、the Birthdayのごきげんさとピュアさはなかなかではないでしょうか。
これは見た目上は普通の音楽CDかもしれませんが、その中に詰まっているものはとんでもなくパラダイスなのです。
【VIVIAN KILLERS TOUR2019】に参戦!
今回の新譜は、本当にいいです。
子供がようやく手が離れてきたこともあり、全身をthe Birthdayに傾けて聴けるということもあるかもしれませんが、今回はすごいんじゃないかなと思います、ライブ。
新規のファンの方が増えてないか?と感じるのです。
若者への浸透
前回、2017年の11月かな、新潟にthe Birthdayが来たとき、私は一人で参戦しましたが明らかに賑やかになっていました。
後方でもぐるぐるダンスしてた子たちがいたし、余裕やろと思っていたけどちょっと窮屈な思いをして踊りましたね。
そして、バラード系の曲でじっくり聴いていたとき、私の前に二人の真面目風青年がいたことに気づいたんです。
ステップひとつ踏まずにひたすらうつむき加減で歌ってました。多分全ての歌詞完コピと思われます。
おお!
響いたんやな、グサっときたんやな。
ミッシェル時代からきっとそんなタイプのファンは大勢いたのでしょうけれど、
自分がこの年になって、余計そんな若い子が同じ音楽に夢中になっているというのが不思議だし嬉しいですね。
今回の新潟公演も賑やかになるといいなぁ。
こんなに熱いライブレビューも!
今回のアルバムやツアーについて調べていると、こんなに熱い記事を見つけたんです。
熱い!
そしてうらやましいレポート力。
ひしひしと熱が伝わってきて、気づいたら1時間くらい読んでいました…。
うんうん、わかるわかる。そんなことを連呼しながら。
しかしこの方は、本当に最近the Birthdayを知ったということなんです。
おそらく何かしらの渦というか匂いというか、the Birthdayが醸しているものを自然とキャッチされたんじゃないかと。
一見、偶然的、もしくは伝達的に自分のもとにきた情報であるかのようですが、
それはもう感染のようなものでかかるべくしてかかった、そしてそれがフローラとなり身体に浸透してしまった、みたいな?
そんな若い世代、ミッシェル時代を知らない世代がどんどんいい感じに感染されているのではないかと、そんな妄想をしてしまう41歳なんです。
私は反省しました。
ちょっとマンネリじゃないですが、ライブ自体に慣れてしまって気合いの入れ方もゆるかったなぁと。
会場が近すぎるということもあるか。
あとは、the Birthdayを見に行くことよりも、自分がどれだけ発散できるかに重点を置いていたのもあります。
何気に神が近い存在になりつつあるのか…、歳が歳だけに。
若い時のように「この日にかけて!」みたいな気概がまったくないですねー。なんなら知らない曲もありますわ…。
しかし、あの距離で生音を聴きながらチバユウスケと一緒に踊れる、この価値ははかりしれません。
これさえ叶えば十分なんです。
チケットが取れて、会場まで無事に行けさえすれば、これは確実に叶いますからね。
チケット入手困難なんて!
とんだ失礼を承知で言いますが、the Birthdayのライブチケットが入手困難なんて思ってもみませんでした…。
東京の方ではやはり即完売してしまい、先行予約がかなり重要のようですね。
はっきり言って、新潟公演は完売にはならない気がしていました。
でもね、なんだか怪しい雲行きですよ。
もしかしたら、ここからのthe Birthday、50歳の底力でさらに飛躍されるかもしれませんよ。全盛期のミッシェルみたいに・・・。
そうなったら、地方都市新潟も悠長に構えていられません。先行予約必至の覚悟で臨まないとですね。
ああ、なんだかワクワクしてきますね!
あったかい時期のライブは期待値が上がります!
野外ライブには今年も行けるかどうかわかりませんが、富山と新潟の許可は下りました!
あとはチケットを入手するのみ。
不変の愛がそこにある!
まとめ:The Birthday『VIVIAN KILLERS』は最高傑作
今回の新譜アルバムのレビューになると思いきや、ただのライブにかける意気込みに終わったという結末…いかがでしたでしょうか。
それを書きたくなるくらい、本当に今回のアルバムもすんごいです。
出しても出しても生まれてくるんでしょうね。
どこからあのようなものが紡ぎ出されるのか、神の仕業としか思えません。
⒉ KISS ME MAGGIE
⒊ 青空
⒌ Dusty Boy Dusty Girl
⒐ FLOWER
12 OH BABY!
特にこれらは聴いといて損はないです。知らなかった人、人生変わるかもしれませんよ。
そしてライブに行って本人たちを目の当たりにしたら、確実に何かが弾けます。
それがなんなのか確かめに行く価値は十分にあると思います。
ちょっと聴いてみます?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。