ー本記事は2021年1月22日に公開済みですー
元気に健康で長生きして暮らすためにはいろんなことを気をつけなければならない?
早寝早起きと運動を習慣化して、ストレスを溜めないように気をつけ、食事は栄養素をチェックしてバランスよく…、なーーーんてやってたら余計ストレス溜まるわ!って人の方が多いのではないでしょうか。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
それゆえ、継続できずに病気になってから気づいて、そこから死に物狂いで這い上がり、体に良いもの追求の長い旅が始まるんですよね。
追求だけで人生が終わっちゃいそうな人もたまにいますけど…。ちょっとそのコースに行きかけているな、私…。
美容と健康は追求してもゴールはないのではないでしょうか。
美しさなんて人と比べ始めたらもうその時点で自分のゴールは見えなくなるし、体の不調を全くのゼロにしようとしたらこの現代社会で普通に楽しく生きていけない気がします。
ほどよく元気にみんなで楽しく暮らせたら、こんなに良いことはないと思いませんか?
そのために一番基礎となるベースを効率よく変換してみるというのは、かなり有効な選択だと思うのです。
数多ある身体を構成している物質のなかでも、特に意識して摂取しないといろんな弊害が生まれてしまうという【マグネシウム】
今回は、【マグネシウム】を毎日の生活の負担にならない程度に食事に組み込むためのコツをご紹介していきます。
前置き長くてすみません…。
体内で合成できないマグネシウムを毎日摂るコツは?
マグネシウムを始めとする人体にとって重要な栄養素であるミネラルは、残念ながら体内で自然発生も合成もしてくれません。
なぜそんなに大事なミネラルが外からしか補えないのか、私が思うに、古来生命は海だったから・・・。
そう、海は全ての細胞が活性するミネラルそのものだと思いませんか?
その海も今ではすっかり汚れてしまっていますが…。ま、それはおいといて。
1日あたりの平均マグネシウム摂取量はどんどん減っていて、30〜49歳の男性で35%、女性で25%ほど基準より足りていないそうです。
ほとんどの代謝活動に関わっているというのに、これでは思うようにパフォーマンスが発揮できませんよね。
なので意識して毎日コツコツ摂っていきたいものなのです。
できるだけ食事と一緒にマグネシウムをとる
現代人に慢性的に不足しているといわれているマグネシウム。
効率よく手軽に補充するにはサプリメントなどもありますよね。
しかし、大切なのはバランスです。
そして習慣を変えることです。
現代の食事ベースを変換することで、サプリメントに頼りすぎない土台を作ることは可能です。
マグネシウムは代謝酵素の働きを助け、糖質をエネルギーに変換し脂肪の吸収を抑えてくれます。
食事中にこれらを同時に摂取し、酵素活性、細胞活性が自然にできるようになることが一番の近道ではないでしょうか。
マグネシウムを排泄しやすいものを避ける
マグネシウムは摂り過ぎて悪い、ということはあまりないといわれています。
腎臓に欠陥がなければいらない分が尿として排泄されるからです。
ただし、必要な分まで尿に流れ出てしまう場合もあるのです!
主な要因は
- ストレス
- アルコール
- カフェイン
ですね。
ストレスの負荷がかかるとマグネシウムが尿から排泄されることは研究で明らかになっています。
あとは利尿作用が高いものは避けた方が良さそうですね。
また、マグネシウム過剰が唯一弊害となり得るのは、「下痢を起こす」ことです。
マグネシウムは下剤にも使われているほど水分を引き込む性質があるので、余剰分が水分とくっつきやすいのです。
特にサプリメントで補っている場合、食事でもマグネシウムがしっかり摂れていると多く余ってしまい軟便や下痢を起こすことがあるようですね。
食事中のマグネシウム量まできちんと管理できない場合は、サプリメントでの補充はほどほどにしておきましょう。
覚えやすい【マグネシウム合言葉】を実践!品質にはご注意を
私が調べていくなかで、マグネシウム博士とも呼べる方を発見したのですが、その方が提唱されている【マグネシウム合言葉】が秀逸だったのでご紹介したいと思います。
知る人ぞ知る横田邦信先生のこちら↓↓↓
ご存知の方も多いかもしれませんね。
ちょっと頭に入れておくと外食の時などに役立つのではないでしょうか。
「そばのひ孫と孫は優しい子かい?納得!」
- そば (27mg/100g)
- バナナ (32mg/100g)
- 海苔 (300mg/100g)
- ひじき (620mg/100g)
- 豆 (220mg/100g)
- 五穀 (あわ:110mg/100g・きび:84mg/100g・大麦:25mg/100g・胚芽精米:24mg/100g)
- 豆腐 (44mg/100g)
- 抹茶 (230mg/100g)
- 胡麻 (360mg/100g)
- わかめ (1100mg/100g)
- 野菜 (オクラ:51mg・ごぼう:54mg/100g・ほうれん草:69mg/100g)
- 魚 (金目鯛:73mg/100g)
- 椎茸 (乾燥:110mg/100g・生:14mg/100g)
- いちじく (乾燥:62mg/100g•生:14mg/100g)
- 昆布 (540mg/100g)
- 牡蠣 (74mg/100g)
- 芋 (大和芋:28mg/100g・さつまいも:25mg/100g・じゃがいも:20m g/100g)
- 納豆 (100mg/100g)
- とうもろこし (37mg/100g)
- くるみ (150mg/100g)
特に食事に取り入れるのが難しい、というほどのものはないですよね。
ただし、品質や産地には気を配りたいところです。
当然農薬や化学肥料を避け、できれば有機栽培であり信頼できる産地のものを購入する。
毎日の積み重ねだけに、そこは気をつけましょう。
一時期私も、完全オーガニック生活はしんどいなと思ってサプリメントに頼ったこともありました。
しかし、育成方法が若干不透明だとしても、地産地消で近所の方が育てた野菜などを感謝していただくことも忘れないように、できる範囲で整えていけるといいのかなと思います。
マグネシウム摂取の基本は昔ながらの素朴な和食
結局また戻ってくるんですよね。
昔の日本に。
こないだ動画を見ていたら武田邦彦先生が「だいたい室町時代あたりの食事がいいかな」とおっしゃってました。
江戸になってしまうと寿司やら天ぷらやらが出てきてしまうと。(発祥は室町時代だけど庶民に定着したのは江戸時代ということらしい)
そこまで遡る必要はないと思いますが、そういうみんなが自分の力で食べるものを得ていた時代に思いを馳せる習慣をつけるといいですよね。
外国から入ってきたものじゃない、
昔から日本の土地で採れていて、
誰もがアレルギーなどなく食べれていたもの。
そういう昔ながらの日本食には海や土のミネラルも豊富に含まれているはずですよね。
比率の大きい主食でマグネシウムをしっかり摂る
いやいや室町っていわれても…。
ちょっとすぐには浮かばないですよね。
でもね、意外と今の粗食とそう変わらないのです。
- 炊飯が定着
- 麦飯を食べる
- 1日2食
- 一汁二菜
- 味噌汁が定着
- 醤油が定着
- 出汁が定着
- たまに間食をするようになる
なかでもご飯を異常にたくさん食べていたそうです。
武士が1日5合食べていたのは置いといて、庶民でも茶碗に山盛りが普通だったようです。
年貢納めが厳しい時はそんなことは無理だったかもしれませんが、今のようにおかずにメインを持ってくるというより、ご飯の添え物として副菜があるという感じだったのではないでしょうか。
現代でもご飯は主食です。
ご飯はとても大事だと私も思います。
しかし、今はなんとなくおかず作りにみんな必死になっていませんか?
ちゃんとたくさんの種類を用意しないと栄養不足になるって。
でも、肝心の栄養はそれでも不足しちゃってる可能性はありますよね。
ならば本来の日本食に戻りましょう!
メインを胚芽米などにして、そこにマグネシウムなどのミネラルが豊富な大麦や雑穀を加えて好きなだけ食べる。
ピカピカの白米だけでは栄養バランスが悪く、血糖値を上げやすいです。
- 胚芽米
- 分搗き米
- 雑穀
- 麦飯
食べにくければ、白米の半分ほどをこれに変えるだけでもずいぶん栄養価が違ってきますよ。
玄米は食べ方がとても難しいので、たまにでいいかなと思います。
これと、先程の合言葉にもたくさん出てきていた野菜や海藻、豆製品を取り入れた具沢山味噌汁、これだけで華やかなおかず献立よりもマグネシウムはきっちり摂れるかもしれません。
さらに糠漬けがついてるとよりベターですね。
ミネラル豊富な自然塩などの調味料を使う
毎日の料理に欠かせない塩、味噌、醤油。
それらをミネラル豊富な本物のものにするのも簡単で今すぐできる方法ですね。
あ!今は本物の調味料が手軽にスーパーなどでは買えないんでしたね。
ならばネットで調べて買いましょう♪
昔の日本には海のミネラルがたっぷり入った本物の塩がたくさんありました。
それがなぜかミネラルをごそっと取り除いた塩を国が専売する、という法律が通っちゃったんでしたね。
雑穀ご飯を、本物の塩をたっぷり入れて炊いてみて下さい。
本当に美味しい!と体が喜ぶと思いますよ。
こちらのお塩↓↓↓もおすすめです。
塩にもいろいろあります。
ぜひご自分に合う本物の塩を探し出して下さい!
味噌についても、機械化生産で発酵スピードを不自然に上げてしまっているものが多いですね。
ご飯と具沢山味噌汁と糠漬け、この献立でその素になる調味料や出汁を本物に変える、それだけでミネラルバランスもよくなります。
水や土のマグネシウム含有量も気にしてみる
日本の水は軟水です。
海外の水は硬水なところも多いですね。
この違いにもマグネシウムなどのミネラル不足が現れているかもしれません。
硬水を毎日の料理などに使うのは大変ですが、たまの楽しみに硬水含有量が豊富な炭酸水はいかがですか。
こちら↓↓↓はそんな炭酸水の中でも世界トップクラスのマグネシウム含有量を誇ります!味にクセがなくもないですが、いろんなお酒や果汁で割ればとても飲みやすいですよ。
あとは米や野菜などが育つ土壌汚染もありますよね。
昔は天然の肥やしで土を耕し、それこそ無駄のない暮らしの循環が普通にできていました。
今はどうでしょう。
大きくて色艶が良くてどれも同じ形で味もあっさり食べやすい、そんな化学まみれの農産物も少なくないですよね。
土にいろんなことを施すようにお国から言われてしまう、そして従ってしまう、そういうのが主流ですから。
できるだけ、その主流に逆らってでもいい野菜や米を作って多くの人に届けたい、と頑張っておられる農家さんを応援できればいいですね。
ま、毎日のことなのでほどほどに無理なく継続できる形を見つけていけるといいと思います。
我が家は宅配生協さんの有機野菜も利用させてもらっています。
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まとめ:古き良き日本の食事にはマグネシウムが十分足りていた
おかず至上主義の日本。
かくいう私だっておかず大好きだし、お肉や魚メインでガッツリ食べることが多いです。
現代の流れ全てに背いてまで、古き良き時代の真似をするのは正直それもまた不自然だと思います。
なので、主食から変える、調味料から刷新する、そこからいろんなことに気づいていけるということもあるのではないでしょうか。
主食のマグネシウム含有量が今の倍以上になると考えると、1日2食だとしても結構補えますよ。
それに、サプリメントではかなわない、噛んで美味しい味わい、DNAに組み込まれている日本人としての血が喜ぶ感覚、それを体験してみるだけで十分価値があると思います。
毎日はなかなか難しいという方、皮膚からマグネシウムを取り込もう、というお話↓↓↓は必見です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。