ー本記事は2018年7月18日に公開済みですー
8歳の小2娘ともうすぐ6歳の年長娘が始めた習い事は
「キッズヒップホップダンス」
どうしてもやりたいという小2娘からの嘆願書を受け取り即決した習い事でしたが、だんだん雲行きが怪しくなってきていました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
習い事を始めた時の記事はこちら↓↓↓です。よかったら覗いてみて下さい♪
年中から小学3年生までが対象のレッスンなんですが、蓋を開けてみればほとんどが幼稚園児だったみたいですね。
近隣に、しっかりと教え込まれてステージなんかにも参加するくらいのレベルが高いダンス教室があり、小学生できっちり習いたい子はそちらに通っているようです。
私は今通っている教室くらいのレッスンがいいと思っているし、何より先生が優しくて幼稚園児の次女も一緒に楽しめるので、子供も親も安心して任せられます。
ところが、あんなに行きたいと訴えてきた長女が数回目のレッスンから
「今日はやりたくなーい」
「レッスン面白くなーい」
などと言い出すようになったんです…。
全9回のレッスンは一通りこなして一旦終了したんですが、また更新手続きをするとさらに7回のレッスンが受けられるという、1年間に何度か更新を繰り返すシステムの教室なんです。
当然、更新はしないと言い張っている長女と、ただ楽しいから続けたいと言っている年長の次女。
レッスンを見ていても、さすがの長女はクラスの中でも一番リズムに乗っていて、ステップも上手です。
ここで辞めてしまうのはもったいないなぁという親のエゴが顔を出しますよね。
そんな、クールダウンしてしまった長女のハートに火を灯してくれた救世主が現れたんです!
というか、私が裏工作したようなもんですが、それでもそのアシストのおかげで無事に長女も更新するという結果になり、めでたしめでたし、かな。
ではそのいきさつとは??
習い事のダンスが面白くなくなった理由
最初は新鮮さもあって、なんとか嫌がらずに行っていました。
ところがだんだん慣れてくると、レッスンより学校の友達と遊んでいたいという気持ちの方が大きくなるもんです。
イヤイヤ行かせたくはないけど、あっさり休ませるというのも違いますよね。
どうして早々にこうなっていったのかというと…。
一緒に通えると思っていた友達が違う教室へ…
見学に行った時は、来るかどうか分からない友達がもし来られなかったとしても、絶対やりたい!と胸を熱くさせていた長女ですが、いざレッスンが始まってみると・・・、
周りの参加者がほぼ全員友達同士での参加だったのを目の当たりにして「楽しそう…」と思ったのは容易に想像できますね。
あいにく一緒に通えるかもしれなかったお友達は、近くのチアリーディングのレッスンの方へ行く事に決めたらしいのです。
こればっかりはしょうがないですよね…。
うちの子たちは周りの事に目を奪われすぎる傾向があり、レッスン前のお支度の時間も、じーっと周りの子たちの様子に釘付けになってシューズさえ履かずにフリーズしてしまうんです。
気になって気になって仕方がない。
そんな様子。
楽しそうに動いたり、笑いあったり、先生と絡んだり、他の子がそうしているのを完全に見る側になって動けなくなるんです。
そうなるともう自分が楽しむという事は完全に頭から抜けてしまいますよね。
「私も友達が一緒だったらなぁ」
その思いが余計に強くなったのかもしれません。
いろんなステップが出来ると思っていたのに…
レッスンが始まって、リズミカルで素敵な音楽が流れ始めてしまえば、二人ともみんなの輪に混ざってなんなら長女などは一番いいステップを踏んでいますよ。
もともと運動神経はいい方だし踊るのが大好きなので、先生の後ろ姿を一生懸命見て真似しながら真剣に踊っています。
私ももちろん、ママ友という厄介な存在がいないので、2歳児の相手をしつつしっかりと二人の様子を集中して見ていられます。
たまに後ろを振り返って、
「どう?出来てる?」
と言わんばかりのアイコンタクトを仕掛けてくるので気が抜けないんです…。
そして、初めの頃はそんな長女でもなかなか出来なかった難しいステップも、家で自分なりに復習したりして随分カタチになってきました。
次女はまだもう少し…ですがいつもニコニコ頑張っています。
そして、レッスンの終盤になるにつれて出てきた不満が、
「もっといろんなステップがやりたい」
でした。
幼稚園児も対象のレッスンと言えど、割と本格的なステップや動きを中心に、最後はみんなで【EXダンス体操】が踊れるようになるという趣旨で進められています。
でも、毎回それに則したステップばかりで正直飽きたんでしょうね。
分からないでもないけど…、それだって完璧には踊れていないし、基本が一番大事だから色々やる事が良いわけでもないですよね。
なんて、言ってもやる気には繋がらないかなぁ。
言っても伝わらないなら体で示すか!?
私も頑張って、お家でEXダンス体操、やってみましたよ!
これが、なかなかハード(笑)
みなさんもぜひやってみて下さい♪
ひと通り踊れてしまった!?
全9回のダンスのうち、1回は体調が優れず欠席、その他のレッスンは休まず通えました。
何回も、
「今日は行きたくない」
「えー、今日ダンス?嫌だなー」
「友達と遊ぶ約束したのにー」
などと、ほざいてはいましたが、行って曲が流れ出すとなんとかステップを頑張っていました。
その甲斐あって、ところどころは不完全ではありますが、なんとか【EXダンス体操】が曲に合わせて踊れるようになったんです!
すごい事ですよね。
大人の私でもよく分からない動きや、結構早いリズムだなと感じるところがありましたが、もうズレたり遅れたりする事がほぼなくひと通り踊れます。
だからもう終わった!?
いやいやー、ここからやでお姉さん、伸びしろありまっせ、たぶん。
なんとか辞めずに続けることができた理由
更新する?しない?
これは娘たちの意見を尊重しないといけないかな、そう思っていました。
だから、しないと言っている長女はそのまま受け入れて、次女だけ通わせるか…。
と一旦決めたんですが、そういえば、更新ということは新規も受け入れ可能なのかなという発想が浮かんできたんです。
確か、次女の友達が次女と一緒にダンスに通いたいって言ってたよね!
これは何かしら新たな展開を生むことになるかもしれない!
友達が新たに通うことになった!
やはり友達の力は偉大なり!
といっても、2歳年下の次女のお友達なんですけど、この子と長女のウマが合うみたいで、いい起爆剤になってくれました。
次女の幼稚園終わりによく遊びに来てくれて、長女が小学校から帰ってくると、喧嘩なんだか遊んでるんだか分からないくらい、お互い偉そうに言い合っています。
それが漫才の掛け合いのようでこっそり聞いてると面白いんですけどね。
波長が合うと笑い転げて苦しそうにするくらい笑いっぱなしの3人。
そんな、いつも姉妹共々お世話になってる彼女が、ウチの習い事の話を聞いて、
「行きたい!!」
と、以前からママにお願いしていたみたいです。
その話を小耳に挟んでいたので、この更新の時期にママにチラッと新規も受付できるかも、と持ちかけてみたんです。
そうしたら、待ってましたと言わんばかりに、
「応募します!」
と快いお返事!
そして、見事みんなでの参加と相成りました。
更新せずに辞める、と決めていた長女もこの事がわかると、目をキラキラさせて、
「辞めるとは言ったけど、もうちょっと続けてもいいよ」
と、嬉しさを隠しきれない様子でした。なぜか上から発言ですが…。
次女はレッスンの後半からダンスの楽しさに目覚め、一人でも続けると言っていましたが、このお友達が参加すると聞いた日から毎日、
「今日はダンスの日?」
「あと何回寝たら〇〇〇ちゃんとダンス行けるの?」
と、こちらも嬉しくてたまらないといった様子でした。
やや狙った感はありますが、みんなが楽しく習い事ができることは結果良いことだと思います。
レッスン前に友達と遊べる!
一緒に通えるようになったお友達もウチと同じく3姉妹ちゃんで、一番下の子は今年生まれたばかりのまだまだ抱っこの赤ちゃんです。
お仕事してるママなので、保育園に下の子をお迎えに行ったらその足で早めにレッスン会場に行き、会場である総合体育館内にある無料で遊べるキッズコーナーで遊んで時間を潰すとのこと。
これを聞いて、ウチの子達もそうしたらレッスン前に良い準備運動になるかなと思い、今まで避けてきた事をやってみることにしました。
夕方5時からのレッスン前にどうしても眠くなる次女、ギリギリまで家で遊んでいたい長女、という二人なので、いつもは時間ギリギリに会場に入っていました。
しかも、行きの車で寝ちゃう事が多い次女ですが、この日はお目々もなんとか閉じる事なく、レッスン開始までの30分間、ワーキャー叫びながら総勢6人でテンションマックスになっておりました。
このまま遊びたいって言うかな…、と少し心配していましたが、そこは切り替えの早い長女のおかげですんなりと教室に向かう事ができました。
動画投稿という大きな目標ができた!
お友達パワーが炸裂したおかげで、二人ともいつもは借りてきた猫状態のレッスン前ですがこの日は違っていました。
先生にも自分から話に行っていたし、体を動かすのも自分から積極的な姿勢が多くみられました。
さらに新規で入ってきた子の中に前年の経験者もいたようで、一人だけズバ抜けて体がリズムに乗っていた子がいたんです!
ステップも慣れたもんだし、何より表情がヨ・ユ・ウという感じ。
その子がいたことも大きな刺激になった様子で、長女はチラチラその子を確認しながら気にしている様子でした。
そして、【EXダンス体操】を踊りきれるようになって、希望した子は先生が動画を撮影してNHKの投稿サイトに応募してくれるという、新たな展開が待っていたんです。
これも強制ではないし、動画撮影も本格的な機材を使ってとかではなく、いつもと同じレッスン風景をスマホで撮るという、力が入りすぎないスタイルでの撮影ですが、娘たちは迷うことなく、
「やりたい!」
と即決!
娘たちが動画撮影&投稿に、こんなに反応するとは意外でしたが、とにかくやる気に繋がったことは嬉しく思いますね。
私も負けずに良いステップが踏めるように、密かにレッスンしとかないとね♪
まとめ
子供の言うことなんてあてにならない、身に染みて実感させられました。
あの嘆願書は一体なんやったん?
そんな野暮なことは聞かないけれど、ここで辞めて後悔しないかなという私の思いがあったので、今回は絶大なるお友達パワーに助けられました。
お友達と一緒に習い事を始めることには、メリットもあれば同じくらいデメリットもあると思います。
やる気を出させるほどの影響力がある反面、辞めさせる影響力も同じくらい秘めているといえます。
いつ
「〇〇〇ちゃんが辞めるから私も辞める」
と言い出しかねません。
それでも今回のようにイヤイヤではなく、自分から積極的に楽しんでいる様子が見られたので、このまま良い方に向いていけば良いなと思います。
レッスン終わりに、どれだけ楽しかったんやと思うくらい、
「あのキッズコーナーで遊んで帰る!!」
と駄々をこねて泣いちゃった子供達でした…。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。