ー本記事は2018年8月27日に公開済みですー
白髪がポツポツ出てきたら早めに生活の見直しをすると効果があるのは確かです。
しかし、やはり40年50年と酷使してきた細胞たちが一気に若返るかといえば、それはちょっと無理がありますよね。
ポツポツ白髪をボーボー白髪にしないでポツポツのまま、もしくはポツくらいには出来るかもしれないですけれど、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
自分がまだそんな段階じゃないから好き勝手なこと言うてますが、
やはり1、2本の白髪ではない、束になって白髪、どこを見ても白髪、もはや黒がない、という状況になったら嫌が応にも自分の「老化」を認めざるを得ませんからね。
白髪が目立つようになると、白髪のない頭の状態と比べて平均して6〜8歳老けて見られるそうです。
体質改善やら生活習慣の見直しの前に、
「この白髪をなんとかしたい」
そう思うのも当然です。
しかし、すぐに染まって楽チンだからと言って、安易に美容院へ走らない方がいい場合もありますよ。
ヘアカラーやヘアマニキュアしか選択肢がないような所で染めてしまったら、髪へのダメージだけでは済まなくなるかもしれません。
事前に白髪染めにはどんなタイプがあるのか知っておき、それから正しい選択をしてみませんか?
白髪改善についてはこちらの記事↓↓↓にまとめていますので参考にしてみてください。
白髪染めの種類
白髪染めにはいろんな種類があります。
症状や体質を考慮して選ぶのが基本ですが、出来るだけ地肌や髪に優しく効果が高いものがいいですよね。
では、通常の染毛アイテムと白髪用ではどのような違いがあるのか見ていきたいと思います。
ヘアカラー
「ヘアカラー」は髪染めのスタンダードですね。
白髪に限らず美容院などで髪を好みの色にしたいときは、ヘアカラーが一番染まりやすく安定感があります。
その理由は、
簡単に言えば、一度髪を中まで脱色し、そこに色素を乗せていくというイメージですかね。
新たに生えてくる髪以外は、染めた部分が永久的にそのカラーを持続するので、
- 保ちがいい
- どんな色にも染めらる
のが特徴です。
しかし、言わずもがな、こじ開けられたキューティクルは戻ることがありません。
髪の艶やハリは失うことになるでしょう。
そして、ここが一番大きなデメリットですが、
地肌を強烈に傷めます。
ファッション目的で染めるならまだしも、白髪対策で染める場合はどうしても髪が生え出てくる毛根のキワから染める必要があります。
そのため地肌に薬剤が付着する可能性も大きいです。
自宅で自分でやるのはちょっと気が引けますね。
ヘアマニキュア
「ヘアマニキュア」は、ヘアカラーと違って髪表面を傷つけずキューティクルも剥がさず、髪表面に色を乗せていく方法です。
白髪の部分以外は地の色の上から染めるので、ある程度ダークな仕上がりが基本です。
そして、髪の上に色を乗せているだけなので、色落ちが早くあまり長期間はキープできないのが特徴です。
一回で白髪は目立たなくなりますが、頻回にそれを繰り返す必要が出てきますね。
ヘナ染め
「ヘナ」は一昔前に登場した、天然植物成分100%の髪染めで、強い薬剤でかぶれてしまう人にとっては救世主のような存在ですね。
しかし、現在ではいくつかのデメリットの方が目立ってしまい、「ヘナ」で髪染めをしている人がそこまで増えていないのが現状ではないでしょうか。
もちろん、科学染料を一切排除し肌や髪に優しいのはありがたいですが、天然成分100%だからこそ製品にムラがあり、ヘナ植物自体が古かったり農薬まみれだったりすることもあるそうです。
そして、有名なデメリットが、
- ヘナで染めたら赤っぽくなりやすい
- 好みの色を選べない
ということです。
ヘナ染めは天然の植物由来色素で草木染めのような性質があり、仕上がってみないとどんな色になるかわからないと思っておいた方がいいようです。
ヘナはオレンジまたは赤系統に染まり上がるので、黒っぽくしたいなら「インディゴ」を足します。
しかし、このインディゴ、一度入れるとなかなか落ちないので、ファッション目的には不向きかもしれませんね。
極めつけは、自宅でやろうと思ったら
超めんどくさい!
まー個人の感覚ですけどね。
白髪染めシャンプー
私も初めて知ったのですが、白髪を最も手軽にキレイになじませることが出来るのが、この「白髪染めシャンプー」というものらしいです。
意外ではないですか?
そんな、まさか、シャンプーて。古臭くない?
くらいに思っている方、バカにできませんよ。白髪染めシャンプー。
まず、成分が基本的に化学薬品無添加でノンシリコンですから、もちろんこれまでのシャンプーと同様素手で扱っても全然OKなんです。
そして、何と言っても手軽!
シャンプーですから。普通にシャンプーすればいいだけですから。
ただ、ヘアカラーやヘアマニキュアと違って、色付くのに時間を要します。
当然1回シャンプーしたくらいではあまり効果が見られません。
2回3回・・・、個人差がありますが、だいたい5回から10回くらいやると完了する感じだそうです。
その間は出来るだけ毎日続けることが重要です。
白髪染めトリートメント
はい、出ました「白髪染めトリートメント」
これが今のところ、白髪染めにおいて非常に有効で安全でパフォーマンスが高いとされているのです。
こちらは現在ではセルフ白髪染めの主流ともいえるほど浸透しています。
「白髪染めは髪を傷める」といった従来のイメージをきれいに覆した
「髪を補修・改善しながら白髪染ができる」
という画期的なものなのです。
天然の補修成分100%なので、毛根、地肌に直接付けられ根元からしっかり染まります。
シャンプーと違う点は、塗布後30分〜1時間待つ、という事です。
その間に髪の痛みを補修してくれ、色素を髪表面からやや内部にまで浸透させてくれるのです。
なので、何回か続けなければ効果が現れてこないシャンプーより回数は少なくて済みます。
そして、ややシャンプーより濃いめに仕上がります。
生え際に白髪が目立ってきたからポイントで染めたいなんていうときに、そこだけ3日間くらい乗せて使うというやり方も効果があって可能です。
ただし、トリートメントとはいえ白髪染めなので、しっかりと染めたいところに乗せていかないとうまくいかないでしょう。
適当に、全体が馴染めばいいかな程度ではうまくいかない場合があります。
白髪染めアイテムを選ぶ基準は何か
以上5種類の白髪染めをご紹介しましたが、
- 白髪の程度
- 自分の性格
- お財布事情
などを踏まえて、一番しっくりくるものをチョイス出来ればいいですね。
まだ白髪にそこまで困っていない方、またこれから初チャレンジしようという方には、ぜひウォーミングアップとして「白髪染めシャンプー」をおすすめします!
もちろん私もこれからお世話になる身ですが、このシャンプーから使ってみようと思っています。
染まり具合
白髪が目立ってきた事で自分が8歳も老けて見られるのはちょっと抵抗がありますよね。
出来れば自然に白髪が目立たなくなるくらいがベストではないでしょうか。
ご自分のイメージする年相応のヘアスタイルを目指して、無理なくナチュラルに見えるタイプはどれでしょうか?
髪や頭皮へのダメージ
これまで1回も髪染めやパーマをしたことがない方は少ないと思います。
若い頃は毛根も細胞も元気です。私も何度となくやってきました。
それでもやはりカラー剤やパーマ液は目に滲みるし、地肌や、洗い流すときに液が垂れる首回りなどがヒリヒリした経験があります。
かなり強力な刺激があり、なんらかのダメージを受けているのは確かですよね。
年と共に毛根は弱り、メラノサイトといった細胞組織が減少している頭皮、そこに刺激の強い薬剤をぶち込んでまで一気に染め上げたいですか?
手軽さ・頻度
白髪染めはただの髪染めと違い、今後おそらくずっと続くものではないでしょうか。
体質改善ももちろん有効ですが、加齢による細胞の衰えを完全には阻止できませんし、白髪を全くゼロにすることは不可能だと思います。
白髪が増える速度を遅らせることができたとしても、きっとどこかで見極めるときが必要になってきますよね。
そこからの何年間という年月、
めんどくさいことを定期的に毎回やるのか、
日常の一部に気楽に白髪染めを組み込むか、
どっちが理想でしょうか?
価格
正直、普通のシャンプーやトリートメントに比べて白髪用はややお高いです。
でも、それは当然ですよね。
普通のシャンプーやトリートメントではかなわない効果が期待できるわけですから。
さらに、美容院へ出向いて1回で染め上げるにはそれ相応の対価を支払わなければなりません。
場合によってはその即効性が必要な時もあるでしょう。
しかし、強い刺激によって傷んだ頭皮はそう簡単に戻ってきません。というか、多分もう手遅れでしょう。
白髪はきれいに染まって分からないくらいになったけど、髪が痩せ毛量も減って余計「老けた」なんてことも珍しいことではないと思いませんか?
「カットのついでに染めてもらうからお得だし」?
そのカラー代で良質な白髪染めシャンプー・トリートメントが買えませんか?
まとめ:白髪染めの選択肢は自分の価値観・人生観で決められる
白髪染めは、本気で自分が必要にならなければ、なんの興味も湧かない話題ですよね。
でも今回いろいろリサーチしてみて、髪の毛のことや美容業界のこと、老化とは何かまで、幅広く知ることが出来ました。
「ヘナ」については、白髪染め以外にすごい可能性を秘めていることまでわかったので、記事↓↓↓にしてしまったくらいです。
白髪の発症が遅くて、自分の気持ちにも納得ができるくらいの年齢になっていたら、私は白髪を染めずに白髪のおばあちゃんとして生きていきたいなと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。