※当サイトはアドセンス•アフィリエイト広告を掲載しています

ほぼホタテを食べて若者の【かまぼこ離れ】を危惧する練り物業界を応援!

ー本記事は2019年2月1日に公開済みですー

かまぼこなどの練り製品の生産量全国トップ1、2が、私の実家がある新潟県兵庫県であるというなんともそそられるランキング。

さらに、その消費量は?となると、どちらの県もトップ10にも入らないという奇妙さ。

なかなか興味深いデータですね。

言われてみれば、練り物は好きですがあんまり頻繁には食べなかったなーと思います、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

特に、かまぼこはほぼお正月にしか食べませんね。

売る側もそういう風潮を作っているような気がします。

しかし、昔と違って今ではかまぼこやちくわだけじゃなく、いろいろアイデアに富んだ練り製品がたくさん販売されていますよね。

新潟の一正蒲鉾さん、伏見蒲鉾さん、兵庫のヤマサ蒲鉾さん、カネテツデリカフーズさんなどは全国レベルでよく知られている企業ではないでしょうか?

今回は、私が兵庫生まれの新潟嫁入り女であることにちなんで、

練り物業界のあれこれを先日食べた「ほぼホタテ」を通してまとめていきたいと思います。

スポンサーリンク

練り物の“もどき”がウケる!?

私たちが食べたのはカネテツデリカフーズさんの【ほぼホタテ】という練り物製品です。

こんな練り物は私は初めて見ました。

スーパーなどにも週1回は行きますが、これまでに見た記憶がありません。

というか、見ていたら絶対覚えていると思うんです。まぁ、記憶力激弱ですからなんとも言えませんが…。

先日スーパーで見かけて即カゴに入れました。

かまぼこやちくわより、従来あるものに似せて作った「イミテーション」「もどき」なものが案外ウケているのではないでしょうか。

ほぼホタテは2015年には発売されていたんですね。

【ほぼホタテ】はまあまあホタテだったけど…

【ほぼホタテ】見た目は明らかに練り物です。

魚肉ソーセージを輪切りにした感じにも見えます。

原料も魚肉100%ですからね、出来上がりも似てくるのかもしれません。

【ほぼホタテ】

しかし、これは食べてみると驚きですよ!

なんとホタテのようにちゃんと繊維がほぐれるんです!

特に、バター醤油でソテーしたり、煮込んだりして火を通した方がわかりやすいと思います。お箸で割ると繊維がちゃんと見えますよ。

味に関しては、もちろんホタテ風味が十分出ています。ちょっと甘めですかね。旨味はやや弱い気がしました。

まあまあホタテでした。

たぶん、この旨味を味の濃さで演出しているのか、味が濃いです。

塩気が強いというか、なんか濃い、言い方が悪いですがクドい...。

なので、我が家のように大量の野菜にアクセントとして潜ませるくらいでちょうどいいのかなと思います。

バター醤油で焼いたものをサラダのトッピングにしたりね。

ほぼホタテの料理

そのほかの【もどき】が気になる!

【カネテツデリカフーズ】さんが先か【一正蒲鉾】さんが先かわかりませんが、このようなイミテーションものが今では一般的になりましたね。

それらを製造した経緯も、やはりかまぼこやちくわだけでは売上が上がらないからではないでしょうか。

美味しいですけどね、練り製品。

ただ、かまぼこやちくわは正直「飽きた」感がありませんか?

いや、飽きるも何もいまの若者はほとんど「食べてない」とさえ言われています。

家庭で出される機会が減ったのでしょうか?

おでんでは結構たくさんの練り物を使いますけど、それ以外の使い道がないという印象はあるかもしれません。

そんな中、あの“もどき”の元祖である「カニ風味かまぼこ」の衝撃に近い斬新さを放つ新参者が登場するのです。

その名も、『うな次郎』これは【一正蒲鉾】さんですね。

 

【ほぼ】にもありますよ、【ほぼうなぎ】

ただ、こちらは「予約商品」となっており、冷凍の【ほぼうなぎ】5パックからネットで購入可能のようです。

うなぎの高騰という背景にビンゴな商品ですよね。

我が家もたまに買って食べます。

うなぎほどクドさも匂いもないので、うなぎがちょっとだけ苦手な私には『うな次郎』で十分です。

ひと昔前の消費者だったら「そんな子供だまし」などと手厳しい評価をしていたかもしれませんが、

現代の軽やかな消費者は「おもしろい」「ちょっと1回食べてみよ」「インスタ映え〜」などと言いながら楽しんで食べているのではないでしょうか。

カネテツデリカフーズさんの、【ほぼカキフライ】なんて、もはや練り製品かどうかあやふやな感じがしていいですね。

本物を買うと高いし贅沢だけど、こんな遊び感覚で食べられる方が案外ウケるのかもしれませんね。

練り物の売り場展開を変えてみれば?

かまぼこやちくわ、もうそのままなんの工夫もしないで売り場にあっても、売上が伸びるということはないかもしれません。

そう考えると、若者や子供たちをターゲットにして絞り込みをもっと極端にしたら、さらに売上が伸びるのではないでしょうか?

例えば、

  • お菓子売り場に置いてしまう
  • パッケージをもっとポップにする
  • もう少し価格を抑える
  • 1個ずつバラ売りにしてみる

などなど。

子供のおやつに、1個何十円とかでバラ売りするというのはおもしろいですよね。

若者たちのおやつに、ポップでカジュアルなパッケージにして、売り場もお酒の横とかね。

子供や若者がスーパーのチルドコーナーをじっくり見るとは思えないですし、キャラクターものの魚肉ソーセージと一緒に陳列するとか、何かしら変えてみるとおもしろい結果が生まれるかもしれないですね。

スポンサーリンク

練り物をもっと身近に!

練り物は食べるだけじゃありません!

もっと練り物の可能性を探ってみましょう♪

かまぼこ工場見学

練り物って、焼いたり揚げたりしているから時間とともにどうしても酸化していきます。

そのため生鮮食品ではないけれど賞味期限が結構短いんですよね。

買ってきて、使わないまま賞味期限が切れているということも、よくあります。

そんな練り物ですが、出来立てほやほやを食べるという体験ができるとしたら?

これはおすすめですよ、かまぼこ工場の工場見学

私の地元、兵庫県姫路市にある【ヤマサ蒲鉾】さん、こちらでは無料で工場見学ができますよ。

ヤマサ蒲鉾株式会社

さらに、直営店ではかまぼこ作り体験もできます。

自分で作ったちくわやかまぼこを出来立てで食べられるなんて、美味しいに決まっていますよね。

直営店でショッピング

工場に隣接した販売店などに行くと、まさにそこでしか味わえない「出来立ての味」に出会えます。

私は先述の【ヤマサ蒲鉾】の直営店に行ったことがあります。

そこでは目の前で揚げたての練り製品が試食でき、そのまま買うことができます。

そして、2階にある休憩所ですぐに食べたり、キッズスペースで子供達が遊んだりもできるので、家族みんなが楽しめる空間になっています。

キッズスペースには蒲鉾の板の積み木があってなかなかユニークでしたよ。

他にも、【カネテツデリカフーズ】さんや築地発祥の【紀文】さんにも直売所があり、揚げたてを買うことができます。

スーパーに並んでいるユニークな練り物もいいですが、本場で頂く出来立てほやほやの練り物を食べると練り物の美味しさを改めて実感できると思います。

お土産や贈答にも練り物を

私の母親は、お歳暮「ヤマサ蒲鉾」の練り物セットを新潟へと送っています。

生産量2位から生産量1位へ…なんか滑稽な図式ですね。

そして、そのお裾分けを私たちも頂いて、毎年美味しい練り物が年末の風物詩になりつつあります。賞味期限が短いので、その期間に集中して食べることになるんです…。

単調なかまぼこやちくわばかりでは正直飽きるし、応用も効きにくいですよね。

しかし、大きな工場を持つ蒲鉾屋さんは多種多様な練り物製品があり、目にも舌にもとても楽しませてくれます。

練り物でもこんなに飽きずに食べられるので、毎年の楽しみです。

自分で工場に行って見るとわかりますが、もうあれもこれも美味しくて、たくさん買いたくなってしまいますよ。

揚げ物といっても、フライなどのような油をたくさん吸う衣もないし、原材料のほとんどがヘルシーな白身魚です。

加工食品ではありますが、保存料も着色料も無添加のものが多いですしね。

良質なタンパク質カルシウムが豊富に含まれていて、意外と栄養価が高いのも嬉しいです。

いつもと同じお歳暮に飽きたら、一度練り物の詰め合わせをご検討されてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

まとめ

なんだか練り物が食べたくなってきたなぁ、と思いましたか?

それでは早速スーパーに行っていろんなもどき商品を買ってきましょう♪

そのままでも美味しいし、ちょっと焼いたり煮たり、火を通したらさらに風味が出て美味しいです。

食感は確かに独特ですが、練り物に不味いものってないですよね。

おでんには絶対必要だし、おつまみにもピッタリ!

我が家の3姉妹、練り物大好きですよ。あの単調なかまぼこでさえ喜んで食べています。

お正月だけの食べ物になりつつあるかまぼこ、ぜひ毎日の食卓に加えてみて下さい。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました