ー本記事は2019年6月23日に公開済みですー
最近また黒米ブームが私の中で起こっています。
貴乃花さんの影響は皆無ですよ、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
2018年の10月、貴乃花さんがテレビ出演の際に、
と語られたそうです。
おお、どっちもやっとるがな、私。
黒米はほんの1ヶ月ほど前からですが、四股はかれこれ8年くらいやっとるがな。
今回は四股ではなく、黒米の方にフューチャーしていきますね。
少しの黒米を白米に混ぜて炊いてみると、まるでお赤飯のような赤紫色のご飯になります。
そんな、目でも楽しませてくれる「黒米」ですが、実はお腹の中を大掃除してくれるという効果があります。
実際、私の体にもいろんな変化が起きています。
では、黒米の効果・効能や栄養について詳しくみていきましょう!
黒米は【玄米】の状態である
黒米は玄米です。
黒米の糠を削ればほぼ白い米になります。
黒米を五分づきにした状態を紫黒米と言ったりするそうです。
そして、黒米はうるち米もありますが現在日本で主に出回っているのはもち米です。
黒米は強靭な古代米
出典:wikipedia
黒米や赤米など、色付きの米の多くがいまの日本の米の原種だといわれています。
赤米と黒米にはうるち種ともち種があります。
そして、それら古代米はとても強い生命力を持っているのです。
黒米は、栽培中に熟成した種実が自然に穂から落下してしまう、という性質が強いのが特徴で、
それこそが米の原種といえる点ですよね。
収穫量を保つために品種改良を重ねた現在のお米とは違う、種の存続の方に重きを置く性質、これが自然ですよね。
収穫量は現代米に劣りますが、その生命力たるやとても強靭だといわれているのがまた古代米なのです。
- 荒地
- 干ばつ
- 冷害
- 高温
- 無農薬・無肥料
そんな過酷な状況下でも元気に育ってくれるそうです。
現代米の半量しか収穫できないとしても、その身の内に携えているパワーはとても優秀で、本来植物が持っているであろう本質をそのまま保持しているといえますね。
楊貴妃が愛した米【黒米】
楊貴妃といえば、中国のお妃さまでしたかね。
黒米のルーツが中国なので、まあ食べたでしょうね。
美人と名高いかの楊貴妃、彼女が美容のためにせっせと黒米を食べていたかどうかは知りませんが、
黒米に含まれる栄養素が、普通のお米より美容に効果的だったのかもしれませんね。
黒米はおはぎのルーツ
同じ色素米である「赤米」はうるち種が多く、現代米のルーツだといわれています。
黒米はもち種が主でもち米の祖先だといわれています。
全体的にもちもちとした食感があり、ほんのり甘みも感じられます。
収穫量が他の米より少ないことや、脱穀に手間がかかることから、当時から稀少性がありました。
毎日の食事に出されるというより、神様へのお供え物や祝い事に使われていたそうです。
その際にこしらえる「おはぎ」もこの黒米で作っていたのです。
それが今では小豆を甘く煮た「あんこ」に取って代わられたのですね。
見た目はそっくり!?
黒米の栄養・効能
それでは、そんな気品高い黒米の、実際の体への影響はいかほどなのでしょうか。
まず、私の実感として、
- お通じが俄然良くなる(貴乃花と一緒や)
- 甘いものが欲しくなくなる
そんなに明確な影響はまだ少ないですが、お通じに関してははっきりと現れています。
玄米ですからね、その点においては玄米と同じような効果はあるでしょう。
しかし、量を多く摂取するわけではないので、ほどよい質の良いお便りが排出されるという実感です。
では、その他の黒いところにある栄養や効能を見ていきましょう。
ビタミン・ミネラルは玄米よりも多い
古来より「薬用米」「長寿米」「黒真珠」といわれてきた黒米。
その栄養価の高さは、白米はいうまでもなく玄米よりも高いといわれています。
などが特に多く含まれています。
中国の薬膳にも用いられ、滋養強壮・精神増進作用が期待されて薬膳料理に出されることがあるそうです。
アントシアニンで視力回復効果
黒米には【アントシアニン】が豊富に含まれています。
アントシアニンは天然の青紫色の色素であり、とても高い抗酸化力を持っています。
目から入る刺激やそれによる活性酸素を、このアントシアニンが抑制してくるのです。
活性酸素の積み重ねで、眼精疲労・白内障・緑内障・黄斑変性症などの目の病気が引き起こされます。
活性酸素が発生しやすい現代人の生活に、このアントシアニンは欠かせない成分であるといえますね。
黒米の必須アミノ酸で健康体に
体内で合成することができない【必須アミノ酸】これが黒米には含まれています。
黒米を毎日少量ずつでも摂取することによって、タンパク質の組成が安定し健やかな体になっていくのではないでしょうか。
内臓・脳・神経・血管、あらゆる部分に有益に働き、その働きを改善してくれる必須アミノ酸。
生きていくには、老若男女すべての人が必要であるとても大切な成分ですね。
食物から摂取するしかないので、主食で取り入れるというのは合理的で安定感があり、とても理になかっているといえます。
食物繊維で便秘解消効果あり!
これは、黒米だからこその突出した効能というわけではないと思うのですが、とにかく快便になることは間違いないでしょう。
玄米ですからね。それはそうです。
しかし、オール玄米で炊飯して食べるときと比べても劣らないほどの効果が、少量の黒米にはあるように感じます。
米1合に対して大さじ1杯、そんな少量でもちゃんと効果があります。
食物繊維と解毒作用のおかげだと思うのですが、やはりその炊き方や食べ方にはちょっと工夫が必要です。
よく「黒米は少しの量だけなら浸水しなくても大丈夫」といわれていますが、私は断然浸水派です。
できれば一昼夜、発芽の様子が見てとれるまでは浸水させたいですね。
血糖値の上昇を抑制して糖質過剰摂取を防止
黒米に含まれるアントシアニンには、血糖値を低下させる作用と血糖値の上昇を抑制する効果が確認されています。
糖質の吸収を阻害する働きもあるため、糖尿病の方は黒米を食べて血糖値を安定させる効果が期待できるのではないでしょうか。
私の感覚としてあった、甘いもの欲求の低下もこうした作用によるものかもしれませんね。
黒米はやっぱりすごかった
黒米を食べると痩せる、とかは言いませんが、
黒米の秘めた効能によって体の中も外もきれいになっていく、ということはあるかもしれませんね。
アントシアニンの抗酸化作用は、美肌にももちろん効果的でしょう。
さらに、細胞に働きかけることでアンチエイジングの効果も高いと想像できます。
やはり楊貴妃に通じるところがあるのでしょうか。
黒米は、少量をきちんと浸水させてから炊き上げるべき食材だと、私は思います。
もちろんオール黒米で炊いて、それをもとにお菓子に応用したり、おかずに取り入れるのも良さそうですね。
私流の黒米の食し方はこちら↓↓↓にまとめていますので、ぜひご覧くださいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。