ー本記事は2018年5月18日に公開済みですー
5月の大型連休、天候が良くなかったせいもあり、
家族みんなでおうちご飯を毎日楽しみました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
連休だからどこかに出かけないとっ!
っていう気持ちになるのは自然なことかもしれませんが、明確な目的がない中で闇雲に出かけても、人ばかり多くてストレスになったりもしますよね。
うちはまだ末っ子が2歳ということもあって、無理しないことの大切さを重視して、今回はお家時間を家族で考えながら楽しむことにしました。
そのひとつが、
という試みです。
長いお休み中、毎日その都度献立を考えるなんてやめましょう!
奥さん、鍋ですよ鍋!
お出かけしない分、多少豪華な具材を入れてもいいじゃない!
では、我が家の実践を見ていきましょう。
お鍋料理は良いことづくめ
大きな土鍋に季節の野菜やきのこ、豆腐にお揚げにお肉に魚、こんにゃくや海藻、
なーんでも入れてグツグツ煮るだけで、体も心もほっこり温まる最高の料理になります。
連休中はママも楽して鍋三昧で体内リセット!
お鍋はママが楽できるというところがミソですね。
連休でせっかくゆっくりできるのに、連日台所に立ってせっせと家族全員分のおかずを作るなんて、まっぴらごめんです。
お弁当を作る必要がない連休だからこそ、作り置きおかずにならないお鍋料理が続いても問題ないんです。
我が家は連休中の1週間、夕食はほぼ鍋でした。
飽きるどころか、
「今日も鍋だよー」
「やったー♪」
の良い反応を、連休最終日まで聞くことができました。
お出かけすると外食が増え、どうしても体に負担となってきます。
おうちご飯、しかもいろんな食材が一度に摂れる鍋なら、負担どころかむしろ体内リセットに一躍かってくれるのではないでしょうか。
野菜たっぷりで栄養丸ごといただきます
野菜やきのこには食物繊維がたっぷり含まれています。
特に不溶性の食物繊維は胃や腸の中で水分を吸って膨らみ、排便を促してくれます。
- ごぼう
- 春菊
- えのき茸
- エリンギ
- 豆腐
などに多く含まれています。これらはお鍋の1軍選手ですよね。
煮てかさが減ったり柔らかくなることで、より摂取しやすくなります。
また野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているものも多く、お鍋にすることで、水に流れてしまう栄養素も全ていただけます。
ビタミン・ミネラルは、食事したもののエネルギー代謝の効率を上げ、体脂肪を貯めにくくしてくれます。
お鍋にはたくさんの野菜を入れたいですね。
水分を無理なくたっぷり取れる
うちの子供もそうなんですが、お椀にお味噌汁を入れて食べさせても、完食するのに時間がかかります。
ひどい時は最後の最後までお味噌汁と葛藤して、汁は残してしまうことも少なくなありません。
でも、それが「鍋」になると途端にスピードアップし、何回お替わりすんの!?っていうくらいお箸が進みます。
まず、他におかずがないのが大きいですね。
全てお鍋にぶち込んであるので、具材と汁の比率もお味噌汁と違って具材多めです。
具材を食べるついでに汁を飲んでいたらいつの間にかなくなってる、という状況になりやすいです。
知らず知らずのうちにしっかりと水分を取っているので、良い感じにお腹が膨らみ、腸のぜん動運動を促してくれますし、ご飯を食べすぎる心配も少ないですね。
水分が足りないとやはり便通も良くないです。
良質の水分を無理なく取れるのはありがたいですね。
お鍋は具材次第でとっても節約になる?
こんなに安いのにこんなに良い!すなわち『コストパフォーマンス』これが家庭の主婦の何よりの大好物です。
我が家の鍋には野菜がいっぱい入ります。
その半分近くがもやしですが、何か?
もやしだって栄養があるし、シャキシャキ歯ごたえ良く仕上げればよく噛むことにつながって唾液も出るし脳の刺激にもなる。
さらにアゴも鍛えられますよ!
ビタミン・ミネラルも含まれていて、食物繊維も豊富です。
注目のアスパラギン酸という、タンパク質の生成に関わるアミノ酸の一種も含まれています。
あとは、近所の産直でその時旬の野菜を買えば安いですし、旬なので栄養が一番多く取れるというメリットもあります。
肉や魚は出汁を取る程度に考えて、野菜やきのこやこんにゃくでかさ増しするのも、ひとつの手ですね。
体ポカポカお肌ピチピチ
お鍋を囲むと体温が0.5度〜1度くらい上がるような気がしませんか?
卓上コンロに火をつける、ということももちろんありますが、
- 部屋中に美味しい匂いと湯気が充満して全身が包まれる
- 常に温かいものが食べられるのでお腹も温まる
- 汗もかいて新陳代謝が活発になり血流が上がる
その影響を受けて、
血行が促進されお肌の色艶がよくなり、体脂肪の燃焼にも効果的なんですね。
さらに、鍋からの湯気が、まるで美肌スチームのようにお肌を包み込んでしっとりしてきませんか?
良いことだらけで、しかも美味しいなんて、お鍋おそるべしですよ。
ご飯を食べすぎないですむ最高のダイエット!
私はご飯が好きで、普段おかずと一緒に食べてるとついお替わりしてしまいます。
でもお鍋だと、具を器にとってはハフハフしながら食べ、次は何を取ろうかななんて考えたりもします。
すると、気づけば鍋ばかりに注意を奪われ、ご飯がこんもり残ってるやん!と突っ込まれる羽目に。
我が家は基本、締めの雑炊が翌朝に回されます。
鍋に夢中になりすぎて、みんなお腹いっぱいになるんです。
でも、水分と野菜がほとんどだから翌朝のお便さんの快調なこと!
自家製ぬか漬けくらいしか副菜は出しません。
これを連休中に限らず可能であれば1ヶ月くらい続けると、腸内の大掃除ができるはずです。
おそらく最も効果的でストレスフリーなダイエットになるんじゃないでしょうか。
でもお鍋って飽きませんか?いいえ飽きませんよ!
お鍋といえば?
- 水炊き
- ちゃんこ
- 芋煮
- 味噌
- 豆乳
- しゃぶしゃぶ
- 湯豆腐
- カレー
- キムチ
- もつ
- すき焼き
- おでん
だいたい全国平均で食べられるお鍋はこんな感じでしょうか?
我が家が山形とのご縁ではまった芋煮も、秋口には必ず作るようになりました!これはぜひぜひ牛肉と醤油だし味↓↓で!
連日のお鍋に挑戦するなら、
そして、さらに便秘解消効果・ダイエット効果を期待するなら、発酵調味料をうまく利用するのがミソですね。←これについては後述します。
【生姜・にんにく・味噌】は必須
野菜たっぷりでお肉を贅沢に入れない鍋、これには3種の神食材「生姜・にんにく・味噌」が必須です。
にんにくを多めに入れるとかなりコクが出ます。
お鍋のようないろんな具材を入れて煮る料理には、パンチの効いた薬味や旨みが加わると一気にレベルアップします。
生姜は入れると風味がいいですし、肉や魚の臭みも取ってくれます。子供達もお鍋にたっぷり入った生姜がお気に入りです。
そして、豚汁の要領でお味噌で味付けすると、簡単にテッパンの美味しいお鍋になりますね!
発酵調味料である味噌を加えることで、腸内環境の改善にもつながります。
【味噌プラス発酵食品】の相乗効果
「せっかくお鍋にしたのに、これじゃあ味噌汁食べてるみたい…」
そんな声も吹き飛ぶ裏技があるんです!
それは、
ということです。
味噌は味の半分くらいにしてベース作りに、あとは、
- 醤油
- 塩ダレ
- ゴマ油
- ラー油
- キムチ
- カレー味
- トマト味
- クリーム系
などでアクセントをつけていくのです。
和洋中、いろいろアレンジしてみると面白いかもしれませんね。
味噌でベースを作るということは、出汁をとる手間も省けるんです。
お鍋って出汁を取るのが面倒だったりしませんか?
私も以前はお鍋って面倒!って思っていました。
出汁とって具材を下ゆでして、味付けして、かさが減ったらまた出汁やスープを作って加える、これじゃたまにしか作りたくなくなりますよね。
食材から出る出汁と半量の味噌で十分美味しく仕上がりますよ。
個人的にオススメのプラス調味料は
- 酒粕
- 納豆
- 酢とラー油
- 醤油とゴマ油
やはり、発酵に発酵を重ねる相乗効果で体内デトックスですね。
しかも旨みまでアップします。
具材で工夫をすれば、苦手な人も案外ハマるかもしれませんよ。
あと、水炊きは好きだけど作るのはちょっと…、という方は、
【簡単】骨だしスープの作り方
鶏がらスープの素やだしの素、お鍋の素、白だし、濃縮スープなど、市販の味付けバリエーションもかなり充実してきています。
でも、その味に慣れてしまったら、お鍋に飽きちゃいますよ。
その時々は美味しいと感じるかもしれませんが、
そんなものに頼らなくても、お母さんやお父さんが味を見ながら簡単に安くできた方が、体も心も喜びますよ。
プラス〇〇にはもちろんラブ・愛も入るんですよー。
まとめ:長期休みを家で過ごすならお鍋を囲んでデトックス!
この連休は毎晩お鍋を5人で囲んで、いつもは話せないようなこともじっくりゆっくり話せた気がします。
お鍋って唯一欠点をあげるとしたら「一人では食べたくないもの」ですよね。
みんなが揃うからできるんですよね。
こんなチャンスを外出だけに使ってしまうのはもったいないです。
スペシャルな1週間!
もやし、何袋食べたことやら…。
アレンジが過ぎて、麻婆茄子鍋を作ってみたりもしました。
多分、この先再登場はしないかな…。
こんな無限の可能性を秘めたお鍋、つくづく日本人でよかった〜と思います。
冬の醍醐味だと思われがちですが、お鍋に季節は関係ないです!
夏には夏の、カレーやスパイスが効いた鍋もいいですね。
皆さんもぜひお鍋を年中メニューにしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。