サバ缶がツナ缶を超えた!ついに不動の人気となったサバ缶の魅力とは




【サバ缶】がもてはやされてますね〜。

2017年にはついにツナ缶の売り上げを抜いて、堂々と首位に輝いたそうですよ、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

缶詰というのはそれだけで完結する食材であり、手抜き料理の代名詞みたいなところがありましたが、今ではサバ缶やツナ缶を使った様々なアレンジレシピが紹介されており、普通に料理の材料として使われる存在になりました。

缶詰をそのまま箸でちびちびつつきながら酒のアテにする、昔の「おっさんと酒と缶詰」みたいな構図も今では古臭い昭和の象徴となってしまい、小洒落たアレンジで自由が利くサバ缶は若い世代や料理好きの主婦までとりこにしているようです。

しかも、テレビなどでの特集が定期的に組まれ、それを見た人たちが翌日以降に買い占めに走るという社会現象にまで発展してしまう【サバ缶】

今回はその【サバ缶】についてみていきたいと思います。

サバ缶ってどういうもの?


【サバ缶】がこれほど身近な存在になるなんて想像できました?

どうしても「オヤジの酒のアテ」というイメージが強く、まさかこんな風にバリエーション豊かなおかずに変貌を遂げるなんて思っていませんでした。

サンドイッチやおにぎりの具材としてすんなり定着したツナ缶と違って、サバ缶の方はゴロッと皮付きの身がそのままぶつ切りで入っているところが、若い世代や子供や女子をやや遠ざけていましたよね。

あと、ちょっと生臭そう…じゃないですか?

もちろんホロホロになるまで加熱されているので、臭みなんてほとんどないですが、カツオやマグロの匂いとはまたちょっと違った生臭さが、サバにはあるような気がします。

そんな昭和で男なイメージを見事に払拭した【サバ缶】とは、一体どういう経緯で作られるようになったのでしょう。

サバ缶の発祥は?

サバ缶に限らず、海産物の缶詰が作られた最初の地は、開拓時代の「北海道」といわれています。

生鮮食品である海産物を長期保存するためには、一般的に乾燥・燻製・塩蔵などの方法があります。

このようにして長期保存されたものは海から離れた地域への流通も可能にしてくます。

明治期に、これらの伝統的な保存方法に画期的な新しい方法が、長崎に在中していたフランス人によって伝授されました。

それが【缶詰】という製法です。

その後、三方を海に囲まれ海産資源が豊富だった「青森県」で、海産物の有効な活用に向けた工夫がなされ、製造が盛んになっていきました。

明治期には主に軍用として軍事缶詰が作られていましたが、品質の向上とともに民間にも浸透してきて、大正時代後期には国外への輸出も始まるほど盛んになりました。

また昭和戦前の青森県の水産缶詰業については『缶詰の町』『缶詰王国』という形容が見られるほど大盛況でした。

サケから始まり、イワシ、マス、貝類、クジラ、マグロなどが先行して製造されていきましたが、サバ缶は、缶詰の研究が盛んになり始めた頃に試作して好評だったため、流通されるようになりました。

なんと、大正14年には輸出を念頭に『サバ・トマト缶』なるハイカラで洋食によく合いそうな缶詰がすでに製造され、南方諸国へ向けてかなり輸出されたそうです。今でも向こうでは『サバ・トマト缶』というと通じることがあるみたいですよ。

昭和時代の戦後は、サバの豊漁がかなり続いたため、戦後の青物缶詰の中心的存在だったとも言われています。

サバ缶の製造過程とは?

フランス人が発見した缶詰製法の原理は、食品を詰めた瓶にコルクで栓をした上で加熱殺菌するというものです。

「真空詰めした食物は殺菌加熱すれば長く保存できる。加熱が偉大な自然殺菌者である。いかなる防腐剤も殺菌剤も熱には叶わない

これは軍事食料の長期保存を目的として考案されました。

現在の主な缶詰の工程は、

  1. 内容物の洗浄。
  2. 適当な大きさにカットされ、食用にならない部分を取り除く。
  3. 缶に入れられる。場合によっては調味液を加える。
  4. 缶内部の空気が抜かれた状態で封がされる。
  5. ボツリヌス菌の繁殖防止のため加熱殺菌される。
  6. 魚の缶詰の場合は、120℃で約1時間高温高圧殺菌される。
  7. 最後に打検棒で叩いて、内容を打音検査する。

このような流れで缶詰が出来上がります。

庶民に普及させるまでには苦労があった

内容物が見えない缶詰というのは消費者にとっては不安要素ですよね。

缶詰が製造され始めた当初は、内容物が十分に想像できるようなラベルが少なく、しかも故意に現実と異なる情報を伝えるようなものも出回っていました。

こうした現実を改善すべくラベルに一定のレベルを保つように工夫・改善がなされてきました。

また、「缶詰」という未知のものが一般家庭にすんなり浸透するには、多少時間がかかったようで、当初はその使い道がいまいちわからないという声が多かったようです。

台所を預かる主婦層に嫌われてはひとたまりもないという危機感のもと、料理見本が書かれたものを発行したり、実際に出向いて昼食に振舞ったりという努力を重ねてきたそうです。

結果、徐々に売り上げが伸びていきました。

サバ缶が重宝される理由4つ


昔はそれでもまだまだ生の魚の方がよく食べられていたでしょう。

近所には魚屋さんがあり、夕飯のおかずに新鮮な魚を買ってきて家で捌くのが当たり前の光景でした。

しかし、家庭の主婦も外に出て働く時代、そんなことはほぼ不可能に近いです。

そこで重宝されるようになったのが、魚の形のまま加工保存されている【缶詰】ではないでしょうか。

長期保存が出来る

とにかく、長期保存ができて、保管しやすいところがありがたいですよね。

使い勝手がいい肉類とは違い、生の魚は扱いづらいところがあります。

その点缶詰だと既に火が通ってはいるけれど、ほとんど加工されていないし、保存料なども必要ありません。それを生かして色んなアレンジができるところも魅力のひとつですよね。

旬に左右される魚介類は、その時期に出回る新鮮なものを頂くのも醍醐味と言えますが、美味しい物は年中食べたいですよね。

それが叶うのも缶詰ではないですか?

また、ほぼサイズが均一規格化されているので、保管しやすいですよね。こぞって大量に買い占めるのは秩序がない行動ですが、地震大国日本における重要な保存食であることは確かです。必要量は確保しておきたいですね。

栄養素が生サバよりスゴい!?

もともとサバ自体の栄養価が高く良質なタンパク質に加え、必須脂肪酸のDHAやEPAを豊富に含みます。

サバ缶は骨ごと柔らかく加工されているので、骨まで食べられて、生で食べるより多くのカルシウムを摂ることができます。その量はおよそ30とも言われています。

サバ缶の煮汁にはこれらのありがたい栄養素がたっぷり含まれているので、ぜひ汁ごと骨まで頂きたいですね。

いろんなバリエーションを楽しめる

ここ数年の缶詰ブームのおかげで、各社、それはそれはいろんな缶詰を出してくれています。

テレビでも散々特集が組まれて、スーパーの陳列棚からサバ缶が一時消えるということもしばしば…。

生産が追いつかず、出しては売れ出しては売れの状態もあったとか。

私はいろんな味のサバ缶ではなく、シンプルな水煮が一番好きですが、味噌、醤油、塩コショウ、ニンニク風味、オリーブ油風味、などなど多様になってきました。

料理に合わせて使い分けることで、飽きることなく食べられるのも魅力ですね。

価格がほぼ安定している

ここまで人気になってくると、入手困難で逆に価値が上がりすぎて高騰するんじゃないか!?とやや危惧してしまいますが、今のところ、だいたい1缶100円前後で買えますよね。

買占めに走る人の気持ちが分からなくもないですが、製造会社さんにも頑張ってもらって、なんとか庶民価格を維持して欲しいところです。

こちらの缶詰は200円しましたが、めっちゃくちゃ美味しかったので大満足でしたよ!

いや〜、人気とともに企業のモチベーションがどんどん上がって、研究開発がビシビシ行われているんでしょうね。それが伝わる1缶です。

サバ缶に潜む危険要素


真空保存で加熱殺菌されているサバ缶ですが、全くの無添加で安全な食べ物なのかと問われれば少々疑問があるのも確かです。

昔より品質が格段に上がり、缶詰製法に関しては申し分ないと思いますが、いくつか目を向けなければならない危険要素もあります。

缶詰に塗られた薬剤

缶詰の内容物ではなく、缶そのものに塗られた【ビスフェノールA】という化学物質が問題なのです。

まだ動物実験でしか結果が出ていませんが、体に蓄積された【ビスフェノールA】は内分泌に直接働きかけ、ホルモン系の働きを変えてしまう可能性があります。知らないうちにガンのリスクを高める危険性も潜んでいるとのこと。

金属の腐食を防ぐために使用されている【ビスフェノールA】ですが、それが内容物に滲み出てこない保証はどこにもありません。

ブームに乗って毎食缶詰を食べるなど、偏った食べ方をしないように気をつけたいですね。

特に、つい最近メディアを賑わせた、「ダイエットに効果的」という謳い文句には要注意です。そればかりを食べて痩せたとしても、血中【ビスフェノールA】濃度が高まり健康を害しては、元も子もないです。

ばっかり食べで痩せるというのは根本的に歪んでいると言わざるを得ませんよね。

姿形がわからないというリスク

3.11の原発事故後、その周辺地域で発見されて話題になった奇形魚ですが、あれについて皆さんはどう考えますか?

もちろん煽りや過大報道なども含まれていると思いますが、缶詰にされる魚はそういったものを使っていてもバレませんよね。

尾頭付きの魚を食べる意義というのも、そういったところにあるのではないでしょうか。

ブームやメディアの情報操作にただ踊らされているだけでは、自らの健康を損なう恐れも秘めているという認識を持つことが大事です。

極端に怖がったり疑ったりする必要はないですが、知らないで暴走することはあまりにも危険すぎます。

まとめ


魚を気軽に食べられる缶詰はとても便利でしかも美味しいですよね。

我が家もいくつかを常にストックしています。

しかし、それがメインとなってしまっては少し寂しい気がします。

四方を海に囲まれた日本という国は魚を食べ続けてきた歴史があります。

これからも食べ続けていくでしょう。

そんな歴史が、いつか「魚は缶詰だよ」なんていう悲しすぎるものにだけはしたくないですよね。

魚はあくまで実物をいただくのが基本で、たまに缶詰で栄養補給手抜きで息抜きするくらいがいいかなと思います。

良かったらこちらのレシピを参考にしてみて下さい♪

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。




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