ー本記事は2019年2月9日に公開済みですー
冬はなんとなくいつものズボンがきつくなりませんか?
「あれ、ちょっと前までは楽々ボタンがはまってたはずなんだけど…」
「ベルトの穴、ここやったっけ?」
冬の恐怖体験ですね、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
私は最近そんな恐怖体験を味わっていないですが、先日“ある食品”を普段より多く食べたら、
「え、まだこんなに腸内にたまってたの!?」
とびっくりするほどの排泄感を味わうことができたのです。
たぶん、毎日お便が出ていても出し切れているとは限らないんでしょうね。
その“ある食品”とは、おからです。
おからとは、ただのカスなんかではない、お宝だったという話はこちら↓↓↓でしました。
これはどんな便秘薬にも勝る天然のデトックス食品なのでは、と思ってしまうほどにすごいのです。
ただし、とても大事な注意点を踏まえて摂取しないと、デトックスどころか、溜め込んで詰まらせて大変なことになります。
今回は
- おからダイエットの注意点
- おからと一緒に摂取したいもの
という2点についてまとめていきたいと思います。
おからダイエットで便秘になることもある!?
おからは「不溶性食物繊維」の宝庫です。
腸まで届いていろんな老廃物をからめ取って排泄してくれます。
そのメリットを活用して、
と話題にもなっています。さらに
- 栄養価も高い
- コストも抑えられる
- 料理のバリエーションが豊富
という点においても、多くのダイエッターたちを惹きつけているのではないでしょうか。
しかし、おから、想像してみて下さい。
ポソポソ、カサカサ、ボロボロ、ほぼ水分のないスポンジのような状態・・・。
おからそのものだけを大量に体内に送り込むと…?
想像できましたか?
では詳しく見ていきましょう!
胃腸の水分を吸収してしまう
液体はほとんど残っていないパサパサしたフレーク状のものですね。
これをそのままたくさん摂取してしまうと、大変なことになるのです。
胃や腸に届くまでに、しっかりと噛んで唾液である程度消化してから飲み込んでいればいいのですが、
↓
胃の中でさらに水分を吸収して膨張し始める。
↓
胃がパンパンに膨れて胃痛が起きる。
↓
膨満感と突っ張った感じの痛みに襲われ、人によっては救急車を呼ばないと動けないというほど惨事に至る。
という流れになることもあるかもしれない、と頭に入れておきましょう。
水溶性食物繊維が極端に少ない
“食物繊維は便秘に効く”という知識は間違っていないのですが、その「食物繊維」には2種類あります。
【水溶性食物繊維】・・水分を保持し、ゲル状になって腸に届く
【不溶性食物繊維】は水分を吸収して自らが膨らんでカサ増ししますが、ドロドロにはなりません。
なので、それだけではスルリとスムーズにお便さんが出てこれない場合があるのです。
理想は、
くらいの比率で摂取することです。
そうすると、水分保持力が高い【水溶性食物繊維】が便を柔らかくして排泄しやすくしてくれるのですね。
【水溶性食物繊維】を多く含むものは、
- リンゴ
- みかん
- さつまいも
- 大根
- キャベツ
- ごぼう
- 納豆
- 押し麦
- きのこ類
- 海藻類
などになります。おからを食べるときにちょっと気にしてみるといいかもしれませんね。
腸内で渋滞が起き便秘になる!?
腸内でカサ増ししたおからが、そのままいい感じに腸を刺激してぜん動運動を促してくれると、便も出やすいかもしれないですね。
しかし、日頃から便秘がちな方や、便が硬い傾向がある人などは、ぜん動運動がうまく起こらないこともあるのです。
そんな時は決して食べ過ぎないことです。
- 適量を
- よく噛んで
- 水溶性食物繊維と一緒に
食べることを心がけて下さい。
そうしないと、
もあるかもしれませんから。
私は逆に毎日快便派なのですが、適量を守らず食べ過ぎると、翌日はトイレとお友達になってしまうくらい腸内を刺激されまくりです。
ということは、きちんと適量を守って摂取することで、今までにないスッキリ感を味わえるかも知れないですよね。
次にもうひとつのコツをまとめてみますね♪
おからは油分と一緒に摂るのがおすすめ!
おからの元は大豆です。
そのままでも美味しいですがあまり日持ちがしないので、煮たり焼いたりして少しずつ頂くのがいいと思います。
そのヒントとして、ちょっと思い出してみてほしいことがあるのです。
油揚げや厚揚げなど、大豆製品って油との相性がいいですよね。
淡泊な大豆製品にコクが加わってなんとも美味しいものに生まれ変わります。
そして、
になるのです。
お便のすべりを良くする油
植物性のオイルには、それ自体に整腸・便秘改善作用があるといいます。
「滑腸作用」と呼ばれる働きがあり、便自体のすべりを良くして排便しやすくしてくれます。
また、不溶性食物繊維と同じように吸収されにくいので、ゆるやかに腸を刺激してぜん動運動を促す作用もあります。
植物性オイルは、
- オリーブ油
- ゴマ油
- 菜種油
- グレープシードオイル
- 紅花油
などがありますが、中でもオリーブ油とゴマ油がその効果が高いといわれています。
そのまま飲むという習慣もよく紹介されていますが、ここで食物繊維の宝庫「おから」との抱き合わせですよ!
油についてはこちら↓↓↓も参考にして下さい♪
おからを格段に美味しくする油
それほど奇抜なコンビではありませんよね。
しかし、和食での献立に利用されることが多いおからは、どうしても煮物にされるイメージがあります。
煮物にすると、水分をどんどん取られてしまって、味付けが難しいなというのが私の本音です。美味しいですけどね。
そこで、私が実践しているおから活用法をご紹介しますね♪
おからドーナツ
↑↑↑ドーナツ型にならず…ベトベトすぎて子供たちもイラついてました(笑)
私は今までおからをお菓子に使うとしても、焼き菓子が中心でした。
油を使って揚げるなんて面倒だと…。
しかし、偶然子供たちが作りたがっていたお菓子が「ドーナツ」だったので、ドーナツ生地に豆腐とおからを結構な量入れてみたら…、
「美味しい!!」
「しかもめっちゃ簡単!!」
粉類は、ホットケーキミッスクでもいいですし、自家製ミックス粉でもOKです。
簡単すぎてビックリですね。
うまくまとまらなければ豆乳を入れますが、おからも多少は水分を含んでいるので、こねているうちにまとまってきます。
うっかり豆乳を入れすぎると、成型しにくいほどベチョッとなるのでよく観察してみて下さいね。
おからナゲット
おからと豆腐と片栗粉で基本の生地を作り、そこに、
- 小エビ
- 青のり
- 納豆
- 塩
- ニンニク醤油
- 生姜
- ゴマ
などなんでも加えて団子のような形にして揚げていきます。
お肉なんか入れなくても相当美味しいナゲットが出来上がりますよ〜♪
生地はややトロッとしているくらいでも大丈夫です。
私は手で成型できない固さだったので、スプーンですくって落としました。
簡単で汚れないしいいですよ。
塩などでしっかり味付けをしておけばお弁当などにもピッタリです。
おからドーナツを作ったついでに、ぜひナゲットも作ってみて欲しいです!
おからサラダ
こちらはぜひ新鮮なおからで作って下さいね。
うちは細かく切ったキャベツなどに、コーンやツナを加えて、そこにおからを混ぜて食べます。
マヨネーズでもいいですね。
でもオイルと塩で和えるとよりヘルシーに仕上がります。
あまりおからを入れすぎると子供たちも飲み込みづらいみたいなので、ほどほどに〜。
まとめ:おからダイエットは一緒に摂るものも重要!
おから、私的には最強の便秘改善食材と思っているのですが、食べ過ぎは禁物です!
おからを食べた次の日は、これでもかってくらいお通じが良くなるので、
重大な予定が入っている時や旅行前などには控えた方がいいかもしれませんね。
冬ごもり中にちょっと食べ過ぎて、しかもしっかりと排泄できてないなと感じている方には、
ぜひおからデトックスをおすすめしたいです。
- 適量
- 良く噛む
- オイルも一緒に
を実践して、腸内の大掃除をしてみて下さいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。