ー本記事は2021年10月14日に公開済みですー
インスタ映え、そろそろ死語になってきたような気もしますが、私は透明感のあるきれいな飲み物が好きです。
もちろん一切の添加物なしで輝きを放っているものです。
ここ数ヶ月、そういう美しいドリンクを毎朝のようにいただいております。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
それはズバリ『松葉ジュース』です。
もうご存知の方も多いかもしれませんね。
松のことを知るようになってからいろんなかたちで松を生活に取り入れてきましたが、実はこの松葉ジュースに関しては結構遅くに実践し始めました。
なぜかって?
それは、生の松葉の搾り汁はそれはもう渋くて苦くて飲めたものではないだろうと、勝手に思い込んでいたからです。
今ではなんにも混ぜずにそのままグビグビいけるクチになりました。
そんな美しくて効能高い松葉ジュース、松葉茶は飲んでるけど生はちょっと…という方、もったいないですよ。
渋みは確かにありますが、この爽やかさは格別です。
そしてなんといっても、搾りたて生ジュースだからこそ取り入れることができる効能もあると思います。
我が家での松葉ジュース実践方法と詳しい効能についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目にも鮮やかな松葉ジュースの効能
とにもかくにも「松食せよ」なのです。
さまざまな病や体の不調の原因は、大まかに言っても血流の悪さだと思います。
現代社会の暗黙のルールに従って生きていると、どうしても血の流れを阻害してしまう習慣が増えるのが実情です。
もちろん自由に好きなことをして生きていられたとしても、水や空気、食べるものなどを徹底的にこだわり毎日体をしっかり動かせない場合は、どうしても血流に何かしらの悪影響が出ることでしょう。
松葉にはまずその血流をよくする効果があるのです。
もはやそれだけで十分ですけどね。
松葉の詳しい成分と効能を↓↓↓にまとめていますのでよかったら一度目を通してみてください。
松葉の解毒効果と抗酸化作用
- 長年飲んでいた薬を断つことができた
- 血圧が下がった
- リウマチや腱鞘炎が治った
- 統合失調症が良くなった
- 壊血病が治った
- 脳梗塞から復活した
- 口腔内の不安がなくなった
- 癌が消えた
などなど、実際に松葉を取り入れてから良くなった症例が山ほどあります。
身近な生活習慣病やちょっとした不調はもちろんのこと、今まで医者にかからないと治らないと思われてきた重い病や特別疾患なども良くなるとすれば、それはもう世に出回ってもらっては困るわけです。
私を含め、多くの方がこの松の効果などを少しも知り得なかったのはそういうわけだからですね。
松葉はシンプルに解毒効果と抗酸化作用が高いといえます。
含まれている成分からしてもそうですし、荒地でもスクスクと育つその生命力の強さからもうかがえますね。
松葉には活性酸素を無害化する働きが認められています。
活性酸素と松葉のエキスを反応させる実験を行ったところ、かなり高いレベルの抗酸化作用を示した。
また断薬した後の体に残る毒素も排出してくれるので自然と体質改善になりますね。
松葉には体内の老廃物を溶解して対外に排出させる効果があるため、摂取量によってはきつい好転反応が出ることもある。
ちょっと眉唾ものの気配がしなくもない?
たしかに、これが本当だったら「もう松葉ジュース飲んどけばええやん」て話になっちゃいます。
実際に松葉ジュースを飲み始めるとそんな安心感を得られるのも事実です。
ま、とにかく飲むか飲まないか、決めるのはあなたですからね。
それでもまだ迷っている方へ、こちらの本↓をおすすめします。
私も読みたくて読みたくて、でも入手困難で諦めていた“松葉ジュースのあれこれに特化した本”、ついに2024年1月に復刻版が出ました。
これを読めば安心して松葉ジュースを飲めるのではないでしょうか。また廃盤にならないことを祈ります…。
松は天然の抗生物質!?
これからの季節、空気が乾燥し気温は低下していきますから当然の流れとして風邪が流行りますよね。
インフルエンザなどのウィルスにやられて高熱が出た場合、病院では抗菌薬または抗生物質が出されるでしょう。
しかし、抗生物質は細菌には効きますがウィルスには効果を発揮してくれません。
代わりに体内のメイン免疫である常在菌をことごとくかっさらってしまいます。
そこで松の出番です。
松葉には天然の抗生物質が含まれているので、インフルエンザのみならず
- 単純ヘルペスウィルス
- インフルエンザウィルス
- ロタウィルス
- エンテロウィルス
などを不活化させ、正常細胞を守る働きが認められています。
加齢や不摂生な生活によって低下してしまった免疫力の助けとなってくれるのは大変ありがたいですね。
もちろん副作用もなく、なんなら免疫力が上がって血流が良くなり風邪を引く前より整った体になってしまうかもしれませんね。
松葉に宿る常在菌
松葉に限らず、自然界に存在する植物たちはその表面が微生物たちでびっしり覆われているといえます。あ、ヒトもでしたね。
玄米やよもぎ、スギナやミントを使って乳酸菌を培養できることからもわかります。
木の枝と牛乳だけでヨーグルトを作る民族もいるのですから、当然木や枝、葉っぱも菌まみれであることでしょう。
松の葉には元気な常在菌がびっしりついているそうです。
それを丸ごといただくことで腸内細菌のバランスが整い、さらに細菌叢の働きも活性化していきそうですね。
松葉が便秘や下痢、胃腸炎や腸カタルなどに効くのはそういった影響もあるかもしれませんね。
松葉ジュースの作り方と我が家での飲み方をご紹介
ではいよいよ、松葉を生ごと丸ごといただける「松葉ジュース」の作り方をまとめていきます。
といっても松と水をミキシングして飲むだけなんですけどね。
生松葉をそのままムシャムシャ食べることでももちろん効果は得られますが、いやいやもうちょっとハードル下げて〜という方にはジュースがおすすめです。
松葉ジュースの作り方
まずはミキサーかブレンダーを用意しましょう。フードプロセッサーではうまくいかないという声が多数ですのでやめておいた方が無難かも…。
私は以前はハンドブレンダーで作っていましたが、現在はワンプッシュミキサーを使っています。
これ↓に変えてから松葉ジュース作りが劇的に楽になりました!
毎日継続するためには、できるだけ「めんどくさい」という気持ちが発生しづらい器具を用いることも重要ですね。
1杯分の材料は、
- 生松葉・・10g
- 水・・300〜500ml
のみです。水の量はお好みの濃さによって変えてください。
だいたいでいいです。ただ、一気に大量に仕込むとなるとそれなりにしっかりした機器が必要ですね。
うちのハンドブレンダーではせいぜい2人分くらいが限度でした。それ以上入れると飛び散りますw
ジューサーに変えてからは2日分が一気に作れます!
水に対して3〜4割程度の松葉(体積として)だとジュースにしやすいかと。
作り方は、
⒈ 気になるようなら松葉をサッと水洗いする(菌を流しすぎないように)
⒉ 松葉をキッチンバサミで2、3センチの長さにカットする
⒊ 粉砕機器に松葉と水を入れてミキシング
⒋ 全体がグリーンに染まって松葉がお茶っ葉のように細かくなったらOK
⒌ 茶漉しで濾しながらカップに注いで完成!
私は小枝付きの松葉を枝ごとキッチンバサミでカットして入れています。ただし、ミキサーなどの刃が損傷する恐れもあるので自己責任でお願いします。
沈殿物が沈みやすいので、時間を空けて飲む際には良く混ぜてからお飲みください。
葉っぱからも結構な松ヤニが出ますので、容器などにしつこく付着する前に早めに洗い流しましょう。
(松脂はセスキ水溶液や酸素系漂白剤水溶液をシュッシュすればスルリと落ちます)
松葉は新鮮なものほどえぐみが少ないと思います。フレッシュな松葉が手に入ったらなるべく早めにいただきましょう。
(生の松葉は冷蔵保存では2週間から1ヶ月、冷凍保存では半年ほど保つともいわれています)
松葉ジュースを飲みやすくするために
いかがですか?
この自然が織りなす美しいグリーン。
ついついうっとり眺めてしまいますよね〜。
私が、抵抗のあった生松葉ジュースを飲んでみようと思ったきっかけも、実はこのきれいすぎる見た目のせいなんです。
ほのかに透明感があって、抹茶や緑茶とは全然違う緑の輝き。
これぞ恵みだなぁと感じました。
はい、ではグビッといっちゃいましょう!
え!まずいって!?
毎日負担なく松葉ジュースを飲むために
「まずいー!」とは私は思いませんでしたが、子どもたちの反応はまさにそれでした。
苦みに対する抵抗は小さい子どもほど強いですからね。そして苦味よりも渋みが強めですから…。
無理矢理飲ませてトラウマになるより、うまくアレンジして美味しいものだと認識させてあげたいですね。
大丈夫です!ほんの少しの工夫とアレンジでとっても飲みやすい最強ジュースになりますよ。
他の飲み物とブレンドする
- リンゴジュース
- 果物酵素ジュース
- はちみつとレモン汁
- トマトジュース
- 炭酸飲料
- パラダイス酵母ジュース
我が家ではパラダイス酵母ジュースを混ぜて飲んでいます。
ほぼリンゴの炭酸ジュースと一緒なので、炭酸とリンゴジュースでもいいですね。
これが一番美味しいかなと思ってます。
松葉ジュースでお酒を割って飲む
- 焼酎
- 梅酒
- 松葉酒
- ワイン
- 種々の果実酒
などなど、いつものお気に入りのお酒に混ぜてみるのもいいですね。
その際、クエン酸をほんの少し加えるとすっきり爽やかになって飲みやすいです。
そのほかにもオリジナルのアレンジを見つけて毎日の松葉ジュース習慣継続を目指してみてくださいね。
松葉ジュースが化粧水に!
我が家では一日おきに松葉ジュースを仕込んでいます。
冷蔵庫で保管して二日かけて飲み、また仕込むって感じです。
出来上がった松葉ジュースは、冷蔵で3日ほどは保存可能とのことです。
余ってしまって困るということはないのですが、先日私の松師匠である松さん(Vegan無発酵パンおかゆぱんさん)に教えていただいた、松葉ジュースの飲む以外の活用法がすこぶる良かったので共有しますね。これはほんとに秘密にしたいくらい感動したんです!
松さんに教えていただいたのは「松ジュースパック」でした。
特別に何かを新たに仕込む必要は全くありません。
松葉ジュースの上澄み液、もしくは松葉ジュースをサラシで濾した原液でやるのです。
私もすぐにやってみたのですが、家にあるものでとなるとティッシュしか思いつかず、いつものようにズボラにティッシュでパックしたら、なんともやりづらい・・・。
松さんは無印良品のパック用シートを使われてました。こんな感じのやつ↓↓↓ですね。
もともと化粧水や美容液はもとより、パックなんてよっぽどのことがない限りやりません。
そんな私ですが、秋口だけは肌がボロッとなるので保湿を心がけます。
松ジュースパックをきちんとやればいいのですが、それなら松ジュース化粧水をたっぷりと肌に乗せて手で押さえつつ、上から松オイルでそっとカバーしてもいいのかなと思ったのです。
やり方は、
- お風呂上がりや朝の洗顔後に、松ジュースをさらしで濾した液をたっぷりシュッシュする
- パックだと思って手でしっかりと肌に入れ込むように顔全体を包み込む(もちろんここでパックシートを使用すればベストです)
- 肌がまだ少し濡れている状態で、松オイルをほんの少量手のひらに伸ばして顔全体を押さえるように包み込む
松ジュースは上澄み液を使用してもいいですが、スプレー容器に入れるのであればしっかりとサラシなどで濾してくださいね。スプレーが目詰まりします。
「松オイル」というのは、太白ごま油に松ぼっくりや松葉を漬け込んだものです。
手のひらがパックシートだと思って優しく顔全体を包み込みましょう。
この手順でやるとほんとに長時間潤いがキープできます。
秋口ボロ気味の私のお肌も、なんとなんと自分で納得できるくらいしっとり肌になってきましたよ〜。
今すぐ手元にパックシートがないわという方はこの手のひらパックいかがでしょうか♪
まとめ:松葉ジュースは渋いし苦いけどそれを爽やかさが払拭するアレンジ自在のフレッシュジュース
松葉茶が人気のようで、通販でもなかなか手に入らない状況が見受けられたりしています。
免疫活性、解毒、血流改善、これらは今の時代を生きる私たちにとってとてもありがたい効能ですもんね。
コロさんの枠チンを打ってしまった方やコロさん自体が怖い方、思い詰めすぎずにこのような素晴らしい植物の恩恵を試してみられてはいかがでしょうか。
まずいジュースはいくら効能が高くても我慢というストレスが蓄積して良くない場合もあります。
しかし松葉ジュースは、美しいグリーンの透明感を愛でながら程よい苦味と渋みを味わいつつ、お好きな飲み物で割って美味しくいただくことができるのです。
松は私たちにとってあまりにも身近で、その存在すら空気のようになっているかもしれません。
それほどどこにでもあり、誰にでも優しいということを、今ここで再確認していきたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。