ー本記事は2018年10月2日に公開済みですー
ハンバーグを滅多に作らない、というか、結婚してから10年経ちますが3回以上作ってないかもしれません、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
みなさんはどれくらいの頻度で作りますか?
子供が小さいうちはハンバーグの登場回数も少なくないかもしれませんね。
しかし、ハンバーグや餃子、オムレツに鶏の唐揚げなどの子供大好きお子様メニューは、私の中で完全に凍結しているものなのです。
完成させるのに、なんか一回無駄な事しないといけない気がして・・・。
好奇心が掻き立てられるような面白いレシピを知った時や、変わった素材を使いたくなった時以外は、解凍されることはありません。
旦那も子供も食べたいとほとんど言わないです、凍結しちゃってるんで、そこは。
今回は何年ぶりかに、ハンバーグを作ろうと熱く思い立ったので、見事に解凍されました。
しかし、あまりにも作らないもんだから、基本の作り方をイチから調べるというめんどくさい事になるんです。
出来るだけたくさんのレシピを見て、シュミレーションして、そこから自分のレシピを起こします。
時間かかりますね〜。
でも熱い思いがあると、そこは徹底的に妥協なしで進めるので、案外失敗しないんです。
ではどんな激ウマ発酵ハンバーグを作ったか、ご紹介していきますね♪
ハンバーグって面倒くさいよね
はい、そうです。めんどくさいです。
私も嫌いなわけじゃないんですが、思い付きで作るにはちょっと心揺さぶるものが少ないと思います。
逆にあれこれマイナス面の方に神経が向いてしまって、「やーめた」ってなるんです。
今回は信頼できる良い『ミンチ肉』が手に入ったし、スキレットを使えば上手く出来そうな気がして試してみたくなりました。
そうなると、ムクムクと好奇心が湧いてきますよね。
手も洗い物も脂ギトギト
ハンバーグ作りって、手が、洗い物が、脂にまみれてヤバイ。
手は調理用の薄いナイロン手袋を着用すればまだなんとかなりますが、ボールやらお皿やらが肉の脂で薄い膜が張るくらいギトギトになりませんか?
我が家には1滴でキュキュッと脂を分解してくれる強力な食器洗い洗剤もないので、それはもう洗い物が地獄です。
常備してない材料が多い
ひき肉がメインですが、そのほかに一緒に混ぜ込む食材や調味料が多くないですか?
しかも、それらはいつでも用意できるような常時ストックされたものでもないですよね。
例えば「牛乳」、我が家にはまずこれがない!
ハンバーグのためにわざわざ買う気にもならない。
そうすると、「豆乳」でも作れるのか調べないといけないし、その手間が面倒です。
「パン粉」もね、フライなんて年に1回やるかやらないかの我が家には、あったら奇跡!くらいのレベルでないです。
「パン粉」はある程度冷凍保存できるので、今回は奇跡的にありました。これがなかったらきっと今回の発酵ハンバーグも実現しなかったでしょう。
ただ、「パン粉」の代わりに片栗粉でも代用可だそうですね。
ふっくらジューシーがなかなか・・・
そして、ハンバーグの最大の魅力は、ふっくらした肉饅頭を割った時に出てくるあのジューシーな肉汁ですよね。
これさえ上手くいけば、味なんていくらでもごまかせます。
それほど大事な要素なんですが、上手く出来た試しがないです・・。
たまにしか作らないから上達もしません・・。
しかし、これをかなりの確率で成功に導いてくれる調理器具がありました!
それが【スキレット】なんです。
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肉の旨さは熱の通し方で決まります。
そこを抑えられれば、無敵です!
簡単で美味しいハンバーグが食べたい!
宅配生協を【新潟ときめきパルシステム】に変えてから、肉の品質に信頼感と美味しさを保てるようになりました。
産地や育成環境、エサの品質から生産者の方のこだわりまで、しっかり「見える化」されているので、普段は形のない肉である「ミンチ肉」をあまり購入しないのですが、お手頃価格で良いものがあれば買うようになりました。
立ち上げからこだわりを持って妥協のない取り組みをされている【新潟ときめきパルシステム】さん、おすすめです!
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そんなパルシステムさんで注文した合挽き肉を使って、久しぶりに美味しい手作りハンバーグが食べたくなりました。
用意するもの
今回はスキレットを使って、小さいハンバーグを3〜4個ずつ焼いていく事にしたので、ある程度は肉汁が流れ出てしまいます。
小さいお子様がおられないご家庭は大きめに成型して1個づつ焼いていくと良いでしょう。
- スキレット
- スキレットに合うフタ
- オイル
- 合挽き肉・・300g
- 玉ねぎ・・小1個
- 塩・・小さじ1/2
- 卵・・1個
- パン粉・・大さじ2
- ナツメグ・・少々
- 胡椒・・少々
ここに、ある”発酵食品”を加えるのですが、それが・・・
決め手は発酵ヨーグルト!!
【発酵ヨーグルト】です。
これを加えますよ。
牛乳を常備していないご家庭も少なくないと思います。
もちろん、我が家のように【自家製豆乳ヨーグルト】を常備しているご家庭もそう多くないかもしれませんが、なければ市販のプレーンヨーグルトでも良い…とは言えないんです…。
この『旨み』はおそらく発酵させた自家製豆乳ヨーグルトだからこそだと思います。
牛乳をハンバーグのタネに加えるのは、つなぎであるパン粉を水分で膨らませてしっかりと形作るためであり、また肉の臭みも軽減してくれます。
しかし、別に牛乳でなくてもいいのです。
水でもいいし、臭みはスパイスであるナツメグや胡椒でも十分取れます。
そして、ただ牛乳の代用としてこの【自家製発酵豆乳ヨーグルト】を入れるという感じではなく、ぜひともあえて、これを加えて作ってみて欲しいのです。
よくハンバーグを作っていらっしゃる方にこそ、この『旨み』の違いを体感して頂きたいですね。
私は、牛乳がなくてとっさに閃いた【自家製発酵豆乳ヨーグルト】を入れましたが、最初は酸味が気になり味にどう影響するか心配でした。
しかし、牛乳を入れるより確実に旨みが増すと思いました。
肝心のつなぎの役目は、実際卵や塩で十分なのでしょう、申し分なかったです。
さらに言えば、柔らかみがかなり出て食べやすかったです。
スキレットでの作り方
では、今回はスキレットを使った作り方をご紹介しますね。
- まずはタネ作りから。
玉ねぎを細かく刻んで分量外の塩少々で軽く和え、スキレットに敷き詰めます。
フタをしてごく弱火で火を通していき、透明になるまで蒸し煮にします。
だいたい30分くらい。 - その間に、付け合せやサラダをご用意ください。
- 玉ねぎがしんなりしたらバットなどに取り出して冷まします。
- 合い挽き肉と塩をボールでよくこねます。ここでしっかり捏ねておくと塩がつなぎの役割になりひき肉のタンパク質を分解し粘り気が出てきます。
- 冷めた玉ねぎと、卵、パン粉、自家製発酵豆乳ヨーグルト・・大さじ3、ナツメグ、胡椒を加えて、さらに捏ねます。
- よく捏ねたらお好みの大きさに成型します。
- スキレットにオイルを入れてしっかり熱します。
- 一旦弱火にしてハンバーグを並べます。並べたら中火にして4〜5分で焼き目をつけていきます。
- 裏返して同じように焼き目をつけ、しっかり焼き目がついたらフタをして弱火で6〜7分蒸し焼きにしていきます。
- 串を刺して透明の汁が出てきたら出来上がり♪
スキレットでの優しい火の通りと、ヨーグルトの旨みがマッチして、家族に大好評でした!
まとめ
我が家の場合、ハンバーグに触れる機会が少な過ぎて「お母さんが作るハンバーグ」というもの自体にかなり特別感があります。
テンションが上がりすぎてしまうのでしょう、めちゃくちゃ好評でした。
私しかヨーグルトを入れていることを知らないのですが、誰もそれを指摘しませんでした。
少ーし酸味がありましたが、肉独特の風味とうまくマッチしたのかもしれませんね。
塩でしっかり下味をつけたので、ソースは無しでしたが、全然大丈夫でした。
逆に肉の旨味も存分に味わえる1品となりましたね。
ハンバーグ、これをきっかけに私が作るのも食べるのもハマってしまいそうです。
材料さえあれば、あとはこねて焼くだけです。
面倒と思っていたのは、いろいろ手間をかけて作るわりに上手く出来なかったというトラウマがあったかもしれませんね。
みなさんもぜひこのヨーグルトと肉のマッチングを試してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。