親がアトピーなら子供に遺伝?新生児をアトピーにしない方法あります | suzukinblog
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親がアトピーなら子供に遺伝?新生児をアトピーにしない方法あります

ー本記事は2019年2月15日に公開済みですー

とうとう、日本に生まれてくる赤ちゃんの5人に1人が、生後すぐからアトピー性皮膚炎に苦しむ時代になってしまいました。

生後すぐという制限を外せばその比率はグンと上がるのではないでしょうか、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

私が小さい時にもアトピーの子はいました。私も私の妹もそうでした。

昭和30年以降からどんどん増えていき、今では5人に1人ですよ。

あなたの周りはどうですか?

知り合いに、1人と言わず結構な数のアトピー持ちっ子いませんか?

我が家の長女は生まれてすぐではなかったですが、1歳を迎える前には奇妙な肌をしていました。

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新生児アトピーの原因は何?

生まれてくる赤ちゃんにお母さんが授ける一番大事なもの、それは名前でもベビードレスでも母乳でもありません。

お母さんの乳酸菌です。

無菌状態の胎内から細菌パラダイスへやってくる赤ちゃん

母体の中は無菌状態でしたね。羊膜と子宮に包まれた母海のなかでプカプカと気持ち良く過ごしている赤ちゃんは、当然アトピーなどとは無縁のツルルツ状態でしょう。

膣内フローラの記事でも書きましたが、子宮のフタが開いた途端から、これまで触れたことのなかった細菌群に全身をすりつけながら外界へと誕生するのです。

この細菌群は50%が乳酸菌なので酸性に保たれている状態です。

お母さんの身体中から結集してきた選ばれし乳酸菌たちのおかげで、害のある細菌や悪玉菌を寄せ付けず、とてもナチュラルで優しい細菌の膜で赤ちゃんの外も内も満たしていきます。

産道を通り抜けて出てくる外の世界は、さらなる細菌たちが待ち受けています。

空気中にはいいものも悪いものも、さまざまで多種多様な細菌やウィルスで満たされています。

Welcome!Oh Baby!It’s a Bacterium world!

つぶつぶ細菌システムは目には見えないけれど、お母さんから赤ちゃんに受け継がれるとても大事なものですね。

膣にも腸と同じ【フローラ】があった!膣カンジダは感染じゃない!?
膣や産道、子宮という場所は、新たに誕生する生命と密接に関わるとても大事なところですね。細菌や微生物たちも思っているのでしょう、ここはどんな有害な細菌も寄せ付けないように重点的に守っているのです。どなたが?それはあなた、乳酸菌様でしょう!

産道で免疫基材をプレゼント

自然分娩だから産道できちんと乳酸菌を受け渡すことができる、なんてことは言えませんよね。

その産道に優秀な細菌群がちゃんと待ち受けていてくれていないと、何の意味もありません。

では、それはどこからどうやってくるの?

たぶん、赤ちゃんが「もうそろそろ出よっかな〜」とかなんとかサインを送るのだと私は思っています。

そのサインをキャッチした乳酸菌たちは「オッケー!」と承知し、いそいそとお母さんの産道めがけて人体という樹海の中を泳いでくるのではないでしょうか。もちろん、もともとお母さんの膣は乳酸菌がいるので救急部隊というか、さらなる応援団がやってくるというイメージでしょうか。

そして準備万全整ったら、細菌たちが今度は「いつでもええで〜」とかなんとか。

赤ちゃんは自分のいいタイミングで陣痛を起こし、羊膜のフタが開いたら、細菌たちというプレゼントを受け取るのです。

細菌に感染しながら免疫システムを訓練し、いろんな悪玉菌から身体を守っていくのです。

赤ちゃんに住みついた細菌は、20分後には分裂し増殖を始めるのです。

そしてお母さんの腕に抱かれて2時間もしないうちに、細菌はひ孫の子供の子供の代まで創り上げているのです!

びっくりですね。

しかし、まぁ全てが優秀とは言えないとしても、この基本的なプレゼントがあるだけ幸福なんです。

この細菌群というプレゼントをほぼゼロにしてしまう輩がいるんですねー。

さてそれは一体なんでしょう?

答えは後ほど…。

帝王切開でも大丈夫!

自然分娩で赤ちゃんが産道を通ってこそ、お母さんからの『基本ギフト』を受け取れると思いますか?

確かに、そこでしか受け取れないものはあるかもしれません。

では、帝王切開という、子宮から直接赤ちゃんを外界にさらす方法では、赤ちゃんはプレゼントなしのかわいそうな子、なのでしょうか?

いいえ、それは違います。

お母さんの産道に、立派な強力精鋭乳酸菌部隊が集結していることは同じです。

そこの粘膜を生まれた赤ちゃんに摂取させる、擦り付けるといった処置を行えば、同じようにプレゼントを受け渡せますよね。

また、赤ちゃんが最初に出会う細菌が、取り上げてくれた人の手の常在菌、お母さんの手の常在菌ということもありますね。

とにかくいろんな細菌に感染しながら成長していくのは一緒なので、スタート地点の量がやや少ないという点はありますが、帝王切開だからといってプレゼントなしではないのです。

スピードは遅いかもしれませんが、7歳までにはほぼ同じくらいの腸内フローラになるそうです。

ただし、意味のない不自然な帝王切開は避けた方がいいと思います。帝王切開はアトピーやアレルギーの発症率が普通分娩の場合よりも高いということも事実としてあります。

少子化による出産費用の低下を懸念する産科医と、便利さや合理性に慣れて我慢できない傾向にある妊婦さんによって、簡単に「帝王切開」を選んでしまっていないでしょうか?

その結果、我が子がアトピーやアレルギーになってしまっては、何が合理的なのかわからなくなりますね。

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出産は医者じゃなくあなたと赤ちゃんのためのもの

『出産』には体験したものにしか分からない、なんとも言いようがない不安恐怖がつきものです。

新しい命を体内に宿し、日々大きくなっていく自分のお腹を見るにつけ、喜びと同時に大きな不安も伴います。

さらに、いよいよ出産という時期になり、主治医の先生や看護士さん、助産師さんとの関係性が良好でなかったら、まともに産めるのかという思いすらよぎるかもしれません。

しかし、お腹の赤ちゃんが元気で母体に問題がなければ、余計な心配しないでデーンと構えていてください!

大丈夫!赤ちゃんと細菌群たちがあなたを後押ししてくれますよ♪

膣内検査で陽性はごく普通

産前に行う「膣内検査」「陽性」が出たので、抗生剤処置しときましょ?

え? 膣内フローラをそんな簡単に壊滅させるの?産科医が?

これが先ほどの「輩」の正体ですね。

知ってか知らずか、余計な病気を併発されて病院の評判が落ちるのが怖いのか、なんでもかんでも抗生剤処置はまずいですよね。

せっかく赤ちゃんのために集結してきた乳酸菌群をもなかったことにしてしまう、これはある意味とんでもない医療ミスです。

水洗ウォッシュレットやビデを常時使用していると、ほとんどの場合雑菌優位となります。

というか、雑菌がない膣ってどんな膣よ!?いやたしかにウィルスや有害な細菌に侵されているとしたら適切な処置も必要かもしれません。

しかし、妊婦本人が不快や苦痛を感じない限りは、膣内フローラが異常事態であるということはないと思うのです。

抗生剤をご丁寧にお断り

初産では特にお医者様、助産師様におまかせとなってしまいがちですが、お産は誰のためにするんでしたっけ?

産婦人科の先生の評判を上げるため?

先生や看護士さんといい関係を保つため?

世間体を気にする家族を不快にしないため?

ご自身と赤ちゃんのため、自分と赤ちゃんの力を信じて産み出す、主体的なもののはずです。

どうしても抗生剤を処置してほしくないのであれば、きちんと話してみるべきではないでしょうか?

一般的な雑菌なら仮に赤ちゃんが感染して生まれても、胎便で自力排泄できると言われています。

赤ちゃんが無事に健康に生まれてくるという絶対的な保証はどこにもありません。しかし、出産に向けていろいろ勉強し努力してきたお母さんには、お医者さんにも負けない知識と自信と愛があるのではないでしょうか。

産前からできる努力とは?

抗生剤というのは、むやみに処置するものではないですね。

妊娠期間中は、母体と赤ちゃんという『2つの命』に気をまわさなければいけないので、つい「確実に」滅菌したくなるのかもしれません。

お医者様も妊婦自身もね。

膣に施す抗生剤だけではないですよ、妊娠中の風邪薬服用抗生剤、ステロイド服用も同じです。

お母さんの腸管と産道粘膜は繋がっているので、お母さんの腸内フローラの乱れはそのまま参道に影響します。

逆もまた然りです。

産前から腸内に意識を向けて、悪玉菌を増やさないように心がけることが大切です。

風邪などは引いてしまったら仕方ありません。病院の前に薬の前に、焦らずゆくっりと体を休めて細菌たちが闘っているのをじっと待つのも大事です。

そして、日常的には、

  1. いい乳酸菌を摂取したり
  2. 食べ物に気をつけたり
  3. ストレスをためないようにうまく発散したり
  4. 適度に歩いて血流を上げたり、日光を浴びたり

といった、普通のことを無理なく普通に習慣にできたらいいですね。

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最後に少し私めの話を・・・。

私は、聞いて驚かれるかもしれませんが、第3子妊娠中でも乳酸菌風呂、お湯を1ヶ月近く変えないという噂のあのお風呂にずっと入っていましたよ。

そして特になんの問題もなく9ヶ月を終えようとしていた時、まさかの「破水」・・・。3姉妹みんな予定日より早い破水からお産が始まっています。

あと4週残っていたので、ギリギリ入院しないといけないという始末・・・。

さらに陣痛がなかなかこなくて、ベッドに絶対安静の骨盤高位キープです・・・。

2日目の夕方には陣痛が来て1時間ほどで生まれましたが、普通に抗生剤処置されました。点滴も挿しっぱなしでした。

この時はしょうがないというか、無事に生まれてくれることをこんなに願った日はないほどに、ただただ元気な赤ちゃんに会えたらもう何でもいい!とさえ思っていました。

お腹に赤ちゃんがいるお母さんて誰しもそう思う瞬間がありますよね。

実際どうだったのでしょうね。

パパのお腹の上で眠る赤ちゃん

蛍光灯ガンガンのオペ室に生まれてきて、初乳は与えることができましたが、これまたギリギリ低体重ということで母子同室ならず保育器でミルク生活・・・。

退院も別々と決まったときにはさすがに泣けてきましたが、そんな我が家の3女は、アレルギーもなく肌も3姉妹のなかで一番丈夫でノントラブルです。

抗生剤処置や点滴、人工乳などは3女以外では経験していません

そして、この我が家のめくるめく乳酸菌生活次女が生まれた後からの実践になるのです。

まさに乳酸菌にまみれて生まれてきたと言えるのか、1回すべてを総ざらいなしにされたのか、自力で乳酸菌を隠し持っていたのか、誰にもわかりません。

ただ、腸内がどうなってるのか謎なのは、現在3歳にしてお便さんが強烈なんです・・・。

2歳まではいい感じで毎日のように出ていたし、0〜1歳にかけては、「おむつなし育児」に目覚めた私によって下半身フリー状態にされていたため、こっちが察知して洗面器に構えさせたら上手に出してましたよ〜。

「おむつなし育児」で裸の赤ちゃん

それが、こんなこと↓↓↓になってしまうくらい尋常ならざる状況なのです・・・。

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まぁこの3歳児は、上の2人の姉たちとは違った育児法で育てているということもあります。

沐浴のときから乳酸菌風呂ですし、今まで1度も病院のお世話になっていないのです。なので診察券もかかりつけ小児科医もありません。ここはさらっと聞き流しましょうね♪

この3歳児がどうなっていくかは、みなさんも一緒に見守ってくださいね。

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まとめ

アトピーは遺伝子レベルでの遺伝はしないとはいえ、お母さんやお父さんがアトピーを克服できていない状態ということは、腸内フローラがおそらく整っていないといえます。

当然腸内だけではないですよね、いろんなところの細菌群や粘膜質に異常がないとは言い切れません。

子宮内にもフローラがあると言われていますので、妊娠しやすい、しづらいということもそのあたりに答えがあるのかもしれませんね。

とにかく、つぶつぶです。

残念ながら私たちはこの目でそのつぶつぶワールドを見ることはできません。自分の腸内フローラや膣内フローラ、そして日々何によってそのフローラが影響を受けているのか実感することも難しいです。

しかし、そこでいろんなことが行われていることは確かなのだと思います。

私たちを構成している菌や微生物たちのことに意識を向けて、今までの思考から大きくパラダイムシフトしてみませんか?

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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