ー本記事は2019年4月14日に公開済みですー
赤・青・黄。
信号と同じカラーのカレー。
どれも本当に美味しくて、我が家には常にカレーペーストがストックしてあります、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
タイカレーを自宅で作るって、ちょっとオタクっぽいですよね。
はい、オタクです。
いや、でもね、普通に作れるし外で食べると高いし絶対家で作って食べた方がお得だし美味しい、と思うのです。
スパイスを調合して作らなくてもいいじゃない!
市販のペースト使ったらいいじゃない!?
もっと気軽にタイカレーを家で食べませんか?
今回は、市販のカレーペーストをもっと気軽に活用したら家でも美味しいタイカレーがいつでも食べられるよ、ということを主張していきたいと思います。
【タイカレーペースト】何がある?
我が家にストックされているのは、信号カラーのカレーペーストでしたね。
それは輸入食材のお店やスーパーなどに行けばおいてあることも珍しくありません。
まぁ、ネットでポチが一番確実かな。
では、信号カレー以外にどんなものがあるのか、信号カラーも含めて見ていきましょう♪
グリーンカレー
こちらはみなさんもよくご存知のタイカレーですね。グリーンカレー。
グリーンチリ、緑の唐辛子を原料としたスパイスカレーです。
原材料は、
- グリーンチリ
- レモングラス
- にんにく
- 食塩
- ガランガル
- エビペースト
- カフィルライムピール
- コリアンダーの種
- ペッパー
- クミン
- ターメリック
です。
もっとグリーンカレーについて知りたいという方は、ぜひこちらの記事↓↓↓をご覧くださいね♪
レッドカレー
いかにも辛そうなカレー、レッドカレー。こちらのメインスパイスはレッドペッパー、赤唐辛子ですね。
これもグリーンカレーと並んで、日本人には馴染みのあるカレーかもしれませんね。
緑と赤、この2つはタイスパイスカレーの王道と言えそうです。
原材料は、
- 赤唐辛子
- にんにく
- レモングラス
- 食塩
- エシャロット
- ガランガル
- エビペースト
- カフィルライムピール
- ペッパー
です。
グリーンカレーと似ていますね。
レッドカレーには鶏肉より豚肉がおすすめです。
カントリーカレー風レッドカレー
田舎風カレー「ゲーンパー」として、タイの家庭で愛されてきたスープに近いカレーです。
ココナッツミルクも使いません。
なので、一般的なイメージのタイカレーよりやや酸味と辛味が強く感じられるかもしれません。
サラサラしたスープ状で、肉や魚介、野菜などをたっぷり入れて煮込む、栄養満点のカレーです。
原材料は、
- レモングラス
- 乾燥唐辛子
- 塩
- エシャロット
- にんにく
- ガランガル
- エビペースト
- ライムリーフ
です。
見た目も、スープそのものですね。
イエローカレー
こちらは緑・赤よりもややマイルドな辛さと言われています。
タイカレーの素材とインドカレーのスパイスが融合したカレーで、ターメリックの鮮やかな色が食欲をそそりますね。
ココナッツミルクだけじゃなく、より濃厚なココナッツクリームを使用する場合が多く、ほかのカレーに比べて豊潤でクリーミーな味わいがあるのが特徴です。
具材には、大きめのジャガイモや豚肉、玉ねぎなどが合います。
原材料は、
- レモングラス
- にんにく
- エシャロット
- 食塩
- ガランガル
- 赤唐辛子
- コリアンダーの種
- カフィルライムピール
- クミン
- シナモン
- メース
- ターメリック
- カルダモン
です。
スパイスカレーの中でもこちらは比較的子供も食べやすい方かもしれません。
サワーカレー
私も初めて聞きました。サワーカレー。
タイ南部地方のカレーで、海が多い地方だけに魚介類がふんだんに使われるそうです。
タマリンドペーストを最後に入れ、ココナッツミルクを使用しないので酸味があり、さらさらのスープ状のカレーです。
ココナッツが苦手な方や、魚介類が好きな方にはピッタリですね。
原材料は、
- エシャロット
- 唐辛子
- 食塩
- エビペースト
- 酸味料
です。シンプルですね。
スパイスカレーというより、素材の味を楽しむスープといった感じかもしれませんね。
マッサマンカレー
マッサマンカレーも近年日本で流行し、その名も随分浸透したのではないでしょうか。
しかし、実際にカレーを食べたことがある人はまだそんなに多くないかもしれませんね。
アラブ国からタイに伝わり、タイ風にアレンジされていった歴史あるカレーです。
アラブというとイスラム圏ですから、基本的に豚肉は入りません。
ジャガイモもしくはサツマイモとピーナッツを入れた、汁気の少ない甘みのあるカレーです。
原材料は、
- 唐辛子
- レモングラス
- にんにく
- シャロット
- 食塩
- エビペースト
- コリアンダーの種
- クミン
- こぶみかんの葉
- ナツメグ
- カルダモン
です。
日本人にも好まれやすい味だそうなので、具材をいろいろと試して楽しめそうですね。
パナンカレー
こちらも初めて知ったタイカレーです。タイ南部の伝統的なカレーだそうです。
炒めたココナッツミルクとお肉を絡めて煮詰めていくという、ちょっと変わった作り方のカレーですが、その分ココナッツの甘みが十分に出て、マイルドで豊潤な味わいのカレーになります。
本場流はお肉だけで仕上げますが、いろんな食材と合わせてもいいですね。
原材料は、
- 唐辛子
- レモングラス
- にんにく
- シャロット
- 食塩
- カランガル
- 緑豆
- エビペースト
- こぶみかんの葉
- コリアンダー
- ペッパー
です。
レッドカレーとほとんど同じスパイスを使いますが、クミンとコリアンダーを多く使用した香り豊かなカレーのようです。
【グリーン&レッド】カレーに挑戦!
タイカレー、美味しいけど家で作るのはちょっと・・・。
そんなことを思っているあなた!
そんなことはないんです!
売っているカレーペーストのパッケージの裏を見たことがありますか?
実はびっくりするほど簡単に作れるんですよ。
手順はほぼ同じ
全てのカレーペーストを試したわけではありませんが、おそらくほぼ同じような状態のものが入っているのでしょう。
そして、だいたい作り方も似たり寄ったりだと推測できます。
もし、違うことが書いてあったとしても、同じように作ってしまって何ら問題はないでしょう。
ペーストを油で炒める
↓
肉、野菜の順で入れて炒める
↓
ココナッツミルク or 水を入れて煮る
↓
スパイスで調整
↓
仕上げにナンプラーとシュガーを加える
↓
出来上がり♪
だいたいこんな流れです。
ペーストとココナッツミルクとスパイス
タイカレーが、あまり自宅で作る料理として馴染みがないのは、「家にあるものですぐできる」わけではないからではないでしょうか。
確実にそのためだけに使うものが必要で、普段の料理に使うことがほとんどないので、買うほどではない、そう思ってしまうのです。
でも、ちょっと待った!
これさえ買っておけばいいんですよ!
しかも、日持ちするものだし、確実にまた食べたくなるものだから買っておいて損はないと思います。
スパイスといっても、私が用意しているのは「こぶみかんの葉」だけです。
あとはペーストに入っているので、たまにレモングラスやローリエを入れることはありますが、なくても全然大丈夫。
調味料も、「ナンプラー」さえあればタイの香りがするはずです。
最悪なくてもいいです。もちろんあった方がいいし、小さいのを買っておけばすぐになくなりますよ。
逆に、家にあってあまり使わないものなんて他にいくらでもあると思いませんか?
それなら、思い切ってこれだけは用意してみて下さい!
必ずやすぐになくなって買い足す羽目になるはずです。
【グリーン&レッドカレー】が最高だったとは!
今回は大量に作りたかったので、ストックしていた小袋のペースト1つじゃ足りないなと思ったことがきっかけでした。
小袋のペーストがレッド1つ(50g)しか残ってなかったのです。
しかし、我が家には冷蔵庫に眠るボトルいっぱいのグリーンカレーペーストがあるじゃないですか!?
ドッキングしちゃいましょ。
それも、実際この2つのカレーを作ったこと、食べたことがあったから思いついたのですが、
どちらの良さも引き立たせることができるかもしれない、と。
作り方は先ほど示した通りの簡単な手順で進めました。
★ ペーストの比率はとりあえず1:1ですね。(全部で100gちょい)
★ 具材はたっぷりなんでもOK
★ ココナッツミルクは増やさずそのまま1缶のみ(ペーストに対しては半量になりますね)
★ 水分をその分多めに(納豆水をドボドボっと)
こんな感じで作ってみました。
するとどうでしょう・・・。
めっちゃくちゃ美味しくなったではありませんか!!
というか、正直グリーンカレーに飽きていたんですね…。
ボトルがあるからってそんなにしょっちゅうは作りませんが、たまには違うものも食べたくなります。
とにかく全てがいい感じにまとまっていて、うまくいく想像はしていましたが、その想像を超えるような美味しいカレーが出来上がったのです。
これは、レッドカレーペーストのボトルもポチかもしれませんね。
まとめ
今回は、実家の両親が娘の入学をお祝いしにはるばる来てくれたので、その日のお昼にササっと出して美味しく食べられるものをと思い、メニューをカレーにしたのです。
当然子供たちと辛いのが苦手な父はそれではいけないので、娘たちと旦那が甘口カレーを作ってくれました。
これもじじばば泣かせの演出でしょ(笑)
私の母は辛いものが好物なので、絶対喜んでくれると思っていたのです。
入学式から帰ってきて、家で待っていてくれたみんなをもてなすのには、手作りカレーというのもオツですよね。
普段そんなカレー食べないだろうからとっても喜んでくれました!
つられて父も食べてみましたが、辛くて全くダメでした。
母曰く「タッパに入れて持って帰りたいわ〜」「お店の味みたいやな〜」
お店の味、いただきましたー!
そう、おもてなしにも使えるのです。
今日からあなたも買い物かごに入れるのは、カレールーじゃなくてタイカレーペーストかもしれないですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。