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ババロアって何?他のゼラチンスイーツとの違いは?実は簡単に作れる!

ー本記事は2019年6月9日に公開済みですー

ゼリーや寒天はよく作りますが、ババロアはスルーでした。

たとえ、旦那のお気に入りスイーツダントツトップがババロアだったとしても・・・スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

だって、ババロアが自宅でうまく作れる気が全くしないですから。

材料も工程もきっと複雑で、それだけでなく温度管理とか、いろいろ他のスィーツにはないめんどくささがあるイメージがありました。

しかも、そうやって余計な神経いっぱい使って作ったわりには全然美味しくない、みたいな。

そんな負の連想しか思い浮かびませんでした。

しかし、アンチババロアの皆さん、これが実はとーっても簡単に作れるんです!

私は今回長女の誕生日用に、その重い腰を上げたのです。

9歳女児は40歳男より採点が甘いだろうという魂胆が見え見えですね…。

そして、失敗はしたもののなんとか最後にはみんなからの

「これ、毎日でも食べたい!」

を頂けたのです!

では、そんな我が家独自の納豆ババロア、見る勇気がある方はどうぞじっくり読み込んでいって下さいな♪

その前にこんな記事↓↓↓も読んどいてみて下さいな♪

【菌坊さん流納豆水豆乳ヨーグルトのその後】この簡単さでこの完成度!
6年以上前の時点では、乳酸菌だけで作るヨーグルトが一番!と思っていました。しかし、納豆菌で作るヨーグルトを知った今、「もうみんな納豆菌でヨーグルトを作っちゃえばいいじゃない」と言いたくなるほど優れた自家製発酵食品なのではないかと思うのです。
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ババロアって何?

これは本当に大いなる疑問なんですが、ババロアがお気に入りスイーツトップって、コア過ぎませんか?

私なんてババロアをまともに食べたことがあるかどうかも明答できませんよ。

プリンとも違うしムースでもない、ババロアって何?

ババロアは貴族の嗜好品

『ババロア』という名前は、フランス語で“バイエルン王国の”“ババリアの”という意味です。

ババリアという国の貴族のお抱えシェフが考案したデザートで、その地方に昔からあった生クリームを使った温かい飲み物をヒントにして作られました。

元の飲み物にはチーズが入っていたともいわれていますが、その温かいものをゼラチンで固めて飲み物ではなく素敵なプルプルデザートへと変身させたのです。

さすがフランス人シェフのすることは洒落てますね。

生クリームが基本であとは卵や砂糖などでコクを出すのでしょう。

今ではいろんなタイプのババロアがありますが、この古典的なデザートはなんだかとてもカロリーも高く濃厚そうですね。

ババロア以外のプルプルスイーツ違いは?

ババロアのややこしいところが、似たようなプルプル系デザートがいろいろあって混同してしまうということです。

しかも名前がどれも違う!

「ババロア〜」とか「〜ア・ラ・ババロア」とか、どっかに同じ言葉が入っていたりすると区別しやすいですけどね。

ババロアに、ムースに、プリンに、ブランマンジェに、パンナコッタ・・・。

プリンしか自信をもって知ってると言えません、私…。

これらは発祥の地がそれぞれ異なっているし、パティシエの創作意欲や解釈によっても呼び方が変わったりするそうです。

【プリン】

プリンは、家庭でも手軽に作れるデザートですね。

こちらはイギリス生まれの『プディング』からきています。

元々はいろんなものを蒸したり冷やしたりして固めて保存した食品のことを表していたそうです。

それが日本で転じて「プリン」になったのです。

「卵・牛乳・砂糖」を熱を使って固めるのですが、このとき凝固剤などは使わず卵の固まる力だけで全体を固めてまとめます。

【ババロア】

ババロアも最初に誕生したときと今とでは、やや定義に変化があります。

まず「卵・牛乳・砂糖」を熱しながら混ぜていき、カスタードクリーム状態にします。

元々はここに生クリームがたっぷり使われていたのでしょうけれど、牛乳で十分だという解釈をする人もいるようですね。

最近では卵すら入れなくていいというレシピまで出てきています。

そしてそれをゼラチンの冷えたら固まるという特徴を用いて冷やし固めます。

【ムース】

ムースはまた先の2つと異なり「泡」という直訳からもわかると思いますが、ホイップして空気を含んだ状態のものをいいます。

こちらはフランスが起源の食べ物です。

基本的に「生クリーム・卵白」を泡立てる工程が必ず入ります。

そしてそこにフルーツピューレやチョコなどを加えて味をつけ自然に固めたものです。

【ブランマンジェ】

ブランマンジェ?なんでしょう?

こちらはフランス語で「ブラン=白い」「マンジェ=食べ物」という意味だそうです。

元になった食べ物が、アラビア地方のアーモンドと砂糖を使ったものといわれていて、基本的にはアーモンドミルクと砂糖を煮詰めて冷やし固めたデザートといえるでしょう。

冷やす際に生クリームゼラチンを加えることが特徴ですね。

アーモンドを使わず牛乳のみで作るものはイギリス式とも言われるそうです。

【パンナコッタ】

こちらはイタ飯ブーム時のティラミスと人気を2分したような感がありますがイタリアのデザートです。

「生クリームを煮詰める」という意味だそうです。

生クリームと砂糖を煮詰めてゼラチンで固めたという、これらの中では一番シンプルな製法な気がしますね。

境界線が曖昧になっている

結構たくさんありますね、プルプルスィーツ。

そして、どれも曖昧です…。

生クリームがどうとか、固め方がどうとか、卵を使う使わないとか。

本当に、パティシエの解釈に振り回されているだけのような気がしないでもありません。

もう全部「豆腐」というくくりにしてしまうのはどうでしょう?

『スィーツ卵豆腐』

『カスタード豆腐』

『泡豆腐』

『アーモンド豆腐』

『生クリーム豆腐』

杏仁豆腐だって別に豆腐を使っているわけではないですし、わかりやすくていいと思いませんか?

無茶苦茶な結論…。

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正統派じゃないババロアの作り方

こうやって自分で調べてしまったばっかりに墓穴を掘ってしまったという結果に…。

私が今回作ったものは全然ババロアちゃうやん!

ということが判明してしまいました…。

だって、カスタードの要素はないし、ノンエッグ、ノン生クリーム・・・。

ということは、これは、

『ヨーグルト豆腐』やね。←消極的…。

いや、やっぱり、ノンエッグ・ノン生クリームババロアでいこ♪

ゼラチンって楽チン!

私がよく作る寒天は、鍋でよーく煮詰めて寒天を溶かし切らないといけません。

これが結構手間なんですよね。

ただ火にかけておくだけではダメで、その間できるだけかき混ぜ続けておかないといけないのです。

その点ゼラチンは、80℃以上の少量のお湯でふやかしておくだけで、あとは温かいものでも冷たいものでもただ混ぜるだけでいいのでとっても楽チンなのです!

食事系でも、スイーツ系でも、冷やせばなんでも簡単に固めてくれます。

逆にあったかいままのものに入れると、そのまま味や食感を損ねることなく簡単にコラーゲンを取り入れることができるのです。

食感は寒天よりもソフト

また、寒天はヘルシーでダイエットにもいいですが、その食感がプルプルというよりコリコリですね。

こういう点もおそらくババロア好きには「全然違う!」ということになるのでしょう。

ババロアのソフトなプルプル感が、よりリッチなデザート感を演出してくれるのかもしれません。

作り方

私は、ババロアって本当にもっと複雑な作り方だと思っていたのですが、それは古典的バビロニア時代のババロアのことだったのかもしれません。

現在は、とりあえず白っぽいものをゼラチンで固めれば「ババロア」って認識されるようですよ。

ババロア好きの旦那もちゃんと認めてくれましたし…。

もちろん正統派はきちんと卵や生クリーム、バニラビーンズを使って作ってくださいね。

今回は、その白っぽいものを「納豆水豆乳ヨーグルト」で代用しました〜。

ゼラチン5g200〜300mlの液体を固めることができます。

ゼラチンは80℃以上の少量のお湯でふやかしておきます。

ゼラチンの画像

納豆水豆乳ヨーグルトと豆乳を〈1:1〉で用意しておきます。

③を混ぜたものを少量小鍋にとり、砂糖大さじ2と一緒に火にかけます。

ふつふつしてきたら火を止め、よく混ぜて砂糖を溶かします。

⑤と残りの③と②を全部一緒に混ぜます。

お好みでジャムやフルーツ、ココアやコーヒーなどを入れてもいいですね。

型に流し入れて冷蔵庫で固まるまで冷やします。

出来上がり〜♪

出来上がったババロア

2層式にしたい場合は、最初の層が固まったのを確認して同じように上から2層目を流し込んでいきます。

簡単すぎますね。項目が多くなっていますが、実質の作業は④〜⑥くらいなもんです。

でも、確かにここに生クリームを足せばそれだけで格がちょっと上がるかもしれませんね。

特別な日のババロアにはぜひ生クリームを加えてみて下さいね。

コラーゲンも有用菌も

高価なコラーゲン関連のサプリメントを使わなくても、近所のスーパーに売っているゼラチン納豆豆乳があれば、一気にコラーゲンも有用菌も摂取できてしまうのです!

【コラーゲンは『クックゼラチン』で十分摂れる!?成分の牛骨は大丈夫?】

まぁ、納豆水豆乳ヨーグルトありきの話ではありますが、こうして活用方法が増えると自分の好みの食べ方を模索できて楽しいです。

納豆の匂い?

もちろん全然しません!

ヨーグルトの爽やかな香りの、ババロアもどきに仕上がりますよ♪

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まとめ

やはり外国のデザートは奥が深いですね。

今回調べてわかったのですが、プルプルスィーツのほとんどが元来食事用に活用されていたようです。

また、薬膳や療養用としてもとても重宝する食べ物であるといえますね。

寒天で固めたものではそうはいきませんが、ゼラチンでプルンプルンにしてあげると、それだけで立派な高級デザートになります。

そんなババロアですが、生クリームではやや重くなりそうなところをヨーグルトにしてあげることでかなり優しいデザートになります。

味の方も、ヨーグルト独特のクセが抜けてとても食べやすいさっぱりデザートでした。

フルーツとの相性もバッチリなので、イチゴやキウイなど色味が鮮やかになるもので楽しんでみるのもいいですね。

正統派ババロアではないですが、こうやって手軽にゼラチンを楽しめるなら「いろいろ豆腐」でいいじゃないですか?ね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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