ー本記事は2019年6月27日に公開済みですー
ご飯を毎日食べる、さらに炊くという人は、その行為を改めて考えてみることがときどきあると思うのです。
本当にこのご飯には栄養があるのだろうか?
本当にこのご飯の炊き方で合っているのだろうか?
本当はもっと美味しく食べられる方法があるのではないだろうか?
日本人なら一度は考えると思うのです、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
何を隠そう、小さい時はご飯というものがあまり好きではありませんでした。
ひどい話ですが、あまりにも喉を通っていかないご飯を、母親の目を盗んで流しの三角コーナーにこっそり捨てちゃったことが一度だけあるんです…。
おばあちゃんたちが一生懸命育てたお米だというのに…。
もちろん、すぐに見つかってこっぴどく叱られましたが、その時はどうしても食べられませんでした。
ご飯が美味しくなかったのか、私の味覚が追いついていなかったのかわかりませんが、今でも子供たちがたまに喉を通っていかない様子が見て取れるときがあります。
大人になった私は、そんな子供に対して、
「残さず食べなさーい!」
なんて言ってるんですよ。大人なんてこんなもんなんです。
あかんね〜。
でも、最近我が家に起きたささやかな革命によって、おそらく今後子供たちがご飯を受け付けないということはないのではないか、と確信に近い想いを抱いております。
では、今回は、革命の真相とお米の謎に迫っていこうと思いますよ♪
美味しいご飯の条件とは?
みなさんは、米を炊く前に米を研ぎますか?
私は洗います。
え?まだ研いでるの?
米は研がなくていいよ
もうこのご時世、普通に売っている白米は研ぐ必要はありません。
昔の精米技術が良くない時代とは違いますから。
昔は精米後の米に付着するまだらな糠層を、米同士をこすり合わせるように研ぐことで落とそうとしていたのです。
精米技術が発達しきれいに糠層が取り除かれた米は、こすって研ぐ必要はないですよね。
でも洗いましょうね!
出典:株式会社金山
↑↑↑この図のように、刈り取られた稲の穂から籾殻を取り除いた玄米は、しっかりと殻に包まれています。
籾殻の状態では何十年と腐らないでしょうけれど、まずその1枚目の殻が剥かれた状態の玄米、この状態から米は目覚めていくと思うのです。
殻、破られていますから。
そこからさらにぬかを取り除き、ぬかと胚乳の間にある「うまみ層」ともいわれる『糊粉層』の状態になったものが白米です。
この「糊粉層」は、酸素に触れると分解が始まります。それが酸化ですね。
空気や湿気でどんどん酸化していきますので、これは美味しいものではありません。
現在の「米とぎ」はこの糊粉層の洗い出しなのです。
これはやはりやった方がいいですよね。
精米後時間が経過しているほどに・・・。
米は生鮮食品だからきちんと保存する
お米は見た目そんなに変化しませんよね。
昔から米びつに入れて常温で保存していましたが、これは玄米だからだと思うのです。
これ、白米となると、もう皮をむいた果物をそのまま常温で放置しているようなものではないですか!?
それは違うか・・・。
でもね、米は収穫された後、籾殻に守られている間はじっと休眠しているかもしれませんが、それを剥がされ、さらに薄着にされていく過程でどんどん目覚めて活動し始めますよね。
活動というか代謝・分解ですね。
いわゆる劣化です。
よくお米は乾物ではなく生鮮食品だといわれますよね、そのへんの理由がこの薄着にあるのではないでしょうか。
稲穂は乾燥させるかもしれませんが、その殻や皮を剥かれて出てきた米は生物として扱う方が美味しさを維持できるとわかります。
できれば、匂い移りがしにくい容器に入れて冷蔵保管したいですね。
もしくは、厚着のままの玄米で保存するとかね・・・。
我が家が取り入れたご飯革命!
ここまで読んで頂いた方はもうおわかりですよね!
お米の鮮度を極力失わないことが、美味しいご飯を炊くための必須条件であることが。
そうです、お米の劣化は、白米を買ってきた時点でちょっと私たちの手には追えないほどに進んでいるかもしれないのです。
どうしてもそこまで認識できない私を奮い立たせて、我が家はある行動に出ました!
それが我が家のご飯革命です!
玄米を買う
お米は玄米の状態で購入することが、まぁ絶対条件であることはわかります。
うちも基本的には玄米を常備しているのですが、急なお客さまがあるときや、精米所に行く時間が惜しいとき、そんな時は迷わず白米を買います。
そして、常温で放置していました。
ただ、私は米を炊くときに塩を結構入れるので、正直その米自体が美味しいかどうかについてそこまで敏感ではありません。
塩ご飯、美味しいですから。
さらに、新潟で食べる新潟米はやっぱり劣化がしれているのかどこよりも美味しいです。
我が家のお米事情は、品種はそこまでこだわらず、玄米で買っておいた30キロの米を、できるだけ10キロ単位で精米しに行きます。
これがね、劣化防止うんぬんの前にキツイんです。
毎回100円かかるし、車でいちいち出かけないといけないし、10キロといっても毎回測って車に積み込むのは面倒な作業と感じてしまう・・・。
ね、いろいろキツさがありますよね。
当然、使い切るのに半月はかかるからその間劣化していくことも否めません。
もうちょっと良くならないかなぁ。
精米機を買う
よくなるであろう方法はなんとなく知っています。
しかし、見て見ぬ振り、というか、それにそこまで効果があるのかよくわからなかったせいで、踏み出せずにいました。
しかし、やっぱりいちいち精米しに行くんだったら、
「精米機買おうや」
というのが正しい意見でしょうね。
- 安い買い物ではない
- 置く場所がない
- 逆にめんどくさい
というデメリットばかりに目を向け、
- そこまで高価じゃなくても性能が良い精米機がある
- 置く場所は作れる
- ほんの3分で精米できる
という可能性を見過ごしていたのです。
はい、可能性を真正面から捉えましたので、
精米機お買い上げ〜♪
まとめ:ご飯を美味しく頂くためには精米したてが一番!
精米後1分もしないうちに洗って炊けるご飯、これはやはり『革命』でした。
よく精米機はいいという話は聞いていましたが、ここまでいいとは想像していませんでした。
我が家は、おそらく旦那と私が精米所に行くのがめんどくさくなってしまったのが大きかったですが、それもある程度の回数通って初めて抱いた感想です。
やっと気づけたという感じでしょうね。
もしまだ気づけていない方、もしくはもう随分前から気づいているけどそのまま見て見ぬ振りをしている方、精米機買ったほうがいいです。
ご飯は日本人の基本食ですよね。
そのご飯が、劣化したものではなく新鮮でピカピカの米で炊けたとしたら、きっと食卓が一気にレベルアップするのではないでしょうか。
今まで食べていたものとの違いがこんなにはっきりわかるって、どういうことでしょうね。
詳しい効果と精米機のあれこれについてはこちらの記事↓↓↓にまとめています。ご一緒にどうぞ〜♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。